
コムローイ祭り2022・ツアー予約受付中!
チェンマイのコムローイ祭り2022の開催日が11月8日と9日に決定!現地ツアーが売り切れ続出中の中、トラベル・スタンダード・ジャパンでは、日本からのツアーを予約受付中です。2022年こそ「死ぬまでに一度は見たい絶景」を堪能しましょう。
チェンマイの誇り!コムローイ祭り2022開催決定!
タイ・チェンマイが最も美しく光り輝くコムローイ祭り。2022年は11月8日と11月9日に決定しました。日本から自力でいくと、とても大変なコムローイ祭り。日本かあツアー予約がマストです。
コムローイ祭りとは?
「塔の上のラプンツェル」のモデルになって以降、世界的な人気を誇るイベントとして知られるようになったチェンマイのコムローイ祭り。「コムローイ」だけが独り歩きし、まるでその日、チェンマイだけでイベントがあるのだと勘違いしている人も多いのですが、この日はタイ全土が「ロイクラトン」と呼ばれる祭りの日。
13世紀のスコータイ王朝で、川の女神へ感謝を捧げるため、バナナの葉でハスの花を形どった灯篭を作り、川へ流したことが始まりです。タイ語で「ロイ」は流す、「クラトン」は灯篭の事。ロイクラトンはタイ陰暦12月の満月の夜に開催されるため、日程は毎年暦により変わりますが、だいたい毎年11月中旬ごろの事が多く、丁度雨季があけるタイミングにも重なります。
タイ全土では大多数が未だに水場で灯篭を流します。例えば、バンコクではチャオプラヤー川に多くの灯篭が浮かび華やかです。そして本家本元のスコータイのロイカトーンは、かつては日本の大手旅行会がツアーが組むほど知られた幻想的な祭りです。

元々タイで人気のあったスコータイのロイクラトン祭り
片やチェンマイをはじめチェンライなどの北タイ、ほかいくつかの都市は、川ではなく、灯篭を空に放つ「コムローイ上げ」が行われ「イーペン祭」と呼ばれていますが、「イーペン」という言葉よりも「空に放つコムローイ」の方が印象に残り、他国から「コムローイ祭り」と呼ばれるようになりました。あれほど人気のあった元祖スコータイの「ロイクラトン」より、今やチェンマイの「コムローイ祭り」の方が世界的に有名になるとは・・・栄枯盛衰。
一時期はお坊さんの読経の中でランタンを上げる「イーペンサンサーイ」というお祭りこそ、チェンマイでは主流で、その中に「外国人も参加できるよ」という程度の地元のお祭りでした。しかし徐々に巨大化。2015年には環境問題に配慮し、行われなくなり、代わりに「イーペンランナーインターナショナル」という大々的なイベントが開催されるようになります。・・・なんか激しい名前ですね。
現在、多くの人が「コムローイ祭り」と呼び、世界中から参加するイベントは「地元のお祭りに外国人も参加できるよ」という宗教的・文化的なものではなく「世界中の人がイーペン祭を体験するための会場」という、最初から世界中の人に門戸を開いたイベント色の強いものです。

世界中の人が押し寄せる大規模イベントに成長したコムローイ祭り
タイ「チェンマイ・コムローイ祭り2022」開催を発表
アジアで最も早くワクチン接種を条件に世界中の観光客を受け入れたタイ。2022年のコムローイ祭りを発表。
今年は外国人観光客3年ぶりに参加できます!
新型コロナウィルスという「悪」を1日も早く連れ去ってくれるよう神に祈りを捧げてくれることでしょう。

観光客受け入れはアジアで一番早かったタイ!
日本から自力で行けるのか?チェンマイ・コムローイ祭り2022
さて、ここで最も気になることと言えば、我ら日本人は2022年の「コムローイ祭り」に参加できるのかということ。
最も問題なのは、帰国時に日本政府指定の陰性証明をもらわなければならないということでしょう。
世界中から「日本は遅い」と言われる水際対策ですが、2022年8月、世界一感染が拡がっている国となってしまいました。
恐らくこの陰性証明については帰国者にとって最後の水際対策として残るのではないかと言われています。
そうなるとやはり帰国者に全ての責任を持ってくれるツアーが一番安心。
ツアーの予約だけしておこう!
すでに予約受付を開始している旅行会社トラベルスタンダードジャパン。
2022年コムローイ祭りの個人手配は危険!
「自由に動きたいからチェンマイは個人手配する」「毎年行ってるから航空券をいつものように予約する」・・・と思う人も多いのではないでしょうか?はいっ!筆者もそうです。
でもコロナ禍の海外旅行予約、個人手配は危険すぎます!
エアラインを個人で予約すると、先方は必然的に「この人は帰国時に陰性証明を取得できる人だ」という認識を持ちます。だからもしあなたが陰性証明書が取得でなくても飛行機は飛ばす上に、返金なんてありえません。もちろんキャンセルができる航空会社も一部ありますが、全額返金とはいかないはず。
コムローイ祭り期間中はホテルに関しても満室になある場合が多いですが、予約サイトやホテル公式サイトで取ると「キャンセル不可」の料金帯があります。特にコムローイ祭りは外国人観光客や、他の都市に住んでいるタイ人も大勢やって来るので、ホテルが満室に。そんなピークシーズンに個人でホテルを予約し航空会社を抑えるのは大変。

やっぱりこの光景は、最後まであきらめたくない!
チェンマイの年越しカウントダウンもコムローイ祭り並み!
お互いが選んだ国だと言うのに、なかなか進まない入国制限緩和。もう少し先に希望をつなげないものでしょうかね。
タイの中でも特にチェンマイに足しげく通う筆者としては、トラベル・スタンダード・ジャパンのコムローイツアーを予約しつつ、裏技として、12月31日のカウントダウンあたりのフリーツアーを予約しようと狙っています。もちろん、トラベル・スタンダード・ジャパンのツアーで。
なぜって?
だって最悪は両方とも行けないかもしれない訳ですよね。トラベル・スタンダード・ジャパンなら損しないので、予約だけしておこうという訳ですよ!ふふふっ。
チェンマイの空がコムローイで埋め尽くされ光り輝くのは、コムローイ祭りと言われるイーぺン祭だけではないんです。
世にいう年越し。カウントダウンが行われる12月31日も、コムローイ祭りのような光景が楽しめます。コムローイ祭りのように一斉に上げてその華やかさを見るイベント会場もいくつかありますが、コムローイ祭りのように何千人も集まって・・・というスケールではなく、少し大きめの会場が数か所ある、という印象。しかしわざわざ出かけるというよりは、自分の住んでいる街で上げるのが年末年始のコムローイ上げ。年末年始の大会場でのコムローイは、会場近くにホテルを取る以外はおすすめできません。シーロー(乗り合いバス)は終了しトゥクトゥクは出払ってしまい、観光客は帰りの足の確保が大変でやっとタクシーやトゥクトゥクを捕まえることができても、法外な値段を要求される場合が多いのです。
無理に集まるのではなく、自然と自分の住む町で、祈りを込めてコムローイを上げる。実はそれこそが本来のイーぺン祭だったはず。そんな経験を年末年始の年越しコムローイでは体験していただきたい!
筆者のおすすめは旧市街のターペー門や旧市街内の寺院付近。

思い思いに好きな時に、好きな場所で上がるコムローイ

日没と同時に旧市街にはぞくぞくと人が集まってきます
年を明かすためのお祭り騒ぎということでで、地元チェンマイっ子、ここぞとばかりに冬の装いのおしゃれを楽しむバンコクからのタイ人旅行者、外国人旅行者が旧市街へ繰り出します。ターペー門には大きなステージが作られ、タイの有名歌手のライブも。
のんびりまったり年越しの時間を過ごしたい人はターペー門のホテルやバーが路上に出している席を早めにゲットし。お酒を飲みながらコムローイを上げると良いでしょう。空を流れるコムローイの美しさはもちろん、乾杯しながらカウントダウンの瞬間にはみんなで「サワッディピーマイチャ~オ(新年おめでとう)!」の挨拶。その場にいる人すべてがお酒を飲みながら笑顔で新しい年を祝う姿に感動してしまいます。

ターペー門のステージは身動きが取れないほど人がいっぱい!

道端に所狭しと飲める席が並ぶターペー門
コムローイ祭りも、年末年始も、地元チェンマイっ子は少し郊外の寺院や実家の周辺、旧市街、ピン川などお気に入りの場所でコムローイを上げます。年末年始はコムローイの光が一か所に集中することはありませんが、広く、途切れることのない灯りが空に立ち上り、なかなかの美しさですよ!

コムローイ祭りよりは控えめながら、自然な美しさ

作られた集団美ではないところが魅力
こちらはワットチェディルアン。敬虔な仏教徒ながら、飲みまくって年越しする人もいれば、祈りながら年を越す人たちもいるタイ。寺院では祈りを捧げる信者たちを迎える準備が整っています。タイ正月(ソンクラーン)は4月ですが、なぜか元旦にも準備をする風習は日本のお寺と同じ。コムローイを追いながら町を歩いていると、こういった厳かな風景に出合うことができるのもチェンマイの魅力です。

ワットチェディルアンの新年準備
そしてもう一つ。ピン川沿いにかかる小さな鉄橋「クアレック橋」もおすすめ。何の変哲もない橋ですが、タイでは映画のロケによく使われる、タイ中にファンのいる橋です。コムローイはすでに空高く上がっているものを見ることになりますが、なんといっても周囲に高い建物がないのでカウントダウンの花火がきれいに見えます。

クアレック橋のコムローイ上げ

年末年始の花火が良く見える場所としても知られています
コムローイ祭りもチェンマイ・カウントダウンも可能性に賭けてみては?

目指せ!2022年チェンマイでコムローイ
(アジア専門ダイヤル)