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タイの旧正月“ソンクラーン”を徹底解説|時期・過ごし方・注意点

タイの旧正月「ソンクラーン」は、毎年4月に行われるタイの最大級の伝統行事。水かけ祭りとして知られていますが、実は家族や仏教行事と深く結びついた祝日でもあります。この記事では、2026年の日程や由来、都市ごとの違い、旅行者が知っておきたい注意点までわかりやすく解説。ソンクラーン時期のタイ旅行が「あり」か「なし」かも含めて詳しく紹介します。

タイの旧正月「ソンクラーン」とは?

街中で水鉄砲や水の入ったバケツで次々と水をかけあう様子が見られる

タイの旧正月「ソンクラーン」は、毎年4月に行われるタイ最大級の祝祭です。タイの季節は大きく3つに分けられ、その中で「暑気」と呼ばれる猛暑日が続く季節が4月にあたり、互いに水を掛け合って暑さを凌ぎます。

水かけ祭りとして世界的にも知られていますが、その背景には仏教文化や家族を大切にするタイの価値観が息づいています。

まずは、ソンクラーンがどんな行事なのか、基本から見ていきましょう。

 

タイの新年を祝う伝統行事

ソンクラーンは、タイの旧暦の新年にあたる伝統行事です。毎年4月13日~15日が祝日となり、タイ全土で盛大に祝われます。

もともとは太陽の位置の移動(サンスクリット語の「サンクラーン」=移動)に由来しており、仏教行事として寺院で徳を積む「タンブン」や、仏像に水をかけて清める儀式が行われます。

現在では国民的祝日として位置づけられ、多くの人が実家に帰省し、家族で新年を迎える大切な期間でもあります。

 

"水かけ祭り"として知られる理由

祝福を願って老人の手に水を注ぐのが古来の意味。

ソンクラーンといえば、水鉄砲やバケツで水をかけ合う光景を思い浮かべる人も多いでしょう。

もともとは、仏像や年長者の手にそっと水をかけて敬意を示す「清めの儀式」でした。水には邪気を払い、新しい年を清らかな気持ちで迎えるという意味が込められています。

しかし禁煙は観光イベントとしての側面も強まり、都市部では大規模な水かけイベントへと発展。

その賑やかなイメージが広まり、”水かけ祭り”として世界的に知られるようになりました。

都市ごとに異なる盛り上がり方ーバンコク/チェンマイ/地方都市の違い

タイのイベントや祝儀は、同じテーマであっても年によって雰囲気が大きく異なるのが魅力のうちの1つです。

◆バンコク:スケール感とエンタメ性

首都バンコクでは、商業施設や観光地を中心に大規模な装飾やイベントが展開される。大型ショッピングモール前の特設ステージ、ライトアップ、SNS映えするフォトスポットなど、都市ならではの華やかさが特徴です。

観光客も多いため、英語対応や外国人向けの演出もあり、はじめてタイを訪れる旅行者でも参加しやすい雰囲気があります。

ただ、バンコク全域がこのようなお祭り騒ぎになると言うより、限定されたエリア(シーロム、カオサン、大型商業施設前など)で開催されているといった印象。このため、賑やかなお祭り騒ぎは少し苦手・・・と言う人は、都庁の発表や警察の交通規制情報を事前に確認しておくと良いでしょう。

◆チェンマイ:伝統とローカルの温度差

一方で、チェンマイでは観光地でありながらも、より地域色の強い祝祭の姿が見られます。旧市街の寺院周辺やローカル市場では、地元住民が主体となった催しが行われ、観光客も自然とその輪に溶け込むと言った印象です。

バンコクのように賑やかなお祭り騒ぎと言うよりも、ゆったりとした空気の中で伝統に触れると言うのがチェンマイならではのスタイルです。

◆地方都市:生活と地続きの祝祭

さらに地方都市では。観光イベントと言うよりも「生活の延長線上」として祝祭が行われます。

規模は大きくなくても、家族や近所の人達が集まり、食事を囲み、祈りを捧げる。そこに外から訪れた旅行者が混ざることで、よりリアルなタイの日常文化を垣間見ることができます。

このように、同じタイでも都市ごとに表情はまったく異なります。滞在エリアによって体験の質が変わる点も、旅の計画を立てる上で押さえておきたいポイントです。

2026年のソンクラーン開催はいつ?

◆2026年の開催日程(4月13日~15日)

2026年のソンクラーンは、4月13日(月)~4月15日(水)の3日間です。これはタイの法定祝日であり、毎年基本的に日付は固定となります。旅行計画を立てる際は、この3日間を軸に考えると良いでしょう。

ただし、実際の水かけイベントはこの日程だけに限らない場合もあります。

詳しい情報はタイ政府観光庁の公式をご確認ください。

◆地域によって延長されることも

都市によっては、祝日期間を過ぎてもイベントが続く場合があります。

特に有名なのがタイ東部チョンブリー県に位置するパタヤ。ここでは例年、祝日後の週末に「ワンライ(Wan Lai)」と呼ばれる延長イベントが開催され、数日水かけ祭りが続きます。

また、バンコクの一部エリア観光地でも、週末に合わせて独自イベントが行われることがあります。

そのため、「静かに過ごしたい人」「本格的に参加したい人」どちらも滞在都市ごとのスケジュール確認をしておきましょう。

◆帰省ラッシュと交通事情

ソンクラーンはタイ最大級の帰省シーズンでもあります。多くのタイ人は地方の実家へ戻るため、祝日前後は国内移動の混雑が予想されます。特に首都バンコクの渋滞は通常時の帰宅ラッシュだけでも世界でワースト1位になるほど・・。さらに今回のソンクラーンのようなイベントが重なるとより混雑状態が悪化することになります。

・長距離バスや鉄道のチケットは早期完売

・高速道路の渋滞

・空港の混雑

・交通事故増加

旅行者にとっても移動は余裕を持つことが安全な旅行をする上で重要です。出来るだけストレスフリーで過ごすためにも、チケット確保は前もって行うことを心がけておきましょう。

なぜ水をかけるの?由来と意味

 

◆本来は仏像や年長者に水をかける儀式

タイのみずかけ祭り「ソンクラーン」は、もともと無差別に水をかけ合うお祭りではありませんでした。本来は、新年を迎えるにあたり、仏像や家族の年長者の手にそっと水をかける儀式が中心でした。

この水は、香りをつけた「聖水(ナム・オップ)」と呼ばれることもあり、敬意と感謝の気持ちを表すもの、年長者の手に水をかける行為は、これまでの感謝と新年の祝福を願う気持ちを示す大切な伝統でした。

つまり、水は敬意を込めた祈りの象徴だったのです。

◆清めと厄払いの象徴

水をかける行為には、清めや厄払いの意味があります。タイの旧正月は1年で最も暑い時期。そのため、体を洗い清めることは、物理的な涼しさだけでなく、心身の浄化を意味します。

◆観光イベント化した背景

現在のソンクランは、水鉄砲やバケツで水をかけ合う大規模イベントとして世界的に知られています。

この変化の背景には、観光産業の発展があります。1980年以降、タイ政府はソンクラーンを国際的な観光資源として積極的にPRしました。

もともとあった「水で清める」という文化が、初期の気候とも相まって「水かけ合戦」へと発展。

都市部ではエンターテイメント性が強まり、伝統的な儀式と観光イベントが共存するかたちへ変化していきました。

実は家族行事でもあるソンクラーン

◆実家に帰る人が多い理由

ソンクラーンは、単なる水かけイベントではありません。タイではこの時期、多くの人が故郷へ帰省します。

家族と新年を迎えることは、とても大切な習慣。そのため、バンコクのような大都市でも人が一気に減り、街が静かになります。

観光客にとってはお祭り騒ぎの印象が強いソンクラーンですが、タイの人々にとっては家族と過ごす時間という側面もるのです。

◆寺院でタンブン(徳積み)

ソンクラーン期間中は、多くの人が寺院を訪れます。僧侶に寄付したり、仏像に水をかけたりして徳を積むタンブンを行うのが伝統的な過ごし方です。

◆スーパーや街の様子の変化

街の様子も、この時期ならではの雰囲気に変わります。スーパーやショッピングモールには、水鉄砲や防水ケース、速乾性の服などが並びます。また、顔に塗る白い粉(ディンソーポン)もこの時期の定番アイテム。

お祭りが近づいていると感じるのは、こうした街の変化からかもしれません。

旅行者が知っておきたい注意点

ソンクラーンなどのイベント時は交通規制や渋滞がさらにひどくなる可能性も。移動には余裕を持っておくのがお勧め。

◆濡れてもいい服装が必須

ソンクラーン期間中は、基本的に濡れる前提で行動しましょう。観光地や繁華街では、昼夜問わず水をかけられる可能性があります。

白い服やすけやすい素材は避け、速乾性のあるTシャツや短パンなど、動きやすい服装がおすすめです。また、滑りにくいサンダルや防水シューズもあると安心です。

◆スマホ・財布の防犯対策

もっとも注意したいのが電子機器。防水ケースに入れていても水圧や長時間の浸水で故障する場合があります。ジップロックや二重の防水対策をしておくと安心です。

また、ソンクラーンなどのイベントでは外国人客の参加が多く、窃盗被害も出ているのが事実。所持金は最低限にし、貴重売品は肌身離さず持ち歩きましょう。隙を狙われやすいので十分注意してくださいね。

◆アルコール絡みのトラブル

ソンクラーンは祝祭ムードが強く、アルコールも広く楽しまれます。ただし、飲酒運転やトラブルも社会問題になっており、毎年事故が増加する時期でもあります。観光客であっても、夜間の移動や人混みは特に注意が必要です。

◆交通規制・Grab事情

ソンクラーン期間中は交通事情も大きく変わります。

・一部道路が封鎖される

・タクシーやGrabが捕まりにくい

・料金が高騰することがある

と言ったケースも珍しくありません。移動が必要な日は、時間に余裕を持ったスケジュールを組むことをお勧めします。

ソンクラーン時期のタイ旅行はあり?なし?

◆思い切り楽しみたい人には最高

結論から言えば、ソンクラーンは「思い切り非日常を楽しみたい人」にとっては最高のイベント。

街全体が祝祭ムードに包まれ、水をかけ合う一体感は他では味わえません。特にバンコクのシーロム通りやカオサン通りなどは世界中の旅行者が集まる大規模イベントになります。

「どうせ行くなら特別な体験がしたい!」

そんな人にとって、ソンクラーンは忘れられない思い出になるでしょう。

◆静かに観光したい人には不向き

一方で、寺院巡りや街歩き、ゆったりしたカフェ時間を楽しみたい人には、やや不向きな時期でもあります。

繁華街ではほぼ確実に水をかけられ、移動もしづらくなります。観光スポットによっては営業時間が変わることもあります。

濡れたくない、予定通りに動きたいという人は時期をずらす方がストレスは少ないです。

◆ホテル選びのポイント

ソンクラーンの時期に旅行するなら、ホテル選びも重要です。

・水かけエリアの中心部に泊まるか

・少し離れた静かなエリアに泊まるか

思い切り参加したいらた、イベント会場近くの宿泊が便利。

逆に、ゆっくり過ごしたい時間もある場合はBTS沿線でも繁華街から少し離れたエリアがおすすめ。

また、濡れたまま戻れる環境や、ランドリーサービスの有無も意外と重要なポイントです。

 

まとめ

タイの旧正月「ソンクラーン」は、単なる水かけイベントではありません。

もろもとは仏教や年長者に水をかけ、敬意と感謝を表す伝統行事。そこには「清め」や「厄払い」といった精神的な意味がこめられています。

現在では観光イベントとしての側面も強くなりましたが、その背景には家族と過ごす時間や寺院で徳を積む文化が息づいています。

旅行者にとっては、思い切り非日常を楽しめる特別な体験。イベントの特徴さえ理解すれば体験価値の高いシーズンのひとつなのです。

ぜひあなたの旅行計画に組み合わせてみてはいかがでしょうか。

 

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