ニース、ヴァンス(フランス)旅行体験記・レビュー『憧れのホテルネグレスコに宿泊し最高の思い出に! 南仏ニースを満喫した幸せな6日間の旅』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのニース、ヴァンス(フランス)旅行をお楽しみいただけます。
ニースのランドマーク、ホテルネグレスコに宿泊したい!
南仏は大好きな場所で毎年のように個人手配で訪れていますが、今回初めてニースに宿泊してきました。最高級のホテルネグレスコに滞在できるという御社のツアーに惹かれて、申し込みをさせていただきました。フランス気分を盛り上げてくれるエールフランスでのフライトに、なかなか泊まることのできないホテルへの滞在が実現し、最高の思い出になりました。ネグレスコは、施設自体が美術館のようで、もちろんサービスも一流。途中で、南仏で例年訪れているヴァンスでの滞在も挟み、ニースの街も満喫。幸せな時間を過ごすことができました。
1日目〜2日目、ニースに到着後念願のホテルネグレスコへ
羽田空港から夜に出発しました。今回利用した航空会社はエールフランスです。機械によるチェックインが出来ず、長い列に並ぶ羽目になりましたが、フライトではラッキーなことに往復ともに3人掛けの席を2人で利用できました。機内食もとても美味しく、カトラリーなどは環境に配慮されていて感心しました。経由のパリ、シャルル・ド・ゴール空港では、ターミナルが近かったため、余裕を持って乗り換えができました。搭乗口の近くのカフェで軽食を取りながらの待機。サンドイッチや飲み物も充実しているカフェで、昨年の南仏旅行でもこちらで待っていたことを思い出しました。
ニースには朝8時半に到着。朝から行動できたので、ホテルに荷物を預けた後、近くのカフェで海を眺めながら軽食を楽しみました。その後、プロムナード・ザングレを散策し、展望台に登りました。エレベーターはシャッターが下りており使用できず、階段を利用しましたが、ニースを一望でき、美しい海岸線を写真に収めることができました。

到着後朝食をいただいた海沿いのカフェにて

プロムナード・ザングレ

展望台から見える美しい景色
そして、マセナ広場にあるギャラリー・ラファイエットで買い物をし、免税手続きも済ませた後、念願のホテルネグレスコへチェックインしました。まさか泊まれるとは思ってもみなかった最高級ホテルで、服装に悩みましたが、他の観光客もカジュアルな格好で安心しました。ロビーからお城のようで、細部まで装飾が素晴らしかったです。各階には絵画や彫刻があり、まるで美術館のよう。お部屋は海側ではなかったものの、広く清潔で、最高のおもてなしを受けました。併設のブラッスリーラ・ロトンドでのディナー、そして朝食バイキングも素晴らしかったです。

ホテルネグレスコ

ホテル内のクラシックなエレベーター

客室の壁にも可愛いアートが
3日目、バスに乗って馴染み深いヴァンスへ
ホテルで素晴らしい朝食をいただいた後、バスでヴァンスに向かいました。ヴァンスは毎年のように訪れている大好きな街。今回も、馴染みのホテルに1泊だけしてニースに戻る計画を立てていました。ホテル近くのバス停から空港まで行き、そこから再びバスを乗り換え、1時間弱でヴァンスに到着です。
最初に訪れたのは、マティスが手掛けたロザリオ礼拝堂。ヴァンスを訪れるたびにお参りしていますが、今回は特に興味深く見学しました。現在東京の国立新美術館で展示されている礼拝堂をそっくりに模した作品と、ここで見る本物とを比較してみたかったからです。今回は、開館の9時から訪れました。礼拝堂を出ると、すでに観光バスが2台停まり、団体観光客の行列ができていましたので、早めに行けてラッキーでした。礼拝堂からは旧市街がよく見えます。また、旧市街の展望台からも礼拝堂が眺められ、いつも両方訪れては、その景色を写真に収めるのが楽しみでもあります。そこで、礼拝堂を見学した後は、旧市街まで足を伸ばし、展望台で礼拝堂を望み、美しい景色を堪能しました。礼拝堂から展望台までの距離は徒歩で約30分。散歩にちょうど良い距離です。

ロザリオ礼拝堂から望む旧市街

ロザリオ礼拝堂
その後、旧市街のブラッスリーでランチを楽しみました。この日は、ヴァンスでの常宿マ ドゥ ヴァンス ホテルのレストランでディナーを楽しみ、宿泊。こちらは、豪華というよりはアットホーム、いつも心のこもったサービスでリラックスできるホテルです。

毎年のように滞在しているマ ドゥ ヴァンス ホテル
4日目、便利な観光パスを使ってニースの美術館巡り
ヴァンスで1泊した翌日は、朝6時半のバスでニースに戻りました。まずは、観光案内所でフレンチ・リビエラ・パスを購入。南仏の美術館やアクティビティなど、観光をフリーで楽しめるパスです。プラスで料金を追加すれば、バスなどの公共交通機関も乗り放題に。早速このパスを使ってバスでシミエ地区へ向かい、マティス美術館へ足を運びました。ただ、この時ちょうど日本でマティス展が開催中だったため、ほとんど作品は置かれておらず、他の画家の展覧会が開催されていました。マティスの作品に関しては、スタッフの方が冗談で「みんな日本に持って行かれた」と言っていたほど、デッサン以外本当に空っぽでした(笑)マティス作品を期待して行った方はびっくりされると思います。その後、シャガール美術館も訪れ鑑賞しました。

マティス美術館

シャガールの絵が施されたグランドピアノ

シャガール美術館のオーディトリウム(音楽堂)
美術館巡りを終え、帰り道は丘を下るルートを選びました。徒歩でも楽に行ける道で、お散歩を楽しみながらニース旧市街まで下りてきました。途中にはマティスが住んでいたレジナがあり、「ここに住んでいたんだね」なんて言いながら、旧市街へ戻りました。そこからは、小さな観光列車プティ・トランに乗り、音声案内を聞きながらニースの景色を楽しみました。こちらもフレンチ・リビエラ・パスを利用できます。

観光列車プティ・トラン
その日の夜は、ネグレスコホテルに戻ってから、併設のブラッスリーラ・ロトンドでディナーを楽しみました。こちらは朝食の会場でもあります。レストランの方は敷居が高く、一般の人は入れないような雰囲気だったので、今回は気軽に入りやすい、お隣のブラッスリーに行きました。カジュアルとはいえ、非常に上品なフランス料理でとても美味しかったです。

ラ・ロトンド

ラ・ロトンド
滞在最終日、日本人シェフによる独創的なフレンチを堪能後、空港へ
ニース滞在の最終日。ニースの街を散歩した後、日本人経営のレストラン、レ・ドゥ・カナイユでランチを楽しみました。和風出汁のきいたカルパッチョなど、日本人の感覚ならではのとてもユニークなフランス料理に感動。地元の方にすごく人気のあるレストランで、予約は必須です。この日もオープンとともに入りましたが、すぐに満席になりました。ガイドブックにも載っており、日本語で予約が可能です。私たちは店を通りかかった際に直接予約をしました。

レ・ドゥ・カナイユ

レ・ドゥ・カナイユでいただいたフレンチ
その後は、早めにホテルをチェックアウトしてバスで空港へと向かいました。15時頃には空港に到着し、まず、免税手続きを済ませました。帰りは機械でチェックインができ、手荷物検査もスムーズで、その後無事に帰国の途につくことができました。

経由のパリの空港では五輪の公式グッズも

エールフランスの機内食
担当の新井さん、ありがとうございました!
非常に丁寧に対応していただき、誠にありがとうございました。まさか叶わないと思っていた憧れのネグレスコに泊まることができ、夢が叶った旅になりました。元々大好きで通っている南仏ですが、しっかりとニースに滞在するのは初めてでしたので、ニースの魅力を存分に満喫できました。今回利用した観光パスは、他にも色々なアクティビティが可能だったのですが時間が足りなかったので、次回もっと楽しみたいと思っています。




