バリ島(インドネシア)旅行体験記・レビュー『十年越しの夢のバリ島へ!最高のガイドと特典のカーチャーターで満喫した夫婦旅』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのバリ島(インドネシア)旅行をお楽しみいただけます。
紆余曲折でたどり着いた念願のバリ島旅行!
十年前、息子の結婚式をハワイで両家家族だけで行ったことが良い思い出だったため、「次はバリ島で」と漠然と心に決めていました。この度娘の結婚が決まり、意気揚々と「バリ島でやろう」と投げかけたところ、答えは「せえへん」。結婚式も披露宴もパス、ウェディングフォトだけ撮るというあっさりした返事。私の十年越しの夢は跡形もなく消え去り、やけくそで「お父さん自分で行く」と宣言。せっかくなら念願のビジネスクラス、そう、あの個室のようなフルフラットシートを体験してやろうと、渋る妻を何とか説得し、パスポートを更新させました。
まずは旅行代理店へ相談に行くと、「ちょっと待ってよ、そんなにするの」というお値段でした。さすがビジネスクラス、格段にお高くなります。インターネットで検索したところ、予算に合うものを見つけましたが、申し込んだところ、当月の航空券予約が取れないとの返事。すっかり意気消沈しましたが、諦めるわけにはいきません。次に見つけたのがトラベル・スタンダード・ジャパンさんでした。価格もほぼ同じで、特典もついており良さそう。大阪では聞いたことのない会社で、一抹の不安がよぎりましたが、業者登録もされているので申し込んだ次第でした。今回は特典のカーチャーターを利用して、観光地を巡り、自分たちのペースでのんびりと旅を楽しむことができました。安価で快適に楽しい時間を過ごせ、大変満足のいく旅になりました。
波乱万丈の末、ようやくバリ島へ到着
出発当日は関空を午後に出発。フィリピン航空を利用して、マニラ経由でバリ島に向かいました。ビジネスクラスの専用カウンターでのチェックインは、ファストパスももらいスイスイの出だしでした。ところが、搭乗ゲートに着くと天津行きの乗客でいっぱいで、「どうなっているんだ?」と係員に尋ねても「他社のことは分かりません」とのこと。結局、ゲートが変更となり、飛行機は遅延。予定より一時間半遅れての離陸となりました。
マニラ到着は乗り継ぎ便の出発時刻を過ぎており、搭乗員からのアナウンスも一切なし。ただ、一番前の座席だったため、一番最初に降ろしてもらっただけでした。ボーディングブリッジを渡り、「トランジット デンパサール!」と叫ぶと、係員は黙って指をさすだけ。途中の掲示でゲート番号を確認し、やっと出発エリアにたどり着いたものの、お目当てのゲートが見当たりません。諦めかけて売店の店員さんに尋ねると、指さされたのは階段。もうちょっと丁寧な掲示にしてほしかったと思いつつも、乗り継ぎ便が待っていてくれることを祈りながら階段を駆け下りると、そこは人の海。そう、乗り継ぎ便も案の定遅延していたのです。ただ、ここでもビジネスクラスの恩恵を受け、行列をスルーさせてもらい、優先して搭乗できました。 ビジネスクラスの機内食は、コース形式。最初にナプキンを待ってくれ、洋食では主菜は時々加熱したものが提供されます。アイスクリームはハーゲンダッツがそのまま提供される場合とハラルのものが出た場合がありました。

機内食のメイン料理
バリに到着したのは0時近く。ビザ申請は事前にインターネットでトライし、何度もトライ&サーチを繰り返した末に完了していました。また、税関の手続きも同様にオンラインで済ませていましたが、バリ島入島税は支払いが必要とのこと。現地のカウンターで現金で支払おうと思っていましたが、到着ロビーのカウンターが見つからず(閉まっていたよう)、迎えの運転手たちに聞いたら「もうエエンちゃう?」とのこと。ありがたいお言葉に甘えて、今回はパスさせていただきました。オンラインでの事前申請はかなり難儀したのですが、あの苦労は何だったんだろう...。しかし、それよりも困ったのは、入国審査の自動ゲートの感度の悪さで、数か所試しましたが、すべてエラーで通れません。結局、係員がいるカウンターへ行くと、一発で入国完了。飛行機の遅延に長時間の入国手続きと、ヘトヘトな到着になりました。
そんな私たちを空港で待っていてくれたのが、ガイドのDIKAさん。彼も遅延の被害者です。しかし、気持ちの良い笑顔で迎えてくれました。最初に英語で話しかけたところ、「日本語でお願いします」と返され、びっくり。ガイド歴20年のベテランで、ジブリ作品のおかげで日本語を勉強したそうです。しばらく世間話をしているうちに、すっかりDIKAさんの人柄に惹かれ、明日からの予定をすべてお任せすることに。結果的に、これが大正解でした。結局、ホテルに着いたのは予定より3時間ほど遅く、深夜3時過ぎになりました。日本時間では4時。眠いなんてもんではありません。
今回宿泊した「ホテルニッコー」は、日系ホテルとはいえあまりホスピタリティを感じられず、老朽化も目立ち、残念な印象を持ちました。最終日にレイトチェックアウトを申し込んでいましたが、午後になるとカードキーが使えなくなり、再発行をお願いしたところ、「通常のチェックアウト時刻設定でお渡ししています」と言われる始末。「何言うとんねん」と思いましたが、ここは大人しく待っていると再発行してくれたので「サンキュー」と言っておきました。プールは工事中で使用できなかったものの、特典のスパとミールクーポンで何とか堪忍したろかというレベルでした。
2日目 ガイドお任せで楽しむ、のんびりバリ島観光
今回の旅行では、カーチャーター8時間の特典を存分に利用させていただきました。ガイドのDIKAさんには、事前にライステラス、ケチャックダンス、お土産店の3ヶ所のみ希望を伝えましたが、一日で全てに行くのは少し大変とのことで、二日に分けて行くことに。
特典のホテルでのマッサージ(1時間)を受け、昨夜のドタバタで疲れた体を癒してから、12時にいざ出発。途中、DIKAさんおすすめのお店でナシゴレンをいただき、その後、ケチャックダンスが行われるウルワツ寺院へ。旅行会社を通じて事前にチケットを手配もお願いしていたので、夕方18時開演の回のチケットを入手していただきました。会場はスタジアムのような感じで、ものすごい観客数。宗教的な要素が強いと思っていましたが、実際には観光客向けのエンターテイメント要素が強いショーでした。ホテルに戻ったのは20時。特典のミールクーポンでホテル内のイタリア料理店へ。ピザが思いの外大きく、お腹いっぱいになりました。

DIKAさんおすすめのお店で食べたナシゴレン

ケチャックダンス
3日目 ライステラスを満喫し、お土産探しへ
この日は、ライステラスとお土産店へ。ライステラスは写真で見た通りの納得の美しい景色でした。お約束のブランコは、1回(16スイングくらい)2000円成り。現地の方のほぼ日給くらいでしょうか。まあ、観光客プライスといえばこんなものでしょう。ここでDIKAさんに、流行り言葉の「映える」と「金の成る木」を知っているか尋ねてみましたが、やはりご存じなかったのでレクチャーしておきました。

ライステラスでブランコ体験
その後、空港近くのお土産店へ。大きなお店で、ここでまとめてお土産購入は完結しました。24時間営業だそうで、帰国のフライト直前にもう一度寄ってもらって買い足しました。一旦ホテルに戻り、少し休憩した後、夕食はDIKAさんおすすめのローカルフードのお店へ。ここでDIKAさんとはお別れし、帰りは初めてGrabタクシーにトライ。ちゃんとタクシーが迎えに来てくれました。カード決済を選択していましたが、すぐにカード会社から支払い確認のメールが届き安心。

お土産店の広い店内

DIKAさんおすすめのセットで夕食
最終日 スパとショッピングモールを楽しみ、帰国へ
最終日は、御社おすすめのスパ(2時間7000円)とバリコレクションというショッピングモールを訪れました。どちらも送迎やシャトルバスがあるので、DIKAさんはお休みです。と言っても、夜行便での空港への送迎はお願いしていたため、ホテルで一緒に夕食を食べることに。帰りのフライトは遅延もなく、定刻通り出発し、無事に帰国しました。
楽しみだったビジネスクラスは、搭乗したのが旧型機だったためフルフラットは体験できず。おまけにディスプレイもなく、がっかりな結果でした。新型機は成田からの直行便に持っていかれたようです。機内サービスは特段感激することもなく、何やこんなもんかという気持ちが大きく…外国の航空会社の感覚とはこんなもんでしょうか。ビールのコップに氷を入れて持ってくるのは勘弁してほしかったです(笑)。良かった点は、ラウンジ。特にマニラはさすがお膝元だけあって広く快適でした。最近ターミナル1に引っ越したようです。

快適だったマニラのラウンジ
大藤さん、ありがとうございました!
担当の大藤様、予約段階から大変お世話になり、本当にありがとうございました。最初は東京の知らない会社ということで少し不安でしたが、丁寧な対応に感謝しております。マリンや寺院といったオーソドックスなポイントは一切無視した旅でしたが、ガイドのDIKAさんの人柄に恵まれ、私たちなりにバリを満喫しました。ポイントを効率よく巡りたい方には、お安く、快適に過ごせる御社のカーチャーターは本当におすすめです。最初は東京の知らない会社と言ってごめんなさい。




