バルセロナ、マドリード(スペイン)旅行体験記・レビュー『スペイン料理とガウディ建築に魅了された母娘旅 バルセロナ、マドリード各都市の魅力を満喫』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのバルセロナ、マドリード(スペイン)旅行をお楽しみいただけます。
ガウディの魅力と美食を堪能したスペイン旅行
母娘でバルセロナとマドリードへの旅行を楽しんできました。計画途中で興味を持った友人も同行し、三人でのスペイン旅行になりました。急遽1週間の休暇を貰えた娘からの「ママどこか行きたい場所ある?」との問いに、「スペイン」と即答したことから計画した今回の旅。航空会社を自分で探すのが難しかったので、インスタの広告から御社の羽田発のスペイン旅行を見つけ、手配をお願いしました。
スペインを一言で表すならば、「食事とガウディ」です!マドリードではトレドとセゴビアまで足を伸ばし、バルセロナではガウディの建築を堪能。ガウディの建築を現地で見て初めて「私、こんなにガウディが好きだったんだ」と、すっかり虜になりました。スペイン料理は、魚介類中心で薄味で美味しく、日本人の舌に合う美味。短い旅程では全てを見ることができなかったので、絶対に再訪したいと思いました。
バルセロナに到着後、早速カサ・ミラを見学
羽田を夜に出発し、ドーハで乗り換えスペインに向かいました。ドーハまでのJAL便では、プレミアムエコノミーだったため、ビジネスの座席との境の一番前の広い座席で、とても快適なフライトでした。ドーハでの待ち時間は3時間ほどで、長すぎず短すぎずちょうどよかったです。バルセロナまではカタール航空を利用しましたが、食事は今ひとつと感じました。
バルセロナには14時半頃に到着。タクシーでホテルに向かい、荷物を置いた後、すぐに見学の予約していたカサ・ミラへ向かいました。100年前の建築物なのに、今でも本当に住んでいる方もいらっしゃるとのこと。とにかく美しく、素晴らしい建物でした。直線が一つも使われていないというところに感動しました。

カサ・ミラ

カサ・ミラ

カサ・ミラ

カサ・ミラ
続いて、市内を散策し、ロエベ本店で少しお買い物した後、ロエベの近くの人気のレストランに予約なしでたまたま入ることができ、魚介中心のタパスをいただきました。スペイン料理は、どれも食材が新鮮で、味付けがしつこくなく、とても美味しかったです。
滞在したホテルサントアグスティは、簡素だったものの、立地は非常に良かったです。目の前に教会があり、通りを挟んだ向かいには市場があったので、食事や買い物には困りませんでした。
ガウディ建築巡りで、その魅力の虜に
スペイン旅行の2日目は、ガウディの建築を満喫する日となりました。まずは朝からグエル公園を訪問。地下鉄とバスでアクセスしましたが、スペインの公共交通は分かりやすく、個人でも簡単に行くことができました。広大な敷地は散策するのに時間がかかりましたが、有名なベンチは、最高の座り心地で、腰にフィットしたアールに感動しました。
その後は、ホテル近くの市場でランチ。ガラスケースの中に並ぶ海産物がどれも美味しそうだったBar Clemen'sでというお店でいただきました。直感で選んだお店だったのですが、何を食べても美味しく、翌日も通うほどお気に入りのお店に。特に日本で食べたことのないマテ貝やパエリアなど、どれも新鮮な食材を使っていて美味しかったです。
ランチの後はサグラダ・ファミリアを訪れました。一生で一度は見てみたいと思っていた場所なので、感無量。どこを切り取っても美しく圧巻でした。夕陽がステンドグラスを通して降り注ぐ様子は、特に美しかったです。

サグラダ・ファミリア

サグラダ・ファミリア
その後、ホテル近くの市場に戻り、オリーブオイルなどのお買い物を済ませた後、カサ・バトリョを訪れました。入場するとドリンクサービスがあり、シャンパンを選んで美味しくいただきました。100年も昔によく考えられたなというほど素晴らしい建築でした。タイルが貼ってある部分が海をイメージしていると伺い、それがとても素晴らしかったです。
この日はよく歩き、歩数計を見ると何と2万歩を超えていました。さすがに疲れたので、夕食はホテルの近くのバスタ屋さんで軽く済ませることに。ホテル前の大通りにたくさんのお店が並んでいたので、さっと済ませてゆっくり休息を取りました。
マドリードに移動し、王宮を観光
バルセロナ滞在の最終日。ホテルで軽く朝食を済ませて、昨日も訪れた市場のお気に入りのお店で食事を楽しみました。顔を覚えてくださっていた店員さんの親切な心遣いで、おまけで1皿サービスをいただけました。また、スマホの翻訳を通じて楽しくコミュニケーションができ、バルセロナの方の温かい人柄に触れることができました。
お昼にはマドリードへの移動が控えていたため、午前中にバルセロナ最後の観光として、運良く当日に予約が空いていたグエル邸を見学しました。

グエル邸
滑り込みでの見学後、急いで駅に向かうと、予定の電車が1時間遅延のお知らせが。せっかく駆け足で来たのに、という思いもありましたが、駅の売店でサンドウィッチを購入し、電車でいただきました。
遅れのため、マドリードには予定より1時間遅れの16時半頃に到着。すでに17時半にマドリード王宮の予約をしていたので、ホテルに荷物を置いてから、ギリギリの時間で王宮へ向かいました。スタッフには少々追い立てられましたが(笑)、せっかく来たからにはと駆け足で1時間ほど見学させていただきました。
マドリードでの滞在先は、ベストウエスタン ホテル ロス コンデス。周囲に階段が多く、少し難儀でしたが、お部屋は広くて快適に過ごせました。 夕食はホテル近くの大通りにある4つ星のレストランでいただきました。マドリードは大きな街なので、料理の盛り付けやお値段も華やか。マドリードのお料理も美味でしたが、バルセロナの方がお値打ちだと感じました。
世界遺産トレドとセゴビアの観光ツアーへ
マドリード滞在の二日目は、世界遺産トレド&セゴビア 1日観光ツアーを予約していました。早朝の出発だったため、前日に購入しておいた食事を部屋で軽く摂り、7時45分にラス・ベンタス闘牛場広場へ集合しました。
多くの城が点在し、中世の風情を感じさせるトレドは、非常に美しい都市でした。ランチは、セゴビアにある大きなレストランで子豚の丸焼きをいただきましたが、非常に美味しく印象に残っています。その後は、古代ローマ時代の水道橋が残るセゴビアの風景も楽しみました。日本人ガイドの丁寧な説明を聞きながら、両都市の歴史的建造物を巡ることができました。石畳の道は歩きにくく、少々ハードでしたが、各都市の魅力を存分に堪能しました。

トレドの街並み

セゴビアにて
夕方早めにマドリードに戻り、人気のレストランでディナーを食べようと向かいました。ただ、予約方法が分からず、開店時間の19時半よりだいぶ早く、18時頃に到着して並ぶことに。その間、何度もスタッフが外に出てきて、開店時間を手振りで教えてくれましたが、周囲に特に行き場がなかったため、ひたすら待っていました。開店時間になるとすぐに入店させていただき、早くから並んでくれたお礼という意味か、次から次へとお料理を出してくれました。料理が運ばれてくる度に、ゆっくり食べてねと身振り手振りで伝えてくれました。言葉が通じない中でも、スタッフの仕草から優しさを感じ、心遣いがあまりにも嬉しかったので、日本製のポテトチップスをプレゼント。すると、新たに料理をサービスいただきました。短い時間でしたが、現地の方の優しさに触れ、とても温かい時間を過ごせました。
最終日、日本の航空会社の丁寧なおもてなしに感動
帰国日は、朝から近くの公園でゆっくりと散歩を楽しみ、近所のデパートエル コルテ イングレスを訪れました。好みのアイテムがたくさん並んでいて、もっと早く訪れていればよかった!と思いました。スペインの靴ブランド「YANKO」で、三人それぞれ気に入った靴を購入。午前中はショッピングを満喫し、お昼には空港へと向かいました。
経由のドーハでは、7時間のトランジットを過ごす必要がありましたが、ドーハの空港は綺麗で無料の休憩スペースもあり、ゆっくり休むことができました。ただ、物価は高く、ジュース一杯がなんと約1600円。使いすぎには注意が必要と感じました(笑)
ドーハからの帰国便はJAL便で、搭乗の2時間前からゲートで待機していると、JALのスタッフが一列に並んで乗客一人一人に丁寧に挨拶してくれるのを見て、大変感動しました。その後、機内で乗務員の方に先程の感謝を伝えたところ、「ご安心ください、ここはもう日本ですよ」と仰っていただき、一気に旅の疲れがほどける感じがしました。やっぱり日本語が通じない場所で、旅中スマホや身振りでコミュニケーションを取るのに、気が張り詰めていたんでしょうね。安心感が湧きました。帰国する際に日本の航空会社を利用できて、本当に良かったと感じました。
担当の小杉さん、大変お世話になりました
やり取りをするなかで、こちらの状況も変わっていき、人数や出発地、出発時間など変更を度々お願いしましたが、全ての要望にお応えいただき、感謝しております。特に、娘の仕事の都合で深夜の羽田発便が最適だったのですが、その存在を教えていただき、手配できたおかげで、無理なくスケジュールを組むことができました。スペインは意外と交通の便がよく、タクシーの運転手も親切で、個人での旅行でも安心して過ごせました。見どころが多く、一週間では足りないほど素晴らしい国でしたので、また必ず訪れたいと思っております。次回も是非よろしくお願いいたします。




