マドリード、バルセロナ(スペイン)旅行体験記・レビュー『名画鑑賞とガウディ建築を満喫した マドリード&バルセロナ7日間の夫婦旅』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのマドリード、バルセロナ(スペイン)旅行をお楽しみいただけます。
夫婦で初めてスペイン旅行へ
マドリードとバルセロナへの旅行で大変お世話になりました。初めてのサグラダ・ファミリア見学とピカソ作品「ゲルニカ」を見られるソフィア王妃芸術センターに行くことを楽しみにした旅でした。バルセロナではモンセラットツアーも体験し、各都市を満喫してきました。スペイン2都市を巡る1週間の旅を計画していたところ、飛行機、現地での都市間移動、ホテルがセットになっている御社のプランに辿り着き、手配をお願いすることにしました。旅程については、ほぼ問題なく予定通りに進行。ホテルも良い場所にあり、朝食も非常に美味しく快適に過ごせました。
エールフランスを利用し、羽田からマドリードへ
エールフランスの便で羽田を夜に出発しました。オンラインでチェックイン済みだったので、羽田空港でのチェックインは荷物を預けるだけでスムーズに完了。エコノミークラスの長いフライトに備え、足が伸ばせる前方の席を確保しようと調べると、30時間前から有料でオンラインチェックインが可能だということを知りました。ただ、気付くのが遅く、一番前の席は1名分しか取れず、もう1名は二列目の席になりました。それでも通路側だったため、快適なフライトになりました。機内食はシンプルではありましたが、エコノミークラスとしては十分な内容。パリでの乗り換えでは、乗り継ぎ便が1時間ほど遅れたため、ゲート近くのカフェでサンドイッチとコーヒーを注文し待機しました。
マドリードに到着したのは、出発翌日の11時半頃。ホテルまではタクシーで移動しましたが、市内中心部で大きなイベントが行われていて、車の侵入が制限されていました。そのため、ホテルまで数キロ大回りせざるを得ず、€30の定額料金のところ、€10余計に支払うことに。ホテルに到着後は、スムーズにチェックインした後、スペイン広場周辺でお店を探索。夜はホテル近くのタパスレストランで食事を楽しみました。

散策中に見つけたハモンセラーノ専門店

スペイン広場にあるドン・キホーテ像

クマとイチゴノキの像
マドリードでの滞在先は、エンペラドールマドリッドというホテルでした。グラン・ビア通りの中心部にあり、どこへ行くにも非常に便利な立地。ホテル自体は少し古かったですが、部屋は非常にきれいで何の問題もなく、朝食も充実していて非常においしかったです。
プラド美術館やソフィア王妃芸術センターで美術作品を鑑賞
マドリード滞在二日目は、午前中からプラド美術館へ足を運びました。非常に規模が大きく、展示作品も膨大で、特に中世や宗教画が多かったです。昼食は軽くマクドナルドで済ませ、午後からはソフィア王妃芸術センターへ移動。こちらでは、特に楽しみにしていたピカソの「ゲルニカ」を中心に見学しました。現代に近い作品が多く、夫婦ともにこちらの方が楽しめました。ただ、こちらも相当な広さで、作品数も多く、数時間では見切るのが難しいほどでした。両美術館ともに、チケット購入に行列ができていましたが、日本で事前にチケットを予約していたため、スムーズに入場できました。帰りがけには、街角のカフェで一息つき、コーヒーとドーナツを楽しみました。

プラド美術館

ソフィア王妃芸術センター

ピカソの「ゲルニカ」
前の晩に訪れたレストランで何かにあたったようで、(考えるとパンにトマトを塗ったパンコントマテくらいしか思い当たらない)特に家内はこの日の朝からずっとお腹の調子が悪くなり、あまり食べられなくなってしまいました。そのため、夕食は近所のお店でサンドイッチを購入し、部屋で静かに過ごしました。
バルセロナへ移動、早速街歩きを満喫
マドリード滞在三日目は、バルセロナへの移動のため、朝早くにホテルをチェックアウト。タクシーでアトーチャ駅へ向かいました。9時発の高速鉄道でバルセロナのサンツ駅へは定刻通りの11時半に到着。昼過ぎにホテルに到着し、30分ほど待ってから部屋に案内されました。

乗車したスペインの高速列車
バルセロナでの滞在先プチ パレス ボケリア ガーデンは、地下鉄のLiceu駅近くにあり、こちらも非常に便利な立地。規模は小振りながらも綺麗で良い宿で、朝食も美味しく、従業員も親切でした。ただ、唯一の問題は、毎日のようにエレベーターが故障し、その時間帯には階段を使わざるを得なかったこと。部屋は3階でしたが、天井が高いため1階分だけでも段数が非常に多く、難儀しました。チェックインの際もエレベーターが動いておらず、荷物を運んでくれたボーイも苦労していました。
チェックイン後は、ホテル近くのランブラス通り沿いの屋外レストランで遅めの昼食をとり、その後はグエル邸を経由して海方面へ。ヨットハーバーの周りやホテル周辺をぶらりと散策しました。
楽しみにしていたガウディ建築巡りへ
バルセロナ滞在の二日目には、まずは地下鉄の10回券を手に入れ、待ちに待ったサグラダ・ファミリアへ。オンラインで入手していたチケットで入場し、上まではエレベーターで、下りは階段を使用しました。教会内部は見ても見ても飽きることのない美しい装飾に溢れていて、感動的でした。ステンドグラスから差し込む外からの太陽光が、室内に色とりどりの鮮やかな光線を映し出し、美しかったです。外に出てからも、正面の広場に行き、建物の全景を改めて眺めました。その後、近くのベーカリーでサンドイッチを購入。地下鉄でホテルに戻り、ランチとしていただきました。

サグラダ・ファミリア

サグラダ・ファミリア
午後はグエル公園を訪れる予定でしたが、こちらも事前にチケット必須の人気スポット。当日券で入れるだろうと甘く見ていたのですが、三日目後までチケットはいっぱいでした。そのため、外から公園を眺めつつ、バスでカサ・ミラへ向かいました。こちらも、曲線を用いたガウディ建築の特徴がよくわかる建物で、後世この独特の感覚を真似た人が多くいただろうなと思いました。バス内ではスリに遭いましたが、すぐに気が付いて無事に取り返すことができました。
標高1236mの岩山頂上にあるモンセラット修道院へ
バルセロナ滞在の三日目、午前中はカタルーニャ広場方面への散策を楽しみました。店舗がぎっしりと並び、ただ歩いているだけでも楽しめます。散策途中には、大型デパートエル・コルテ・イングレスの9階にあるフードコートで休憩。ここは比較的安価で様々な料理が揃っており、街全体が見渡せるので、休憩するには非常に便利な場所でした。その後、予約していたモンセラットツアーの集合場所へ地下鉄で移動。15時からのツアーに参加するため、バスで山の麓へ向かい、そこから歯車式列車で、標高1236mの岩山頂上にあるモンセラット修道院へと向かいました。ツアーでは、信仰のシンボルである黒いマリア像も目の前で鑑賞できました。混雑具合によっては見られない可能性もあるなか、30分程度の待ち時間で鑑賞できて運が良かったです。なかなか見ごたえのあるツアーで満足でした。

モンセラット修道院に向かう歯車式列車

モンセラット修道院

モンセラット修道院

黒いマリア像

モンセラット修道院
家内のお腹の調子も戻ってきたので、夜はホテルのレストランで美味しいパエリアを堪能しました。
最終日はお土産購入後、空港へ
最終日の午前中は、地元のスーパーでお土産を購入。その後、購入したお土産を荷物に詰め込み、ホテルをチェックアウトしました。その後、荷物はホテルに預け、ホテル近くの複雑な小道を散策。前日も訪れたエル・コルテ・イングレスの9階フードコートでランチを楽しんだ後、ホテルに戻りました。15時過ぎにランブラス通りでタクシーを拾い、空港へ。このタクシーの運転手は英語が上手で、とても楽しい方でした。
ハプニングはあったものの無事に帰国
シャルル・ド・ゴール空港での乗り継ぎ時に、家内が知らない間にトランジットエリアから一度外に出てしまうハプニングがありました。空港のWi-Fiを利用して連絡が取れたため、再度荷物検査とイミグレを通り、何とか無事に乗り継ぎ便のゲートまで辿り着かせることができました。帰国便では、30時間前にオンラインチェックインで一番前の壁の前の席を確保。比較的楽に帰ってくることができました。
担当の新井さん、大変お世話になりました
テキパキと非常にスムーズに手配を進めていただき、ありがとうございました。今回、良い旅行会社に出会え、希望通りの羽田発エアフランスの航空券と、非常に満足のいくレベルのホテルを手配いただけました。スリに財布を取られそうになったことや、初日のレストランでの食事後に家内がひどくお腹を壊したことを除けば、全てが予定通りに進み、思い出深い旅行となりました。
夜の食事はあまり楽しむことができませんでしたが、ホテルの朝食がとても美味しく、毎日レストランに行くことが楽しみでした。朝食ビュッフェにはハモン・セラーノもあり、パンやハート型のパルミエというカリカリの焼き菓子(パイ)もとても美味しかったです。




