ドイツ周遊旅行体験記・レビュー『作曲家バッハの足跡を追う旅ドイツ各地を周遊』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのドイツ周遊旅行をお楽しみいただけます。
作曲家バッハの足跡を追う旅、ドイツを巡りました
作曲家の足跡を追う旅をしていて今回はバッハ。主人と友人夫婦との4人旅でした。貴社は自由が効くので今回で3回目の利用となります。前回コロナ前に、オーストリアとハンガリーを同じ4人で巡りました。ドレスデンオペラとベルリンフィルも聴きたいという希望もあって演目を選び旅の日程を組みました。旧東ドイツのバッハの生誕の地から没した地まで足跡を追いかけた15泊16日の旅。バッハが実際に弾いたオルガンでのコンサートや、ドレスデンのオペラハウスやベルリンフィルのコンサートも鑑賞し、充実した旅となりました。
カタール航空でドイツへ!
まずはバッハ 生誕の街アイゼナハへ
今回の旅で使用したのは「カタール航空」。成田発、ドーハ経由でフランクフルトへ。フランクフルトからアイゼナハへ移動し夕方くらいに到着しました。「アイゼナハ」はバッハが生まれた地。バッハは幼少期をこの町で過ごしました。アイゼナハでの滞在先ホテルは「シュタイゲベルガー ホテル チューリンガー ホフ(Vienna House by Wyndham Thuringer Hof)」。中心部に位置し生家と言われている「バッハの家(Bach Haus)」へも徒歩で行けます。一階のレストランが素敵でした。 長時間のフライトの疲れもあり、この日は早めに休みました。
バッハハウス、バッハが洗礼を受けたゲオルク教会へ
翌日はミュールハウゼンへ
翌日はバッハの生家「バッハの家(Bach Haus)」を訪れました(実際に生まれた場所ではないのですがバッハが幼少期を過ごした家です)。現在は博物館になっていて、バッハにまつわる様々な展示品が展示されています。バッハが生きた時代の家具を置き、当時の暮らしぶりを再現した部屋もあり、バッハが作曲している風景が目に浮かんでくるような臨場感がありました。
その後、バッハが洗礼を受けた「ゲオルク教会」へ。マルクト広場にある、バッハが洗礼を受けたといわれる由緒ある教会です。バッハが授洗した洗礼盤が今も残っていました。バッハの像や、立派なパイプオルガンがありました。
翌日はミュールハウゼンへ。バッハに公の場におけるカンタータ作曲の機会を初めて与えた町です。この地でバッハがオルガニストとして働いていた「Divi-Blasii-Kirche(聖ブラジウス教会)」を訪れました。

バッハ・ハウス

バッハハウス館内

バッハが洗礼を受けた「ゲオルク教会」
5日目はヴァイマールへ移動
ナウムブルクのヴェンツェル教会へ
この日はヴァイマールへ移動。ミュールハウゼンを辞職したバッハが宮廷オルガニストとして転職した街です。宿泊したホテル「レオナルド ホテル ヴァイマール (Leonardo Hotel Weimar)」はとても良い環境にありました。翌日、ナウムブルクへ。ナウムブルクのヴェンツェル教会のヒルデブラントオルガンコンサートへ。バッハが実際に演奏したオルガンの演奏会を聴くことができました。演奏会の後、上に登ってオルガンの裏を見せてもらい、説明を聞けたことがとても嬉しかったので印象に残っています。

ナウムブルクのヴェンツェル教会

オルガンの裏を見せていただきました
7日目はドレスデンに移動し、ゼンパーオーパーでオペラ鑑賞
ドレスデンに移動。ドレスデンでの滞在先ホテルは「ホテル・アヴィヴ ドレスデン」。こちらのホテルも快適で、朝食のバイキングが1番美味しかったです。この日は、夜ドレスデン国立歌劇場「ゼンパーオーパー(Semperoper)」で魔笛というオペラを鑑賞しました。オペラも昔に比べだいぶ現代的になっていて驚きました。歌は素晴らしかったです。

ゼンパーオーパーでオペラ鑑賞
8日目はライプツィヒ「聖トーマス教会」へ
老舗のレストランでディナー
8日目はライプツィヒへ移動。ライプツィヒでの滞在先ホテルは「B&B Hotel Leipzig-City 2泊」。こちらのホテルも、とても便利な街中にありました。この日は、バッハのお墓がある「聖トーマス教会」へ。実際に訪れてみて、床下(足元)に眠っているバッハ。どうしてこんなところにお墓を作ったのだろう?とちょっと疑問に思いましたが、感慨深い気持ちになりました。バッハはこのトーマス教会で長らくオルガン奏者を務められていました。
ライプツィヒの老舗のレストラン「アウアーバッハス・ケラー(Auerbachs Keller)」へ。ショッピングアーケード「メードラー・パッサージュ」地下にあり、入口前に立つファウスト博士とメフィストフェレスの銅像が目印です。中に入ると、ものすごく広くて、ものすごい人!メフィストやゲーテの壁画や銅像があり、森鴎外も来られたそうで写真もありました。こちらでドイツ料理を美味しくいただきました。ビールがすっごく大きくてビックリでした!以前行ったことがある、バッハ,ゲーテ、シラー、シューマン、メンデルスゾーン,リスト,ワーグナーなどが通ったと言われている、ドイツ最古のカフェ「カフェ・バウム」にまた行きたかったのですが、残念ながら工事中で閉まっていました。

聖トーマス教会

バッハが眠っています

老舗レストラン「アウアーバッハス・ケラー(Auerbachs Keller)」
9日目はケーテン城へ
この日は、ケーテンへ。ケーテンはライプツィヒからバスで1時間ほどの小さな街ですが、バッハが宮廷楽長を務めたことで音楽ファンにはよく知られています。バッハが使えていたケーテン城を訪ねましたが、なんとちょうど休館日だったようで閉まっていました。たまたま現れた人に、ここを見るため日本から来たと伝えたら、特別に係の人に言ってお城の中に入れて下さいました!貸切状態で館内の説明や案内をしてくれ、鏡の間でクラビコードまで弾かせていただき感無量。感激しました。

ケーテン城 鏡の間

クラビコードを弾かせていただきました
10日目はベルリンに移動、ベルリンの壁へ
翌日はベルリン・フィルハーモニーへ
10日目はベルリンに移動。ベルリンの壁を見に行ってきました。昔のドイツ留学時代などを思い出し、感慨深い気持ちになりました。時代も世界もだいぶ変わりました。見に行ってみて良かったです。
翌日はベルリン・フィルハーモニーへ。バレンボイムというすごいピアニスト&指揮者がいるのですが、彼の最後の公演ということでチケットをとるのがすごく大変でした。とにかくすごい人気。本当に素晴らしい公演で、会場は割れんばかりの ものすごい拍手でした(結局、彼は辞めなかったので最後の公演ではありませんでした 苦笑)。鑑賞できて良かった、本当に素晴らしかったです。

ベルリンの壁

今でも、こうしてその面影が残っています
クロッペンブルクの旧友宅へ
次はクロッペンブルクの旧友宅へ。ドイツの昔の農家を移築した博物館や近隣の街へ連れて行ってもらい 数日間滞在しました。
最後はデュッセルドルフへ。昔 大学に通っていた街です。通っていた大学や、昔の大家さんと師事していた教授のお宅を訪ねてみました。長いこと行っていなかったので,とても懐かしく嬉しかったです。大満足で日本に帰国しました。




