パリ(フランス)、ブリュッセル(ベルギー)旅行体験記・レビュー『美術、文学、グルメ、美しい街並みを満喫 フランス語愛溢れる母とともにフランス、ベルギー2カ国周遊』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのパリ(フランス)、ブリュッセル(ベルギー)旅行をお楽しみいただけます。
母とともにフランス、ベルギー周遊へ
母と二人でフランスとベルギーの2カ国を周遊する旅行を楽しんできました。母がフランス文学が大好きで、フランス語を習っているので、フランス語圏を訪れることが旅の目的です。特に、ベルギーのブルージュの街並みを見るのをとても楽しみにしていました。ベルギーを目的地として取り扱っている旅行会社が少ないなか、御社はホテルの種類が豊富で、全体的に飛行機とホテルの費用が手頃だったため、依頼させていただきました。カタール航空の機内設備も素晴らしく、遅延により乗り継ぎ予定の便に乗れなくなった時も、丁寧にご対応いただき、無事に日本に戻ることができました。初めてのヨーロッパで緊張していましたが、思い出に残る素晴らしい旅になりました。
カタール航空でドーハを経由しパリへ
関西国際空港を夕方に出発し、ドーハを経由してパリに向かいました。エコノミークラスでの長時間の飛行に少々の不安を感じていましたが、今回利用したカタール航空でのフライトは非常に快適でした。機内も綺麗で、搭乗員の方も優しく、機内食も他に比べて美味しかったです。コスパ的に大満足だったので、次回は評判の高いビジネスクラスも是非利用してみたいです。ドーハ空港での乗り換えは、空港でお買い物を楽しむほど時間に余裕はありませんでしたが、とにかく早く現地に着きたかったので、特に気にはならなかったです。
朝の7時半頃、パリのシャルル・ド・ゴール空港に到着。タクシーでホテルに着いた後、手配していた個人ガイドとホテルで合流し、さっそくモンマントルへ観光に向かいました。訪れたのは、パリの三大墓地のひとつ、モンマントル墓地。母が好きな作家ゾラのお墓を訪れ、墓地から対極にあるサクレ・クール寺院まで散策。古くからアーティスト達が集って暮らすアトリエや集合住宅が並び、とても素敵でした。

モンマントル墓地

サクレ・クール寺院
その後は、ホテルの近所のスーパーへ。ハムやチーズ、ヨーグルトがたくさん陳列されており、見るだけでも楽しい時間を過ごせました。いくつか食材を購入し、軽い夕食としていただきました。特にチーズは、種類も豊富で、お安く美味!
パリでの滞在先は、二区に位置するマルト オペラ - アストテル パリ。比較的治安が良いエリアで、オペラ・ガルニエやルーブル美術館へは徒歩圏内、地下鉄の駅も2〜3個近くにあったため、便利な場所でした。フランスらしくかわいい部屋で、少し狭さは感じましたが、パリだから仕方ないかなと。スタッフの対応は丁寧で完璧で、心地よい滞在でした。

滞在したマルト オペラ - アストテル パリの可愛いお部屋
美術館やオペラ座などパリ観光を楽しみました
パリ滞在の2日目には、母が希望していた、有名な老舗カフェドゥ・マゴでホットチョコレートとクロワッサンを楽しみました。美味しい朝食の後、次に向かったのはルーブル美術館とカルーゼル庭園。時間がかかると思い、館内には入らなかったのですが、外を散歩するだけでも満足できるくらい広くて雰囲気がある場所でした。その後は、日本から予約していたオペラ・ガルニエ(オペラ座)の内部を見学。細部までゴージャスな作りに惚れ惚れしました。特に、中央入り口の大階段の豪華な装飾は、強く印象に残りました。

ドゥ・マゴでいただいたコーヒーとクロワッサン

オペラ・ガルニエ
夕食には、前日と同様にスーパーで調達した食材に、近所のパン屋さんで購入したフランスパンを追加し、サンドして美味しくいただきました。
セーヌ川クルーズでパリ観光を締めくくり、ブリュッセルへ
パリ滞在の最終日は、朝からシャンゼリゼ通りを散策。続いて、エッフェル塔付近でセーヌ川クルーズを楽しみました。川沿いを一周するクルーズで、時間の都合上、訪れることができなかったマレ島やノートルダム大聖堂があるシテ島、その他のパリの名所を一望することができ、感動的な時間となりました。パリの美しさを改めて目にすることができ、パリ観光で一番楽しかったです。

エッフェル塔
その後、夕方にパリ北駅からユーロスターに乗ってブリュッセルへ移動しました。パリ北駅は治安が悪いと聞いていましたが、確かに2区とは違い、落書きなどが目立ちました。ただ、カバンをしっかりと守り、警戒していれば問題はなかったです。ブリュッセル中央駅からホテル最寄りのブリュッセル北駅までは列車で移動。到着後は遅い時間でしたので、そのままホテルの1階にあるレストランで夕食を済ませ、就寝しました。
ブリュッセルでの宿泊先、ホテル インディゴ ブリュッセル シティは、とてもお洒落で楽しいホテルでした。1階にはカフェや小さなレストランが併設されていて、「食事が楽しみだな」というのが第一印象。内装は、紫を基調にアンティーク風のインテリアで、大胆で攻めたデザイン。こだわりが感じられ、魅力的でした。
ブルージュ、アントワープへ足を伸ばしました
ブリュッセル滞在の二日目、まずはホテルで朝食を楽しみました。ビュッフェの会場もセンス抜群で、たくさんの植物とアンティーク風のインテリアが素敵でした。朝食自体も、非常に豪華で感動!フレッシュなジュースやジャム、ヨーグルトも種類が豊富で、どれも美味しかったです。とてもおすすめのホテルです。

ホテル インディゴ ブリュッセル シティの朝食ビュッフェ会場
それから、今回の旅で最も楽しみにしていた都市、ブルージュへ列車で向かいました。雰囲気のある建物が多く、まるで中世にタイムスリップしたような感覚が味わえました。ランチには、ラパン(うさぎ)のビール煮をいただきました。お酒は飲めないのですが、この料理でベルギーのビールの味を堪能できたと思っています。

ラパン(うさぎ)のビール煮
その他にも、アイスクリームの専門店や、唇の形などユニークなチョコレートで有名な専門店チョコレートラインを訪れ、ブルージュのスイーツの食べ歩きも満喫。また、レース編みで有名な街ならではの、繊細なレースで描かれたタペストリーやクッションカバーを購入しました。ただ散歩するだけでも楽しめる街でした。現地の人々もとても優しく、どの店でも軽食を含むすべての料理が美味しかったです!

美しいブルージュの街並み
その後はアントワープに移動し、「世界で一番美しい中央駅」と評される駅を訪れました。来て良かったと思えるほど素晴らしい建築でした。ただ、周辺を少し歩いてみましたが、他に目立った観光スポットは見つからなかったです。

アントワープ中央駅
ブリュッセルの街で観光やお買い物、美食を満喫
ブリュッセル滞在の3日目は、一日中ブリュッセル市内の観光をしました。早朝、まだ店が開く前にグラン・パレス広場を訪れた後、サンミッシェル大聖堂や芸術の丘を散策。それほど期待していなかったのですが、芸術の丘での景色が素晴らしく、とても印象に残りました。美しく整えられた広場に、多数の美術品が展示されていました。その中でも、旅行用のトランクケースをモチーフにした作品は、カバン枠内が空洞になっており、まるで広場の景色を詰め込んだカバンのようでとても素敵でした。ベルギー人芸術家ジャン=ミシェル・フォロンの生誕90周年を祝うために期間限定で設置されている作品とのこと。

グラン・パレス広場

芸術の丘

フォロンの生誕90周年記念の特別展示
その後は、パサージュの中の雑貨屋さんやチョコレートのお店で、バラマキ用土産にチョコレートを購入したり、雑貨を選んだり。特にブリュッセルの雑貨屋さんは、パリよりも好みに合うおしゃれな印象で、雑貨好きの母も私も大満足。メガネケースやメガネ置きなど、個性的で素敵なアイテムが見つかりました。

クラシックなパサージュ
夕食は、事前に調べて予約していたle marmitonというレストランで、ベルギーでぜひ試してみたかったムール貝をいただきました。白身魚のお料理とともに注文したのですが、それだけで満腹になるほどの量で、お味も絶品でした。

le marmitonで食べたムール貝料理
最終日はメーデー、植物園にて穏やかな時間を過ごしました
旅程の最終日、朝からスーパーで買い物をしようとしたところ、営業しておらず、その日がメーデーだと理解しました。仕方なく、ホテルのすぐ隣にあるド・ブリュッセル植物園で散歩することにしたのですが、ブリュッセル北駅のオフィス街を一望でき、思っていた以上に素敵な時間を過ごせました。
その後、午後一番でブリュッセル空港へ。カタール航空の出発が遅れた影響で、帰国はソウルを経由することになりました。2回の乗り換えが必要になりましたが、スタッフの対応が素晴らしかったです。乗り換え時には臨時ルートへと案内してくださり、丁寧にご対応いただきました。結果的に、関西国際空港には、予定から4時間ほど遅れの22時頃に無事に到着しました。
担当の濱﨑さん、ありがとうございました!
パリのホテルのランクアップや各都市の滞在日数の変更など、要望に対して柔軟に対応いただきました。また、雰囲気の異なる2カ国を巡ったので、飽きずに毎日新鮮な気持ちで旅行を満喫できました。これまで海外旅行では体調を崩すことが多かったですが、今回パリではThe観光というスケジュールだったものの、後半のベルギーでは比較的ゆっくり過ごせる工程にしたので、最後まで楽しむことができ、大満足の旅になりました。




