バルセロナ、マドリード（スペイン）旅行体験記・レビュー『ガウディ建築からサッカースタジアムまで！バルセロナ＆マドリード大学生の息子と巡るスペイン8日間』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのバルセロナ、マドリード（スペイン）旅行をお楽しみいただけます。
ガウディ建築を実際に見てみたい！
大学一年生の息子と一緒に、スペインのバルセロナとマドリードを巡る5泊8日の旅に出かけました。旅行に行きたいと言う漠然とした気持ちでスタートしましたが、途中から息子も参加し、「世界遺産」というキーワードから、最初に浮かんだのがスペインでした。調べていくうちに、ガウディの独創的な建築に惹かれ、実際に見てみたいと旅先に決定。一番の楽しみは、やはりサグラダ・ファミリア。また、ピカソの絵画鑑賞やサッカースタジアムの見学も旅程に盛り込みました。旅行会社を探す中で比較検討した結果、ツアー料金が格段にお手頃だった貴社に手配をお願いすることにしました。ガウディ建築の素晴らしさに感動し、美味しいスペイン料理を堪能し、親子で充実した時間を過ごすことができた、思い出深い旅となりました。
バルセロナ到着、スタジアムとガウディ建築を巡る初日
成田空港を夕方に出発し、カタール航空でドーハへ。カタール航空のアプリで事前に行き帰りの通路側座席を予約していました。また、アプリでは、経由のドーハ・ハマド空港への到着が30分予定より遅れることも確認できましたが、実際には45分の遅れに。乗り継ぎ時間が1時間20分ほどしかなくヒヤヒヤしましたが、なんとか間に合い、2日目の早朝にバルセロナへ無事到着しました。機内では美味しい食事をいただき、映画やドラマを観て過ごしました。
バルセロナ到着後は、リムジンバスで宿泊先「レディング クロマ」へ向かい、荷物を預けました。ホテルはカタルーニャ広場から徒歩5分ほどで、地下鉄の駅も2駅利用できる便利な立地。チェックインはパスポートを提示し、宿泊税を支払うと、すぐに済みました。部屋は綺麗で、シャワーやトイレも問題なく使えましたが、シャンプーの泡立ちが良くなかったので持参したものを使用。朝食はブッフェではなく、パン、サンドイッチ、ヨーグルト、フルーツが入ったボックスを受け取り、部屋かテーブル席でいただくスタイルでした。サンドイッチの具材が生ハムで美味しかったです。テーブル席でもいただけ、飲み物はセルフサービスで用意されています。
荷物を置いた後、早速地下鉄でFCバルセロナの本拠地、カンプノウスタジアムへ。事前に切符の買い方を調べておいたのでスムーズに購入できましたが、バルセロナはスリが多いと注意喚起がありましたので、対策をしっかりし、緊張しながら地下鉄を利用しました。幸い、旅行中は常に警戒し、人混みではバッグを確認するなど注意していたため、被害に遭うことはありませんでした。カンプノウスタジアムは現在工事中で、博物館のみの見学でしたが、グッズショップを覗いたりして、雰囲気は楽しめました。
カンプノウスタジアムにて
その後は、バルセロナ中心部のグラシア通りへ移動。おしゃれな街並みに有名ブランド店が立ち並ぶ通りで、ウィンドウショッピングを楽しみながら、ガウディ建築のカサ・ミラとカサ・バトリョを見学しました。
カサ・バトリョ
一度ホテルに戻って休憩した後、夕食のために再び外出。カタルーニャ広場周辺を散策し、カタルーニャ音楽堂を見学した後、カタルーニャ広場にあるデパート「エル・コルテ・イングレス」の9階にあるフードコート「La Plaça」で、夕食をいただきました。ブュッフェのようにそれぞれ目の前にある料理を注文し、まとめて会計します。9階にあるため、窓際の席からはバルセロナの街並みを眺めることができ、景色も楽しめました。
エル・コルテ・イングレス9階のフードコート「La Plaça」
気軽に好きな料理を楽しめます
3日目 サグラダ・ファミリアはじめガウディ建築を堪能
この日は、旅の一番の目的であるサグラダ・ファミリアへ。朝9時前に到着し、まずはその壮大な建物全体を写真に収めました。それから、音声ガイドを聞きながら内部を見学。細部までこだわり抜かれたガウディ建築は素晴らしく、解説を聴くとより理解が深まります。音声ガイドの「ガウディの造ったものに意味のないものは一つもありません」という言葉が、非常に印象に残りました。
サグラダ・ファミリア全景
細部の装飾まで圧巻でした
その後、ガウディ通りを歩いてサン・パウ病院を見学。その後、路線バスを利用して、初期のガウディ作品であるカサ・ビセンスに立ち寄り、予約していたグエル公園へ向かいました。グエル公園は広大で見どころがたくさんありますが、体力的に見たい場所を絞って移動。ベンチのタイルの装飾や、壁、柱廊など、素人目線ですが色のセンスが素晴らしいと思いました。
色彩豊かな装飾が楽しめるグエル公園
遅めの昼食に、ボケリア市場を訪れました。人混みの中、まず目に飛び込んできた生ハムを早速注文。他にもオリーブのピンチョスや新鮮な茹でタコなどを食べました。海産物も豊富で、見ているだけでも楽しい場所でした。
生ハム屋さん
様々なオリーブが並んでいました
一度ホテルで休憩した後、夕方は徒歩でゴシック地区へ。サンタ・エウラリア大聖堂やピカソの壁画、レイアール広場などに立ち寄りながら、街を散策。サンタ・エウラリア大聖堂での出来事ですが、息子が現地の人に話しかけられ、警戒し分からないふりをしていると、最終的に現金を見せて、「コレだよコレ」(スペイン語？)と言ってきたそうです。被害には遭いませんでしたが、仮装して気軽に近づいてきますので写真撮影時は注意です。
サンタ・エウラリア大聖堂
4日目 バルセロナの芸術に触れ、高速鉄道でマドリードへ
バルセロナ最終日は、午前中にピカソ美術館を訪れました。その後、ランブラス通りにあるミロ作のモザイク画を見学し、スーパーマーケットでお土産などを購入。
ピカソ美術館にて
その後、16時過ぎにバルセロナ・サンツ駅から高速鉄道レンフェに乗り、マドリードへ移動しました。夕方にマドリードに到着後は、すぐに宿泊先「ベストウエスタン ホテル ロス コンデス」へ。このホテルも地下鉄の駅が3駅がアクセス可能で移動には便利でした。部屋、設備も綺麗で、快適に過ごせましたが、バルセロナのホテル同様、シャンプーの泡立ちはあまり良くなかったので持参したものを使用。また、シャワースペースのガラスの仕切りが途中までしかなく、シャワーの向きによってはトイレの方まで水が跳ねてしまいそうだったので、床にタオルを敷いて対策しました。朝食はブッフェスタイルでどれも美味しかったです。特にクロワッサンにゴマがついていた物が香ばしくて好きでした。
5日目 憧れのスタジアムとゲルニカに感動
この日は、レアル・マドリードの本拠地、サンティアゴ・ベルナベウスタジアムを訪れました。ツアーだったので、博物館、スタジアム内を案内され、実際に使用しているグラウンドも間近で見学できました。座席の段差が結構あり、階段も急でしたが、その分どの席でも見やすいと思いました。またピッチと観客の距離が近く、試合の時にはもっと迫力があり、より楽しめそうです。
観客席の階段はかなり急でした
サンティアゴ・ベルナベウスタジアム
続いて、ソフィア王妃芸術センターへ。一番の目的はピカソの代表作「ゲルニカ」を鑑賞することでした。実際に目の当たりにすると、想像以上に巨大で迫力があり、存分に堪能できました。
念願のゲルニカ
夕食は、マヨール広場を散策した後、サンミゲル市場へ向かいました。それぞれのお店で、気になるタパスや飲み物を指差しで注文するだけで気軽に楽しめます。ここでは特にイカリングフライ（カラマリ）が美味しかったです。
サンミゲル市場
6日目 プラド美術館とマドリード市内散策
午前中は、プラド美術館へ。宮廷画家たちが描いた王家の肖像画が印象的でした。午後は、マドリードの中心地であるソル広場から散策をスタート。王立劇場、マドリード王宮、王宮に隣接するアルムデナ大聖堂などを巡り、美しい街並みを楽しみながら、ゆっくりと散策しました。
マドリード王宮
夜は、「ZARA」で洋服の買い物を楽しみ、夕食は、ホテル近くの「EL JAMON DE GLAN VIA」というレストランへ。美味しいステーキやお魚料理をいただき、マドリード最後の夜を締めくくりました。
「EL JAMON DE GLAN VIA」でいただいたスペイン料理
最終日 お土産を購入後、帰国の途へ
最終日は、疲れも溜まっていたため、無理せずホテル近くでお土産を購入し、早めに空港へ向かうことにしました。帰りのフライトは特に遅延もなく、トランジットでヒヤヒヤする事もありませんでした。往路に比べて飛行時間もおよそ4時間短く、気持ち的にも楽に感じました。
栗島さん、素晴らしい旅をありがとうございました！
粟島様、この度は大変お世話になり、誠にありがとうございました。旅行を申し込んだ際、色々とご相談させていただき、おかげさまで、最終的に私たちにとってベストな旅程を組むことができたと感謝しております。
目的としていたガウディ建築の独創性と美しさを間近で見ることができ、本当に感動しました。スペインの食事はどれも美味しく、統一感のある街並みや歩いている人々もおしゃれ。バルセロナもマドリードも、それぞれに違った魅力があり、楽しかったです。旅を決めた日から、現地の情報を十分に調べたつもりでしたが、実際に訪れてみると、まだまだ情報収集が足りなかったと感じる場面もあり、少し後悔が残る部分もあります。もし機会があれば、ぜひもう一度スペインを訪れてみたいと思っています。素晴らしい思い出をありがとうございました。
