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バルセロナで訪れたカサ・ミラ

Vol.1057

スペイン・フィンランド ひとり旅旅行記

建築、デザイン、アートを巡る スペイン×フィンランドひとり旅

投稿者/旅行形態:
50代女性 / ひとり旅
滞在都市:
バルセロナ(スペイン)、ヘルシンキ(フィンランド)
旅行期間:
2024年7月1日〜7月11日の11日間

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1日目
羽田夜発〜
2日目
ヘルシンキ経由〜バルセロナ夜着(フィンランド航空)
【宿泊】バルセロナ
3日目
バルセロナ観光(グエル公園、サグラダ・ファミリア)、タパスツアー
【宿泊】バルセロナ
4日目
サグラダ・ファミリアツアー、フラメンコ鑑賞、観光(グエル邸、ピカソ美術館)
【宿泊】バルセロナ
5日目
バルセロナ観光(カサ・ミラ、カタルーニャ音楽堂、カサ・バトリョ)
【宿泊】バルセロナ
6日目
バルセロナ午前発〜ヘルシンキ午後着(フィンランド航空)
【宿泊】ヘルシンキ
7日目
ヘルシンキ観光(オーディ ヘルシンキ中央図書館、デザイン博物館、マーケット広場、オールド・マーケットホール、ヘルシンキ大聖堂など)
【宿泊】ヘルシンキ
8日目
アアルト大学見学など
【宿泊】ヘルシンキ
9日目
アアルト自邸見学、ヘルシンキ観光(テンペリアウキオ教会、運河クルーズなど)
【宿泊】ヘルシンキ
10日目
ヘルシンキ観光(カンピ礼拝堂、アモス・レックスなど)ヘルシンキ夕方発〜
11日目
羽田午後着(フィンランド航空)

バルセロナ(スペイン)、ヘルシンキ(フィンランド)旅行体験記・レビュー『建築、デザイン、アートを巡る スペイン×フィンランドひとり旅』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのバルセロナ(スペイン)、ヘルシンキ(フィンランド)旅行をお楽しみいただけます。

初めてのバルセロナ、再訪のヘルシンキ

7月、かねてから憧れていたスペインのバルセロナと、学生時代の卒業旅行以来となるフィンランドのヘルシンキへ、ひとり旅に出かけました。バルセロナではガウディの建築群を見学したり、バル巡りツアーやフラメンコ鑑賞に参加したりと、刺激的なスペイン文化を満喫できました。特にサグラダ・ファミリアを初めて目にした時は、その大きさと迫力に圧倒されました。また、前回は短時間の滞在だったヘルシンキでは、興味の赴くままに街を散策し、素敵な建造物やデザインを堪能しました。ネット検索で御社のツアーを見つけましたが、ヘルシンキとバルセロナ、興味のある2都市に滞在できるツアーだったことが決め手となりました。

1、2日目、フィンエアーでバルセロナへ

羽田空港から夜10時頃に出発。航空会社は2度目の利用となるフィンエアーを選びました。機内やマリメッコ柄のナプキンなど、デザインも素敵でテンションが上がりました。バルセロナに到着したのは、出発の翌日の夜8時過ぎ。ホテルに事前にお願いしていた送迎サービスを利用して宿泊先へ向かいました。

今回バルセロナで滞在したのは、ホテル ロジャー デ ジュリア。一人旅で初めての土地なので、治安が良く、観光にも便利な場所をリクエストし、提案いただきました。主要な観光地を頑張れば徒歩で回れる便利な立地で、設備も充実。朝食も種類豊富で美味しく、毎日楽しめました。スタッフの方も親切で、フラメンコ鑑賞の手配などもお願いできました。

3日目、ガウディの世界とバル巡りの夜

この日はまず、グエル公園を訪れました。大きな階段や座り心地の良いベンチなど、ガウディの特徴的なデザインを楽しみながら、公園の端から端までじっくりと時間をかけて見学。公園からは遠くにサグラダ・ファミリアの姿も見ることができ、写真をたくさん撮りました。

グエル公園

グエル公園

その後は、サグラダ・ファミリアへ移動し、外観を見学。間近で見ると、その迫力にあらためて圧倒されました。

夜は、ベルトラで予約した「バルセロナ タパスツアー」に参加。それぞれ雰囲気の違う3軒のバルを巡り、ガイドさんのおすすめを教えてもらいながら、ピンチョスや美味しいワインを堪能しました。食事代金もツアー料金に含まれているので安心して楽しめます。

タパスツアーにて

タパスツアーにて

ツアーの最後を飾るのは、サグラダ・ファミリアの夜景鑑賞。バルセロナの夜は暗くなるのが遅いので、ライトアップが始まるまでは、ビーチを散歩したり、ガイドさんの解説で街の歴史や文化に触れることができました。辺りが暗くなってからは、池のある公園に案内していただきました。水面に映るサグラダ・ファミリアと本物が、合わせ鏡のように美しく写真に写せる絶景スポットです。夜は陰影がはっきり見えると教えていただき、昼間とはまた違った魅力を感じることができました。バルセロナの夜は遅くまで賑やかですが、一人だと少し不安だったので、ツアーに参加して良かったです。おかげで、素晴らしい夜景を堪能でき、充実した一日となりました。

ライトアップされたサグラダ・ファミリア

ライトアップされたサグラダ・ファミリア

4日目、サグラダ・ファミリア徹底解説ツアーとフラメンコを満喫

この日は、午前から「サグラダ・ファミリア徹底解説ツアー」に参加しました。ガイドさんは、日本語が堪能なスペインの方で、細部まで解説してくださり、制作にまつわる興味深いエピソードもたくさん教えていただきました。ガイドさんの解説がなければ見逃してしまいそうな建築のディテールについても深く知ることができ、大満足でした。特に教会内部の美しいステンドグラスや独特な天井は、本当に美しく感動。ツアーは2時間ほどでしたが、解散後も引き続きサグラダ・ファミリアを満喫しました。

サグラダ・ファミリア外観

サグラダ・ファミリア外観

精緻な彫刻

精緻な彫刻

夕方からは、予約していたフラメンコ鑑賞へ。一人旅だったので、終了時間が遅い回ではなく、一番早い時間のタパス付きのプランを選びました。軽食程度を想像していたら、予想以上にボリュームのあるタパスが出てきてびっくり(笑)食事後、同じ建物内のフラメンコショーの会場へ移動し、なんと真正面の一番前の席で鑑賞することができました。男性1人と女性2人の踊り手による情熱的な踊りが目の前で繰り広げられ、迫力満点。ギターも生演奏で、素敵なショーでした。

フラメンコ鑑賞前にいただいたタパス

フラメンコ鑑賞前にいただいたタパス

フラメンコ鑑賞後、グエル邸が近くにあることに気づいたので見学。その後、調べてみると、ピカソ美術館が遅くまで開館している日だったので、少し距離はありましたが歩いて行ってみました。予定にはなかった美術館でしたが、思いがけず訪れることができてラッキーでした。

5日目、バルセロナ建築美や散策を満喫

この日朝一番に訪れたカサ・ミラは、特に印象に残ったガウディ建築です。ユニークな外観はもちろん、建物内部も、テラスのデザインなど、曲線を多用したガウディならではのデザインが随所に散りばめられていて、とても楽しめました。特に、最後に見学した屋上は、ユニークな形の煙突など、ガウディの世界観を十分に感じることのできる空間でした。バルセロナの街並みを一望できる絶景ポイントでもあり、時間を忘れてしまうほど素敵な場所でした。

ユニークなデザインが楽しめるカサ・ミラの屋上

ユニークなデザインが楽しめるカサ・ミラの屋上

カサ・ミラ見学後は、カタルーニャ音楽堂へ。同じバルセロナでも、ガウディ建築とは全く異なるタイプの、モデルニスモ建築と呼ばれる美しい建物です。この日は、運良く素敵なパイプオルガンの演奏を聴くことができ、ステージ側の椅子に座って、美しい天井のデザインを眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせました。

カタルーニャ音楽堂

カタルーニャ音楽堂

その後は、お土産探しに市内を散策。陶器屋さんを探して歩き回ったり、カタルーニャ広場近くのデパート、エル・コルテ・イングレスに立ち寄ったりしながら、お目当ての陶器やオリーブオイルを購入しました。

散策途中にチュロスを食べ歩き

散策途中にチュロスを食べ歩き

夕方からは、予約していたカサ・バトリョへ。ガウディが増改築したという建物です。海をイメージしたという独創的な世界観を楽しめました。ここでは、オーディオガイドがタブレットになっており、海のようなデザインのガラスの前でタブレットをかざすとクラゲが現れるなど、見学者が楽しめる工夫がいっぱいでした。また、この日は夜の時間帯にドリンクサービスがあり、スパークリングワインかノンアルコールドリンクかを選んで楽しむことができました。

カサ・バトリョ

カサ・バトリョ

6日目、ヘルシンキに移動

午前10時の便でバルセロナを離れ、ヘルシンキに到着したのは午後3時過ぎでした。ヘルシンキで滞在したのはオリジナル ソコス ホテル プレジデンティ ヘルシンキです。鉄道駅、トラム駅、地下鉄駅が近く、美術館やショッピングモール、スーパーマーケットも徒歩圏内という、観光に便利な場所にありました。朝食メニューは種類豊富で、ホテル内にはサウナとプールもあるなど、大規模なホテルで設備面も充実。フィンランドのサウナを体験したいと思っていたので、ホテル内にサウナがあって良かったです。

7日目、雨のヘルシンキでは室内を中心に観光

ヘルシンキ到着の翌日は、あいにくの雨模様だったので屋内施設を中心に観光することにしました。まずは、ホテルからも近いオーディ ヘルシンキ中央図書館へ。ガイドブックなどで見て気になっていたユニークな外観の建物です。次に訪れたデザイン博物館では、「リペア」をテーマにした展示が行われており、日本の金継ぎも紹介されていました。

オーディ ヘルシンキ中央図書館(別日に撮影)

オーディ ヘルシンキ中央図書館(別日に撮影)

その後は、映画「かもめ食堂」に出ていたマーケット広場オールド・マーケットホールへ。オールド・マーケットホールには、フィンランドの伝統的なお菓子やスモークサーモンを使った料理など、見ているだけでも楽しいものがたくさん並んでいました。マーケット広場では、たくさんのベリーが売られていたり、軽食を楽しめるお店があったりと、活気あふれる雰囲気を楽しむことができました。

オールド・マーケットホール

オールド・マーケットホール

サーモンスープ

サーモンスープ

マーケット広場

マーケット広場

その後、ヘルシンキ大聖堂も見学。以前の旅行でも訪れた場所ですが、今回は夏の景色を楽しむことができました。続いてフィンランド最大の本屋さん、アカデミア書店を訪問。美しい内装が魅力的でした。

ヘルシンキ大聖堂

ヘルシンキ大聖堂

ホテルに戻ってからは、サウナへ。フィンランド式サウナを気軽に楽しめました。

8、9日目、アアルト建築、ヘルシンキカードで市内を観光

8日目はアアルト大学、9日目はアアルト自邸の見学へ。アアルト自邸の見学は予約が必要で、英語ガイドによるツアーに参加。アアルトデザインの粋が詰まった空間をじっくりと堪能できました。ランプや椅子、テーブルなど、アアルトのインテリアで統一されていて、とても素敵でした。当時は仕事場も兼ねていたということで、プライベート空間とオフィススペースが仕切りで分けられており、建築家としてのこだわりも随所に見られ、興味深かったです。

アアルト自邸

アアルト自邸

アアルト自邸

アアルト自邸

続いて、トラムで市内に戻り、ヘルシンキカード(観光&交通パス)を利用して、テンペリアウキオ教会へ。岩を削り出して造られたという教会は、外観からは想像できない斬新なデザインで驚きました。

テンペリアウキオ教会

テンペリアウキオ教会

その後は、運河クルーズに参加。ヘルシンキカードを利用して気軽に乗船できるクルーズで、ヘルシンキの街並みを海から眺めることができました。

運河クルーズ

運河クルーズ

9日目の締めくくりには、映画「かもめ食堂」のロケ地となったカフェ、ラヴィントラかもめへ。日本人のスタッフさんもいて、和食メニューが揃います。お店の方に相談して焼き鳥をチョイス。内装は映画の当時とは変わっていますが、「あの辺りにあの人が座っていたな」など、映画のシーンを思い出しながら食事を楽しめました。

ラヴィントラかもめ

ラヴィントラかもめ

最終日、ヘルシンキカードを使って駆け足で観光

最終日は18時半のフライトで出発までは時間があったので、ヘルシンキカードを駆使して、駆け足で観光スポットを巡ることにしました。

朝から、ホテルからもほど近いカンピ礼拝堂へ。こちらは「岩の教会」と呼ばれるテンペリアウキオ教会とは対照的に、木を基調とした温かみのある教会でした。続いて訪れたアモス・レックスは、地下に広がるユニークな美術館で、広場の下に展示スペースがあるという面白い構造でした。ちょうど開催されていた展示も興味深く、現代美術ならではの面白さを堪能できました。ヘルシンキの美術館は建物自体が面白いものが多く、外観のデザインを見ているだけでも興味深かったです。

カンピ礼拝堂

カンピ礼拝堂

アモス・レックス

アモス・レックス

その後は、アアルトのインテリアブランド「アルテック」へ。駆け込みで素敵なアイテムを見つけることができました。そして、隣接するアカデミア書店内のカフェ・アアルトで、最後のブレイクタイム。アアルトデザインのインテリアに囲まれた素敵な空間で、美味しいコーヒーとシナモンロールをいただきました。

カフェ・アアルト

カフェ・アアルト

その後、ヘルシンキを18時半に出発し、羽田には翌日の14時近くに到着しました。帰りのフライトは、プレミアムエコノミーに料金が安いチケットがあったとのことで、そちらを手配していただきました。おかげで、ワンランク上の機内食を楽しむことができ、快適な空の旅となりました。長時間のフライトで旅の疲れも溜まっていたため、プレミアムエコノミーを利用できて本当に助かりました。

濱崎さん、丁寧な対応ありがとうございました

担当していただいた濱崎さんはじめ、問い合わせへのご返信が早く、濱崎さんご不在時にも他の方がすぐに対応してくださり、大変助かりました。特に、スペインでのホテル変更と帰国便のプレミアムエコノミーの利用はありがたかったです。

ただ、フィンランドのホテルについても、スペインのように具体的に希望をお伝えすればよかったと思いました。旅行中は時間が足りないと感じるほど充実していたので、事前に自分なりに調べて、もう少し時間に余裕を持って準備すればよかったです。ご相談やお尋ねをすると、具体的な提案や情報をいただけて助かりました。自分から積極的に問い合わせや相談をすることも大切だと実感しました。

バルセロナではガウディをはじめとする建築群やフラメンコ、フィンランドでは建築やデザイン、アートに触れ、多くの刺激を受けました。夜遅くまで賑やかなバルセロナ、夏の日差しや自然が美しいフィンランド、そして人々が暮らしを楽しんでいる様子も印象的でした。旅行中は限られた時間で慌ただしく動いてしまいましたが、今度は地元の人々のようにゆったりと過ごしてみたいと思いました。

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