プラハ(チェコ)、ウィーン(オーストリア)、ブダペスト(ハンガリー)旅行体験記・レビュー『音楽との出会いも堪能!夏の東欧3都市周遊 プラハ・ウィーン・ブダペスト8日間の夫婦旅』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのプラハ(チェコ)、ウィーン(オーストリア)、ブダペスト(ハンガリー)旅行をお楽しみいただけます。
夫婦で楽しむ、音楽と歴史の街巡り
8月、主人と夏季休暇を利用してプラハ、ウィーン、ブダペストの東欧3都市を巡る旅に出かけました。日本と物価が変わらないというハンガリーについて調べていくうちに、近隣のオーストリアやチェコにもに魅力を感じるようになりました。ウィーンは言わずと知れた音楽の都ですが、プラハやブダペストでも気軽にクラシックコンサートを楽しめるのではないかと期待もありました。
いくつかの旅行会社を検討しましたが、トラベル・スタンダード・ジャパンさんは電話での対応がとても親切で分かりやすく、安心して申し込みを決めました。目的地までの航空券も幅広い選択肢があり、料金も手頃だったことも決め手となりました。
実際に旅してみると、3都市それぞれに魅力があり、どこでも音楽を楽しむことができました。プラハでは、古くて美しい街並みと、夏でも涼しい気候が印象的でした。プラハ城の繊細な建築やステンドグラス、旧市街広場のティーン教会で偶然出会ったクラシックコンサートは、想像以上の感動を与えてくれました。ウィーンでは、シェーンブルン宮殿などの歴史的な建造物に圧倒され、ブダペストでは、ドナウ川沿いの夜景の美しさ、特に黄金に輝く国会議事堂が忘れられません。レストランで陽気なジプシーの生演奏を聴きながら味わったグヤーシュも、最高の思い出です。

ブダペストにて鎖橋を見下ろせる展望台から
プラハに到着!早速街の散策に
深夜に羽田空港を出発し、ドバイを経由してプラハへ。チェックインは事前にエミレーツ航空のアプリで済ませていたのでスムーズでした。機内は満席でしたが、事前に通路側の席を確保しておいたので特に不便はなく、機内食も美味しかったです。
プラハには13時に到着。ホテルにチェックインし、荷物を預けてから早速街の散策に出かけました。最初に訪れたのは、ホテル近くの聖リュドミラ教会。ステンドグラスや高い天井など、荘厳な雰囲気に圧倒されました。旅先で初めて訪れた教会だったので、とても印象に残っています。
その後、一旦ホテルに戻り、飛行機での移動で疲れていたので、少し休んでから、カレル橋へ向かいました。カレル橋からプラハ城など一帯がライトアップされていて、おとぎの国にいるようでした。22時頃と遅い時間でしたが、たくさんの観光客で賑わっていました。夕食は、近くのバーガーキングで。味は日本とあまり変わらない気がしました。

ライトアップされたカレル橋
プラハで滞在した「イビス プラハ ウェンセスラス スクエア」は、地下鉄の駅から歩いて数分の場所にあり、どの観光地へも20分くらいでアクセスできました。お部屋は広々としていて、センスの良いインテリアで、とても快適に過ごすことができました。朝食ビュッフェのレストランも、明るくおしゃれな空間でした。ただ、地下鉄の駅にエレベーターがなかったので、大きなスーツケースを持って階段を上るのは大変でした。
2日目、プラハ城、旧市街広場、そして偶然のコンサートとの出会い!
この日は午前中にプラハ城を訪れました。ステンドグラスの美しさはもちろん、丘の上からプラハの街を見下ろすと、たくさんのオレンジ色の屋根が一面に広がり、ノスタルジックで美しかったです。

プラハ城の聖ヴィート教会

プラハ城から見下ろす街並み
その後、旧市街広場へ。石畳の古いヨーロッパの街並みが素敵でした。夜はライトアップされ、さらに幻想的な雰囲気に。

夕刻の旧市街
その後、ティーン教会でクラシックコンサートを鑑賞。旧市街広場を散策中に偶然見つけたもので、教会内で配布されていたチラシを見て、急遽予約しました。演奏はもちろんのこと、教会の音響が素晴らしく、感動的な時間を過ごすことができました。天井の高い教会は、音楽を奏でるのに最適な空間だと感じました。
夕食は、「プラハビアミュージアム」という、ビールの種類が豊富なレストランでいただきました。私はお酒はあまり飲めませんが、主人はプラハのビールを堪能していました。色々な種類のビールを試せるので、お酒好きの方にはおすすめです。料理は、豚肉やチキンのソテー、マッシュルースソースが添えられたポテトなど、ボリューム満点で美味しかったです。
3日目はウィーンへ移動&ショッピング!
この日はプラハからウィーンへの移動日。鉄道の本数が多く、乗り換えもスムーズで分かりやすかったです。17時頃ウィーンに到着後は、ホテルにチェックインしてから、ウィーン西駅でショッピングを楽しみました。スーパーマーケットの「BILLA」では、お土産にチョコレートなどを購入。有名ブランドをはじめ、色々な種類のチョコレートがあり、ばらまきのお土産にぴったりでした。その後、「PULKAUTALER WEINHAUS」というレストランでウィーン料理をいただきました。ビーフシチューのようなお料理やチキンの串焼きをオーダー。そして、またここでも大量のポテトが(笑)食べやすいお味でどれも美味しかったです。
ウィーンで滞在した「イビス ウィーン マリアヒルフ」は、部屋の窓からは街並みが一望でき、まるで絵画のような景色でした。トラムの駅が目の前で、どの観光地へも20分程度とアクセス抜群。朝食ビュッフェでは、特にウィンナーやクロワッサンなどが美味しかったです。
4日目、ウィーンの美術館や宮殿を巡り、オーケストラを鑑賞
この日は、ベルヴェデーレ美術館でクリムトなどの作品を鑑賞しました。クリムトの作品は、どこかで見たことがあるような気がしていましたが、美術館で実際に見てみると、その素晴らしさに改めて感動しました。
その後、カフェザッハーで有名なザッハトルテをいただきました。1時間ほど並びましたが、濃厚で美味しかったです。ただ、私には少し多かったため、ランチはスキップすることに。
午後は、シェーンブルン宮殿でグランドツアーに参加。日本語のオーディオガイドを聞きながら、宮殿内を見学しました。ハプスブルク家の人々が暮らしていたお部屋は、何もかもが豪華で、全てが美術品で素晴らしかったです。ここで起こった悲劇的な歴史も深く知ることができ、興味深く見学できました。

シェーンブルン宮殿の庭園
夜は、モーツァルト学友館でモーツァルトオーケストラコンサートを鑑賞しました。お昼にカフェザッハーで並んでいる時に宣伝していたことから偶然コンサートの開催を知り、案内を聞いてチケットを購入したものです。1時間ほどのコンパクトなコンサートでしたが、演奏者の方々が白いカツラをかぶって演奏していて、とても楽しめました。
コンサートの後は、シュテファン大聖堂周辺を散策。ライトアップされた美しい外観を眺めることができました。遅くまで街歩きを楽しんだため、夕食はスーパーで買ったカップラーメンと屋台で購入したアジア風のスープで済ませました。

シュテファン大聖堂
5日目はブダペストに到着後、国立歌劇場見学やオルガンコンサートを鑑賞
この日はウィーンからブダペストへ鉄道で移動しました。移動自体はスムーズでしたが、列車の表示が少し分かりづらく、乗るべき列車がなかなか分からず、車内も乗降場もカオス状態に(笑)幸い私たちは大きなトラブルには巻き込まれず、無事に乗車できました。
ブダペストに到着後は、ホテルにチェックインしてから、ハンガリー国立歌劇場のグランドツアーに参加しました。本当は予約した方が良かったのですが、たまたま30分後にドイツ語のツアーがあったので、参加することに。「ドイツ語は分からないけど仕方ないか」と考えていたところ、結果的には、英語のツアーに混ぜてもらうことができました。
ツアーでは、館内を見学したあと、階段の踊り場でオペラ歌手の生の歌声を聴くことができました。男女1名ずつでアリアを歌ってくださり、素晴らしい歌声に感動しました。その後、聖ミカエル教会でオルガンコンサートを鑑賞。こちらはゲットユアガイドで見つけて予約しました。市内で一番古いオルガンだそうで、重厚な見た目と同様の迫力のある音色で、神聖な気持ちになりました。教会の内部も、白を基調とした美しい装飾で天国が表現された空間になっており、素晴らしかったです。
夜は、金色にライトアップされたブダ城など、ドナウ川沿いの美しい夜景を見ながら散策しました。

ドナウ川沿いの夜景(ブダ城と鎖橋)
その後、ホテルの近くにある老舗レストラン「Százé ves Étterem(100歳のレストラン)」でハンガリー料理をいただきました。グヤーシュというパプリカの入ったビーフシチューのような料理や、ハンガリー産の豚肉料理など、どれも美味しかったです。ジプシー音楽の生演奏もあり、お客さんも一緒に踊っていて、自由で楽しい雰囲気のなか夕食を堪能。
ブダペストで滞在した「メルキュール ブダペスト シティ センター」は、観光地へのアクセスも良く、繁華街のど真ん中にあるので、何をするにも困らない便利な立地でした。お部屋には、無料のミネラルウォーターや湯沸かし器、金庫などが完備。朝食ビュッフェのクロワッサンはどこよりも美味しかったです。
6日目、ブダペストの街並みを一望!煌びやかな夜景に感動
この日は、まず街のシンボルであるブダ城を訪れました。美術館には入りませんでしたが、周辺を散策し、ゆっくりと時間を過ごしました。
その後、聖イシュトヴァーン大聖堂へ。エレベーターで展望台まで上がり、ブダペストの街並みを一望しました。ここから見た景色がとても美しく、この旅の中でも特に印象的な思い出です。聖堂内部はモザイク画で装飾され、天井が高く広々としており、芸術的な空間でした。続いて訪れたマーチャーシュ教会では、残念ながら当日券の販売がなかったため、外観を見学。漁夫の砦、国会議事堂もさらっと巡りました。

聖イシュトヴァーン大聖堂展望台からの景色

聖イシュトヴァーン大聖堂内部

マーチャーシュ教会
日が暮れてからは、ドナウ川のクルーズに参加。ゲットユアガイドで予約をしていました。素晴らしい夜景のなかでも、国会議事堂がひときわ金色の輝きを放っていて、すごく美しかったです。クルーズの後、更に夜景を鑑賞しようと漁夫の砦へ。丘の上から眺める夜景でも、やはり国会議事堂の存在感が素晴らしく、ゆったりと幻想的な風景を楽しみました。

クルーズ船から見た国会議事堂
最終日、ショッピングを楽しんだ後、帰国の途へ
旅の最終日は、朝早くからブダペスト中央市場へ出かけました。日曜日は営業しているお店が少なかったものの、パプリカパウダーやハンガリーらしい繊細なレースなど、ショッピングを満喫。ハンガリーはレース編みが有名ですが、想像以上に価格が高く、今回はコースターサイズの小さなものを購入しました。中央市場の地下にあるスーパー「ALDI」では、ハンガリー産のはちみつがお手頃価格で販売されていたので、お土産に購入しました。

ブダペスト中央市場
その後、空港へ向かい、帰国の途につきました。スーツケースベルトが無くなっていたり、キャスターが欠けていたりと小さな問題はありましたが、大きな問題はなく、無事に帰国することができました。
担当の内藤さん、ありがとうございました!
今回の旅は、まさに音楽三昧の旅でした。教会、ホール、レストラン、そして街角…プラハ、ウィーン、ブダペストの3都市では、クラシックを中心に様々なジャンルの音楽が溢れていました。中でも、古くからある教会で聴く音楽は、響きが素晴らしく、日本では味わったことのない感動を与えてくれました。建物も街並みも、古いものが美しいまま残されている中央ヨーロッパの魅力を存分に感じることができ、素晴らしい旅になりました。
担当の内藤さんは、電話での対応がとても親切で話しやすく、安心して旅行の手配をお任せすることができました。メールでのお問い合わせにも丁寧に回答していただき、ありがとうございました。顔が見えないからこそ、そういった対応の一つひとつが、大きな安心感につながりました。




