2024年ゴールデンウィーク海外旅行
満足度がとにかく高いスペイン!人気都市バルセロナの楽しみ方

満足度がとにかく高いスペイン!人気都市バルセロナの楽しみ方

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ヨーロッパの西に位置しイベリア半島の大部分を占める国、スペイン。情熱の国と呼ばれる同国は、多様な文化と芸術、建築、自然に加えて食事も日本人の口に合うものがそろう魅惑の場所です。そんな全方位から楽しめるスペインの魅力を、バルセロナを中心にご紹介します。

世界の富が集まった中世のスペイン

イベリア半島に文明が興ったのは古く、紀元前1万年以上前とされています。アルタミラ洞窟の壁画などに見られるマドレーヌ文化から始まり、ローマ、イスラム、北方ゲルマン、カトリックの影響を受けて今日まできました。そのスペインの歴史の中で燦然と輝くのが中世です。

1469年、カスティーリャのイザベル王女とアラゴンのフェルナンド王子の結婚によって、いくつかの国に分裂していたイベリア半島は、ほぼ統一されます。1492年、グラナダ王国を滅ぼして、ついに半島全体は統一されます。さらに1516年に即位したイザベル王女とフェルナンド王子の孫カルロス1世が、祖父であるハプスブルク家マクシミリアン1世が亡くなったことにより、1519年に神聖ローマ帝国皇帝の地位にも就きます。これによってスペインは、今までのイベリア半島に加えて神聖ローマ帝国版図だったオーストリア、オランダ、ナポリ、ミラノ、アメリカの新大陸が領土に。世界的国家になります。

当時新大陸では大量に銀が産出されました。銀はスペインを経由してヨーロッパへ。スペインの絶頂期を築いていきます。フランシスコ・ザビエルが1549年に日本へたどり着き、その後日本とスペインの間で南蛮貿易が行われたのも、この時期です。

中世の街並みを残す古都トレド

中世の街並みを残すスペイン

多様な風土と文化が詰まったスペイン

スペインでは、現在に至るまでさまざまな民族、宗教、文化が、イベリア半島内で盛衰を繰り返してきました。半島内の地域による文化の差は大きく、それが各地の個性に表れています。

首都マドリードを中心にイベリア半島中央部を構成するカスティーリャ・ラ・マンチャ地方、イスラム文化の影響が色濃く残る南部アンダルシア地方、ガウディ建築が点在しピカソ、ダリ、ミロといった芸術家を輩出した地中海沿いカタルーニャ地方など、多様な風土で構成されています。

首都マドリード

首都マドリード

イスラム文化の最高傑作ともいわれる世界遺産「アルハンブラ宮殿」

イスラム文化の最高傑作ともいわれる「アルハンブラ宮殿」

日本人の味覚に合う充実グルメ

スペイン料理といえば何をイメージしますか。パエリャ? タパス? じつは多くの人が想像するパエリャは、スペイン東部を構成するカタルーニャ地方バレンシアが本場です。各地域にはそれぞれの得意料理があり、北部は煮込み、中央部は焼き物、南部は揚げ物を主として展開されています。そして、それらスペイン料理に共通する点は、どれも日本人の口に合うということ。料理が口に合うのと合わないとでは、旅の充実具合が格段に違ってきます。

きちんとテーブルにつき、しっかりと堪能する料理がある一方で、タパスと呼ばれる気軽に楽しめる小皿料理もスペインの魅力です。料理をつまみながらお酒片手におしゃべりする風景は、まるで日本の居酒屋のよう。さらにスペインは世界第3位のワイン生産量を誇る国。フランスワインなどと比べて、お手頃でおいしく楽しめる銘柄が多いのも魅力です。

タパス

タパス

スペインの伝統および近代建築は必見

スペインでは建築も見逃せません。スペインの建築家で誰もが思い浮かぶのがガウディ。19世後半に興った「カタルーニャ・ルネッサンス」と呼ばれる時期に活躍した建築家です。サグラダ・ファミリア聖堂、グエル邸、グエル公園、カサ・バトリョ、カサ・ミラなど、バルセロナ市内には彼が設計した作品が数多く残っています。

近代建築以外も充実しています。スペイン国内には、イスラム教はカトリックの影響を受けた建築様式、またはそれらが複合してできあがった建物が各地に残っています。特に南部アンダルシア地方のグラナダは、イベリア半島最後のイスラム王朝が都を置いた場所。アルハンブラ宮殿を中心にアラブの雰囲気が今も色濃く残る土地です。一方で、北部サンティアゴ・デ・コンポステーラは、エルサレム、ローマに次ぐキリスト教の三大聖地のひとつ。聖ヤコブの墓に建てられたカテドラルが壮大に旅行者を出迎えます。

サグラダ・ファミリア聖堂

サグラダ・ファミリア

グエル公園

グエル公園

スペイン各地を彩る闘牛とユニークな祭り

スペインの国技は闘牛です。3月中旬から10月中旬までのシーズン期間中、スペイン各地で華々しく開催されています。ただし、バルセロナがあるカタルーニャ地方ではカタルーニャ州議会で闘牛を禁止する法律が成立したため、2011年から闘牛を見ることはできません。

雄牛を神に捧げる意味合いがある闘牛は、スペインのお祭りと密接に関係しています。またそれら祭り自体も、とても多彩です。バレンシアのサン・ホセの火祭り、セビーリャの春祭り、パンプローナの牛追い祭り、ブニョールのトマト祭りなど、特徴的なお祭り風景は、日本のテレビなどでも見たことがある人も多いのではないでしょうか。

闘牛

闘牛

バレンシア火まつり

バレンシア火まつり

ヨーロッパ屈指のリゾート地を抱えるスペイン

北を大西洋、南を地中海に挟まれているスペインは、海も楽しめます。イベリア半島の南側にある地中海沿いは水温も暖かく、有名リゾート地が点在しています。地中海に浮かぶバレアレス諸島にあるイビザ島やマヨルカ島、アフリカ大陸の西にあるカナリア諸島なども、ヨーロッパで定番のバカンス先です。例えば、イビザ島はクラブの島として知られ、夏のシーズンになると島内各所は音楽とダンスで盛り上がりますが、「クラブ抜き」でも有り余るくらい楽しめる観光資源があります。

イビザ島

イビザ島

次回からはこれらスペインの魅力について、バルセロナを中心にもう少し詳しくご紹介してきます。

参照:

スペイン観光局
https://www.spain.info

外務省
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/spain/index.html

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