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カタルーニャ美術館前でバルセロナ・街並みを背に撮影

Vol.1095

スペイン・フィンランド 家族旅行記

初めてのフィンランドとスペイン ガウディ建築と北欧の街並みを満喫した母娘二人旅!

投稿者/旅行形態:
50代女性 / 家族旅行
滞在都市:
ヘルシンキ(フィンランド)、バルセロナ(スペイン)
旅行期間:
2024年8月27日〜9月5日の10日間

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1日目
羽田夜発〜
2日目
ヘルシンキ早朝着(フィンランド航空)
スオメンリンナ島、ヘルシンキ観光(エスプラナーディ公園、ヘルシンキ大聖堂、ウスペンスキー大聖堂)
【宿泊】ヘルシンキ
3日目
ヘルシンキ観光(テンペリアウキオ教会)
【宿泊】ヘルシンキ
4日目
マリメッコアウトレット、ハカニエミ・マーケットでショッピング、バレエ鑑賞
【宿泊】ヘルシンキ
5日目
ヘルシンキ夕方発〜バルセロナ夜着(フィンランド航空)
【宿泊】バルセロナ
6日目
バルセロナ観光(モンジュイック城、カタルーニャ美術館、シウタデリア公園)
【宿泊】バルセロナ
7日目
バルセロナ観光(サグラダ・ファミリア、グエル公園、ボケリア市場など)
【宿泊】バルセロナ
8日目
バルセロナ観光(カサ・バトリョ、カタルーニャ音楽堂)
【宿泊】バルセロナ
9日目
バルセロナ午前発〜ヘルシンキ経由
10日目
〜羽田午後着(フィンランド航空)

ヘルシンキ(フィンランド)、バルセロナ(スペイン)旅行体験記・レビュー『初めてのフィンランドとスペイン ガウディ建築と北欧の街並みを満喫した母娘二人旅!』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのヘルシンキ(フィンランド)、バルセロナ(スペイン)旅行をお楽しみいただけます。

母娘でガウディ建築と北欧の魅力を満喫!

大学生の娘とフィンランドとスペインへ10日間の旅に出かけました。来年から娘が忙しくなるため、円安の時期でしたが「今しかない!」と決断。初めての両国は、忘れられない思い出となりました。ガウディ建築を見たいという娘の希望で、バルセロナ行きを探しましたが直行便がありません。そこで、御社のツアーを調べていると、フィンランド航空でヘルシンキ経由のバルセロナ行きを発見。他社はアラブ諸国経由が多く、少し不安を感じたこと、そして北欧へ行ったことがなかったことから、こちらのツアーを選びました。今回御社を利用したのは、5〜6年前のパリ・ロンドン旅行での素晴らしい対応が印象に残っていたからです。今回も希望通りの素晴らしい旅行となり、母娘ともに大満足で帰国しました。

フィンエアーでヘルシンキへ!

羽田空港を夜出発し、ヘルシンキに向かいました。フィンランド航空は初めてでしたが、スムーズな離着陸で安心でき、プレミアムエコノミー席だったので快適なフライトでした。

ヘルシンキには早朝に到着。まずは、空港のグローサリーストアで4日間の交通チケットを購入。リングレールラインという鉄道でヘルシンキ中央駅まで向かいました。所要時間は30分ほど。ホテルはチェックインの時間前だったため、荷物を預けてから観光に繰り出しました。

交通チケットを活用し、まずはフェリーでスオメンリンナ島へ。早朝だったため島内のお店は開いていませんでしたが、自由に島内を散策できました。スオメンリンナ島は、かつてロシアの攻撃から守るための要塞だった場所で、島内には大砲の砲台跡などが残されています。とはいえ、物々しい雰囲気はなく、美しい自然の中をゆったりと散策を楽しめました。海沿いを歩いていると、シリアと書いてある大きな豪華客船がゆっくりとこちらに向かって航行してくるのを発見。フィンランドでシリアの船を目にするとは思いもよらず、驚きました。

スオメンリンナ島の砲台跡

スオメンリンナ島の砲台跡

島からヘルシンキに戻った後は、エスプラナーディ公園を散策。園内には多くのベンチがあり、思い思いにくつろぐ人々の姿が印象的でした。その後、公園内にある「カッペリ」というカフェで、フィンランド名物の「プッラ」(シナモンロール)とコーヒーでひと休み。娘はケーキとコーヒーを楽しんでいました。

続いて、ヘルシンキ大聖堂ウスペンスキー大聖堂を見学。その後は、早朝到着の疲れもあり、街の一角でゆっくりと腰を下ろしてヘルシンキの街並みの雰囲気を味わってから、ホテルへ戻りました。路面電車が走るヘルシンキの街は、活気に満ちた都会という印象を受けました。

マーケット広場にて

マーケット広場にて

滞在先の「オリジナル ソコス ホテル プレジデンティ ヘルシンキ」は、清潔感あふれる大型ホテルで、スタッフの対応も素晴らしかったです。部屋に飾られていたモスキートのタペストリーには驚きましたが、後で調べると、フィンランドではモスキートが有名で、芸術のモチーフとしてよく使われるのだとか。朝食会場も広く、料理も美味しかったです。特に嬉しかったのは生野菜がとても新鮮だったこと。ただ、プール付きのホテルでしたが、残念ながら滞在中は清掃のため利用できませんでした。また、ヘルシンキ中央駅からホテルまでは石畳の道となっており、スーツケースを引いて歩くのは少し大変でしたが、タクシーを使うほどの距離ではなかったので、頑張って歩き通しました。この日は疲れもピークに達していたので、日本から持参したインスタント食品で簡単に夕食を済ませ、早めに就寝しました。

3日目、ヘルシンキの魅力を堪能し、フィンランド料理に舌鼓

ヘルシンキ滞在3日目の午前中は、街の雰囲気を楽しみながらデパートや様々なお店をゆったりと散策。

昼食は再び「カッペリ」を訪れ、フィンランドといえばの名物サーモンスープをいただきました。素材の風味が際立つ塩味の優しいスープでしたが、期待が高すぎたせいか少々物足りなさも。とはいえ、普通に美味しくいただけました。

「カッペリ」名物サーモンスープ

「カッペリ」名物サーモンスープ

午後はテンペリアウキオ教会へ。岩をくり抜いて造られた独特な空間に圧倒されました。教会内部をじっくり見学した後、上部の庭園も散策。その後、Googleマップで教会近くに湖を発見し、行ってみることに。湖畔のベンチに座って、美しい景色を眺めながらフィンランドの自然を満喫しました。

テンペリアウキオ教会

テンペリアウキオ教会

夜は、フィンランド料理のレストランでディナーを楽しみました。昼食でサーモンを食べたこともあり、今回はビーフステーキを選択。付け合わせや味付けにフィンランドらしさを感じる、美味しい夕食となりました。

いただいたフィンランド料理

いただいたフィンランド料理

4日目、マリメッコアウトレットで思わぬ収穫!夜はバレエ鑑賞へ

ヘルシンキ滞在4日目は、午前中にマリメッコのアウトレットへ向かいました。ここにある社員食堂が素敵だという情報を見て、ランチを食べる予定でしたが、到着してみると想像以上の混雑で、ゆっくり食事を楽しめそうな雰囲気ではなかったため断念。アウトレットは、口コミでは街中のデパートに比べると品揃えも価格もそれほど魅力的ではないとあったので、あまり期待していなかったものの、娘と店内を見て回るうちに素敵な商品を次々と発見。結局、私は3着、娘は1着、計4着も購入し、思わぬ収穫に大満足でした。買い物を終えた後は、購入品をホテルに置いてから、再び街歩きに出かけました。

マリメッコのアウトレットの試着室にて

マリメッコのアウトレットの試着室にて

次に向かったのは、ハカニエミ地区にあるハカニエミ・マーケットホール。1914年から続く老舗のマーケットで、こぢんまりとした規模ながら、商品が綺麗に陳列されていて清潔感があり、とても好印象でした。ランチは、マーケット内のカフェでサーモンなどのオープンサンドを楽しみました。マーケットでは、娘にピアスを、私はマグネットをお土産に購入。マグネットは、お店の方が自分で描いたというオリジナル作品で、空港などで売られている定番のお土産よりも思い出に残る一品となりそうです。

ハカニエミ・マーケットホール

ハカニエミ・マーケットホール

夜は、フィンランド国立オペラ・バレエの「眠れる森の美女」を鑑賞。ドイツ人の友人からヘルシンキのバレエは質が高いと聞いていたので、とても楽しみにしていました。チケットは前日にスマホで購入。20歳以下は半額となり、2人で160ユーロほどでした。期待通りの素晴らしい舞台で、感動的な時間を過ごすことができました。

素晴らしいバレエの舞台でした

素晴らしいバレエの舞台でした

5日目、トラブル続きの移動日でしたが無事バルセロナに到着

旅程5日目は、バルセロナへの移動日。あいにくの雨模様だっため、出発までの時間はヘルシンキ中央駅近くの国立図書館「オーディ」で過ごしました。館内には自由に座れるスペースがあり、ゆったりとくつろげました。

その後、リングレールラインで空港へ向かい、ヘルシンキからバルセロナまでは順調に到着。ただ、ここからが大変でした。バルセロナ空港では預けた荷物が1時間半以上出てこず、やっとの思いで受け取りました。国鉄レンフェの駅へ向かう無料シャトルバスの乗り換えもスムーズにいかず、さらに南アジア系の人に、白い液体状の鳥の糞に似たような何かをかけられるという予想外のトラブルに見舞われました。幸い保険に入っていたので、後日手続きをして服の弁償を受けられましたが、トラブル続きで不安な気持ちでいっぱいでした。

様々な困難を乗り越え、ホテルに到着したのは深夜近く。くたくたになりながらも、翌日の観光に備えて休みました。

バルセロナ滞在先の「H10イタカ」は、フィンランドのホテルと比べると小規模でしたが、受付の対応も良く快適に過ごせました。朝食は種類こそ多くありませんでしたが、どれも「さすがスペイン!」と思える美味しさで、特にフルーツジュースが絶品でした。面白いことに、フィンランドのホテルでは生野菜が新鮮で美味しかったのに対し、スペインのホテルでは少しクタクタだったのが印象的でした。観光地からは少し離れていましたが、4日間有効の乗り放題チケットのおかげで、電車で様々な場所を巡ることができました。

6日目 モンジュイックの丘で絶景を堪能♪

バルセロナ滞在2日目。まずはモンジュイック城を訪れました。電車で最寄駅まで行き、そこからバスでモンジュイックの丘に登ります。丘の上からはバルセロナの街並みを一望でき、素晴らしい景色を楽しめました。城の麓には有名なマジカ噴水がありますが、この時期は節水のため残念ながら稼働していませんでした。

モンジュイック城見学後は、予約していたカタルーニャ美術館内のレストラン「オレウム」でランチ。窓際の席に案内され、バルセロナの街並みを眺めながら、美味しいコース料理で優雅なひとときを過ごせました。その後、美術館の展示をささっと見学。本当はゆっくり鑑賞したかったのですが、翌日から不安定な天候が続きそうだったため、娘の「雨が降る前にシウタデリア公園に行こう!」という提案で、駆け足で回りました。

カタルーニャ美術館「オレウム」でいただいたランチ

カタルーニャ美術館「オレウム」でいただいたランチ

カタルーニャ美術館にて

カタルーニャ美術館にて

シウタデリア公園へのバスは本数が少なく時間がもったいないので、途中まで歩きました。ようやくバスに乗れたと思ったら、おしゃべりに夢中な運転手さんが降車ブザーに気付かず行き過ぎてしまい、過ぎた場所からまた歩いて目的地へ。到着までは予想外に時間がかかってしまいました。

実はそれほど期待していなかったシウタデリア公園ですが、想像以上に素敵な場所でした。緑豊かな園内には池があり、ボートに乗ることができます。小さな池でしたが、船上からたくさんの鳥を間近で観察。暑い日でしたが、水辺の景色に癒やされました。公園を満喫した後は、お土産屋さんをいくつか覗きながら、ホテルへ戻りました。

シウタデリア公園にて

シウタデリア公園にて

7日目、念願のサグラダ・ファミリアをじっくり堪能

この日は朝一番で予約をしていたサグラダ・ファミリアへ。教会内部は、ステンドグラスから差し込む光が美しく、荘厳な雰囲気に包まれていました。祈りの椅子に自由に座って静かな時間を過ごすことができました。娘が用意した少年合唱団の賛美歌を聴きながら見学していると、キリスト教徒ではないのに不思議な感動に包まれ、涙腺が緩みそうに。サグラダ・ファミリアのパワーを肌で感じた瞬間でした。塔にも登りましたが、眺めは…正直期待ほどではありませんでした(笑)でも、ツアーではなかったので、好きなペースで雰囲気を堪能できたのが何よりでした。

サグラダ・ファミリア

サグラダ・ファミリア

サグラダ・ファミリア

サグラダ・ファミリア

サグラダ・ファミリアを後にし、次はグエル公園へ。こちらも事前に予約していました。広大な園内は見どころ満載でしたが、この日の暑さと日陰の少なさに、日傘が恋しくなりました。続いて訪れたボケリア市場では、チョコレートがかかった苺やムール貝、タコのピンチョスなど、食べ歩きを楽しめました。その後、ランブラス通りをまっすぐ進んでコロンブスの記念塔へ。塔には登らず、海沿いの階段に腰を下ろし、地中海の景色を眺めながらのんびりとした時間を過ごしました。

ボケリア市場でチョコがけ苺を食べ歩き

ボケリア市場でチョコがけ苺を食べ歩き

コロンブスの記念塔

コロンブスの記念塔

夕食は、ホテル近くの駅構内で海鮮サラダパスタやフルーツジュースを購入。本格的なスペイン料理を楽しみたかったのですが、よく分からず、結局手軽に食べられるものを選びました。

8日目、カサ・バトリョとカタルーニャ音楽堂へ!

旅程8日目は朝一番でカサ・バトリョへ。事前予約のおかげでスムーズに入場できました。カサ・バトリョはガウディらしい曲線美が印象的な建物でしたが、評判ほどの感動はなかったかもしれません。それでも娘は大喜びで、写真を撮りまくっていました。お土産屋さんでは、娘はカサ・バトリョの雰囲気を感じられる写真立てを、私はエコバッグとブックマークを購入。円安で少し高く感じましたが、良い記念になりました。

次に、世界スイーツ選手権で受賞歴のあるパティシエのケーキ屋「ラ・パスティセリア・バルセロナ」を訪れました。朝食で満腹だった私は後回しにしようとしましたが、「すぐ売り切れちゃうよ」という娘の一言で2つケーキを注文。結局、2つとも娘が完食しました(笑)とても美味しかったそうです。

宝石のように美しいケーキが並んでいました

宝石のように美しいケーキが並んでいました

13時には予約していたカタルーニャ音楽堂へ。歴史を感じさせる美しい建物でしたが、座席間が狭くて、大柄な方は移動が大変そうだなんて余計な心配も(笑)。偶然にもパイプオルガンの演奏を聴けましたが、想像していたゆったりとした荘厳な曲調とは違い、激しい演奏にびっくりでした(笑)

その後は雨模様。観光は控えめにして、お土産屋さん巡りとスーパーでの夕食の買い出しを楽しみました。シーフードサラダとパンを購入し、ホテルに戻ってゆっくりと夕食を楽しみました。

最終日は早朝チェックアウト、ヘルシンキ経由で無事帰国

帰国日は早朝の出発だったため、残念ながら美味しいホテルの朝食を楽しむ時間はなく、国鉄レンフェで空港へ向かいました。

バルセロナ空港では雨の影響でフライトに遅れが生じ、少し不安になりましたが、フィンランド人の乗客が多く、皆さん静かで落ち着いていたのが印象的でした。予定より遅れて経由地のヘルシンキに到着しましたが、乗り継ぎはスムーズで、特に問題なく帰国の途に就くことができました。

担当の芝田さん、本当にありがとうございました!

細かな質問にもいつも迅速かつ丁寧に対応していただき、本当にありがとうございました。出発前に何度かメールで問い合わせをしたのですが、即座にご返信いただけたので、安心して旅行の準備を進めることができ、大変心強く感じました。

実は、数年前に家族でパリとロンドンへ旅行した際にも、御社にお世話になり、その時の対応が素晴らしかったため、とても良い旅行会社だと感じていました。その後イタリア旅行を予約しましたが、コロナの影響で残念ながらキャンセルとなりました。それでも今回再びご縁があり、大変嬉しかったです。芝田さんの丁寧な対応のおかげで、フィンランドとスペインで素晴らしい思い出を作ることができました。

円安の時期で当初は躊躇していた今回の旅行ですが、やはり娘の年代にしか見られないもの、経験できないことがありますし、私自身も年を重ねるごとに旅行が難しくなっていくので、結果的に行って本当に良かったと実感しています。母娘ともども非常に満足度の高い旅行となりました。また機会がございましたら、ぜひ御社を利用させていただきたいと思います。

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