【2025年最新】ユナイテッド航空搭乗記（成田～デンバー～オーランド）

ユナイテッド航空ってどんな会社？

1926年に創立されたユナイテッド航空は、シカゴ・オヘア空港やニューアーク空港を拠点とするアメリカ最大規模の航空会社です。ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、サイパン、グアム、ハワイに加え、ヨーロッパ、南米、アジアの350都市へ就航しています。ユナイテッドエクスプレス（ユナイテッド航空のために地域路線の運航を行う6社の地域航空会社）と併せると、毎日平均約4,900便を運航しており、米国内最大級のネットワークを誇ります。

また、ユナイテッド航空は、世界初の女性客室乗務員を乗務させた航空会社としても知られています。1930年、パイロットへの夢を絶たれた看護婦のエレン・チャーチを初めとする8名の女性客室乗務員が誕生。この8名は「オリジナル・エイト」と呼ばれ、今日までユナイテッド航空で語り継がれています。ちなみに、日本発着便では日本語を話せる客室乗務員が1～2名が必ず乗務しています。英語に不安のある方や初めて海外へ行く方も安心して過ごせますね。

2025年7月現在 ユナイテッド航空の日本路線フライトスケジュール

ユナイテッド航空ではアメリカ7都市・11路線が日本に就航しています。

※スケジュールは一例となり、時期により変動します。

ユナイテッド航空 成田～デンバー～オーランド搭乗レポート

成田～デンバー

ここからは、筆者が実際にユナイテッド航空を利用した時のレポートをお届けします。

ユナイテッド航空では出発予定時刻の24時間前からオンラインチェックインが可能です。筆者の便は17時30分出発予定のため、前日18時頃にサイトを確認したところ、以前見た時には有料（59ドルほど）だった座席が無料で指定することができました！当日空港でチェックインするとほとんど席が空いていないこともあるので、有料で事前指定するかオンラインチェックインがおすすめです。

空港の端末で搭乗券とバゲージタグを印刷し、カウンターで手荷物を預けます。ユナイテッド航空の国際線は基本的に出発の60分前までにチェックイン・荷物の預け入れを済ませる必要があります。また、ホノルルやサイパンなど一部の空港では締め切り時間が早めに設定されていますので、出発の90分前くらいまでを目安に手続きすると安心です。

乗継便の搭乗券も出てくるので忘れずに受け取りましょう！

バゲージタグは1枚にオーランドまでが記載されています

カウンターで預け荷物の手続きを

搭乗券にも記載されている通り、16時40分に搭乗が始まりました。スムーズに搭乗できるように、座席位置によりグループ分けされているので、自分のグループナンバーが呼ばれるまでしばし待機。筆者が席に着いたのは17時10分頃でした。

ゲートナンバーや座席などオンラインでも確認可能です◎

デンバー・オーランド間の情報も載っています

搭乗を待つ間にディズニーアプリからWDWの情報を再確認！！はやる気持ちをおさえられない（笑）

これから約10時間半のフライト、お世話になります！！

デンバー便の機材はボーイング787-9、座席配列は3-3-3です。筆者の周りには外国の方が多くいらっしゃいました。座席にはすでにブランケットとネックピローがセットされていました。シートピッチは78cm（31インチ）、座席幅は43.9cm（17.3インチ）と、ごく一般的な国際線の仕様と言えるでしょう。

充電ポートはUSBが使用できました◎また、機内Wi-Fiも完備されています。LINEなどのメッセージングサービスは無料でしたが、LINE通知とメールが届くか届かないかくらいのWi-Fiでした。動画ももちろん見られません。より快適にネットを利用したい場合は有料Wi-Fiサービスをおすすめします。

搭乗時にはアメニティがセットされていました

座席の様子

イヤホンも配られました

食事の回数など、フライトの流れが表示されていました

Wi-Fiもあります

離陸から30分ほど経った頃に、早速スナックとドリンク登場！プレッツェルは塩気があって美味しく頂けました。ちなみにワインやビールもフリーです！さらに1時間ほど経過した19時頃に夕食が提供されました。チキンorパスタで、筆者はチキンをチョイス。チキンカツカレーと春雨サラダ、日本発便ということもあり、まずまずのお味。そして、機内食のデザートで大福が出てくるのは初めてでした（笑）日本の甘味ともしばしお別れ、美味しく頂きましたよ◎

アメリカと言えばプレッツェル

大福の存在感（笑）

23時頃、消灯中に配布されたのはトルティーヤのラップサンド。ソーセージorベジタブルの2種類から選べました。お菓子やアイスではなく、なかなか重めのミッドフライトスナックでした。そして着陸の約2時間前、2時30分頃には朝食の提供がありました。オムレツorジャパニーズヌードルで、ジャパニーズヌードルをチョイス。野菜やお肉が入った焼きそばとクッキーが出てきました。

トルティーヤは結構大きかった

よくある焼きそばのお味でした◎

ユナイテッド航空の機内食は、ネットでの前評判を見るとあまり良い印象がなく心配していたのですが、個人的にはおおむね満足です。特にチキンカツカレーや焼きそばは、日本人に馴染みがあるメニューですし、安心感もありました。プレッツェルも美味しかったです。また、コーラを頼んだ際、そのまま缶で頂けたのでお得に感じました（笑）

デンバーでの乗り継ぎ

日付は日本出発日に戻り12時45分、無事にデンバーに到着です！到着予定時刻は13時10分でしたので、定刻より30分ほど早く到着することができました。アメリカでは乗継便の場合でも、最初の到着地で入国審査と荷物のピックアップが必要になるため、デンバーで手続きをします。

入国審査

入国審査では顔写真撮影と指紋登録、入国審査官による質問があります。

・目的地
・渡航目的（観光orビジネス）
・滞在日数
・誰と来たか

今回はこのような質問を受けました。アメリカで一人旅（特に女性の一人旅）の場合、質問攻めにあう・入国拒否されたなどの声が聞かれることがあります。観光目的であることをきちんと伝え、帰りの航空券をすぐ提示できるようにするなどの対策を取っておきましょう。また、ディズニー目的でアメリカへ行く場合は、バッグや服装をキャラクターだらけにして、単なるディズニー旅行であることを強調するのも良いと思います。効果の有無は不明ですが、筆者は毎回このようにしています（笑）

手荷物の再預け

13時10分に入国審査が終わり、13時25分には荷物のピックアップも完了！到着から40分ほどでピックアップまでを終えることができました！デンバーは国際線の本数がアメリカの他都市と比べて少なめなので、あまり混雑はしないようです。

出口へ行くと、荷物タグの目的地を見たスタッフに再度荷物を預けるように言われたのですが、オーランドに行く旨を伝えると持って行ってくれました。ん？これで合ってるの？？ちょっと不安になり、インフォメーションにて確認したところ、サウスセキュリティへ行くように指示を受けました。どうやら、出口付近に荷物を再度預ける場所があり、荷物を持って行ってくれたのはそこのスタッフだったようです。

保安検査～搭乗口へ

インフォメーションで確認した通り、サウスセキュリティへ向かい、保安検査を受けました。機内で頂いたお水をそのままに手荷物に入れていたら引っかかってしまいました。保安検査を通過するまでは制限区域外にあたるため、乗継便であっても液体類の持込などには注意が必要です。

10分ほどで保安検査を通過し、搭乗口へ向かいます。成田で搭乗券を発券した時点では、乗継便の搭乗口が未決定のため紙の搭乗券には書かれていないことがありますので、WEBで常に自分のフライト情報を開いておくことをおすすめします。今回もそうだったのですが、確認するとB46と表示されていたので、ターミナルBへ向かいました！ちなみにデンバーでは、ユナイテッド航空はターミナルBから出発することがほとんどのようです。

ユナイテッド航空から搭乗口の案内メールが来ました

保安検査からエスカレーターを降りて電車に乗りターミナルBに向かいます。電車を降り、エスカレーターを上がるとフライト掲示板があったので、念のためここでも搭乗口の確認をしました。13時50分過ぎにはB46ゲートに到着！飛行機到着後、1時間強で搭乗口までたどり着くことができました。

ターミナルBに到着！

エスカレーターを上がり搭乗口を目指します

掲示板で常に最新情報をチェック！

今回は3時間ほどの乗継時間がありましたが、2時間ほどしかない場合でもそこまで心配はないと思います。ターミナルBにはカフェ・レストランが数軒ある程度で、空港自体あまり広くない印象を受けました。

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デンバー～オーランド

16時20分、いよいよオーランドへ向けて出発です！こちらの便ではボーイング737-800、座席配列は3-3仕様でした。機内ディスプレイは新しい機器が搭載されており、充電ポートはUSBとCタイプが利用可能◎日本語にも対応していました！2時間半ほどのフライト時間で、スナックとドリンクのみの提供でした。ここでのプレッツェルも美味しかった！

日本語も選べます◎

短距離なのでスナックのみ

プレッツェルとの再会！美味！！

長旅の疲れも吹っ飛ぶ！！飛行機からの夜景は最高！

空席もあり、結構空いている印象でした。また、機内が寒いことがよくありますが、この便も例外なく寒かったです。ブランケットやクッションなどのアメニティもありません。念のためアウターやブランケットを持ち込んで、調節できるようにすることをおすすめします。フライト時間が短いとは言え、体調を崩さないようお気を付けくださいね。

オーランド空港からミアーズ乗車でウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートへ

21時30分、ついにオーランド空港に到着です！Bターミナル41に到着し、荷物のピックアップのためにターミナルB22へ電車で移動しました。到着するとユナイテッド航空からも荷物ピックアップの場所を知らせるメールが来ていました。21時45分にはピックアップ完了！とてもスムーズでした！

荷物ピックアップを知らせるメール

ターミナル間を移動する電車

Bag Claimの22へ向かいました！1つ下の2階が荷物ピックアップの階です

無事に荷物を受け取り、ウォルト・ディズニー・ワールドまでミアーズ（MEARS）を利用して向かいます。以前はディズニー・マジカル・エクスプレスという空港～ウォルト・ディズニー・ワールド間の無料シャトルバスが運行されていましたが、2022年に廃止されてしまいました。そのディズニー・マジカル・エクスプレスを運営していたのがミアーズなので、無料送迎から有料送迎のみに変更されたというイメージですね。

ミアーズの乗り場は1階にあるので、Shuttlesを目印に進みます。1階に降りると大きくMEARS CONNECTと書かれているので、まず迷うことはないでしょう。受付でQRコードを見せて機械に読み込ませます。筆者は今回ディズニー・オールスター・スポーツ・リゾートに宿泊。ホテル名を伝えるとAK-Zのラインだと案内されました。

ミアーズは1階、UberやLyftは2階なのでご注意を！

案内をしっかり確認して進みましょう！

ものすごく主張しているので見落とさないはず（笑）

ホテルごとにレーンが違うので、ホテルが合ってるか確認

AK-Zに進むと、そのままバスに案内されました。車体には以前のディズニー・マジカル・エクスプレスのようなディズニーキャラクターは描かれておらず、MEARSと大きく書いてあるシンプルな外観です。21時50分頃にバスに乗り込んだので、空港到着からわずか20分ほどで乗車することができました！そして、ものすごく大きなバスになんと1番乗り。しばらく筆者一人で貸し切り状態を満喫しました。

ミッキーさんがいないシンプルなミアーズバス。そしてビッグサイズ（笑）

約3分間、この空間にただひとり

筆者が乗り込んで3分ほど経った頃に3人組の家族連れが乗車。すぐに発車するわけではなく、ある程度乗客が来るまで待っているようでした。合計7～8組ほどになったところでようやく出発！時刻は22時15分。21時50分頃に乗車したので、30分弱待っていたということになりますね。

そして、バス出発から約25分、ついにこの瞬間が・・・！

ウォルト・ディズニー・ワールドに入りました～！！何回訪れてもこの瞬間はたまりません！ちなみにゲート前に停車して写真を撮ることは禁止されています。ゲートに近づきすぎると写真に写り切らないので、まだゲートから離れている場所を走行している時からカメラを構えてシャッターチャンスを逃さないように準備しましょう。

また、この日は①ディズニー・カリビアン・ビーチ・リゾート②ディズニー・ポップ・センチュリー・リゾート③ディズニー・アート・オブ・アニメーション・リゾート➃ディズニー・オールスター・スポーツ・リゾート⑤ディズニー・オールスター・ムービー・リゾート⑥ディズニー・オールスター・ミュージック・リゾートの順番で巡回していきました。ホテルに到着するとドライバーさんがホテル名を言ってくれるので、自分のホテルに着いたら降りましょう。オーランドに着いた高揚感でテンションが上がっていると思いますので、くれぐれも降り忘れのないようにお気を付けくださいね。

ディズニー・カリビアン・ビーチ・リゾートのオールドポートロイヤル

23時15分頃、バス出発から丸1時間かかりようやくディズニー・オールスター・スポーツ・リゾートに到着。今回初めてミアーズを利用しましたが、かなり時間がかかる印象を受けました。ある程度乗客が来るまでバス出発も待ちますし、複数のホテルを周るため、空港到着からホテル到着まで2時間弱を要しました。自分が宿泊しないホテルを見ることができるので、色々なホテルを見ることができる楽しさはあると思います。Uber、Lyftは料金は高めですが、時間を優先したい方にはおすすめです。

最後に・・・

いかがでしたか？今回はユナイテッド航空を利用した成田～デンバーオーランドの搭乗記、空港からウォルト・ディズニー・ワールドへのミアーズ乗車の流れをご紹介しました。デンバーでの乗り継ぎやオーランド空港からの移動について、出発前のご不安が少しでも解消されたら幸いです。現在、ウォルト・ディズニー・ワールド滞在記を執筆中ですので、ぜひお楽しみに・・・！

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