ブダペスト(ハンガリー)、ウィーン(オーストリア)、プラハ(チェコ)旅行体験記・レビュー『初めてのヨーロッパへ、妹と楽しい2人旅 ウィーンをメインにブダペスト&プラハも巡る10日間』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのブダペスト(ハンガリー)、ウィーン(オーストリア)、プラハ(チェコ)旅行をお楽しみいただけます。
妹のおかげで、初めてのヨーロッパで楽しい思い出ができました!
GWの休暇を活用して、ヨーロッパを旅行しました。初めてのヨーロッパで慣れない私に対して、妹がグーグルマップを使って目的地まで道案内してくれたり、空港での乗り換えやホテルのチェックインなど、率先して進めてくれたりと、旅慣れている妹のおかげで、とても効率的に観光地を周ることができました。
今回の旅の1番の感動は、夕方から夜にかけてのドナウ川クルーズでした。少しずつ空の色が変わり、ライトアップされた国会議事堂や街並み、灯りを反射する水面は、言葉にならないほどの美しさでした。少し離れた場所にあるハルシュタットやチェスキークルムロフへも足を延ばすことができ、たくさんの観光ができたとても充実した旅になりました。

シュテファン大聖堂

カレル橋
1、2日目 初の長距離フライトに少し緊張
カタール航空で、関空からドーハ経由でブダぺストへ
カタール航空は「機内食が美味しい」「アメニティやエンタメが充実している」という評判通り、アイマスクや歯磨きが入っているアメニティ、日本語で見られる映画も多くて確かに充実していました。機内食も美味しかったのですが、ずっと食べて座っているだけなのでだんだんと重たくなり、帰りのフライトではフルーツとパンだけ食べるなどして調整しました。
エコノミーでも足の部分に余裕があるのと、背もたれの枕部分に折り曲げがあり、頭を支えてくれる構造でとても快適でした。1番良かったのは、乗っている時の安心感。特に行きのドーハまでは新しいエアバスの大型機だったため運転の安定感がすごく、着陸の時もスムーズでとても安心感がありました。ドーハからブダペストまでは少し小型で機材も古かったので、やはり新しくて大型機の方がフライトの安心感はあると感じました。
朝7時にブダぺストに到着。機内ではほとんど眠れなかったためフラフラな状態で「マルマラホテルブダぺスト」へ。チェックイン時間前だったので荷物だけでもホテルに置かせてもらおうと思っていましたが、有難いことにチェックインさせていただけました。おかげで、お昼まで部屋で眠ることができてパワーの回復ができました。
お昼からオペラ座界隈まで街散策。素敵なカフェを見つけたのでランチにふらっと入ってみると、歴史のあるカフェ「Művész Kávéház」でした。こちらでいただいたサンドウィッチと野菜サラダがおいしかったです。

サンドイッチの写真
ホテルの周辺は歴史的な建物が多いのか、街並みがとても綺麗で感激しました。歩いているだけで、ヨーロッパに来たのだと実感できて嬉しかったです。 ウィーンを訪問したかった私としては、当初ブダペストは「絶対に行きたい場所」というわけではありませんでしたが、結果として訪れて本当によかったと思います。
夕方からのドナウ川クルーズを日本からGetYourGuideで予約していました。夕景のライトアップされたドナウ川クルーズは本当に感動的で、このクルーズに参加しただけでもブダペストに来た価値があったと思います。夜の国会議事堂を見ながらホテルに戻りました。

夜の国会議事堂
3日目 ブダペスト観光&ブダペストの名物料理を食べて大満足!
聖イシュトヴァーン大聖堂、フランツリストの家を観光して、ランチで人気店の「メンザ」へ。ハンガリー料理のグヤーシュをいただき、一緒に頼んだビールも美味しかったです。 聖イシュトヴァーン大聖堂は、外観と中の印象が全く違うほど、中はどこを見ても豪華な装飾でその煌びやかさと広さに圧倒されました。

聖イシュトヴァーン大聖堂
次にハンガリー国立歌劇場を見学した後、カフェで伝統的なスイーツのチムニーも食べることができ、ブダペストの名物料理を食べられたと満足しています。ハンガリー国立歌劇場は、ブダペストに行くならぜひここも訪れようと決めていた場所。天井画がとても素敵でした。

ハンガリー国立歌劇場
夜はGetYourGuideで予約していた教会のコンサートを楽しみました。

教会コンサート
4日目 列車でブダぺスト~ウィーンへ移動
ホテル「Leonardo Hotel Vienna Hauptbahnhof」にチェックインして、割とすぐに美術史美術館へ。美術館に到着すると15時半を回っていたので、閉館ギリギリまで頑張って見て回りました。まさかウィーンで大好きなラファエロの聖母子像に出合えるとは思っていなかったので感激しました。
この日の夕飯はイタリアンで1人1人前のパスタを頼んだところ量が多くて残してしまうほど。これ以降は2人で分けて食べるのを前提に選びました。
5日目 ウィーン観光&夢だったカフェザッハーでザッハトルテ!
ウィーンのシンボル「シュテファン大聖堂」ではエレベーターで塔にも登りました。シュテファン大聖堂は、外観の建築物としての美しさの上に、中のステンドグラスの美しさ、教会としての装飾の見事さ、塔の上から見る景色と、たくさんの見どころがある素敵な観光スポットでした。次に、今回私の旅に付き合ってくれた妹が唯一希望した観光場所「フンデルトヴァッサーハウス、クンストハウス」へ。個性的な建築に緑豊かなカフェ。教会や宮殿といった観光地とは違った魅力のある所でバラエティに富んだ観光になってよかったと思います。そしてシェーンブルン宮殿の鏡の間に感激。

フンデルトヴァッサー・ハウス

シェーンブルン宮殿
今回の旅で「絶対ここのカフェには行こう!」と計画していて向かったのが、ウィーンの「カフェ ザッハー」。本場のザッハトルテを2人で1ついただきましたが、とても美味しかったです!

カフェ・ザッハー
ホーンブルク宮殿(ここは入場してません)の前を通って夕飯のお店「Gosser Bierklinik」へ。こちらで、黒ビール、ウィンナーシュニッツェル、サラダをいただきました。ここも美味しかったです。

ゲッサービール
6日目 日帰りで、美しい湖畔の町「ハルシュタット」へ
せっかくウィーンに行くならと足を延ばしてハルシュタットにも行ってきました。眩しいくらいの光が降り注ぐ晴天に恵まれて、美しい景色を見ることができました。美味しいソーセージもいただきました。ホテルをアレンジしてもらって、鉄道の発着駅だったウィーン中央駅すぐのホテル「Leonardo Hotel Vienna Hauptbahnhof」を予約していただいていたのですが、こちらのホテルが本当に快適で心地よかったです。

ハルシュタット
夕飯は、帰ってきてからホテル近くのスーパーで買い物をして、ホテルでいただきました。
7日目 列車でブダペスト~プラハへ移動
初ヨーロッパの私と違い、フランス、スペイン、イタリア、スイスなどいくつかの国に既に行っている妹は、友人の家に泊めてもらったり、ホステルのような場所に泊まったりすることが多いこともあって、このウィーンのホテルLeonardo Hotel Vienna Hauptbahnhofの朝食の充実ぶりは、今まで訪れた海外の中で一番豪華だと言っていました。
朝食をいただいた後、13時発の列車の前にベルヴェデーレ宮殿へ。こちらでは下宮でクリムトの絵「接吻」をはじめ多様なクリムト作品と昔多くの人が教科書で見ただろう有名なナポレオンの絵を見ることができました。

快適だったウィーンのホテル:朝食会場
13時過ぎにブダペストを出発して、17時頃プラハに到着。天文時計の目の前にある「グランドホテルプラハ」にチェックインして、すぐにカレル橋へと向かいました。チェコではチェスキークルムロフにも行きたかったので、プラハ市内の観光は当日の夕方以降か帰国日の午前中だけ。プラハ到着が夕方でしたが、ホテルが有名な観光名所のすぐそばだったため、時間節約になりとても良かったです。
プラハが人気都市なのでしょうか。天文時計前も、カレル橋も観光客がとても多かったです。ある雑誌で、10年ほど前に人のいない静かなカレル橋を撮影した写真を見て、1度行ってみたいとずっと思っていたのが今回ふいに叶いました。夕景からのライトアップはやはりとても綺麗でした。
ディナーは、トリップアドバイザーの口コミが良かった「St.martin」へ。メニュー写真が美味しそうだった鴨肉のローストを注文。あとはチコリのサラダとチーズフライ。スパークリングのプロセッコも美味しかったです。

St.Martin
8日目 念願の「チェスキークルムロフ」へ
FlixBusに乗って、プラハからチェスキークルムロフへ移動。この日はものすごく風が強く、高所恐怖症の私は足を踏ん張って写真撮影しました。チェスキークルムロフは観光客に人気だと頷けるほど、可愛らしい街でした。

チェスキークルムロフ
チェスキークルムロフからプラハに戻ってきた時間はかなり遅かったので、夕飯は空いてるお店を探すことから。宿泊ホテルの近くにピザの専門店があったので、そこに入りました。ピザは2人では食べきれなそうな大きさだったので、ラザニアと生ハムメロンを注文。このラザニアのベシャメルソースが美味しくて、ピザではなくラザニアにして大正解!ここでもプロセッコをいただきました。
9日目 チェコ最終日、最後までたっぷりプラハを観光しました
妹が「人のいない朝のカレル橋を見たい」と言ったので、もう1度カレル橋へ。10年前に雑誌で見た写真を思い出しながら朝のカレル橋を歩きました。
その後、優先入場チケット付きの英語ガイドツアーを予約して、ミュシャのステンドガラスを見に聖ヴィート教会へ向かいました。 ここもとても人気がある観光名所なのでしょう。チケット売り場も、教会に入場するにも列ができていました。ツアーの全体に向けた説明の後に、自由行動となり、教会へ入ってステンドガラスを無事見ることができました。ミュシャの絵も好きだったので、チェコに来てミュシャの作品を見ることができたのは良い思い出になりました。
空港へ向かうバスの時間が迫っていて、多少ギリギリでしたが、無事帰国することができました。

ミュシャのステンドグラス
新井さん、お世話になりました。
今回、新井様にお世話になりました。ホテルのアレンジもとてもスムーズに予約・手配をしていただきありがとうございました。鉄道旅は初めてだったので、チケットの見方についても教えていただけて、安心して電車に乗ることもできました。改めてありがとうございました。



