コペンハーゲン（デンマーク）、ストックホルム（スウェーデン）、ヘルシンキ（フィンランド）旅行体験記・レビュー『デザイン・建築・サウナをキーワードに満喫！ 母娘で初めての北欧3カ国周遊旅行』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルの コペンハーゲン（デンマーク）、ストックホルム（スウェーデン）、ヘルシンキ（フィンランド）旅行をお楽しみいただけます。
母娘で初めての海外旅行は、北欧３カ国へ
母娘で初めての海外旅行は、数年来憧れていた北欧へ行くことにしました。デザイン、建築、サウナなど、北欧の様々な文化に興味があったため、コペンハーゲン、ストックホルム、ヘルシンキの３カ国3都市を訪れることにし、WEB検索で希望に柔軟に対応してもらえそうだと感じた御社に手配をお願いすることに決めました。
移動は電車や船と趣向を変え、盛りだくさん。多彩な体験ができました。また、アウトレットにバスで出かけるなど、現地の雰囲気を存分に味わいながらお買い物も楽しみました。アナログな私は娘に頼ることが多かったものの、拙い英語でも意思表示をする意欲は負けてないかなぁと思います。道中面白いハプニングも多々ありましたが、またぜひ旅に出たいと思える、楽しく充実した日々でした。
1〜2日目、到着後、すぐにコペンハーゲンの観光を開始
羽田を夜に出発し、フィンランド航空でヘルシンキを経由して、朝8時頃に最初の訪問地であるコペンハーゲンに到着しました。ヘルシンキでの乗り継ぎはスムーズで特に問題なかったですが、早朝だったので開いているお店はコンビニ程度でした。
ヘルシンキの空港で見つけたムーミンショップ
ホテルにチェックイン後、早速観光をスタート！翌日にはこの街を離れるため、とにかく頑張ってあちこち回りました。この日訪れたのは、アマリエンボー宮殿、フレデリック教会、ストロイエ、ニューハウン、人魚姫の像、チボリ公園、デザイン美術館など。中心街に観光名所が集中していたため、ほとんど徒歩で観光しました。この日歩数計を確認すると、なんと28,000歩！本当によく歩きました！
デザイン美術館にて
観光途中、ストロイエにあるデンマーク最古のカフェだという「la glace」でお茶を楽しみましたが、お会計は2人で約7000円。物価の高さに驚きました！
la glaceでいただいたスウィーツとお茶
コペンハーゲンで宿泊した「アスコットホテル」は、バスタブがなかったのは少し残念でしたが、それ以外は特に問題なく、快適に過ごせました。朝食では、エルダーフラワーのジュースがとても美味しかったです。
3日目、鉄道でストックホルムへ
前日にコペンハーゲンに到着したばかりでしたが、この日の昼にはストックホルムへ鉄道で移動しました。慣れない場所だったので、早めにコペンハーゲン中央駅に到着し乗り場を確認しましたが、予定の列車が見当たりません。駅員に尋ねたところ、バウチャーには直通と書かれていたものの、実際には乗り換えが必要とのこと。また、バウチャーに記載されていた出発時刻と実際の時刻が異なっていて困惑しました。さらに、乗り換え駅のマルメでは、ストックホルム行きの電車が1時間も遅延。鉄道での移動はトラブル続きで少し参りました。
結局、ストックホルムに到着したのは予定より1時間遅れの19時近くでした。そのままホテルに向かいチェックイン後、ガムラスタン地区のレストランでミートボールやサーモンなどの北欧らしい夕食を楽しみました。人気店だったため1時間半ほど待ちましたが、さまざまな国からの観光客が並んでいて賑やかでした。
ガムラスタン地区のレストランで食べたお料理
ストックホルムで滞在した「クラリオン ホテル サイン」は大きなホテルで、エレベーターから部屋まで少し遠かったものの、他は快適でした。ダブルの部屋を案内されましたが、ツインに変更してもらいました。
宿泊した「クラリオン ホテル サイン」ロビー
4日目、朝からストックホルム観光を満喫
ストックホルム滞在2日目は、朝から観光を楽しみました。まず、ホテルから徒歩約20分の距離にあるノーベル博物館へ。当初の予定にはなかったものの、ふと興味が湧いて、急遽行ってみることにしました。館内には各部門の受賞者の記念品が展示されており、見応えは抜群。お土産に、Tシャツやノーベル賞のメダル形チョコレートを購入しました。
次に訪れたのは、スウェーデン国立美術館です。ちょうどお気に入りブランド「ミナ ペルホネン」の「DESIGN ＝ MEMORY」展が開催されていたので楽しみにしていました。美術館自体は広大で多くの展示がありましたが、すべてをじっくり見る時間はなかったため、「ミナ ペルホネン」の展示を中心に回りました。
スウェーデン国立美術館にて開催中の「ミナ ペルホネン」の特別展
ランチは同美術館内のレストランでいただきました。友人から「内容・価格ともにおすすめ！」と教えてもらっていたレストランで、サーモンやエビ、ポテトなどの美味しい北欧料理を堪能できました。しっかりと充実した内容で、大満足でした。
スウェーデン国立美術館内のレストラン
午後は、食器ブランド「イッタラ」のアウトレットを訪れました。郊外にあるため、バスで移動。バス停を見つけるのに少し苦労しましたが、約30分で到着しました。店内は主に食器が中心で、イッタラだけでなく他のブランドも取り扱いがあり、北欧雑貨が大好きな私は、自分用にお皿2つ、マグカップ、マリメッコのマリボウルなどを購入し、お買い物を楽しみました。
5日目 、ストックホルム市内でインテリアショップ巡り後、ヘルシンキへ
この日は夕方の船便でヘルシンキへ向かう予定だったため、午前中から午後にかけて最後のストックホルム観光を満喫しました。
まずは、テキスタイル好きな私の希望で、事前にSNSで調べていた市内のインテリアショップとガムラスタン地区の織物店を巡りました。「svenskt ten」というインテリアショップは、ランプシェードやクッション、バッグなど、ファブリック製品が多く取り扱われていました。その後訪れた「ヒルダヒルダ」では、北欧らしいデザインの織物をたくさん見ることができました。それも個性的な素敵なお店ばかりでした。
テキスタイルを中心にインテリアショップ巡り
ランチは、ストックホルム中央駅近くにある老舗カフェ「Vete-Katten」で楽しみました。本当は冬に食べられるお菓子「セムラ」を目当てに行ったのですが、シーズン外だったため取り扱いはなし。代わりにランチをいただくことになったのですが、手頃な価格で美味しい郷土料理がいただけ、母娘ともにお気に入りのお店になりました。
Vete-Kattenでいただいた郷土料理
その後、ホテルに戻って預けていた荷物を受け取り、船の乗り場へ。駅近くのターミナルからバスで向かいます。バスの切符の買い方が分からず少し戸惑いましたが、バス内で購入できることを教えてもらい、そのまま乗車。バウチャーを見せると、そのまま通してもらえたため、特に切符を買う必要はないようでした。
ヘルシンキへは、タリンクシリアラインという船で向かいます。船内で一泊し、翌朝10:30にヘルシンキに到着という日程でした。船の乗り場では、バウチャーのQRコードを使ってチェックイン。カードキーを受け取り、客室に案内されました。
予約していたBキャビンの客室は窓がないと聞いていましたが、実際には窓があり、外の景色を楽しみながら時間を過ごせてよかったです。日没が遅い北欧ならではで、明るい夜を過ごしました。また、船内には2時間制のサウナもあり、リラックスして快適な船旅を堪能できました。
タリンクシリアラインBキャビンの客室
6日目、船でヘルシンキに到着後、有名建築家の自邸ツアーへ
ヘルシンキ到着後、まず地下鉄のチケットを購入するために売り場へ向かいました。3日間乗り放題のチケットを買おうとしましたが、取り扱いがなく1日券を購入。後でアプリを使えば簡単に購入できたと知りました（笑）1日券は購入した時間から24時間有効で、翌日マリメッコのアウトレットに行く際にも使えました。
ホテルにチェックインし、ランチを済ませた後、事前に予約していたアルバ・アアルトの自邸ツアーに向かいました。郊外にあるためバスで移動し、その後住宅街を少し歩く必要がありましたが、素晴らしい建築物やインテリアをじっくり見学でき、訪れて本当に良かったです。
アルバ・アアルトの自邸
夜は映画『かもめ食堂』で有名なラヴィントラカモメで夕食を楽しみました。うなぎが有名と聞いていましたが、娘と相談してカツカレーをチョイス。久しぶりの白米に、娘と共に懐かしい気持ちでいっぱいになりました。オーナーは日本人で、お客さんにも日本人が多く、映画そのままの賑やかで素敵な雰囲気の中、楽しい時間を過ごしました。
ラヴィントラカモメで食べたカツカレー
ヘルシンキで宿泊した「オリジナル ソコス ホテル バークナ ヘルシンキ」では、サウナの利用が宿泊料金に含まれており、とても快適に過ごせました。また、スタッフも親切で、いろいろと助けていただきました。
「オリジナル ソコス ホテル バークナ ヘルシンキ」の朝食
7日目、北欧雑貨のショッピングを満喫
ヘルシンキ滞在2日目は、ショッピングを楽しみました。最初に訪れたのはハカニミエマーケット。北欧ならではの白樺のかごを探していたのですが、残念ながら見つからず。でも、かわいいポストカードやカレンダーなど、グラフィック系商品がたくさんあり、とても楽しい時間を過ごせました。
その後、地下鉄で10〜15分ほどの距離にあるマリメッコのアウトレットへ。日本でもお馴染みの人気ブランドということで、日本人観光客で賑わっていました。品揃え豊富で、宝探し気分でお買い物を楽しみました。3時間ほど夢中になっているうちに、予定していた社員食堂でのランチタイムを逃してしまいましたが、セーターやマグカップ、クッションカバー、ポーチなど雑貨や衣服をたくさん購入。素敵な生地も量り売りで手に入れることができ、大満足の時間になりました。アウトレットからの帰り道にショッピングセンターに立ち寄り、プルコギビビンバなど簡単な食事をとりました。
そして、夕方からは事前に予約していた、サウナ施設「ロウリュ」を訪れました。バルト海に面した有名なサウナです。クラシックなサウナをはじめ、4つのサウナがありますが、バルト海でクールダウン（水風呂）は最高に気持ちよかったです。
サウナ施設ロウリュ
最終日、夕方の帰国便まで、ヘルシンキ観光を楽しみました
最終日は夕方の帰国便だったため、午前中は引き続きヘルシンキ観光を楽しみました。訪れたのは、カンピ礼拝堂、テンペリアウキオ教会、ヘルシンキ中央図書館、デザイン美術館などです。特にテンペリアウキオ教会は、岩を掘って作られた独特の建築で、これまでに見たことのない素晴らしい建物でした。また、世界最高の図書館に選ばれたというヘルシンキ中央図書館も新しく斬新なデザインで、とても印象的でした。
テンペリアウキオ教会
ランチには、娘が気になっていたカフェ「アンダンテ」を訪れました。チーズケーキやアボカドトーストを楽しみましたが、雰囲気もとても良かったです。その後、早めに空港に向かいました。
カフェ「アンダンテ」にて
帰国の際は特に問題はありませんでしたが、ヘルシンキ空港のコンビニで缶ビールを買おうとした際、目的地まで開けられないと言われたのが不思議でした。カフェでは飲食が許されているのに、ベンチでの飲酒は禁止されているのでしょうか。結局、ビールの代わりにコーラを買いました。また、帰りのフライトでは事前にオンラインチェックインを行わなかったため、座席がバラバラになってしまったのが残念でした。娘はチェックインが48時間前から可能だと知っていたようですが、今回すっかり忘れてしまっていたようです。とはいえ、特に大きな問題はなく、無事に日本へ帰国することができました。
担当の新井さん、この度は大変お世話になりました
鉄道での移動には少し困惑しましたが、それ以外は迅速かつ丁寧に対応していただき、信頼できました。娘との初めての海外旅行で、サウナ、ショッピング、デザインを中心とした観光を楽しみました。お互いに価値観が似ているので、大満足の旅行となりました。今後、自己のアップデートに励み、英会話もよりブラッシュアップさせて、また旅に出たいと思っています。
