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シーズン2制作も決定した『エミリー、パリへ行く(Emily in Paris)』のフランス事情って本当なの!?

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Netflix(ネットフリックス)で話題沸騰中のアメリカンドラマ『エミリー、パリに行く(Emily in Paris)』。シーズン2制作が決定し、ますます目が離せません!ドラマを観ていると、フランス文化やフランス人の性格に驚くと思います。ドラマで描き出されている、フランス事情は本当なのか、フランスに長期滞在経験のある筆者が解説していきます!

『エミリー、パリへ行く』

主人公は人気女優のリリー・コリンズ演じる「エミリー」。シカゴのマーケティング企業で働くエミリーは、フランスのパリにある企業に転勤することに。憧れのパリ生活でしたが、フランス文化やフランス人の性格に戸惑う日々が待ち受けていました。恋や仕事を通して成長いていくロマンチックコメディです。

記事用 エミパリ オープニング用8

まっすぐ頑張るエミリーを応援したくなる『エミリー、パリへ行く』(イメージ)

物議を醸した理由とは?

全世界のNetflix(ネットフリックス)で視聴ランキング1位を獲得している『エミリー、パリへ行く』ですが、「フランス人のステレオタイプを大げさに表現している」などと、フランス人からはかなり批判の声も出ているそうです。

たしかにドラマを観てみると、フランス語を話せないエミリーに冷たい態度をとったり、クライアントからお礼で下着をプレゼントされたりと、「フランス人ってヤバくない!?」と思うポイントがたくさん出てくるかと思います。では、「エミリー、パリに行く(以下、エミパリ)」で描き出されているフランス事情は本当なのか見ていきましょう。

 

記事 下着 プレゼント

取引先から下着のプレゼントってありえるの!?

動画でエミパリのフランス事情を解説!

下記に続く内容と重複しますが、動画でも『エミリー、パリへ行く(Emily in Paris)』のフランス事情について語っていますので、ぜひご覧ください!

①若い女の子でもおしゃれなアパートに住めるの?

エミパリを観て思わず「羨ましい!」と思うのが、パリの美しい街並みを見下ろすアパートでしょう。実際、パリでひとり暮らしをしようと思うと、狭いワンルームでも月10万円以上出さないと難しいです。仕事でパリ暮らしになれば、会社でアパートを借りてくれる可能性はありますね。

記事用 パリ テラス

景色の良いパリのアパートは憧れ・・・

学生の場合は、寮やルームシェアをする人が多いです。筆者もフランスに留学した際は、ルームシェアをしていました。フランスは学生に優しい国で、外国人留学生でも住宅手当(Allocation Logement)を受けることができます。資格基準をクリアすれば、月に1~3万円程度の家賃補助を受けることが可能。そのため、若い人でも学生であればパリで生活することも夢ではありません!

記事用 フランス学生

学生に優しい国「フランス」!

②フロアの数え方が日本やアメリカと違う?

エミリーが自分の家の階を間違えて、イケメンのガブリエルに出会うシーン。観ている人は思わず、「こんなハプニング起きないかなぁ~」なんて思ったのでは?

階数を間違えるはフランスあるあるだと思います。イケメンに出会えるかは別ですが(笑)。日本でいう1階は、0階(rez-de-chaussee)と言います。筆者も3階だと思って引っ越したら4階で、エミリー同様、重い荷物を階段で必死に運んだ記憶があります。

記事用 荷物 必死

エレベーターがないのはフランスあるあるです

旅行でフランスに行く方は、安いホテルの場合エレベーターがついてない場合があるので事前に確認が必要です。重い荷物を階段で運ぶ羽目になります。

③すぐにブレーカーが落ちたり、シャワーが壊れる?

フランスは、古い建物をリフォームして住み続けていることが多いので、いろんな設備が古い可能性は高いです。筆者の住んだ家も、床下から浸水したり、バスルームの扉が軋んで閉まらなかったりしていました。

キッチンの浸水事件ありました

フランス人は、「昔のものを残すために、壊れたら修復してまた使う」という行為を美徳としている印象があります。その精神があるから、パリの趣ある街並みが今でも残っているんでしょうね。

記事用 パリ 街並み

古いものを大切にするフランス人の精神がこの景色を守っている

それでも、住むとなれば不便が生じることも多いので、引越しの際は細かすぎるくらい綿密にチェックした方がいいかと思います。日本のように、事前に不動産会社が破損部分をチェック済みということは、ほとんどないと思ってください。

④ランチはタバコで十分?

エミリーが上司であるシルヴィをランチに誘った際、「ランチはタバコを吸うからいらない」と断られてしまいます。さすがに、タバコがランチ代わりという人はなかなかいないでしょう。ただ、日本よりもフランスの方が女性の喫煙者数は多いです。2016年のWHOの調査によると、15歳以上の女性の喫煙率はフランスが30.1%、日本は11.2%です。

記事用 フランス女性 タバコ

食事の時もガンガン吸います

そのため、女性がこんなにも喫煙しているのかと驚くことでしょう。フランスは日本よりもタバコの値段が高く1箱700~800円もします。それでも喫煙者が多いので、エミパリでランチをタバコで賄う表現は風刺的には合っているかもしれませんね。

記事用 フランス女性 タバコ1

タバコはフランス人女性の嗜み

⑤挨拶のキスで本当にキスしちゃうハプニングってあるの?

挨拶のキスをフランス語では、「ビズ(bise)」と言います。頬を当てて「チュッ」と音を鳴らします。ハグ文化のあるアメリカ人でさえ戸惑うビズ。基本的に人との距離が遠い日本人からすると、ビズって難易度高いように見えますよね。

記事用 ビズ

フランス式の挨拶「ビズ」

安心してください、フランス人がちゃんとリードしてくれます。だから、流れに身を任せておけばビズはできます。そのため、口でキスしてしまうハプニングはほとんど起きないでしょう。ビズの回数や方法は、地域によってさまざま。パリは2回が基本で、筆者が住んでいた南仏は3回でした。

記事用フランス キスハプニング

口にキスするハプニングはまず起きないでしょう

どこでも誰とでもビズはしません。親しい友達や家族などと会った時くらいですね。職場の人や学校の先生とビズをすることはないでしょう。旅行者の方は、ホテルやレストランの従業員にビズをすることはないので、ビズの機会はないと思います。

⑥犬のフン踏みがち?

パリが美しいという意識だけで行くとガッカリするかもしれません。道には、ポイ捨てされたゴミやタバコの吸殻、犬のフンがびっくりするほど落ちています。美しい建物に目を奪われて、上を向いて歩くと痛い目に合うでしょう。

写真に夢中になっていると

写真撮影に夢中になっているとまずいものを踏んでしまうかも・・・

フランスでは、車の下に大きなブラシが付いている道路清掃車が走っています。さらに、数メートルおきにゴミ箱もあります。その上、散歩道には犬のフンを持ち帰る用の黒いビニール袋まで設置されています。なのに、道がそれほどまでに汚いのは本当に不思議ですよね(笑)。

ゴミ箱

ゴミ箱はどこにでもあるのに・・・(イメージ)

旅行で行くと気分も上がりますが、歩いている最中はできるだけ下を見ることをおすすめします。

当社のフランスツアーはアレンジ自由自在!

エミパリで印象的なのは、フランス語を話せない人間に対する冷たい扱いですよね。実際、フランス語を話せるかどうかで店員の態度がかなり変わる印象はあります。そのため、完璧に話せなくても、フランス旅行に行くなら挨拶程度はフランス語を覚えていくと優しく対応してもらえるかと思います。フランス語を覚えて楽しいフランス旅を!

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