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スペイン広場にて

Vol.958

イタリア 夫婦旅行記

結婚30周年記念でイタリア周遊旅行!ローマ、フィレンツェ、ベネチア3都市の魅力を満喫!

投稿者/旅行形態:
50代女性 / 夫婦旅行
滞在都市:
ローマ、フィレンツェ、ベネチア(イタリア)
旅行期間:
2024年9月14日〜9月22日の9日間

SCHEDULEお客様のご旅行日程

1日目
関空夕方発〜ドーハ経由~
【宿泊】機内
2日目
ローマ朝着(カタール航空)
ローマ観光(コロッセオ、フォロ・ロマーノなど)
【宿泊】ローマ
3日目
バチカン市国観光、ローマ観光(サンタンジェロ城、ナヴォーナ広場など)
【宿泊】ローマ
4日目
ローマ〜フィレンツェ(鉄道)
フィレンツェ観光(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂など)
【宿泊】フィレンツェ
5日目
ピサの斜塔、ミケランジェロ広場
【宿泊】フィレンツェ
6日目
フィレンツェ観光(バッソ要塞、オルティコルトゥラ庭園)
フィレンツェ〜ベネチア(鉄道)
【宿泊】ベネチア
7日目
ベネチア観光(サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂、サン・マルコ広場など)、ゴンドラ乗車
【宿泊】ベネチア
8日目
ベネチア観光(サヴォルニャン公園、サンタ・マリア・マッダレーナ教会など)
ベネチア午後発〜
【宿泊】機内
9日目
ドーハ経由〜関空午後着(カタール航空)

ローマ、フィレンツェ、ベネチア(イタリア)旅行体験記・レビュー『結婚30周年記念でイタリア周遊旅行!ローマ、フィレンツェ、ベネチア3都市の魅力を満喫!』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのイタリア周遊旅行をお楽しみいただけます。

結婚30周年の記念旅行で、歴史と文化が薫るイタリアへ!

結婚30周年を迎え、記念旅行としてイタリアを訪れました。息子夫婦が2年前に新婚旅行で訪れており、その魅力を熱く語っていたことで旅先をイタリアに決定。ローマ、フィレンツェ、ベネチアの3都市を巡り、美味しい料理や素晴らしい景色を堪能してきました。歴史的な建築物や美術品に触れ、古代ローマの偉大さを実感し感動しました。当初主人の会社で補助金が使える旅行会社に申し込んだのですが、希望日程での出発ができないというトラブルが発生。そこでインターネットで検索し、トラベル・スタンダード・ジャパンさんなら自分たちで手配するよりも費用を抑えつつ、希望通りの旅程が組めることがわかり、依頼を決めました。

1~2日目 ローマに到着!早速コロッセオをはじめ名所観光へ

関空を夕方に出発し、ドーハ経由でローマへと向かいました。カタール航空のオンラインチェックインを利用し、プレミアムエコノミーシートにアップグレードしたおかげで、とても快適なフライトになりました。機内食は毎回美味しく、映画や音楽、オセロゲームを楽しんだり、睡眠をとったりしているうちに、経由地のドーハに到着。乗り換え時に搭乗口が変更になっていましたが、早めに気づいて無事に対応できました。

ローマには朝7時半頃に到着。早速、サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会を見学し、その後コロッセオフォロ・ロマーノを訪れました。コロッセオは約2000年経った今も当時の姿のまま残っていることに驚き、想像以上に迫力のある大きさに圧倒されました。コロッセオの周りを一周すると、崩れそうな所を修復している箇所や、再現された箇所も見ることができました。内部地下には仕切ってある檻のような形が残っていて、猛獣の檻だったのかなと思いました。観客席の跡も残っており、この場所で剣闘士同士、また剣闘士と猛獣との戦いが繰り広げられ、大歓声の観客であふれている光景が目に浮かびました。フォロ・ロマーノでは神殿や凱旋門などの遺跡を通して、古代ローマの繁栄を肌で感じました。パラティーノの丘は入口が分からず、再入場できなかったのが少し心残りです。ローマは至る所に遺跡があり、ローマ帝国の栄枯盛衰を窺い知ることができました。

コロッセオ

コロッセオ

コロッセオ内部

コロッセオ内部

フォロ・ロマーノ

フォロ・ロマーノ

続いて訪れた真実の口では、長蛇の列のため記念写真だけを撮りました。今回の旅行では写真をたくさん撮りました。写真を撮っている観光客から日本語が聞こえた場合は、日本人と判断して、まず「写真を撮りましょうか?」と声をかけて撮り、その後自分のiPhoneを渡して撮ってもらいました。慣れてきたら、外国からの観光客の方や写真を撮っているカップルの方と同じように撮り合いっこをしました。皆さん、快く応じてくださり、良い思い出になりました。ディナーはレストラン「Sapori Di Roma 」でピザとカルボナーラを堪能。とても美味しかったです。

ローマで滞在した「ホテル スコット ハウス」は、テルミニ駅から近く、観光地に行くにも便利な好立地。建物自体は年代物という感じですが、改装されているので綺麗でした。特筆すべきは日本では見かけないレトロ感満載なエレベーター!鉄製のドアを自分で開け閉めするエレベーターは初めてで、驚きました。金網で囲まれた箱が上下する様子に、最初は「大丈夫なのか」と不安でしたが、慣れるとアトラクションみたいで面白かったです。定員3人と張り紙があるのに、私たち2人以外に2人乗り込み、4人で乗った時はさすがにドキドキしました(笑)お部屋は綺麗で窓からの景色も良く、朝食も美味しかったです。種類豊富なパン、飲み物、ヨーグルト、卵、ハム、フルーツがありました。コーヒーはエスプレッソかアメリカンを選べました。

3日目 バチカン市国とローマの街並みを満喫

3日目は、地下鉄でバチカン市国へ向かいました。テルミニ駅から地下鉄A線に乗り、Ottaviano駅で降りる予定でしたが、列車がOttaviano駅で停車せず通過。次の駅で降りた時に駅名が違うことに気づき、反対方向の列車に乗り無事にOttaviano駅に到着。サン・ピエトロ大聖堂へは徒歩で向かいました。実は、システィーナ礼拝堂の「最後の審判」を見たくて日本で事前予約を試みましたがすでに完売。当日券を期待して訪れましたが、長蛇の列に断念。クーポラ登頂も同様に大行列で諦め、周辺の写真撮影をして次の観光へ切り替えました。

サン・ピエトロ大聖堂

サン・ピエトロ大聖堂

その後、ローマの観光名所を巡りました。サンタンジェロ城、工事中のサンタンジェロ橋ナヴォーナ広場パンテオントレビの泉スペイン広場など、どれも魅力的で写真を撮りまくりました。トレビの泉では、「もう一度ローマを訪れることができる!」という伝説に願いを込めて、コインを左肩越しに投げ入れました。続いて、トリニタ・デイ・モンティ教会サンタ・マリア・デッラヴィクトリア教会も巡り、ローマの街並みを満喫。

スペイン広場

スペイン広場

ディナーは予約していた「Trattoria Angelo」へ。日本語メニューがあり助かりました。サーモンクリームペンネとマルゲリータ、ビールで乾杯!どれも最高に美味しく、大満足でした!

Trattoria Angelo

Trattoria Angelo

4日目 フィレンツェへ!美しい街並みに魅了されました

旅程4日目は、ローマからフィレンツェへの移動日。テルミニ駅からフレッチャロッサに乗り、1時間30分ほどで、フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェラ駅に到着しました。

ホテルに荷物を置いた後、早速フィレンツェの街を散策開始!ローマとはまた違った、歴史を感じる美しい街並みに魅了されました。サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂ドゥオモ広場レプッブリカ広場サンタ・クローチェ聖堂ヴェッキオ宮殿ヴェッキオ橋ピッティ宮殿メルカート・チェントラーレサンタ・マリア・ノヴェッラ教会サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局など、多くの観光名所を回りました。特に、3色の天然の大理石でできた外壁とレンガ造りの巨大なドームのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂は、ゴシック建築、初期ルネッサンス建築を代表するもので、「これぞフィレンツェ!」と感じました

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

フィレンツェ最古の橋、ヴェッキオ橋

フィレンツェ最古の橋、ヴェッキオ橋

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の前で写真を撮る時、7歳くらいの男の子が私に笑顔を向けて走り回っていて、可愛いなあと目で追っていました。主人は私の写真を撮っていて、私は主人の背中のリュックから目を離しました。その後、主人のリュックのチャックが2箇所開けられていました。思い返すと、写真を撮っている主人の真後ろに、その男の子の母親がベビーカーを持って座っていたので、「あれ?いつ母親が来たの?」と不思議に思いましたが、あの親子がスリだったとは! 幸い、貴重品はウエストポーチに入れて服の下にあったので、何も盗られずに済みましたが、その後はもっと気をつけるようにしました。スリにはくれぐれもご注意ください。

フィレンツェで宿泊した「サン ジョルジオ & オリンピック フローレンス」は、サンタ・マリア・ノヴェラ駅から程近く、徒歩数分で観光地に行ける便利な立地でした。部屋にはバスタブがあり、ゆっくりお湯につかってくつろぐことができました。朝食も充実しており、様々な種類のパン、飲み物、ヨーグルト、卵、ハム、シリアル、フルーツ、コーヒー、そしてスイカがありました。

フィレンツェでの滞在先「サン ジョルジオ & オリンピック フローレンス」のお部屋と朝食

フィレンツェでの滞在先「サン ジョルジオ & オリンピック フローレンス」のお部屋と朝食

5日目 ピサの斜塔とフィレンツェの絶景を満喫

この日は、午前中にサンタ・マリア・ノヴェラ駅から列車でピサへ。ピサの斜塔までは徒歩で向かいました。ピサの斜塔では、おなじみの、あのポーズで記念撮影!

ピサの斜塔 皆同じポーズで撮影されていました(笑)

ピサの斜塔 皆同じポーズで撮影されていました(笑)

午後は、フィレンツェに戻り、ミケランジェロ広場へ。ここからはドゥオモクーポラヴェッキオ宮殿アルノ川など、フィレンツェの街を一望することができ、美しい景色に感激しました。広場中央には、レプリカですが、あのダビデ像がありました。

ミケランジェロ広場からのフィレンツェの景色

ミケランジェロ広場からのフィレンツェの景色

ディナーは、「Matto Matto Pizzeria Grill Ristorante」にて。ワインで乾杯し、カルボナーラとミートソースのタリアテッレを食べました。隣のテーブルの気さくなご夫婦と会話を交わす機会があり、結婚50周年を記念して、スペインからフィレンツェに旅行していらっしゃるとのこと。私はスペイン語が話せないため英語でコミュニケーションを取り、年齢や出身地、孫の写真を見せ合うなど、楽しいひとときを過ごしました。奥さんが「実は結婚した当初は旦那さんのことを嫌いだったのよ」と幸せそうな笑顔で話されていたのが印象的でした。私たちは結婚30年ですが、このご夫婦のように年を重ねて50年にはまた仲良く旅行をすることを目標にしました

ディナーの席で仲良くなったスペインのご夫婦と一緒に

ディナーの席で仲良くなったスペインのご夫婦と一緒に

6日目 フィレンツェ観光を楽しんだ後、水の都ベネチアへ

この日は、午前中にバッソ要塞オルティコルトゥラ庭園を散策。バッソ要塞は工事中で入れませんでしたが、どちらも人が少なく、特にオルティコルトゥラ庭園は日本の井の頭公園を思わせる、居心地の良い穏やかな空間でした。

午後からベネチアへ移動しました。駅に到着すると、列車が1時間近く遅延。イタリアでは珍しくないのかもしれませんが、少し不安になりました。電光掲示板で私たちの列車の到着予定時刻とホーム番号が表示されるのを待ちます。表示されると、皆が一斉に走り出しました。ローマからフィレンツェ行きの列車で学んだのですが、指定席であっても、荷物を置く上部の棚は早い者勝ち。もちろん、ホームが表示されると同時に私も走りました(笑)。約2時間の列車の旅を楽しみ、ベネチアに到着。ホテルにチェックインした時には、すっかり夜になっていました。

イタリアの高速列車 フレッチャロッサ

イタリアの高速列車 フレッチャロッサ

今回ベネチアで滞在した「ホテル ナチョナーレ」は、フロントまでの階段を重いスーツケースを持って登るのが大変でした。私たちの部屋は別館で、鍵はカードキーなので、外出のたびにフロントに鍵を預けなくてよいのは便利でした。朝食会場は本館にあり、種類豊富なパン、ドーナツ、飲み物、ヨーグルト、卵、ハム、シリアル、フルーツがいただけました。コーヒーも美味しかったです。

ベネチアでの滞在先「ホテル ナチョナーレ」の外観、朝食など

ベネチアでの滞在先「ホテル ナチョナーレ」の外観、朝食など

7日目 映画のような美しいベネチアを堪能

旅程7日目は、まず翌日の帰国に備えてバス停の場所と乗り方を確認しました。その後、ベネチアの主要観光スポット巡り。サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂サン・マルコ広場サン・マルコ寺院ドゥカーレ宮殿ため息橋リアルト橋などを外観を中心に見学しました。サン・マルコ広場は水位が高く浸水していましたが、合わせ鏡のように水面に映るサン・マルコ寺院の姿を写真に収めることができました。

浸水しているサンマルコ広場 水面にサンマルコ寺院と鐘楼が映っていました

浸水しているサンマルコ広場 水面にサンマルコ寺院と鐘楼が映っていました

予約しておいたファンダコ・デイ・テデスキのテラスからは、夕焼けに染まるベネチアの街並みを一望でき、感動しました。ベネチアの街並みは、まるで映画の世界に迷い込んだかのようでした。

ファンダコ・デイ・テデスキのテラスからの景色

ファンダコ・デイ・テデスキのテラスからの景色

ゴンドラにも乗り、水路から街を眺めるという、ベネチアならではの体験も楽しみました。ベネチアは街中に運河が張り巡らされていて、小道も多く、ローマやフィレンツェとも違う雰囲気で、うっとりするような素晴らしい街でした。

リアルト橋からの夜景  運河に街灯りが映えて素敵!

リアルト橋からの夜景  運河に街灯りが映えて素敵!

この日のランチは、「Rossopomodoro」でピザを堪能。もちもちの生地が本当に美味しかったです。ディナーは「Puppa Bar Venezia」でイカ墨パスタとカルボナーラ、ワインをオーダー。どれも美味しかったですが、特にイカ墨パスタは、日本では味わえない絶品!食後にいただいたラテに、ハート型のアートが施されていて可愛かったです。隣のテーブルには英語で会話をしている二人のご婦人がいて、話しかけてみると、オーストラリアからクルーズ船でイタリアにいらっしゃったとのこと。趣味で日本語教室に通ったことがあるということで、少し日本語で会話も楽しめました。思い返せば、フィレンツェのホテルのロビーでも、宿泊客の方から英語で「日本人ですか?私は以前浜松に少し住んでいました」と話しかけられました。時間の都合で長話はできませんでしたが、静岡県に住んでいたそうです。このように海外で外国の方とお話するのも楽しくて良い経験になりました

最終日はベネチアの魅力を最後まで堪能し、帰国の途へ

帰国日は、午前中にサヴォルニャン公園を散策。その後、サンタ・マリア・マッダレーナ教会サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂を見学しました。サヴォルニャン公園では、地元の親子連れのグループが、子供用の曲をスピーカーで流しながら、遊具で楽しそうに遊んでいました。

その後、ローマ広場からリムジンバス(ATVO)で空港へ。イタリアは9月にストライキが多いそうで、実は前日はATVOがストライキでバスが運休していましたが、この日は予定通り運行しており幸いでした。

マルコポーロ空港ではカタール航空のカウンターの場所が少し分かりにくかったものの、その他は特に問題なく出国。日本とは異なり、ここではほとんどの人がオンラインチェックインを利用していたため、普通に長い列だったので時短にはなりませんでした。ドーハから関空への帰国便の機内食では、白いご飯と鰻が!久しぶりの日本食に舌鼓を打ちました。

担当の新井さん、ありがとうございました!

この度は、希望通りの飛行機、ホテル、列車の手配をしていただき、ありがとうございました。担当の新井さんがとても親切で、不明点などはマイページでのメッセージのやり取りにより解消され、安心して旅行に臨むことができました。旅行中は、私の鞄につけていた南京錠が気づかぬうちになくなっていたり(幸い、盗まれた物はありません)、各地で交通機関の運休や遅延などのハプニングもありましが、それも今となっては貴重な体験となりました。イタリア3都市の魅力を存分に満喫し、特に映画の世界のような美しいベネチアの街並みは強く心に残りました。

今回の旅行は、結婚30周年の記念旅行でした。子どもたちが結婚し独立し、両親たちも自分たちも健康で、職場の有給休暇も取得でき、絶好のタイミングで旅行の機会に恵まれたことに深く感謝しています。この30年、大変なことも喧嘩もたくさんありましたが、夫婦で乗り越え頑張ってきました。その結果、今の幸せがあります。30年の思い出を語りながら、素晴らしいイタリア旅行を楽しむことができました。これからも夫婦仲良く健康に過ごし、50周年の結婚記念日には、また二人で旅行に出かけたいと思います。

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