ベネチアカーニバルはいつ？日程やスケジュールは？2024年ベネチアカーニバルツアーも紹介！
2024年ベネチアカーニバル開催決定！ベネチアカーニバルの日程・スケジュール・歴史について学んで、今度こそベネチアカーニバルに参加してみましょう！2020年2月、最も盛り上がるカーニバル終盤に新型コロナウィルス感染症拡大で中止になって以降、2021年は中止、2022年はオンライン開催、2023はほぼ例年通りと少しずつ元に戻っていき、2024年は完全に従来の姿に復活します！1000年以上の歴史を誇るカーニバルの期間中、イタリアの水の都・世界遺産ベネチアは貴族の衣装と仮面をまとった人々で埋め尽くされ、絢爛豪華な世界に！2024年こそ悲願のカーニバルを見届けましょう！
ベネチアカーニバルとは？
ベネチア・カーニバルは世界三大カーニバルのひとつ。1000年以上もの歴史を誇るベネチア伝統であるマスカレード（仮面舞踏会）が、そのまま現在のベネチアに出現します。
ベネチア共和国の大イベントが今も引き継がれている
毎年1月後半から3月初旬のうちの2週間ほど開催されるベネチアカーニバル。ベネチア共和国時代から残る貴重な世界遺産の町に 、貴族になり切り、仮面で顔を隠した舞踏会参加者（マスケラ）たちが加わることで、「水の都」と讃えられる美しい街が、より一層幻想的に輝きます。そんな歴史絵巻を見るべく「一生に一度でいいからベネチアカーニバルを見たい！」「ベネチアに行くならカーニバルのあるこの時期！」と決めている人も多く、ベネチアがとても寒い時期にもかかわらず、カーニバルの時期は「ベネチア観光のベストシーズン」です。
ちなみにマスケラたちは、ベネチアの地元の人、イタリア各地方やって来る人もいれば、国外から参加する人たちも多く、誰でも仮装して参加できます。もちろん旅行者もOK！世界三大カーニバル（ブラジルのリオのカーニバル、トリニダード・トバゴのカーニバル、ベネチアカーニバル）の中で唯一、誰でも参加できる開かれたカーニバルこそベネチアカーニバルなのです。
これはカーニバルが始まった当初の「貴族も平民も顔を隠して楽しむ」というスタンスを守り続けているからこその自由度。どの国の人も、このベネチアを最高の仮装で楽しんでほしいというやさしい遊び心で満ち溢れてます。
誰がどこの国の人なのかわからない、それが魅力
ベネチア・カーニバルの歴史
カーニバルが開催されるのはベネチアが一年で最も寒い、2月前後の「謝肉祭」と呼ばれる時期。キリスト教では「謝肉祭」をカーニバルとして華やかに祝う期間があり、キリスト教徒の多いベネチアでもこの時期に開催されるようになりました。
11世紀、ベネチアでも初めてカーニバルらしきものが催されます。しかしそれは、神聖な儀式ではなく、アクイレイアとの戦争に勝利した喜びで、ベネチアの人々が広場で踊りだしたことが始まりとも言われています。
そう。ベネチアカーニバルは、なんと1000年前から開催されたというとても歴史のあるカーニバル。当時のベネチアはまだイタリアではなく、ひとつの共和国でした。
1296年にカーニバルとして承認されますが、そのころにはすでに仮面を被って踊っていたそうで、早い時代から世界的な人気を誇るこのカーニバルの原型を作っていたのです。
ベネチア共和国が栄華を誇った18世紀のルネサンス期に、カーニバルも最高潮の盛り上がりを見せます。このカーニバルの面白さは、この期間だけは貴族も平民も仮面をつけて身分に関係なく盛り上がる「平等」さ。そしてその美しく楽しいカーニバルの様子は世界的に知れ渡っていきます。
しかし、ナポレオンの侵攻により、ベネチア共和国が崩壊。共和国がなくなると、自然にカーニバルも衰退していき、最終的には消滅してしまいました。
時は流れ1979年にベネチア市がこの美しいイベントを復活させます。200年以上の時を経て、当時の豪華絢爛な仮面舞踏会が再開されたのです！遡れば、カーニバルに参加していた先祖もいるはずのベネチア市民にとっては、待ちに待っていた瞬間でした。
200年ぶりの再開して以来、はじけまくりっぱなしです
ベネチアカーニバル歴史年表
| 1296年 | カーニバルに承認される |
|---|---|
| 1436年 | カーニバル用の仮面作りが「職業」として認められる |
| 1700年代 | ベネチア共和国が栄えカーニバルが最も盛り上がった時期 |
| 1797年 | ナポレオン侵攻によるベネチア共和国崩壊・カーニバル衰退⇒消滅 |
| 1979年 | ベネチア市の手でベネチアがカーニバル復活 |
全ての市民が平等の大パーティ！その噂は世界中に広がっていく
ベネチアカーニバルの歴史に加わった2020年から2023年のカーニバル中止と縮小
ベネチア市に復活して以来、オフシーズンを盛り上げるベネチア観光に大成功しただけではなく、中世のベネチアの光景を蘇らせることに成功したベネチアカーニバル。
しかし、長い歴史に残念な中止と縮小が加わったことは記憶に新しいところ。
2020年から2023年まではベネチアカーニバルの長い歴史の中にもう一つ、残念な出来事が起こりました。新型コロナウィルス感染症拡大による、中断、縮小などです。
市民も旅行者もみんな待ちに待っていたベネチアカーニバル。当然、2020年度も世界中の貴婦人・貴族たちがベネチアに集結し、夜な夜なの舞踏会に酔いしれ、最高のフィナーレを飾る予定でした。
しかし、まさにその時、新型コロナウィルス感染症がイタリアにも上陸。2020年2月23日、イタリア国内での152人の感染者と、3人の死亡が確認された時点で、ベネチアカーニバルの中止が発表されます。
2021年は全てのコンテンツがインターネット上でのWEB開催に、そして2022年は一部のコンテンツがWEB開催、2023年は大部分のコンテンツが通常通りに開催されたものの、全て戻った訳ではありませんでした。
2024年はベネチアカーニバル完全復活！
2023年のベネチアカーニバルはほぼ通常通り行われたことで大変盛り上がりましたが、2024年はすべてのコンテンツが元通り完全復活します。また、2023年4月末に日本の水際対策も撤廃されたため、日本からの参加と言う点では4年ぶり参加できるベネチアカーニバルとも言えます。
一生に一度は見たいと思っていた方、これまでもベネチアカーニバル時期には必ず出かけていたというリピーターの方、ベネチアが一番美しくなる日に、出かけてみましょう！
ニホンジンオカエリ…
2024年ベネチアカーニバル・スケジュール
一番盛り上がるのはいつ？
2024年のベネチアカーニバル期間は、1月27日（土）から2月13日（火）
ベネチアカーニバルはいつ行くべき？
2024年ベネチアカーニバル期間：1月27日～2月13日
毎年約2週間の期間、開催されるベネチアカーニバルですが、その中でも一番盛り上がるのは最後の週末から最終日。
メインイベントは週末に開催されるので「お祭りの雰囲気を存分に味わいたい！」という人は、特に最終日に一番近い土日がおすすめです。
ベネチアカーニバルが最も盛り上がるのは後半の週末土曜日と日曜日。最終日にかけて多くのイベントが組み込まれていくので、2月10日（土）～13日（火）の4日間が最も盛り上がり、ベネチア本土は人や仮装したマスケラたちで埋め尽くされます。
ただ週末はサン・マルコ広場が身動きができない程人で埋まるので、「人が多すぎるのはちょっと…」という人はわざと平日に行くのもあり。平日は週末に比べると人が少ないですが、衣装を身にまとっている人もたくさんいるのでカーニバルの雰囲気も楽しむことは可能です。
実は私はパンデミック以前に、実際に2月の平日を選んでいきました。やはり人がいない方が快適に見学できます。
毎年約2週間の期間、開催されるベネチアカーニバルですが、その中でも一番盛り上がるのは最後の週末から最終日。
メインイベントは週末に開催されるので「お祭りの雰囲気を存分に味わいたい！」という人は、特に最終日に一番近い土日がおすすめです。
2024年のスケジュールで行くと、ベネチアカーニバルで一番盛り上がるのは2月10日（土）～13日（火）の4日間。
週末のイベント目当てに行くなら2月10日（土）と11日（日）にベネチアを訪れましょう。
ただ週末はサン・マルコ広場が身動きができない程人で埋まるので、「人が多すぎるのはちょっと…」という人はわざと平日に行くのもあり。平日は週末に比べると人が少ないですが、衣装を身にまとっている人もたくさんいるのでカーニバルの雰囲気も楽しむことは可能です。
実は私はパンデミック以前に、実際に2月の平日を選んでいきました。やはり人がいない方が快適に見学できます。
2024年ベネチアカーニバル期間：1月27日～2月13日
毎年約2週間の期間、開催されるベネチアカーニバルですが、その中でも一番盛り上がるのは最後の週末から最終日。
メインイベントは週末に開催されるので「お祭りの雰囲気を存分に味わいたい！」という人は、特に最終日に一番近い土日がおすすめです。
2024年のスケジュールで行くと、ベネチアカーニバルで一番盛り上がるのは2月10日（土）～13日（火）の4日間。
週末のイベント目当てに行くなら2月10日（土）と11日（日）にベネチアを訪れましょう。
後半が難しい場合は、オープニングセレモニーのある1月27日（土）と、水上バレード1月28日（日）がおすすめ。
ただイベントが多い土日はサン・マルコ広場は前に歩くのも難しいほど人で埋まります。混雑が苦手という人は前半の平日に行くことをおすすめします。
「すいていたらカーニバルの雰囲気が楽しめないのでは？」という心配は無用。ただでさえ人の多いベネチア。この期間中は平日でも混雑しますし、仮装をしたマスケラも多いので、カーニバルの雰囲気も楽しむことは可能です。ベネチア観光を楽しみながらマスケラたちと写真を撮りたい（写真を撮る際は必ず声を賭けましょう。中にはお金を取る悪質なマスケラもいます）という人は、カーニバル前半の平日でも十分に楽しめますよ。
またホテルや宿泊施設がカーニバル最終日は埋まっていたり土日は宿泊費が数倍に跳ね上がる場合も。予算に応じてベネチアカーニバル中のベネチア旅行を計画した方が良さそうです。
世界中から集まってくるマスケラたち
ベネチアカーニバルの主なイベント・見どころ
ベネチアカーニバルの期間中は、毎日様々な場所でイベントが行われます。
※正式なスケジュール・イベントは、直前に決まります。現段階では参考程度にご確認ください。変更になる場合もあるため出発前に公式サイトで確認をお願いします。
以下の行事意外に、完全な仮装をしたゲストのみ参加できる仮面舞踏会（有料）が2024年2月 2日・3日・8日・9日・10日・11日・12日・13日に催されます。ダンスの指導もしてもらえるので仮装で参加したいという人は、開催日に行くようにしてみては？
| 1月27日（土） | グランド・オープニング※華やかなオープニングセレモニーが開催されます |
|---|---|
| 1月28日（日） | 水上パレード |
| 2月3日（土） | ・マリア達の行進 ・サン・マルコ広場でおこなわれる仮装コンテスト開始（2月3日～13日まで） |
| 2月4日（日） | 天使の飛翔 |
| 2月12日（月） | Carnevale Campaltino※伝統的なパレード |
| 2月13日（火） | ・2024年カーニバルのマリア賞 ・サン・マルコ広場でおこなわれる仮装コンテスト最終日（2月3日～13日まで） ・最終日を飾る盛大な花火の打ち上げ |
オープニングセレモニー
オープニングセレモニーはベネチア・カーニバル初日のグランドオープニング日と、翌日に行われます。
運河の上で行われ、周囲の数百年の歴史を誇る建物がプロジェクションマッピングに照らされ、いつもと全く異なる雰囲気に！光と音、そして運河の水が織りなす素晴らしいパフォーマンスと、ベネチアを象徴するゴンドラの姿は、オープニングセレモニーを見ただけで「ああ、ベネチアに来てよかった！」と思えるはずです。
船上のパフォーマンスは幻想的。毎年演目が変わります
2024年オープニングセレモニー
日程：2024年1月27日（土）
時間などの発表はこれから。2023年の場合は20時スタートだった模様。2020年は2回に分けて行われたりと、毎回変わるため旅行直前に必ず公式サイトをチェックするようにしましょう。
場所：Rio di Cannaregio
パフォーマーが空中に飛ぶオープニングセレモニーのフィナーレ！
2024年水上パレード
例年オープニングセレモニー翌日の日曜日に行われる大きなイベントが水上パレード。14世紀から17世紀までに20回以上ベネチアを襲ったペストを現わしているのでしょう。ネズミの扮装をした人や、リアルなネズミの装飾をした船が目立ちます。
運河を埋め尽くす修道女、ネズミ、謎の鳥の一団。見学人も川岸にびっしり！
ネズミ超リアル！
2024年水上パレード開催日
例年ベネチアカーニバルの水上パレードは、グランドオープニングの翌日曜日に開催されます。
日程：2024年 1月28日（日）
場所：運河沿い
天使の飛翔
ベネチア在住の若い女性の中から選ばれた12人がベネチアの町をパレードする「マリアたちの行進」。そしてその中から一人の女性が選ばれ、98.6mもある鐘楼から、天使のコスプレをしてサンマルコ広場に舞い降ります。べネチアの女性にとっては、この1名に選ばれ宙を舞うことは大変名誉なことなのだそう。
凍てつくベネチア、空を舞う恐怖！でも名誉なことだそうです・・・
2024年天使の飛翔日程
毎年本カーニバルの始まる土曜日の翌日に行われるため、下記日程が予想されます。
日程：2024年2月4日（日）
時間：毎年大胆に変更するため開催直前まで不明
場所：サンマルコ広場
最終日を飾る花火
ベネチア・カーニバルの最終日は毎年火曜日と決まっています。
最後の最後までイベントが開かれていますが、その一番ラストを飾るのはやはり花火です。ベネチアが最高潮に達するこのカーニバルの2週間が過ぎ去るのを惜しみ、たくさんの花火が打ち上げられます。ベネチアの運河と空に広がる花火は、特に仮装をしなくても最高の思い出に・・・
ベネチアカーニバルの終わりを告げる盛大な花火
2024年最終日の花火開催日
開催日：2024年2月13日（火）
時間：プログラムの一番最後
場所：グランドキャナルほか複数
世界一の仮面舞踏会「ベネチア・カーニバル」に自由に参加してみよう！
どこの国の人も、誰でも参加可能という開かれたベネチアカーニバル。ベネチアカーニバルに参加するために何ヶ月も前から衣装を作り、準備をしていくマスケラもいます。とはいえ「見るだけで充分」という人も多いでしょう。
ここでは、ディープに参加したい人から、見るだけで良い人まで、すべて応えられるベネチア・カーニバルの参加方法をお教えしましょう！
この「もふもふ仮面」めちゃくちゃ頑張って作ったんだぜ！
見るだけで良い人編：マスケラたちを撮りまくる
ベネチア・カーニバルに、わざわざ衣装を持参してベネチアで着替え、お披露目するマスケラたちは、その華麗な姿を多くの人に撮影してもらいたい人ばかり。ベネチア共和国時代に戻ったかのようなこの光景は1年で1度しか撮影できない光景でもあります。
ばしばし撮影させてもらいましょう！
ただし、かならず「撮っていいですか？」とお声がけしましょう。大抵の場合は喜んでポーズを取ってくれますよ！
また最近「撮影代」を要求するマスケラもいるので、他の人の撮影をしている様子を見た後にお願いするのが賢い方法かも。
いいねー！いいよ！いいよ！いいねー・・・が響き渡るベネチア
ちょっとだけ参加したい編：ライトな仮面をつけてみる
次に、ドレスを持って行く…という余裕は全くないけれど、このカーニバルに参加したい！と言う方。わかります、わかります！筆者もそれです。
ベネチアにはたくさんカーニバル用の仮面が売っています。ベネチア共和国時代に認められた仮面職人たちが一つひとつ作りしている美しい仮面は、ベネチアを代表するお土産でもあります。
このマスクですが、マスケラたちがつけているのはフルフェスのマスク。これをつける以上は服装がカジュアルだと浮きます。
ベネチアンマスクのフルフェイス編
ベネチアンマスクにはハーフマスクもあるのです。形はどうであれ仮面さえつけていれば、ベネチアカーニバル期間中は、あなたも参加者！お土産にもらったものの、どうしよう、と思っていた人もいるタイプのマスクです。この機会に持って行きましょう。
あのベネチア土産、ここで使う仮面だったのか・・・
ライトなベネチアカーニバル参加者は、柄の着いたこの手のマスクがおすすめ！これならベネチアカーニバルでしか売られていないお菓子を食べ歩きながら、マスクをしていても、ところどころで外せる気楽さが良いですよね。ベネチアには柄が付いたハーフタイプの仮面もたくさん売っているので、ライトな参加者はぜひ。
しかもゴージャスでおしゃれー！
もっとライトに参加したい：ペイントで参加
日本人マスケラさんからよく寄せられている感想ですが・・・ベネチア・カーニバルのマスクは基本的に西洋人向けに造られているので、我々日本人には、鼻の位地が合わず、息苦しくなることも多いのだとか。苦しいのを我慢して参加するのもいかがなものか・・・そんな時はこの期間、ベネチアの街に出店しているペイント職人さんに、顔にペイントしてもらいましょう！この時期は顔にペイントしているだけで、ベネチアカーニバルの仲間です。
えー！完全に顔を隠せるから、楽しいんじゃないの？
いやいや楽するのが一番です！
完全なフル装備でどっぷり参加したい：レンタル衣装店もあり！
いやー、本格的な仮面舞踏会の仮装と衣装を見ていたら「自分も完全に同じ仲間になりたい」と思う人も多いと思います。そうはいっても、これだけの衣装を購入するか作るかしてイタリア旅行ついでにベネチアカーニバルに行く、という人は、よほどの気合の入った方。裾の広がったドレスは「トランクに他の服が入れられない」という嘆かわしい現象を生むことに。
気合入ってまーす！
トランク5個で来ましたよー・・・死ぬかと思ったー。
そんな時に頼れるのがレンタル衣装店。ベネチア・カーニバルの期間中、たくさんの店が出ています。お店によって異なりますが、衣装のフルセットレンタルはかなりお高め。その上、ヘアメイク代すべて含めると、円安のこのごろは14万円台なんてことも珍しくありません。
「うわあ、これ凄い！」と言う凝ったデザイン、人気のカラーを選び、思う存分メイクをすれば、もっと値段は上がる覚悟を。それでもベネチアカーニバル期間中には思わず「プライスレス！」と叫びたくなる素敵なイベントに参加できます。
気になる人は正直に予算を話して、この中でできる仮装はないかお店の人とミーティングを。カーニバル中は大変混み合うため、予約をして行くと良いでしょう。
憧れの中世貴婦人のドレス。「一生に一度」の夢を叶えるなら最高の晴れ舞台！
ベネチアカーニバルオフィシャルの舞踏会、そして格式あるカフェでのティーパーティーにはドレスコードがあり、本格的な仮装をしていなければ参加ができません。ベネチアカーニバルでは、昼はティーパーティー、夜は舞踏会が様々な場所で開催されているので、どれか一つは参加してみたいですよね。
残念ながらこれはフル仮装で挑んだ人だけの特権！
マスケラたちが憧れる夜の舞踏会の参加費は高額ですが、中にはフルコースディナー、オペラ鑑賞、生演奏による舞踏会など、中世ベネチアの貴族たちになったかのような、贅沢な宴が楽しめるものも！簡単なお茶菓子とカフェ、そして舞踏会という会もあるので、パーティー参加者は徹底的にリサーチを。
「踊れないから舞踏会は無理」と思う人もいるかもしれませんが、その場で教えてくれる人もたくさんいます。
一生に一度の大イベントと考えたら、完全フル仮装で参加するのも悪くありませんよね。
舞踏会の値段はお高め。でも食事、ダンス他にもいろいろ楽しいことが！
どの国の人も参加できる！仮装コンテスト
ベネチアカーニバルでは最終日に最も素晴らしい仮装をした人を決めるコンテストを行います。これはどこの国でも誰でも参加可能。
仮装の種類は様々なジャンルに分かれていて、「コミカル賞」「子ども部門」ほか必ずしも貴族的衣装をしなくても受賞できるかも？
毎年12月ごろから翌年のコンクール参加希望者のオンライン予約受付が開始されるので、気になる人は公式サイトからエントリーしてください。
ただし、この賞へ立候補するなら、ベネチアに出かける日程を、カーニバル最終日を含めた後半にする必要があります。賞の発表と仮装の披露はメインイベント。披露から最終発表までベネチアにいなくてはなりません。
参加したい人は公式サイトでスケジュールをじっくりと調べ、ベネチアの滞在日を計画的に決めなくてならないため、旅行者には少々ハードル高め。
1人が無理なら集団で優勝狙います！
2024年ベネチアカーニバル期間中のツアー予約が15万円台から！
まぁ素敵だわあ。でも、ベネチアカーニバル時期のベネチア旅行って、お高いんでしょう？
そうなんですよ。普通はお高いんです。今は円安ですからねえ…。でも、筆者も友人からベネチアカーニバルの仮面をお土産にもらってからというもの、いつか参加したいと思っていたわけです。少しでも安くベネチアカーニバルの時期に行きたい！という情熱を武器に毎日リサーチをしていたところ、とんでもない旅行会社を見つけてしまいました。旅行会社、トラベル・スタンダード・ジャパンです！
2023年11月30日現在ですが、2024年1月27日から2024年2月13日のベネチアカーニバル期間中のツアーが、平日なら15万円台からありました！週末を含むともう少し値段が上がりますが、それでも大手と比較すると驚きの安さ。ただ、ベネチアカーニバル期間中は世界中から多くの人がベネチア旅行を計画しています。
予約するなら断然今！日程が迫るとどんどん料金は上がっていきますよ。
個人旅行の方が自由が効くと思っている人も多いかもしれませんが、ベネチアカーニバル時期は、旅行会社の担当者がいてくれたほうが、断然安心。飛行機もホテルも満席、そして高額な上に、旅行予約サイトは、予約したらもうそれで旅行が決定してしまうので、早めの予約をしたものの失敗したって言う場合も。
その点、トラベル・スタンダード・ジャパンは担当者が付いてくれるので予約、出発、滞在中、帰国まで安心。緊急連絡先もあるので、事故や飛行機が飛ばないなんてときの緊急の相談も安心。
トラベル・スタンダード・ジャパンの場合は、ホテルやフライトのアレンジも聞いてもらえるので、カーニバルの会場に近いホテルは？とか、できるだけ安いホテルは？オープニングセレモニーに間に合わせたいから、ベネチア着はお昼くらいがいいんだけど、どうしよう？などなど相談にものってくれます。
（ヨーロッパ・中近東専門ダイヤル）