バルセロナ（スペイン）、ベネチア、ローマ（イタリア）旅行体験記・レビュー『母娘で巡るスペイン・イタリア欲張り2人旅！サグラダ・ファミリアからローマの休日まで』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのバルセロナ（スペイン）、ベネチア、ローマ（イタリア）旅行をお楽しみいただけます。
社会人の娘とスペイン・イタリアを巡るリフレッシュ2人旅
社会人の娘とのリフレッシュ旅行で、スペインとイタリアへ行ってきました。私が一番楽しみにしていたのは、ガウディの最高傑作、サグラダ・ファミリアを訪れること。娘のリクエストで、イタリアの美しい街並みも巡る、欲張りな旅程です。念願だったサグラダ・ファミリアは全てが圧巻で、帰りたくなくなるほど感動しました。御社のツアーは、リーズナブルな価格と憧れのエミレーツ航空が決め手となり、お願いすることにしました。時間に追われるドタバタな旅ではありましたが、長年の夢が叶い、心が癒される素晴らしい思い出となりました。
念願のエミレーツでバルセロナへ到着！サグラダ・ファミリアの荘厳さに圧倒されました！
念願のエミレーツ航空での旅は、最高の乗り心地で、通路側の座席を確保できたためゆったりと過ごすことができ、チェックインから機内食まで問題なく快適な空の旅となりました。
昼過ぎにバルセロナ到着後は、ホテルに荷物を預け、娘が事前に調べてくれたジェラート店へ。スペインで初めて味わうジェラートは、期待を裏切らない美味しさ！ジェラートを片手に、サグラダ・ファミリアへ向かいました。道中では、カサ・ミラなどガウディの建築物をいくつか見ることができました。それぞれの建物が個性的で、見ているだけでも楽しかったです。そしていよいよ目にしたサグラダ・ファミリアの荘厳な姿には、ただただ圧倒されました。この日は外からの見学だけでしたが、外観だけでも見ごたえ十分で、時間をかけてじっくりと見て回りました。正面と裏側、側面で全く異なる表情があり、素晴らしかったです。
旅行中はほぼ毎日ジェラートを楽しみました
宿泊先の「オスタル ラミ」は、トラムとバス停から近く、有名なスーパーマーケットも徒歩圏内と便利な立地でした。比較的新しいホテルで、朝食も美味しく快適に過ごせました。周辺にはバーガーキングなどレストランも多く、食事にも困りませんでした。
2日目 サグラダ・ファミリア内部を見学、バルセロナの夜景も満喫
この日は、いよいよサグラダ・ファミリアの内部へ。事前に予約していたおかげで、スムーズに入場できました。見学前に、目の前のマクドナルドで腹ごしらえをしましたが、サグラダ・ファミリアを眺めながらの食事は、円安の影響で4000円ほど（笑）。金額的にも贅沢な時間になりました。
サグラダ・ファミリアの内部に入ると、ステンドグラスから差し込む光が織りなす幻想的な空間に言葉を失うほど感動しました。色彩の変化が一日の移ろいを表現しているようで、素敵でした。扉一つ一つにも精巧な装飾が施されており、細部まで見飽きることがありません。
柔らかな光が降り注ぐ教会内
その後、娘が楽しみにしていたスターバックスの限定商品を探しに行った際、置き引きに遭うというアクシデントが。幸い、被害は最小限で済みましたが、海外では常に警戒が必要だと改めて感じました。気を取り直して、楽しみにしていたチーズケーキ屋さんを訪れ、夜はパエリア専門店へ。娘が調べてくれたお店で、少し高めでしたが、絶品パエリアが楽しめました。
絶品だったパエリア
夕食後は、ライトアップされた夜のサグラダ・ファミリアを見に行くことに。昼間とはまた違った美しさで、昼間は物売りで賑わっていた周辺も、夜は静かで落ち着いた雰囲気でした。
3日目 グエル公園、カタルーニャ音楽堂…ガウディ建築と世界遺産を巡る
この日は、グエル公園、カサ・ミラ、カサ・バトリョなど、ガウディ建築を巡りました。どの建物も独創的で美しく、ガウディの才能を改めて感じました。
ガウディ建築を堪能した後は、世界遺産にも登録されているカタルーニャ音楽堂へ。ガウディの師匠が手がけた建物ですが、ガウディ建築とはまた違った優美な美しさでした。内装はクラシカルな豪華さで、美しいステンドグラスや彫刻がたくさんあり、私はステンドグラスが大好きなので、素敵なひとときを過ごすことができました。
カタルーニャ音楽堂
夕食は、娘が事前に調べてくれたバルへ。美味しい海鮮料理やパスタのパエリアなど、珍しい料理を堪能できました。
新鮮で美味しいタパスがたくさん
4日目 サン・パウ病院とグエル邸を見学後、ベネチアへ
バルセロナ最終日は、サン・パウ病院とグエル邸を見学。サン・パウ病院は、広大な敷地に美しい建物が立ち並ぶ、美術館のような病院でした。館内では、映像を使って病院の歴史や構造を紹介しており、興味深かったです。
夕食は、バルで生牡蠣を堪能。レモンを絞って食べる新鮮な牡蠣は、至福の味でした！複数のバルが集まった場所だったので、隣のステーキ店の料理を運んできてもらうなど、自由なスタイルで食事を楽しめました。
新鮮な生牡蠣
夜に、バルセロナからベネチアへと移動しました。LCCのブエリング航空は座席が少し狭かったものの、無事にベネチアに到着。到着後は寒い中30分ほどバスを待ち、初めての土地で道に不安を感じながらも、なんとかホテルにたどり着くことができました。
ベネチアでの宿泊先「ホテルアーロン」は、部屋自体は広かったのですが、シャワー室がとっても狭く、びっくり。幅が50cmほどしかなく、体を洗うのも一苦労でした（笑）。でも、朝食は美味しく、駅からも近かったので、観光には便利なホテルでした。
5日目 カラフルなムラーノ島とブラーノ島を巡り、ベネチアでゴンドラ体験
この日は、ベネチアの離島、ムラーノ島とブラーノ島を訪れました。ホテルから船着場までは水上バスで行けますが、ストライキの影響で運行しておらず、30分ほど徒歩での移動となりました。娘が以前ベネチアを訪れたことがあったので、スムーズに辿り着き、助かりました。
予約していた船に乗り、まずはムラーノ島へ。ムラーノ島は、ベネチアンガラスの工房やお店が立ち並ぶ美しい島。カラフルなベネチアンガラスのペンダントトップを購入し、旅の思い出にしました。
繊細なベネチアンガラスの工芸品が所狭しと並んでいました
次に訪れたブラーノ島は、カラフルな家々が並ぶ可愛らしい島。ジェラートを食べて、島をぶらりと一周。名産だというレース製品のお店もたくさんありましたが、時間がなく見学のみで終わってしまい残念でした。
ベネチア本島に戻ってからは、パスタとピザの昼食をとり、ゴンドラに乗ってベネチアの街並みを満喫しました。ちょうど夕暮れ時から夜に移り変わる時間帯で、ロマンチックで最高でした。
ピザとパスタでランチ
ライトアップされたサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂
夕食は、色々な軽食を買い込んで、ホテルでゆっくりといただきました。パン屋さんで買ったクリーム入りのパンがとても美味しかったです。
6日目 べネチアからローマへ、トレビの泉と美味しいピザに舌鼓
ベネチア観光最終日は、娘が好きな漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の舞台となったサンタルチーア地区を散策。午後には、鉄道でローマへ移動しました。到着は18時過ぎで、ホテルでチェックインを済ませた後、早速街へ繰り出しました。
夜のローマを歩き、オペラ座の外観を眺めた後、トレビの泉を訪れました。工事中だったものの多くの観光客で賑わっていたため、ゆっくり見ることはできませんでしたが、迫力は味わえたので良かったです。
夕食には、娘が事前にリサーチしていたピザ店を訪問。人気店だけあって少し待ちましたが、念願のローマのピザをいただき、大満足でした。
宿泊した「ギグリオ デッロペラ」は駅から近く便利な立地でしたが、建物は少し古めで、特に部屋のドアの開け閉めには独特のコツが必要でした。
7日目 バチカン市国と真実の口を訪れ、ローマの絶品手打ちパスタに感動！
ローマ2日目は、まずバチカン市国へ。サン・ピエトロ寺院では、ちょうどミサの最中で、世界各国のシスターたちが集う荘厳な雰囲気を味わうことができました。また、衛兵の交代式も見ることができ、タイミング良く貴重な光景に出会えました。
午後は、真実の口へ。予想外に待ち時間も少なく、すんなりと見学できました。普通の建物のような外観に「え？ここなの？」とあっさりとした出会いでしたが（笑）、記念写真も撮れて満足です。
夕食は手打ちパスタの専門店へ。店頭では職人の女性が丁寧に生パスタを打つ姿が見られます。もちもちとした食感の太麺パスタは、他では味わえない美味しさ！翌日も思わず足を運びました！人気店で行列でしたが、タイミング良くすぐに入店できました。
パスタを作っている様子が見られます
太めの麺が絶品でした
最終日 コロッセオとスペイン広場を巡り、憧れの機体に乗って帰国
ローマ最終日は、コロッセオとフォロ・ロマーノを見学しました。コロッセオは、壮大な姿に圧倒されました。娘は漫画「ジョジョ」の舞台になった場所ということで大興奮。ベストスポットで、たくさん写真を撮っていました。
午後はスペイン広場へ。多くの観光客で賑わうなか、ジェラートを食べながらローマの休日を満喫しました。滞在中ほぼ毎日ジェラートを食べていたので、すっかりジェラート好きになりました。昼食は、前日も訪れた手打ちパスタのお店を再訪。
夕方、空港へ向かい、帰国の途につきました。乗り継ぎのドバイでは、空港内のバーガー店「シェイクシャック」で軽食をとることに。以前アメリカでも食べたことがありましたが、ドバイでは、ポテトと飲み物だけで4,000円近くとあまりの高さにびっくり！ハンバーガーは諦めました（笑）。
帰路もエミレーツ航空でしたが、娘が航空会社に勤めていることもあり、特に憧れていた有名なA380型機に乗れることを楽しみにしていました。今回念願が叶ってよかったです。座席も後ろの席が空いていたので、4席使って横になり、ゆったりと過ごせました。
内藤さん、わがままな旅程を叶えていただき本当にありがとうございました！
スペインとイタリアを巡る欲張りな旅でしたが、どちらも素晴らしい体験となりました。担当の内藤さんには、私たちのわがままな旅程を実現していただき、心から感謝しています。距離のある2カ国を巡る旅程は、時間的なロスも心配でしたが、内藤さんの手配のおかげで、充実した時間を過ごすことができました。特にスペインのガウディ建築は、想像をはるかに超える感動でした。また、ベネチアやローマでは、娘の好きな漫画の聖地巡礼など、楽しい思い出がたくさんできました。次回は、どちらかの国に絞って、より深く魅力に触れたいと思っています。
