2024 東京発 夏休み海外旅行特集
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ヨーロッパで本当に役立つスリ対策!旅行の前にチェック!

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フランス、スペイン、スイスでスリに合った筆者の実体験を基に、ヨーロッパ全般のスリの手口から対策まで詳しくご紹介します。旅をより安全に楽しむためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね!

ヨーロッパって本当にスリ多いの?

外務省が毎年発表している「海外邦人援護統計」というものがあります。海外で日本人が何らかの事件や事故等にあった被害件数などをまとめたものです。これは、あくまでも在外公館が把握している数値で、外務省に被害届を出していないケースもあるので、すべての数字というわけではありません。しかし、ヨーロッパでスリ被害がどれだけ多いのか充分わかるデータがあります。

世界窃盗被害件数

資料:外務省 領事局 海外邦人安全課「2018年海外邦人援護統計」より筆者が作成

グラフを見ると一目瞭然ですよね。もちろんエリアごとの旅行客数の母数が違うということもありますが、それを考慮してもヨーロッパの窃盗被害件数は非常に多いと言えます。

ヨーロッパ旅行でスリ被害にあって楽しい気分が台無しにならないよう、スリの手口と対策を抑えておきましょう!

驚きのスリ手口

<地下鉄編>

筆者が実際にあったスリのケースです。スペインのバルセロナの地下鉄に友人と乗っていた時のこと。少しふくよかな女性が近づいてきて、立ったまま話している私たちの横に立ちました。しばらくして何か違和感を感じ、目線を下げると・・・女性の手がカバンの中に!!

地下鉄 スリ

まさにこんな感じでした

急いで手を叩いて、貴重品を盗られていないか確認したのでセーフでした。上着を腕にかけて、うまく隠しながら、手をカバンの方に近づけていたのです。

女性が近づいてきた時から、友人に声をかけ警戒し、バッグのチャック部分を抑えていたにも関わらず、一瞬の隙を狙われました。マジックのような手さばき!

ヘッダー候補

スリ師はもうマジシャンです

地下鉄は、特にスリの発生率が高い場所です。電車で周りに立っている複数人が、全員同じスリグループということも。パリで地下鉄に乗った際、筆者が数人の女性に囲まれていて、異変に気がついた近くの男性がその女性集団から離れるよう声をかけてくれたこともありました。

混雑 電車

混んでいる電車は要注意

とにかく、地下鉄に乗る際は、できる限り人から離れましょう。どうしても混んでいる場合には、荷物を抱き抱えてチャック部分を握っておきましょう。

バッグ抱える

スリ対策アピールをすることも大事!

<路上編>

路上でのスリも多いのがヨーロッパ。当たり前ですが、携帯や財布をポケットに入れるなんてこと、絶対にしてはいけません!

「俺は絶対に大丈夫だ!」と意気込んで、ズボンの後ろポケットに財布を入れていた友人。「一緒に呑もうぜ!」なんて、陽気に肩を組んできた男性に一瞬にして盗られていました・・・。日本にいる時の習慣で、ポケットに入れてしまわぬよう、くれぐれも注意してくださいね。

路上スリ1

また、悲しいことに、子供のスリも結構います。大人のスリだと、視線がおかしいので、よく見れば気がつきます。しかし、子供はそもそも彼らの視線の高さに、大人のカバンやポケットがくるので、なかなか気がつかないんですよね。「なんか距離の近い子供がいるなぁ」と思ったら、気をつけましょう。

子供 すり

子供のスリにも注意しよう

お役立ち!スリ対策

さて、ここからはヨーロッパに行く際に役立つ、スリ対策をご紹介します!!しっかり対策をしていれば、不安になりすぎなくても大丈夫です。ヨーロッパ旅行を思いきり楽しむためにも、充分なスリ対策を行いましょう。

その1. クレジットカードを3枚持っていく

ヨーロッパはカード社会です。ホテル、レストラン、ショッピングモールなどほとんどの場所でクレジットカードが使えます。現金は一度盗られるとまず返ってくることはありませんが、クレジットカードならカード会社に連絡するとすぐに止めることができます。

クレジットカード

クレジットカードなら止めればOK

クレジットカードは、手持ちの財布に3枚とも入れてはダメですよ!笑

手持ちの財布に1枚、首から下げるポーチに1枚、ホテルに置いている鍵付きキャリーケースに1枚でスリ対策バッチリです。

クレジットカードはスーツケースに

1枚は鍵付きキャリーケースで保管

その2. チャック付きバッグorネックポーチ

女性用のバッグって、チャックがなくて中身が取り出しやすいもの多いですよね。しかし、ヨーロッパ旅行の際はチャック付きバッグにしましょう。さらに、斜め掛けカバンがおすすめ!ハンドバッグだと、バイクでひったくられる危険性があります。

チャック付きバッグチャック付きの斜め掛けカバンがおすすめ
ひったくりハンドバッグだどひったくられる危険性も
チャック付きバッグ
ひったくり

また、一番スリに合わない場所は、体と服の間です。首から下げるネックポーチに現金とカードを入れておきましょう。パスポートを携帯したい場合も、ネックポーチに入れておくのが安全です。

ヨーロッパ旅行はネックポーチがマストアイテム
服の中に隠しておけば盗られません

その3. お財布は100円均一のポーチにしよう

ヨーロッパに行く時は、盗られてもいいくらいのお財布を持っていきましょう。高級ブランドのお財布を盗られて、返ってこなかったら悔しいですよね?100円均一のポーチでも十分財布の役割を果たしてくれます。

高級財布

あなたの素敵なお財布は日本に置いていきましょう

ポーチは、お財布の形をしていないものを選ぶのがポイント!スリはカバンの中でお財布の形を探るので、ただのポーチだと盗られにくいのです。

100均一のポーチ

100円均一のポーチでスリ対策

筆者の知り合いでは、あえてダミーの財布を持ち歩いている人もいました。確かに、空のダミー財布を盗まれるなら痛手を受けることはないですもんね!

財布 ダミー

ダミーの財布を持ち歩くのもアリ!

その4. アクセサリーはやめておこう

フランス人の友人に、「日本人観光客はすぐわかる」と言われたことがあります。中国人、韓国人、日本人の顔は見分けられないそうですが、服装や持ち物でわかるそう!

ネイル、ヒール、日傘、かわいらしいワンピースやスカートなどなど、THE日本人観光客という感じの特徴があるそうです。

the日本人

日本人は服装ですぐにわかるそう・・・

せっかくのヨーロッパ旅、素敵なお洋服を着て、たくさんフォトジェニックな写真撮りたいですよね。ただ、思いっきりおしゃれしている時は、その分スリに狙われやすくなっていることを自覚しておきましょう!

路上スリ

観光客とわかると狙われやすいです

若い女性がハイブランドのバッグやアクセサリーを身につけているのは、日本人ならではの特徴です。スリ被害に合わないためにも、日本に置いていきましょう。

アクセサリー

アクセサリーは日本に置いていきましょう

その5. 笑顔で声をかけてくる人に注意

海外に行った時、日本語で話しかけられるとつい気が緩みますよね。異国の地で急に親近感が湧いてしまします。しかし、話している間に別の仲間がスリを行うことがあります。また、「ガイドをしてあげる」と言って最後に多額のガイド代を請求されるといったトラブルもあるそう。

話しかけられてもシカト

話しかけられてもシカトしましょう

街中を歩くときは、声をかけられてもできる限りシカトしたほうがいいでしょう。

動画で学ぶヨーロッパ旅行の注意点

ヨーロッパ旅行での経験から、持っていった方がいいものや注意点などを当社社員が語っています。ぜひ、ヨーロッパ 旅行の前にご覧ください!驚きのエピソードが盛り沢山です(笑)。

当社のヨーロッパツアーはアレンジ自由自在!

ヨーロッパでスリが多いのは事実ですが、しっかりスリ対策をすれば被害に逢う可能性はかなり低くなります。筆者も前述した5つのスリ対策をするようになってからは、一度もスリ被害に遭ったことはありません。本気のスリ対策を実践して、本気でヨーロッパ旅行を楽しみましょう!

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