2024 東京発 夏休み海外旅行特集
ナポリ 土産

イタリア・ナポリのお土産「安い!かわいい!」プチプラアイテム5選

イタリア・ナポリ旅行のお土産は何がいい?南カンパニア州の州都でイタリア5大都市のひとつのナポリ。ピザ発祥の地であり美食と絶景が自慢ですが、 ミラノやフィレンツェのように職人技の活きる高価なアイテムはありません。小さな商店や屋台で買えるかわいい雑貨が安い!もらった人にも喜ばれるプチプラお土産ショッピングが最適です。

幸運を呼ぶ「コルネ」

ナポリには路上のお土産屋さんがいっぱい。そこに必ずぶら下がっているのがまるで赤いトウガラシのような「コルネ」のチャームや飾り。

ナポリ 土産 コルネ

食品売り場と間違ってしまいそう!

実はこれ、トウガラシに似せていますが、赤い水牛の角をあらわしているのだそう。ナポリでは幸運を呼ぶと信じられ「壊れたら災いが去る」と言われています。そのため、壊れても修理せず、また誰かがプレゼントしてくれるのを待ちます。 ぱっと見、日本の中華街で見かけるトウガラシのお土産とそっくりだと思いませんか?しかし「コルネ」の起源は紀元前3500年(!)前からのものだそうで、オリジナリティは相当高め。そして「水牛の角」ですから異なるものと覚えておきましょうね。

ナポリ 土産 コルネ

中華街のトウガラシのお守りそっくり!

コルネと他のモチーフの合体品も多くみられます。こちらは人間とコルネが合体。中にはかわいい熊ちゃんと合体したコルネもあるそうなので、贈る相手の個性に合わせて選んでみても楽しそう!

ナポリ 土産 コルネ

合体コルネ!

パスタ発祥の地・グラニャーノ産パスタ

ナポリ近郊のグラニャーノ(gragnano) は、なんとパスタ発祥の地!ナポリはピザの発祥の地ですが、どこまでも「粉もん」発祥の地なのですね。ただただ、ナポリの食の発展させる力には驚いてしまいます。そんなことから、イタリアのレストランでも「グラニャーノ産パスタ」はメニューにわざわざ記載するほど、特別なもの。 日本に当てはめると「讃岐うどん」にブランド力で「香川県」みたいなものでしょうか(笑)。

ナポリ土産 グラニャーノ産パスタ

イタリアではグラニャーノ産パスタ特別な存在!

他都市ではハイブランドのグラニャーノ産パスタが、ナポリのスーパーでは€1から手に入るので、かわいいショートパスタなどをばらまき土産にしてしまえば笑いが止まりません。 特に「パッケリ(Paccheri)」はグラニャーノをはじめ、ナポリでもかなり頻繁に食べられるパスタ。

ナポリ土産 グラニャーノ産パスタ

日本ではあまり見ない珍しい形のパスタ

大きな穴が特徴で中に具材を詰めた料理に使用したり、通常のパスタを使った料理でも、あっさりしたものではなく濃厚でしっかりとした「ナポリ風ラグーソース」など、パスタの穴の中にしっかりと入りこむものや、チーズとトマトソースを使ったオーブン焼きに使用されることが多く、そんな知識を披露しながら渡せば、たとえ€1でも大好評!

何と言ってもパスタは日本人もよく使う食材だし、調理も簡単。もらって困ることはありません。

ナポリ土産 グラニャーノ産パスタ

大きな穴にソースがたっぷり入ります!

カンパイア州ソレント産のレモンのお酒・リモンチェッロ

レモンから作られたお酒「リモンチェッロ」。甘いお酒でイタリアのレストランでは食後酒としてとてもよく飲まれています。甘くて飲みやすいのでガンガン飲んだら大変!アルコール度数は30パーセント!ワインの2倍です。

ナポリ お土産 リモンチェッロ

キンキンに冷やして飲むと最高に美味しい!飲みすぎ注意

イタリアのスーパーマーケットならどこでも入れられているポピュラーなお酒ですが、ナポリのすぐお隣、ソレントこそリモンチェッロの一大生産地なのです。ナポリのスーパーではソレント産のリモンチェッロが購入できますよ! 値段はボトルのサイズによりますが平均€10ほど。お土産用の小ボトルなら、もっと安く手に入るでしょう。

ナポリ お土産 リモンチェッロ

可愛らしいイラストが描かれたボトルは女性にプレゼントしたい!

お土産用のボトルは、笑ってしまうようなデザインの瓶が多く、飲んだ後、インテリアとしておいておくのもお勧め。リモンチェッロはレモンの皮をベースに、水と砂糖とアルコールだけで作るのが伝統的なお酒です。イタリア人はストレートで飲むのが普通ですが、ソーダで割ってもとても美味しく飲めます。レモンを添えて飲んでもお洒落。お酒の弱い人には「ソーダで割って、氷を入れて飲んでね」とアドバイスの上、渡せば気を利かせてもらったなあ、と感動しそう。

ナポリ お土産 リモンチェッロ

これは電球型リモンチェッロ(笑)!味は変わりません。

カンパイア州のレモンを象徴するレモン雑貨たち

ナポリのあるカンパイア州は、リモンチェッロの産地であるソレントのように、レモンの生産地です。ナポリのお土産屋さんにはレモンの雑貨がいっぱい。レモンを描いた陶器、レモン石鹸、レモンの香りのキャンドルやオイル、レモンが描かれたハンカチなど、ありすぎて悩みますね。そして、可愛らしいラッピングが施されていて、つい手にとってしまいます。

女性ウケが高く、お土産用に「まとめ買いパッケージ」のような同じものが1つの箱にまとめられたものもあるので、会社用の女子向けばらまき土産として一挙に買ってしまっても良さそうのもアリです。

ナポリ お土産 レモン雑貨

レモンのせっけんはバラマキ土産にぴったり!

南イタリア産は陶器の産地。重いのであまり持ち帰りにはむきませんが、レモンを描いた小皿や柄が陶器製のスプーンやフォーク、レモン柄の塩コショウ入れなど探すだけで楽しくなります。

都市間の移動は割れないよう衣服などでくるみ、飛行機に乗る際はしっかりと「fragile」シールを貼ってもらって帰国しましょうね。

ナポリ お土産 レモンを描いた陶器

かわいすぎて全部持って帰りたい!

ナポリの名物お菓子「ババ」の瓶詰

ナポリには聞いたこともないB級お菓子がいっぱい。パスティエーラやスフォイヤテッラは出来立てが美味しそうだし、何よりも帰国するまでの間にボロボロに崩れるか、腐りそう(笑)。手作り感しか感じられないナポリ名産のお菓子で唯一持って帰れるもの・・・それは「ババ」。

誰ですか。伝説のプロレスラーを思い出してにやけているのは。

ナポリ お土産 ババ

ババはバターたっぷりのブリオッシュに似た生地のケーキに、ラム酒をたっぷりと含ませたやわらかく、ふわふわ食感の大人のお菓子。「フランス発祥のお菓子じゃないの?」という人は鋭い!ナポリはフランス領だった時期があり、その際に伝わったものなのです。 フランス発祥のお菓子は日本で聞いてもうっとりしそうな優雅な名前がついていますが、なぜこのお菓子は「ババ」なのでしょう。

もともと 「クグロフ」をラム酒でフランベしたお菓子でしたが、その様子が美しいと『千夜一夜物語』に出てくるアリババから「ババ」と名付けたという説があります。ナポリのババはフランス発祥で名前は中近東とは、なかなかユニーク。

お土産屋さんにラム酒に付け込んだ瓶詰で売られています。食べる時は、お皿に出して生クリームと一緒にいただくと、美味しくてとろけそう。間違って子どもに食べさせると酔っぱらってしまうので注意を!

ナポリ ババ 瓶詰

瓶から出した状態。たっぷりとラム酒を吸っています!

ナポリはすべてがお得で庶民的!そしてかわいいお土産がいっぱい!

ナポリのお土産は他の都市と比較するとお手頃で、かわいらしいアイテムが多く、お土産屋が軒を連ねるストリートマーケットもいっぱい。ショッピングが楽しくなります。 ただし、ナポリは日本ほど安全ではないので、お土産探しの日は大金はもちあるかず、スリ対策も万全にして出でかけましょうね!とはいえ

ネットで騒がれる「ナポリはピアスをしていたら耳ごともっていかれる」なんていう治安の悪さはは「都市伝説」です。安心してください。

他のイタリアの都市同様、夜に人通りの少ない道を歩かない、とか、お財布を分けて持つ、などの注意を払っていれば大丈夫です。

基本的にナポリの人はとても陽気!そしてナポリはイタリア人の間でも料理が美味しい都市という認識をされています。ピザ専門店もとても安く、ナポリを知ってしまうと他の都市の物価がとても高く感じてしまいそう。

それだけではありません!5つ星ホテルが他のホテルよりはるかに安い!

メインはローマ、フィレンツェ、ベネチア、ミラノ・・・なんで言われがちですが「青の洞窟」で知られるカプリ島や映画『アマルフィ』で日本では有名になったアマルフィ海岸、ベスキオ山の噴火で街が消滅した伝説の古代都市遺跡ポンペイに近く、観光の拠点に最高の場所です。

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