ブダペスト(ハンガリー)、ウィーン(オーストリア)、プラハ(チェコ)旅行体験記・レビュー『「ブダペスト・ウィーン・プラハ」中欧3都市鉄道の旅!』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルの中欧旅行をお楽しみいただけます。
オーストリア、ハンガリー、チェコ旅行の訪問スポット
好きなビールを味わい、旧友を訪ねたひとり旅
海外旅行の長時間フライトが大好きです。仕事や時間に追いまくられる日常を断ち切り、誰からも何にも煩わされることなく、何も考えずに気ままに過ごせる至福の時だからです。
今回真冬の北海道で突然、「ヨーロッパの地ビールは美味しい。それに旧友も元気。ならば、その両方に巡り会いたい」と思いたちました。行くならば、爽やかで昼間の時間の長い夏至のころと決定。これまでは、航空券やホテル、それに鉄道のチケットなどすべて自分で手配していました。ところが、ネットで似たようなプランが見つかり、しかも私自身で手配して見積もっていた価格より低価格。すぐさま御社に電話し、お願いしました。
鎖橋と聖イシュトバーン大聖堂
16年ぶりの中欧の旅、ブダペストからスタート
ブダペストには午後到着。空港からは乗り合いタクシーでホテルに直行。「ゴールデンパークホテル」は、ウィーンへの鉄道旅の起点となるブダペスト東駅前にあり、隣にスーパーとレストラン、地下鉄駅への降り口もホテル玄関前。これはもう最高のロケーションでした。ホテルにチェックインした後、さっそく地下鉄とバスを乗り継いで王宮の丘に立ちました。
王宮と鎖橋
眼下にみえるドナウ川に面して、国会議事堂からセーチェニ鎖橋と聖イシュトバーン大聖堂、エルジェーベト橋は、何度見ても素晴らしい。あぁ、とうとうブダペストにまたやって来たと実感した瞬間でした。
ドナウ川とハンガリー国会議事堂
ハンガリー2日目はオプショナルツアーでケチケメートとラヨシュミジェの馬術ショーを見に行きました。私を含めて7名のメンバー。ブダペストの喧騒を離れ、ガイドさんの説明を聞きながらケチケメートのゆったりとした街歩きは、とても心豊かになりました。
ケチケメート
続いて車で少し移動し、馬術ショーです。なかでも、馬上に立って5頭の馬を操るのには驚きでした。ハンガリーの人たちが騎馬民族の血を引くことを思い出しました。
馬術ショー
この後は、お楽しみのハンガリー名物料理。最初はハンガリーのスープ(グヤーシュ)。具材たっぷりでパプリカで風味が付けられ、これだけでも十分満腹です。食事中にはハンガリー音楽で華をそえてくれました。ハンガリー舞曲第5番をリクエストし、演奏してもらって大感動です。もちろん、美味しい地ビール・ドレーヘルも味わい、至福のときでしたね。
牛肉,ジャガイモ,ニンジンなどの具材たっぷりのスープ・グヤーシュ
ハンガリーの名曲を演奏してくれた
鉄道で巡る中欧人気3都市ブダペスト・ウィーン・プラハのツアーはコチラ
ウィーンで音楽、そして旧友との再会
ブダペストからウィーンへは鉄道旅行。ヨーロッパを初めて訪れたのは、鉄道で各地を巡った約30年前。日本の駅のようなうるさく無駄な放送など一切なく、時間が来たらガッタンゴットンという音もたてず、静かにすべるように発車するヨーロッパの鉄道は、揺れも少なく快適。乗り心地の良さが忘れられず、1度経験するとやみつきになります。このためヨーロッパ内の移動は鉄道と決めています。御社のプランを選択した決め手は、この鉄道旅行が含まれていたことでした。ブダペストから平原を走り抜けウィーンへ。なじみ深い北海道十勝地方と似た車窓風景です。
快適なヨーロッパの鉄道旅行
ホテル「ノヴム・ホテル・プリンツ・オイゲン・ウィーン」は中央駅から徒歩5分。中央駅は地下鉄やトラムが直結していますし、市街中心のカールス広場は地下鉄で2つ目。これまた最高の立地条件。このホテルも素晴らしく快適でした。この中央駅に行けば食事にも買い物にも困りません。ビールはゲッサー(Gösser)が美味しかったですね。
事前に予約しておいたウィーン・モーツアルト・オーケストラの演奏会
到着した当日の夜は、あこがれのウィーン楽友協会黄金ホールでのコンサートです。このホールはウィーンフィルのニューイヤーコンサートで有名。クラシックファンの私は、ここで演奏を聴きたいとずっと願っていました。何度か訪問したウィーンですが、今回、このホールでの演奏と私の滞在日程が初めて一致し、本当にラッキーでした。ホールの音の響きはまろやかで、CDの硬い音とレコードの暖かな音を混ぜ合わせたような感じです。モーツアルトの名曲を聴いた後、極めつけはウィーンと言えばこれでしょ!とヨハンシュトラウス2世の「美しき青きドナウ」。そして最後は、彼の父の作品「ラデツキー行進曲」を手拍子で楽しみました。まさに、スタンディングオベーション。帰りの地下鉄の中では、モーツアルトの交響曲40番のメロディーがずっと心の中で響いていました。
楽友協会黄金ホール 開演前
翌日は、ウィーンから西、ザルツブルク方向へ列車で3時間ほどの小さな街イルドゥニングへ行き、旧友を訪ねました。彼とは仕事上での交流が続いていたのですが、現地での再会は実に16年ぶり。共に齢を重ねていましたが、深いコクと風味を持つ地ビール・ハウスブロイのグラスを重ねながら、健康で活動できていることに感謝しました。
ウィーンからザルツブルク方向へ車窓風景
地ビール・ハウスブロイ
ウィーン最後の日は、街歩き
リングロード沿いにトラムを利用し、名所を巡りました。オペラ座からブルク庭園、新王宮、マリア・テレジア広場、フォルクス庭園、市庁舎、ブルク劇場、ウィーン大学とゆっくりと歩き、眺めました。
ウィーン新王宮
満開のバラに包まれたフォルクス庭園では、しばしベンチに腰掛けて雰囲気を満喫です。この後、トラムでリングロードを一周して、再びオペラ座の前に戻り、今度はシュテファン教会へ向かいました。いつ来ても、大勢の観光客です。
バラが満開のフォルクス庭園とブルク劇場
シュテファン教会の広場
鉄道で巡る中欧人気3都市ブダペスト・ウィーン・プラハのツアーはコチラ
締めくくりは、シュテファン教会からオペラ座に戻りながら、オペラ座の裏手にあるホテルザッハーのカフェに行きました。かつて妻や娘と一緒に来た時には入ったのですが、歳を重ねた男が一人で入るのには、ためらいを感じました。代わりに、家族や孫たちのために、ザッハトルテをお土産に買い求めました。かつて店内にあふれるほどいた日本人客は私一人。ホテルザッハーの玄関口にあった日の丸の国旗は、今回は見当たりませんでした。何か寂しい感じでした。
2003年8月のホテルザッハー玄関口
プラハ到着、まずはピルスナー・ウルケルで乾杯
ウィーンからプラハも鉄道の旅。プラハ中央駅には旧友が出迎えてくれました。プラハでの再会は14年ぶり。「ホテルチボリ」は、中央駅から地下鉄C線で2つめのI.P.Pavlova駅から徒歩数分。この駅からプラハ城まではトラム22番で直行できるし、駅のまわりには地ビールを楽しめるホスポダ(イギリスのパブのような感じの店)がたくさんあります。ここのホテルも最高の立地条件でした。早速、そのホスポダの一つに入店し、夢にまでみたプルゼニュスキー・プラズドロイ、別名ピルスナー・ウルケルで喉を潤しました。
クリーミ-な泡が風味を閉じ込む ピルスナー ウルケル
日本のビール醸造法は、ほぼすべてチェコで発祥したピルスナータイプで、そのタイプのビールの元祖、それがピルスナー・ウルケル。あぁ、そうそう、これこれ…このクリーミーな泡、深みある黄金色、コク、苦味、そして後味と風味。忘れられない味と香りです。どれもこれもやっとたどり着いたという喜びで満たされました。今回の旅は、この味を求めての旅でしたので、やっと本懐を遂げた気分です。
旅行のハイライト、プルゼニュスキー・プラズドロイ醸造所訪問
翌日、旧友とともにプラハの西、プルゼニュを訪ねました。そこのプルゼニュスキー・プラズドロイ醸造所の工場見学のためです。今回の旅行のハイライトです。1842年以降、伝統の醸造法をかたくなに守り続けるこの工場には、ピルスナーの元祖としてのプライドを感じました。工場見学では、オークで作られた木製樽で発酵・熟成した、まさに樽生無沪過のウルケルをグラス1杯、試飲させてくれます。この世でこんなに美味しいビール(ピルスナー)があるのかと思うほど、ほんとに素晴らしい味とコク、風味です。街中のホスポダでも決して味わうことができない味でした。醸造所では、180年近く変わらぬ醸造法と味を守るプライドを感じさせられました。もう一杯のおかわりが許されないのは残念無念でした。
プルゼニュスキー・プラズドロイ醸造所50周年記念門前で
地下の木製醸造樽から無ろ過でいただくピルスナー・ウルケル
感激のまま見学を終えて、工場内のレストランで食事。もちろん、ウルケルを堪能し、牛肉をサワークリームソースで煮込んだチェコ名物(スヴィーチコバ・ナ・スメタニェ)を楽しみました。500mlのジョッキを何杯重ねたのか…このために来たので、思い残すことなく飲みました。むろん、飲みすぎてダウンするなどという、はしたない姿をさらすことはありません。ご安心を。大満足のうちに、名残惜しく醸造所を後にしました。
ウルケルと共に楽しんだチェコ名物スヴィーチコバ・ナ・スメタニェ
時間の許す限り、プラハの街並みを友と
プラハ最終日は、空港から17:10のフライトで帰国の途につかねばなりません。プラハ城から歩き始め、マラー・ストラナ広場、聖ミクラーシュ教会を眺め、大勢の観光客をかき分けながらカレル橋、そして旧市街広場でちょうど11:00となり、旧市庁舎のからくり時計の動きを眺めました。さらに宗教改革に身をささげたフスの銅像とティーン教会を見てから、旧市街をぬけてヴァーツラフ広場と、定番のコースを歩きました。
フスとティーン教会
1968年「プラハの春」の事件は私が学生時代の出来事でした。そのニュースは衝撃でした。日本でも大学紛争が盛り上がった時代です。その後、チェコでは1989年「ビロード革命」で民主化が成し遂げられました。その時の表舞台がこのヴァーツラフ広場でした。ちょうど30年前、ここが民衆で覆いつくされたことを思い出しながら、街歩きを終わりにしました。
ヴァーツラフ広場
池畠さん、お世話になりました。
初めてお電話をした時から出発まで、いろいろと相談に乗っていただき、要望に応えてくれた御社の池畠さんには大変お世話になりました。改めて感謝の気持ちを表したいと思います。池畠さん、本当にありがとうございました。
担当者より
この度は弊社「お客様の旅行記」へご協力いただき、誠にありがとうございます。
ピルスナー・ウルケル(ビール)の味を求めての旅とのことで、
私もビールが大好きなので非常に興味深く拝見させていただきました。
日本のビール醸造法が、ほぼすべてチェコで発祥したピルスナータイプとは
全く知らなかったことで勉強になります。
いつか私もピルスナー・ウルケルを求めてチェコに行きます!
どのようなことでも自分の好きなことが目的でたどり着けたときは
言葉に表せない気持ちや嬉しさだったり、達成感が感じられますよね。
そんなご旅行のお手伝いが出来たことを本当に嬉しく思います。
また、ご友人との再会には私の心も温かくなりました。
これからも最高なご旅行がご案内できるようがんばりますの今後もよろしくお願いします。
この度は弊社ご利用いただきましてありがとうございました。
担当:池畠
中欧3ヵ国 ブダペスト×ウィーン×プラハ
- 7日間
- 8日間
- 9日間
- 10日間
- 11日間
168,000円~603,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
174,000円~616,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
180,000円~626,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
187,000円~637,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!
193,000円~490,000円
燃油サーチャージ込み
※諸税等別途必要
重要!