2024 東京発 夏休み海外旅行特集
アンテロープ・キャニオン

自然がつくり出す幻想的な世界「アンテロープ・キャニオン」観光におすすめな季節、服装、気候などをご紹介

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「アンテロープ・キャニオン」は自然が造り出した美しい峡谷。アッパー・キャニオンは、太陽の光が差し込むと洞窟内の表情が変化し一層幻想的な世界に。そして、ロウアーキャニオンでは、探検家のような気分で渓谷芸術を楽しめます。そんな「アンテロープ・キャニオン」の魅力をご紹介します。

神秘的な自然の造形美 アンテロープ・キャニオン

「アンテロープ・キャニオン」という名前に聞き覚えはなくても、光が差し込む幻想的な洞窟の写真を一度は見たことがあるのではないでしょうか。

ラスベガスから直線距離で約450km、アリゾナ州にあるアンテロープ・キャニオンは、アメリカ先住民ナバホ族の居留地内にあります。先住民のナバホ族の言葉でツェー・ビガニリニ(Tse bighanilini)とよばれ、「水が岩を流れる場所」という意味をもちます。レイクパウエルへと流れる川の支流が、柔らかい砂岩を侵食してできたスロット・キャニオン(幅の狭い渓谷)です。

周辺一帯の気候は、ほぼ1年中乾燥していますが、モンスーンの時期に降るスコールは瞬時に鉄砲水を起こし、アンテロープ・キャニオンに流れ込みます。現在も、鉄砲水が流れ込み削られ浸食した岩は形を変え続けています。そのため、その年によって幅が狭くなったり、広がったりと変化します。

アッパーキャニオンとロウアーキャニオンの2つのポイント

アンテロープ・キャニオン

オレンジやピンク、紫など色鮮やかに見えます

渓谷内は洞窟のようになっており、アッパーキャニオンとロウアーキャニオンの2つのポイントがあります。約10kmほど離れた距離に位置しており、それぞれに違った魅力があります。アッパーキャニオンとロウアーキャニオンの見どころポイントをご紹介します。

人気観光地のアッパーキャニオン!

「ザ・ビーム」といわれる光が差し込むアッパーキャニオン

「ザ・ビーム」といわれる光が差し込むアッパーキャニオン

キャニオンの頂上(約36m)の開口部から陽光が狭い渓谷内に差し込む幻想的な「ザ・ビーム」が見られることで観光客に人気があるのは、アッパーキャニオンです。太陽の光が洞窟内に差し込むと、地層の色が変化し、美しい砂肌と彫刻のような、自然の造形美による神秘的な世界が広がります。特に夏期は、太陽が真上に来た際に差し込むひとすじの光がきれいに見られます。また、アッパーキャニオンは平坦な場所にあるため、小さなお子様やご高齢の方にも観光していただけます。まるで幻想的な世界へと誘うような奇跡の光景を見に行きましょう!

探検隊になった気分でロウアーキャニオンへ!

洞窟の奥深く潜っていくイメージのロウアーキャニオン

洞窟の奥深く潜っていくイメージのロウアーキャニオン

ロウアーキャニオンは、平坦なアッパーキャニオンとは対照的に階段を上り下りする必要があります。全体を通して狭い場所が多く、足場が安定しません。そのため、多少の体力を必要とします。以前は、ロープやはしごを使って登らなくてはなりませんでした。しかし現在は、階段が設置されて観光客の方も訪れやすくなっています。階段を上りたどり着いた先には、褐色の岩肌に日光が反射し、まるで波打っているような神秘的な光景を見ることができます。その光景は素晴らしく、忘れられないものとなるでしょう。

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おすすめの季節と気候は?

アンテロープ・キャニオンの観光におすすめの季節と気候をご紹介します。

おすすめの季節

砂漠気候で乾燥しているアンテロープ・キャニオンのおすすめシーズンは、5~9月頃です。なぜなら、峡谷に差し込む太陽の光が深い谷の底まで射し、その光の反射が様々なかたちの地層を照らし幻想的な空間を作りあげるためです。夏の時期の天気の良い日は、正午頃の時間帯が最も太陽の光が渓谷に射し込み、美しい姿を見ることができます。対して、冬の時期の11〜3月頃にかけては太陽が真上に昇らず、峡谷に光が十分に入らない可能性も。

春(3~4月ごろ)の天気・気温

4月の日中は20℃前後まで気温は上がり、過ごしやすさが期待できます。しかし、この時期は太陽光が渓谷の底まで差し込まないため、アンテロープ・キャニオンの中はひんやりしているかもしれません。簡単に羽織れるような上着が1枚あると便利だと思います。この時期には雨が降ることはほとんどありません。

夏(5~9月ごろ)の天気・気温

夏は、アンテロープ・キャニオンにたくさんの観光客が訪れる時期です。日中の最高気温は35℃以上に達することも。日差しが強いので、紫外線対策として帽子やサングラス、日焼け止めなどを忘れずに。熱中症や日射病などに対する備えも必要です。水分はこまめにとってください。そして、夏はモンスーンによるスコールも心配です。急な天気の変化に備えて、雨具(レインコートや折りたたみ傘など)を用意しておくと良いでしょう。

秋(10~11月ごろ)の天気・気温

この時期は暑くも寒くもなく、雨もほとんど降りません。しかし、朝晩は冷え込み、特に11月中旬以降は最高気温も下がります。天気にかかわらず暖かな服装をおすすめします。先ほど、おすすめの季節は5〜9月頃までと書きましたが、夏のように渓谷の底まで光が深く差し込まなくてもアンテロープ・キャニオンの美しさは堪能できます。特に11月に入ると観光客数は減少傾向なので、ゆっくりと観光したい人にはおすすめの時期です。

冬(12~2月ごろ)の天気・気温

砂漠気候の地域は冬になると寒さが厳しくなる特徴があります。ここアンテロープ・キャニオンでも冬は最低気温が氷点下となり、雪が降ることも。冬に訪れる際には、しっかりとした防寒対策をしましょう。アンテロープ・キャニオンの峡谷内も実際の外気温より寒く感じますので、ダウンなどの真冬の服装で。また空気も乾燥してカラカラになるので、マスクやリップクリームなどもあると良いでしょう。

砂漠地帯のアンテロープ・キャニオンでは、知らず知らずのうちに体の中の水分が蒸発してしまい、脱水症状の危険性があります。季節に関係なく、十分な量の水分補給を心がけてください。

アンテロープ・キャニオン

アンテロープ・キャニオンの観光では水分補給を忘れずに!

アンテロープキャニオンの観光に最適な服装は?

アンテロープ・キャニオン

季節に合った服装で安全に観光しましょう!

夏におすすめの服装

夏のアンテロープ・キャニオンは日中の気温が35℃前後まで上がります。なので、半袖・半ズボンでも大丈夫です。しかし、日差しが照りつけ紫外線も強いので、帽子や日焼け止め、サングラス、薄手の上着などがあるといいですね。足元は歩きやすいスニーカー、もしくはトレッキングシューズがベスト。特にロウアーキャニオンでは岩の上を歩いたり、階段を上り下りしたりと、傾斜がきついので身軽な服装がベストです。アンテロープ・キャニオンは乾燥していて、埃っぽいです。気になる方は夏場でもマスクをご用意ください。

冬におすすめの服装

冬はとても冷え込み、氷点下を下回ることも。峡谷の谷間を歩いたり傾斜を上り下りしたりするため、軽くて暖かな服装がおすすめです。特にロウアーキャニオンは、冬の間は日があまり差さず気温が下がるため、ダウンコートなどでしっかりと防寒対策をしてください。足元は、夏と同様に歩きやすいスニーカー、もしくはトレッキングシューズがおすすめです。

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アンテロープ・キャニオンは、長い年月をかけて自然が造り出した芸術ともいえる貴重な峡谷の1つ。なめらかな曲線の地層と、峡谷内に降り注ぐ陽光よって幻想的な美しさを見せてくれます。日々変化している自然の芸術を、ぜひ一度見に行ってみませんか。
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