ランタン祭りとは?
ランタン祭りは、灯りをともしたランタンを空へ放ったり、街に飾ったりして祈りや祝いを表すお祭りです。ベトナム・ホイアンの満月祭は毎月旧暦14日に開かれ、次回は2026年11月22日。タイ・チェンマイのコムローイ祭りは毎年11月ごろ、台湾のランタンフェスティバルは2027年2月に苗栗県で開かれる予定です。この記事では、世界の代表的なランタン祭り4つの開催時期と見どころ、参加のしかたを紹介します。
ランタン祭りは仏教行事を起源とし、新年や満月の夜にランタンを上げて無病息災を祈ったり、花火を打ち上げて邪気払いをすることからはじまっています。いまでも仏教のお祭りとして開催されている伝統的な場所もあれば、観光行事の新しいイベントとして人気を集めている場所もあります。
世界的にも有名なのは、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』を思わせる光景で話題になった、チェンマイの「コムローイ祭り」。アメリカ・ラスベガス近郊の砂漠でも、数万個のランタンを空へ上げる大規模なイベントが開かれてきました。また、街がカラフルなランタンで彩られる、ノスタルジックな世界観の「飾るランタン祭り」もとっても素敵なんですよ。「空へ上げるランタン祭り」「飾るランタン祭り」どちらも間違いなく心に残る絶景です。スケール、伝統、街並み、行きやすさなどを比較して、あなたのお好みのランタン祭りを見つけてください!
ランタンフェスティバル RiSE(ラスベガス・アメリカ)

砂漠の荒野を灯す無数のランタン
ラスベガスから車で40km離れた「モハ―ヴェ砂漠」。周囲に何もない漆黒の夜空に、20,000個ものランタンが放たれる幻想的かつスケールの大きなイベントが「RiSE」。 ランタンを上げるお祭りはアジアが本場で、歴史も長くその土地の暦や伝統に基づいたものです。しかし、さすがはエンターテインメント大国のアメリカ!ランタンの数で世界最大級のイベントとなっています。RiSEで舞い上がるランタンの数はなんと20,000!20,000もの願いが天空に舞い上がる感動の瞬間を、世界中の人々と分かち合えます。

見渡す限りのランタンの灯り
明るいうちはライブイベントで盛り上がり、屋台も出店します。RiSEは事故が起こらぬよう、環境に優しく、というポイントを大切に、ラスベガスの砂漠の真ん中でこのイベントを行ってきました。ランタンは完全分解性の素材を使用し、イベント後は全てのランタンの残骸を回収、会場で発生したゴミはすべて集める徹底ぶり。そういったエコな取り組みも評価され、2025年には10周年を迎えました。砂漠の荒野に浮かび上がる無数のランタンの灯りは絶景そのもの。ランタン祭りをスケールの大きさで選びたいなら、RiSEは見逃せません。
■ 開催場所:ラスベガス郊外のモハーヴェ砂漠 ■ 開催時期:例年10月上旬(2025年は10月3日〜5日)。2026年の開催は発表されていません(2026年10月時点)。
ラスベガスでは、砂漠に色鮮やかな岩のタワーが並ぶアート作品「セブンマジックマウンテン」も、写真映えする人気スポットです。
コムローイ祭り(チェンマイ・タイ)

満月の空を埋め尽くすコムローイ
タイ全土で行われる「ロイクラトン」は、タイ暦12月の満月の夜(新暦10月〜11月頃)に行われる仏教のお祭りです。チェンマイ周辺では同じ時期に北部タイの伝統行事「イーペン」が重なり、「コムローイ」と呼ばれるランタンを空に放って無病息災を祈ります。満月の夜空を埋め尽くすコムローイが合図と共に一斉に打ち上げられる光景は1年に1度きり。2026年は11月下旬の満月の頃に行われます。チェンマイのコムローイ上げが美しすぎると有名になり、日本では通称「コムローイ祭り」と呼ばれるようになりました。

手を離れた瞬間から感動!
チェンマイのコムローイ祭りはなんと言ってもその幻想的な雰囲気が魅力。現地の方にとっては神聖なイベントのため、夕刻を過ぎるとはじまるオープニングセレモニーでは僧侶による読経と瞑想で神秘的な空気に包まれます。集まった人々全員でお祈りをした後には、カウントダウンに合わせ一斉にコムローイ(ランタン)を空に放ちます。満月の空にたゆたう無数のコムローイは、夢のような美しさ。また、コムローイ上げだけでなく「灯篭流し体験」ができるイベント会場もあります。チケットが入手困難の人気イベントなので、チケット付きの日本発着のツアーに参加するのが一般的です。ランタン祭りが有名になった先駆けともいえるコムローイ祭り、伝統と神秘的な雰囲気を堪能したい方におすすめです!
■ 開催場所:チェンマイ郊外の特設会場など(もともとはメージョー大学で行われていましたが、観光客が増え、大規模な会場が別に用意されるようになりました) ■ 開催時期:タイ暦12月の満月の夜(2026年は11月下旬。正確な日程は現地の発表で確認してください) ※ランタンを上げてよい場所は限られていて、市内や空港の周辺では禁止されています。

死ぬまでに一度は見たい絶景の一つ、タイ・チェンマイのコムローイ祭り(イーペン祭)。2025年のチェンマイコムローイ祭りは11月5日(水)と11月6日(木)に決定!『塔の上のラプンツェル』のモデルとなったことから、ランタンが生む幻想的な光景を見るために世界中から多くの観光客が訪れます。毎年大人気のタイ・チェンマイのコムローイ祭りに参加するなら、日本からのツアーが一番楽。なぜなら、闇雲に現地に行っても、チェンマイのホテルは満室。コムローイ祭りの会場のチケットが売り切れなんていうことは当たり前だからです。年々コムローイ祭りの人気が上がってきているため、航空券やホテルの予約が取れなくなる恐れも!まずは早めの予約と、日本からツアーで参加した方が確実でおすすめです!
ランタン祭り(ホイアン・ベトナム)

美しくもどこか懐かしい光景が広がるホイアン
ベトナム中部にあるホイアンは、ユネスコ世界遺産に登録された観光都市です。そのホイアンで毎月旧暦の14日に開催されるのが「ランタン祭り」。ランタン祭りの日、夕暮れになると旧市街の管理人が車で一軒ずつお店を回って、蛍光灯の明かりを消すよう指示します。街中の人口的な灯りが消え、カラフルなランタンの明かりだけが店先に灯ります。こうしてランタン祭りが始まるのです。幻想的な街並みとランタンの明かりはもちろん素敵ですが、街のいたるところで昔ながらの伝統を垣間見ることができます。道端で民謡を歌っていたり、旧市街の広場では伝統のビンゴゲームや舞踊、生演奏なども開催されます。

ランタンのやさしい灯りに包まれます
ランタン祭りは先祖を敬うためのお祭り。ちょうど、日本のお盆と同じような感じですね。日本では年に1度ですが、ホイアンではそれが月に1度あります。日本のお盆の時期に灯籠に灯したり灯籠流しをするように、ホイアンでも毎月満月の夜になると街の灯りが一斉に消されランタンの灯りだけが街を包み込むのです。毎月開催されるお祭りなので開催日をチェックして、ノスタルジックなホイアン旅行にお出かけください!女子旅にもイチオシのフォトジェニックな街です!
■ 開催場所:ホイアン旧市街の歴史保護地区(チャンフー通りを中心に、グエンタイホック通り、バクダン通り、グエンティミンカイ通り、レロイ通り) ■ 開催時期:毎月旧暦14日の夜。直近は2026年11月22日(日)、12月22日(火)、2027年1月21日(木)、2月19日(金)、3月21日(日)(旧暦からの換算。お出かけ前に現地の発表で確認してください)
ランタン祭りの会場まで歩いて行ける、旧市街近くのホテルに泊まれるツアーなら、夜のホイアンも安心して楽しめます。
ホイアンに泊まって、満月の夜のランタン祭りを楽しむ旅。ご出発地に合わせてお選びください。
【成田発】ホイアン

成田発。航空券とホイアンのホテルがセット。旧暦14日の満月祭の日に合わせて、出発日を選べます。
【関空発】ホイアン

関空発。航空券とホイアンのホテルがセット。旧暦14日の満月祭の日に合わせて、出発日を選べます。
【名古屋発】ホイアン

名古屋発。航空券とホイアンのホテルがセット。旧暦14日の満月祭の日に合わせて、出発日を選べます。
台湾ランタンフェスティバル(台湾燈会)

まばゆいランタンで飾られたフェスティバル会場
台湾では旧暦の1月15日元宵節に、新しい年を迎えるお祝いとしてランタンを上げたり、花火を打ち上げる伝統がありました。以降「花燈」と呼ばれるランタンで街を飾り、いまでは観光行事の一環として毎年「台湾ランタンフェスティバル(台湾燈会)」が開かれています。開催地は毎年変わり、2026年は嘉義県、2027年は苗栗県で開かれます。カラフルなランタンで広大な会場が飾られるランタンフェスティバルは、異国情緒たっぷり!台湾旅行の際にぜひ立ち寄りたいイベントです。

アジアンムード満点の巨大ランタンに圧倒されます
台湾のランタンフェスティバルでは、「花燈」と呼ばれるさまざまなランタンを見学することができます。複数から成る華麗なランタンから、干支や動物などを表現した見上げるような高さの巨大ランタンまで見応え満載です。絶品B級グルメの出店などもあり大盛り上がりです!さらに、うれしいことに入場無料!国内外のたくさんの観光客で賑わうランタンフェスティバル、台湾旅行をご検討の方は、ぜひ足を運んでみてくださいね!
■ 開催場所:苗栗県(台湾高速鉄道の苗栗駅周辺) ■ 開催時期:2027年2月20日(土)〜3月7日(日)の予定(元宵節は2027年2月20日)
世界のランタン祭りのよくある質問
ホイアンのランタン祭りは毎日やっていますか?
旧市街では毎晩ランタンが灯りますが、街の電灯を消してランタンだけにする満月祭は、毎月旧暦14日の夜だけです。直近は2026年11月22日、12月22日、2027年1月21日です。
空にランタンを上げられるお祭りはどこですか?
この記事で紹介した中では、タイ・チェンマイのコムローイ祭りと、ラスベガスのRiSEです。どちらも決められた会場で、チケットを持って参加する形が一般的です(RiSEの2026年の開催は未発表)。
台湾ランタンフェスティバルの2027年の開催地はどこですか?
2027年は苗栗県で開かれ、台湾高速鉄道の苗栗駅周辺が会場になる予定です。期間は2027年2月20日〜3月7日の予定です。
※掲載情報は2026年10月時点のものです。開催日程は変更になる場合があります。お出かけ前に各公式サイトや現地の発表でご確認ください。
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