ドブロブニク観光モデルコースを計画する前に|基本情報と観光のコツ
ドブロブニクは、クロアチア南部アドリア海沿岸に位置する歴史的な港町です。旧市街は1979年に「ドゥブロヴニク旧市街」としてユネスコの世界遺産に登録され、その美しい景観と歴史的な建造物の数々は世界中の人々を魅了しています。旧市街の中心は徒歩で十分に巡れるため、効率的な観光が可能です。
| 季節 | 気候の特徴 | 服装の目安 | 観光のおすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 春(4月~6月) | 温暖で過ごしやすい晴天が多い。 | 長袖シャツ、薄手のジャケットやカーディガン。 | ★★★★★ |
| 夏(7月~9月) | 日差しが強く、暑く乾燥している。海水浴も楽しめる。 | 半袖、ショートパンツ、日焼け対策(帽子、サングラス)。 | ★★★★☆ |
| 秋(10月~11月) | 穏やかで快適な気候。観光客も落ち着く。 | 長袖、セーター、薄手のコートやジャケット。 | ★★★★★ |
| 冬(12月~3月) | 比較的温暖だが、雨が多く肌寒い日もある。 | 厚手のコート、マフラー、防水性のある靴。 | ★★★☆☆ |
ドブロブニクの観光は、気候が穏やかで過ごしやすい春(4月〜6月)と秋(10月〜11月)が特におすすめです。夏のピークシーズンは混雑が予想されますが、海水浴も楽しめるため、目的によってベストシーズンは異なります。
ドブロブニク旧市街観光の注意点・コツ
移動は徒歩が基本:旧市街内は車両乗り入れ禁止のため、歩きやすい靴が必須です。
日中の日差し対策:夏場は日差しが非常に強いため、帽子やサングラス、日焼け止めを忘れずに。
水分補給:観光中はこまめな水分補給を心がけましょう。
城壁巡りは午前中がおすすめ:日差しが強くない午前中の早い時間帯に訪れると快適です。
ドブロブニク・カード:主要な観光スポットの入場料や公共交通機関の料金がお得になるカードです。滞在日数に合わせて購入を検討しましょう。
公式サイト:ドブロブニク観光局
ドブロブニク旧市街を凝縮!1日満喫モデルコース
初めてドブロブニクを訪れる方や、限られた時間で主要な見どころを効率よく巡りたい方におすすめの1日モデルコースです。世界遺産の旧市街の魅力を凝縮して体験しましょう。
午前:旧市街の歴史と文化に触れる
9:00〜12:00 プラツァ通りと主要スポット散策
旧市街のメインストリートであるプラツァ通りから観光をスタートします。石畳の道を歩きながら、歴史的な建造物や雰囲気を楽しみましょう。
プラツァ通り(ストラドゥン)
旧市街の中央を東西に貫く大通りで、両側にはカフェやお土産屋さんが並びます。多くの観光客で賑わい、街の活気を感じられる場所です。
プラツァ通り
所要時間:30分〜1時間(散策のみ)
入場料:無料
アクセス:旧市街のピレ門からすぐ
オノフリオの噴水
ピレ門を入ってすぐの場所にある大きな噴水です。15世紀に造られ、かつてはドブロブニクの主要な水源でした。美しい彫刻が施されており、待ち合わせ場所としても利用されます。

オノフリオの噴水
所要時間:10分〜15分
入場料:無料
アクセス:ピレ門から徒歩1分
フランシスコ会修道院
オノフリオの噴水の隣に位置する修道院で、見事な回廊とヨーロッパで3番目に古い薬局が有名です。薬局では現在も化粧品などが販売されています。

フランシスコ会修道院
営業時間:9:00〜18:00(薬局は変更あり)
休館日:なし
入場料:5ユーロ(博物館・回廊)
アクセス:オノフリオの噴水から徒歩1分
ルジャ広場と周辺
旧市街の中心にある広場で、スポンザ宮殿や総督邸、聖ブラホ教会など、ドブロブニクの重要な建物が集中しています。広場ではイベントが開催されることもあります。

ルジャ広場
所要時間:30分〜1時間(周辺散策含む)
入場料:無料
アクセス:プラツァ通りを東へ直進
スポンザ宮殿
16世紀に建てられたゴシックとルネサンス様式が融合した美しい宮殿です。かつては税関や造幣局として使われ、現在は歴史公文書館として利用されています。

スポンザ宮殿
営業時間:10:00〜16:00
休館日:土日祝
入場料:無料(一部展示は有料の場合あり)
アクセス:ルジャ広場内
総督邸(ドゥオーモ宮殿)
ドブロブニク共和国時代の総督の公邸でした。ゴシックとルネサンス様式が融合した美しい建築で、現在は歴史博物館として公開されています。

総督邸
営業時間:9:00〜18:00(時期により変動)
休館日:なし
入場料:15ユーロ
アクセス:ルジャ広場から徒歩2分
午後:城壁巡りとスルジ山からの絶景
13:00〜17:00 城壁巡りとスルジ山
午後はドブロブニクの象徴である城壁を巡り、アドリア海と旧市街の絶景を楽しみます。その後、ロープウェイでスルジ山に登り、パノラマビューを満喫しましょう。
ドブロブニク城壁
旧市街を囲む壮大な城壁は、ドブロブニク観光のハイライトです。約2kmにわたる城壁の上を歩きながら、オレンジ色の屋根が連なる旧市街と紺碧のアドリア海のコントラストを堪能できます。一周するのに約2時間かかります。

ドブロブニク城壁
営業時間:8:00〜18:30(時期により変動)
入場料:35ユーロ(ドブロブニク・カードで割引あり)
アクセス:旧市街内数カ所の入り口から入場可能(ピレ門近くが便利)
スルジ山ロープウェイ
スルジ山は、ドブロブニク旧市街の北側にそびえる山で、頂上からは旧市街とアドリア海の息をのむようなパノラマビューが広がります。ロープウェイで約4分で山頂に到着します。

スルジ山ロープウェイ
営業時間:9:00〜22:00(時期により変動)
運賃:往復27ユーロ
アクセス:旧市街北側の城壁外にロープウェイ乗り場
夜:旧市街でのディナー
18:00〜20:00 旧市街のレストランでディナー
観光の締めくくりは、旧市街の雰囲気の良いレストランでディナーを楽しみましょう。アドリア海に面したドブロブニクでは、新鮮なシーフード料理が豊富です。
実際に訪れたお客様(40代男性・ハネムーン)も、「スルジ山ロープウェイから見渡すドブロブニク旧市街の街並みは絶景。オレンジ色の屋根が夕日に染まり、アドリア海とのコントラストが忘れられない景色に。日が落ちてからの夜景もロマンチックで、ハネムーンに最高のひとときでした。」と仰っています。夕暮れから夜にかけての景色は特にロマンチックで、旅の思い出に残るでしょう。
じっくり深掘り!2泊3日ドブロブニク満喫モデルコース
1日では物足りない、旧市街をより深く探索したい方や、周辺の自然も楽しみたい方におすすめの2泊3日モデルコースです。ゆったりとしたスケジュールで、ドブロブニクの魅力を存分に味わいましょう。
Day1: 旧市街の歴史と文化に触れる
午前:旧市街の主要スポットを再訪、または未訪のスポットへ
初日は、前述の1日コースで紹介したプラツァ通り、オノフリオの噴水、フランシスコ会修道院、ルジャ広場、スポンザ宮殿、総督邸などを、より時間をかけて巡りましょう。または、以下のスポットもおすすめです。
ドブロブニク大聖堂
旧市街の中心部に位置するバロック様式の大聖堂です。美しい内装や宝物殿が見どころで、ドブロブニクの歴史と信仰に触れることができます。

ドブロブニク大聖堂
営業時間:9:00〜17:00(時期により変動)
入場料:無料(宝物殿は有料)
アクセス:ルジャ広場から徒歩2分
ドミニコ会修道院
旧市街の東側に位置する修道院で、美しい回廊と美術館があります。ドブロブニク派の画家たちの作品が展示されています。

ドミニコ会修道院
営業時間:9:00〜18:00(時期により変動)
休館日:なし
入場料:5ユーロ
アクセス:旧市街東側のプロチェ門近く
午後:旧市街の路地裏散策とショッピング
旧市街のメインストリートから一歩入ると、迷路のような細い路地が広がります。隠れたカフェや個性的なショップを見つけながら、のんびりと散策を楽しみましょう。お土産探しにも最適です。
夜:旧市街のシーフードレストランで舌鼓
アドリア海に面したドブロブニクは、新鮮なシーフードの宝庫です。夜は旧市街の海沿いのレストランで、地元のワインとともに絶品シーフード料理を味わいましょう。
Day2: 城壁とアドリア海の絶景、ロクルム島へ
午前:城壁巡り
午前中は、ドブロブニクのシンボルである城壁をゆっくりと一周します。前日は時間がなくて駆け足だった方も、この日は景色を楽しみながら、写真撮影も満喫しましょう。
午後:ロクルム島でのんびり
午後は旧市街からフェリーで約15分のロクルム島へ足を延ばします。ロクルム島は手つかずの自然が残る美しい島で、孔雀が自由に歩き回り、海水浴や散策を楽しめます。
実際に訪れたお客様(50代女性・夫婦旅行)も、「午前中は、城壁をぐるっと一周。屋根瓦のオレンジ色の世界。真っ青なアドリア海。わぁー!やっとここに来られたー!と感激しました。『魔女の宅急便』の街並み。旧市街のこの美しい街の景色の中に、今もなおこうして人々の暮らしがある。感動しました。」と仰っています。
ロクルム島
所要時間:フェリーで片道約15分
運賃:往復20ユーロ(時期により変動)
アクセス:旧市街の旧港からフェリーが運航
見どころ:死海(塩湖)、孔雀、修道院跡、植物園など。
夜:ブジェ・バーで夕日を眺める
旧市街の城壁の外側にある「ブジェ・バー」は、アドリア海に沈む夕日を眺めながら一杯楽しめる人気のスポットです。ロマンチックな雰囲気の中で、旅の思い出に浸りましょう。
Day3: 街の魅力を再発見と出発
午前:市場散策とカフェタイム
最終日の午前中は、旧市街のグンドゥリッチ広場で開かれる青空市場を訪れてみましょう。新鮮なフルーツや野菜、地元の特産品が並び、活気ある雰囲気を楽しめます。その後は、お気に入りのカフェでゆっくりとコーヒータイムを過ごすのもおすすめです。
午後:お土産選びと出発
旧市街には、ラベンダー製品やオリーブオイル、ワインなど、クロアチアらしいお土産がたくさんあります。心ゆくまでお土産を選んだら、ドブロブニク国際空港へ向かい、帰路につきます。
ドブロブニク国際空港(DBV)
アクセス:旧市街から空港シャトルバス、タクシー、または配車サービスで約30分。
料金目安:シャトルバス約10ユーロ、タクシー約35ユーロ。
ドブロブニクを拠点に足を延ばす!周遊モデルコース
ドブロブニクはクロアチアの南端に位置するため、周辺国やクロアチア国内の他の都市へのアクセスも比較的容易です。日数に余裕があるなら、ドブロブニクを拠点に足を延ばして、周辺の魅力的な都市も巡る周遊プランはいかがでしょうか。
ドブロブニクから日帰り:モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
ドブロブニクからバスで約3時間、国境を越えてボスニア・ヘルツェゴビナの美しい街モスタルへ日帰り旅行が可能です。モスタルは「モスタルの旧市街のスタリ・モスト(古い橋)地域」として世界遺産に登録されており、オスマン帝国時代の面影を残すエキゾチックな街並みが魅力です。
スタリ・モスト
ネレトヴァ川にかかる美しいアーチ橋で、モスタルのシンボルです。橋の上からは、エメラルドグリーンの川と旧市街の景色が一望できます。夏には地元の人々が橋から飛び込むパフォーマンスが見られることもあります。

スタリ・モスト
所要時間:1〜2時間(橋と周辺散策)
入場料:無料
アクセス:モスタル市内中心部
注意点:国境を越えるため、パスポートを必ず持参してください。
ドブロブニクと組み合わせるなら:スプリット(クロアチア)
ドブロブニクからバスやフェリーで約4〜5時間、クロアチア第2の都市スプリットへ移動し、2都市周遊を楽しむのもおすすめです。「スプリットの歴史的建造物群とディオクレティアヌス宮殿」として世界遺産に登録されているディオクレティアヌス宮殿を中心に、ローマ時代の歴史と活気ある港町の雰囲気を満喫できます。
ディオクレティアヌス宮殿
ローマ皇帝ディオクレティアヌスが3世紀末に築いた巨大な宮殿で、現在はその内部に街が形成されています。宮殿内にはカフェやレストラン、ショップが並び、人々の生活と歴史が融合した独特の空間が広がります。
ディオクレティアヌス宮殿
所要時間:2〜3時間
入場料:無料(一部施設は有料)
アクセス:スプリット旧市街の中心
| 区間 | 移動手段 | 所要時間(片道) | 料金(片道) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ドブロブニク → モスタル | 長距離バス | 約3時間 | 20〜30ユーロ | 国境を越えるためパスポート必須。 |
| ドブロブニク → スプリット | 長距離バス | 約4〜5時間 | 20〜35ユーロ | アドリア海沿いの景色を楽しめる。 |
| ドブロブニク → スプリット | 高速船(夏季限定) | 約4.5時間 | 30〜40ユーロ | 海からの景色が楽しめる。 |
周遊旅行の注意点・コツ
移動手段の予約:特に夏季はバスやフェリーが混み合うため、事前に予約することをおすすめします。
パスポート:国境を越える旅行では、パスポートを忘れずに携帯しましょう。
荷物:バスの荷物預けは有料の場合があります。
旅行会社の利用:複数の都市や国を効率よく巡るなら、手配を一括で任せられる旅行会社のツアーが便利です。
実際に訪れたお客様(60代女性・夫婦旅行)も、「プリトヴィツェ湖群国立公園、ドブロブニク、ザグレブと3都市を巡る夫婦旅行。それぞれの街に違った魅力があって、世界遺産の自然から美しい中世の街並みまで一度に味わえる贅沢な旅程でした。日数に余裕があれば周遊がおすすめです。」と仰っています。
ドブロブニク旅行に役立つQ&A
ドブロブニクへの旅行を計画するにあたって、よくある質問とその回答をまとめました。旅の準備にお役立てください。
Q1. ドブロブニクの通貨と両替について教えてください。
A. クロアチアの通貨はユーロ(EUR)です。以前はクーナでしたが、2023年1月1日からユーロが導入されました。日本で両替するか、現地の空港や銀行、両替所で両替が可能です。クレジットカードも主要なホテルやレストラン、ショップで広く利用できます。
Q2. チップの習慣はありますか?
A. クロアチアではチップの習慣があり、サービスに満足した場合に渡すのが一般的です。レストランでは料金の10%程度、カフェではおつりの小銭を渡すことが多いです。タクシーでは料金を切り上げて支払うのがスマートです。
Q3. ドブロブニクで使われている言語は何ですか?
A. 公用語はクロアチア語です。しかし、ドブロブニクは観光都市のため、英語が広く通じます。ホテルやレストラン、観光スポットでは英語でコミュニケーションが取れるので安心です。簡単なクロアチア語の挨拶を覚えていくと、現地の人々との交流がより深まるでしょう。
Q4. ドブロブニクの治安は良いですか?
A. ドブロブニクは比較的治安の良い都市ですが、観光客を狙ったスリや置き引きには注意が必要です。特に旧市街の混雑した場所や、夜間の人通りの少ない場所では貴重品の管理を徹底しましょう。一般的な海外旅行と同様の注意を払えば、安心して観光を楽しめます。
Q5. Wi-FiやSIMカードはどのように利用できますか?
A. 多くのホテルやカフェ、レストランでは無料Wi-Fiが利用できます。観光中もインターネットを利用したい場合は、現地のSIMカードを購入するか、日本でWi-Fiルーターをレンタルしていくのがおすすめです。空港や旧市街内の通信ショップでSIMカードを購入できます。
ドブロブニク旅行はトラベル・スタンダード・ジャパンにおまかせ
世界遺産の旧市街が魅力的なドブロブニク。初めての海外旅行や個人手配に不安がある方も、トラベル・スタンダード・ジャパンなら安心してお任せいただけます。お客様のご希望や旅行日数に合わせて、最適なモデルコースをアレンジし、航空券とホテルを組み合わせたツアーを提案いたします。
Q1. どんなドブロブニク旅行を相談できますか?
A. ドブロブニク旧市街をじっくり巡る個人旅行から、周辺国モスタルやクロアチア国内のスプリットなどとの周遊、ハネムーンや家族旅行まで、あらゆるご要望にお応えします。お客様の理想の旅を実現できるよう、経験豊富なスタッフがサポートいたします。
Q2. 旅行の予算が心配です。どのくらいかかりますか?
A. ドブロブニク旅行の費用は、時期や滞在日数、ホテルのランクによって大きく変動します。トラベル・スタンダード・ジャパンでは、お客様の予算に合わせたツアーをご提案し、費用を抑えつつ充実した旅を楽しめるようお手伝いします。まずはお気軽にご相談ください。
Q3. 個人手配とツアー、どちらが良いですか?
A. ドブロブニクへの個人手配は自由度が高い反面、航空券やホテルの手配、現地での移動手段の確保など、時間と手間がかかります。ツアーであれば、これらすべてを一括で手配できるため、手間なくスムーズに旅行準備を進められます。特に初めてのドブロブニク旅行や周遊を検討されている方には、ツアーがおすすめです。

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