ずっと心にあった、プラハへの思い
この旅のきっかけは、以前から思っていた「いつかプラハへ行ってみたいな」でした。私の母の実家は、長野にある150年ほどの歴史を持つ古い家なのですが、現在はその家にプラハ出身のアーティストが住んでおり、時々訪問していました。その方から、プラハが素晴らしい街であることなど、魅力的なお話を聞いていていたため、いつか行ってみたいと思っていたのです。
なかなか実現できずにいましたが、ようやく時間的な余裕ができ、今回思い切って妻と行ってみることにしました。当初は、長年憧れてきたプラハだけを訪れる予定でしたが、せっかくならとウィーンにも足を延ばすことにしました。
実際に訪れたプラハは、聞いていた通り、本当に歴史を感じさせる美しい街でした。一方、ウィーンについては、正直なところ出発直前までは「プラハに加えて少し立ち寄る街」という認識で、古い街並みが続く旅に少し飽きてしまうのではないかという思いもありました。しかし、実際に訪れてみると、その考えはとんでもなく、文化の層の厚さ、街のスケール感、洗練された空気感、どれを取っても「さすがウィーン」と楽しむことができました。やはり歴史あるヨーロッパの旅は良いものだと、改めて感じることができた充実した9日間でした。
御社は10年ほど前に家族でのイタリア旅行で利用したことがあり、良かったなという記憶からまた使わせていただこうと思いました。後付けですが今年で結婚して30周年、仕事なども落ち着き妻と2人で旅行する良いタイミングでした。
1〜2日目 歩くだけでも街並みを楽しめるプラハ
ドバイ経由でプラハまで行ったのですが、フライトはドバイまでの方が長いため、御社のプランでプレミアムエコノミーを選択しました。やはり前回イタリアへ行った時に比べると座席も広く快適で、機内食も美味しかったです。
13時にプラハへ到着し、空港からプラハ本駅までのバスに乗ってホテルまで向かいました。夕食も兼ねて街の中心部を探索しました。比較的小さい街でホテルも駅の近くだったのでとても移動しやすかったです。特に何か目的があるわけではありませんでしたが、夜景がとても綺麗で、歩くだけでも街並みを楽しむことができました。夕食はオープンカフェのようなところでお肉やお酒をいただきました。天候も過ごしやすく、外の席での食事が気持ち良かったです。市電やバスにも乗らず、この日は歩いて過ごしました。
「ヤルタ ブティック ホテル」に滞在したのですが、本当に素敵で大満足でした。クラシックな感じで、お部屋にも写真が飾られていてアートな感じでした。かといって設備はクラシックというよりモダンで最新化されており、とても過ごしやすかったです。お部屋も通り側にしてくれました。ちょうどメインの通りが工事中で少し残念でしたが、下を見なければ気にならず、本当に快適でした。

3日目 プラハ城で過ごす、ゆったりとした時間
ホテルの朝食はビュッフェ形式で、種類も豊富でとても美味しかったです。この日は、プラハ城周辺を中心に、時間をかけてゆっくりと巡りました。プラハ城内にはいくつかの美術館や博物館がありますが、その中で「ロブコヴィッツ宮殿(博物館)」を前日にオンラインで予約して行きました。音声ガイドを利用した鑑賞は内容も分かりやすく、展示への理解が深まり、とても興味深い時間となりました。他には、聖イジー教会や黄金の小道、聖ヴィート大聖堂も見学し、プラハ城の多彩な見どころを堪能しました。朝食をしっかりいただいたため、昼食は軽めに済ませ、夕食は前日と同じような雰囲気のオープンカフェでゆったりと食事を楽しみました。




4日目 旧市街散策とプラハ絶景の夕暮れ
この日は、プラハを代表する景色が広がるカレル橋と旧市街を中心に散策しました。旧市街にある有名な教会でミサが行われていて、少し立ち寄ってみました。
その後は旧市庁舎周辺をゆっくりと歩いて回りました。夕方にかけて旧市庁舎塔にも上がり、夕焼けに染まる街と、次第に灯りが入り始める夜景を一望することができ、それはもう本当に素晴らしい景色でした。
夕食は、ガイドブックやインターネットで調べて、その時にいる場所から近くのお店を探して行ってみました。プラハ旧市街の魅力をじっくりと味わうことができた一日でした。

5日目 ミュシャ美術館とウィーンへの列車移動
この日はウィーンへ移動するため、昼頃発の列車を予約していました。ホテルで朝食を済ませた後、旧市街の街並みを眺めながらミュシャ美術館へ向かいました。館内では1時間ほど滞在し、作品をじっくり鑑賞した後、ホテルへ戻ってチェックアウト。荷物をまとめて駅へ向かいました。
駅で昼食用の軽食を購入して列車に乗り、およそ4時間かけてウィーンへ移動しました。車内は座席が広く、快適に過ごすことができました。妻は北海道出身なのですが、車窓から広がる牧草地やなだらかな丘陵の風景が、どことなく北海道に似ていました。穏やかな景色が続き、長時間の移動も飽きることなく楽しめました。
ウィーンに到着したのは17時頃で、駅から10分ほど歩いてホテルへ到着しました。夕食は駅の方へ行ってベトナム料理をいただきました。その後はホテルへ戻って休みました。

6日目 豪華絢爛な宮殿と、音楽の都の夜
ウィーンでは「ホテル ツァイトガイスト ヴィエナ ハウプトバーンホフ」に宿泊したのですが、こちらのホテルの朝食が本当に美味しく、ゆっくりと楽しみました。朝食を食べてからシェーンブルン宮殿へ行きました。タクシーを利用したのですが、事前に少し不安もあったため、タクシー乗り場の行列の中から、雰囲気の良さそうなドライバーに決めました。調べていた料金の倍になってしまいましたが、結果的に大正解でした。移動中の約20分間、ウィーンの教育事情や生活事情などの話を聞くことができ、楽しい時間になりました。
宮殿に到着してから時間枠の予約をして、すぐに入ることができました。音声ガイドを利用しながら、約2時間にわたり見学をしました。目の前に広がるのは、まさに豪華絢爛という言葉がふさわしい空間の連続で、「宮殿とは本当にすごいのだな」と、思わず目がくらむような感覚になるほどでした。圧倒的な美しさで素晴らしい空間を堪能しました。


宮殿を14時頃に出て、地下鉄でウィーンの中心街へ移動、散策しました。この夜は、日本から予約していた楽友協会のコンサートへ行くため、早めに夕食を済ませました。テレビで見る印象よりも実際はややコンパクトに感じたものの、オペラなども交えたプログラムを楽しむことができました。

7日目 シュニッツェルの美味しさに感動し、音楽に包まれたウィーンの夜
ホテルで朝食を済ませてから、ホーフブルク宮殿へ行きました。シシィ博物館にも行ったのですが、広大な宮殿内にあるため入口が分かりづらく、大回りをしてしまいました。その分、街並みをじっくり眺めることはできましたが・・・。人に尋ねながら無事に入ることができましたが、もう一つ行きたかった博物館は残念ながら休館中でした。事前のリサーチが足りなかったなと少し反省点でもあります。

その後は「ザッハー」のザッハトルテをいただき、「せっかくウィーンに来たのだから」と、ドナウ川を見に行くことにしました。周りに良い感じのレストランなどがあるかと思いましたが、割と殺風景でした。そこで改めて周辺を調べ、地下鉄で少し移動し、ガーデン風のレストラン「Zur Alten Kaisermühle」へ行ってみました。
このレストランが期待以上に素晴らしかったです。囲いはありつつも川を眺めながら食事ができ、ウェイターの対応も心地よかったです。ここで食べたシュニッツェルは「カツレツだろう」と軽く考えていたのが申し訳なくなるほど、本当に美味しかったです。川を眺めながら食事をする、というやりたかったことを実現できました。



食後は旧市街へ戻り、ライトアップされた街並みや夜景を眺めながら散策。立ち寄ったシュテファン大聖堂ではちょうどミサが行われており、パイプオルガンの音色に自然と聴き入ってしまいました。演奏を聴きながら1時間ほどその場で過ごし、蝋燭の灯りに照らされたステンドグラスの美しさとともに、静かでとても豊かな時間を味わいました。

最終日 ベルヴェーデーレ上宮を見学して帰国、ちょっとしたハプニングも
帰国日は15時半発のフライトだったため、午前中から昼過ぎまで時間がありました。朝食は少し早めに切り上げ、駅に近いホテルだったので荷物を預けてベルヴェーデーレ上宮へ行きました。静かな空間の中でゆっくりと作品鑑賞を楽しむことができました。
見学を終えてホテルへ戻り、荷物を受け取ってから電車で空港へ向かいました。空港で軽く食事を済ませてから搭乗しました。帰りもドバイ経由でプレミアムエコノミーを利用しました。
羽田空港には22時頃に到着予定でしたが、雷雨の影響で着陸後1時間ほど機内で待機することになりました。0時近くにようやく機内から降りることができました。空港内にはタクシー待ちの行列ができていましたが、幸い息子が迎えに来てくれたため、無事に帰宅することができました。
平井さん、誠実なご対応をありがとうございました!
担当の平井さんには、私からの連絡に対していつもすぐにご対応いただけました。本当にありがとうございました。かなり多くの質問をさせていただきましたが、その都度、分かる範囲で誠実にお答えくださり、とても心強く感じていました。
前回のイタリア旅行の際にも御社を利用し、そのときの対応も印象が良かったため、今回も大丈夫だろうと安心してお任せすることができました。実際に、大手の旅行会社でなくても、ここまで丁寧に対応していただけるのだと改めて感じています。おかげさまで、充実した旅を楽しむことができました。ありがとうございました。




























