ロサンゼルス（アメリカ）旅行体験記・レビュー『ドジャース戦観戦、ハリウッド、サンタモニカ…80歳のロサンゼルス旅行チャレンジ！』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのロサンゼルス（アメリカ）旅行をお楽しみいただけます。
80歳のロサンゼルス観光チャレンジ
長年勤めた教職を定年退職し、自分へのご褒美として、かねてから夢見ていたロサンゼルス旅行を計画しました。目的は大谷選手の応援と観光です。しかし、言葉の壁、交通機関の利用、体力の不安など、心配事が山積みだったため、3ヶ月間の猛勉強を経て、ついに出発となりました。観光地や危険なエリアを事前に予習し、ノートにまとめたり、メトロや持参した軽食を利用することで交通費や食費を節約したりと、準備万端で旅行に臨むことができました。おかげで、やりたいことは全て達成！何事もなく無事に帰国でき、素晴らしいチャレンジ旅行となりました。
1日目、夢のドジャースタジアムで大谷選手に感動！
成田を夕方に出発し、JALでロサンゼルスへ。日付変更線を越え、同日のお昼に到着しました。入国手続きに2時間ほどかかり、疲れましたが、まずは宿泊先のカワダホテルへ。
滞在したカワダホテル
到着日は早速ドジャースタジアムにて、メジャーリーグ観戦を予定していました。ユニオン駅から無料シャトルバスを利用し、球場に到着。テレビで見ていた夢のドジャースタジアムですが5万人収容の広さ、すり鉢状の急な階段に苦戦し膝を痛めてしまいました。スタジアムでの食事は大変高価で、ドジャースドックとビール、ポテトチップスでなんと7500円！しかし、大谷選手46号ホールランに感動し、最高の気分で球場を後にしました。生で見るメジャー選手のスケールの大きさにも驚きました。
ドジャースタジアム
帰りは22時過ぎになり、夜は危険と知りながらもメトロを利用し、無事にホテルに戻りました。この日は、安堵感と睡眠不足でそのままベッドへ轟沈しました。
2日目、ピーターセン自動車博物館見学後、サンタモニカへ
ロス２日目は、メトロとバスを乗り継ぎ、約70分かけてピーターセン自動車博物館へ。以前から行ってみたかった場所です。赤と白に塗り分けられた巨大な建物は芸術作品のようで、入る前から圧倒されました。館内には、300台もの、これまで見たこともないようなかっこいい車がずらりと展示されていて、思わず「長生きして良かった、ロスに来て本当に良かった」と感動して、涙が出てきました。アメリカの自動車産業の進化の凄さに驚かされた瞬間でもありました。
ピーターセン自動車博物館
ピーターセン自動車博物館
この日は、サンタモニカに１泊予定だったため、移動しました。サンタモニカはシカゴから続くルート66の終点でもあります。目の前に広がる雄大な太平洋をビーチから見て、「地球は丸いんだ」と実感。海に突き出たピアからの眺めは実に素晴らしかったです。ただ、たくさんの人で賑わっていて、肩が触れ合う位の人の多さでした。ゆったりと打ち寄せる海岸で泳ぐ人、人、人。まるでアリのようでした（笑）。広い遊園地もあり、景色を360度見渡せる観覧車に乗りました（2500円）。どこまでも続く水平線と長い海岸線は、まさに絶景。最後は、赤く染まる夕日にしばし癒されました。
サンタモニカにて
美しいサンセット
夕食はホテル近くのイタリアンレストランで豪華な食事を楽しみました。サンタモニカで宿泊したホテルカーメルはお風呂もあり、ゆっくりと体を休めることができました。
イタリアンレストランにて
3日目、ハリウッドを観光、ロスの夜景に感動！
３日目は、ハリウッド観光へ。サンタモニカからはメトロで移動し、EラインからAラインに乗り換え、約70分でハリウッドに到着。焼けつくような暑さと人の多さにはびっくりしました。ドルビーシアターでは、レッドカーペットを思い浮かべながら階段を一歩ずつ踏み締め、スター気分を満喫。有名人の手形、足形が並ぶチャイニーズシアターでは、憧れのジョン・ウェインの手形を発見し、記念撮影。マリリン・モンローのろう人形を抱きしめながらの撮影は、最高の思い出になりました（笑）！次に訪れたグリフィス天文台は、メトロと無料バスを乗り継いで約20分ほどの距離にありました。天文台から見たロスの夜景は、車のライトの輝きで眩しいほど。今まで見た中で一番美しい夜景でした。
ハリウッドに到着
マリリン・モンローのろう人形と
グリフィス天文台
夜のメトロは危険なので、早めにホテルへ戻りました。夜食は持参したカップうどんとコーンスープ。美味しく、そして安上がりで満足でした！
4日目、ロス観光後、再びメジャーリーグを観戦！
この日はまず、メトロでユニオン駅へ。そこから1時間ほどの場所にあるパサデナ市庁舎を訪れ、午前中いっぱい見学しました。1927年完成のイタリア風建築で、中庭の噴水、螺旋階段、芸術的な彫刻など、見どころ満載。すっかり引き込まれ、2時間ほど夢中で写真を撮り続けました。
その後、ホテル近くの世界一短い電車エンゼルフライト（乗車時間1分、料金1ドル）も体験。エンゼルフライトから徒歩5分のディズニー・コンサートホールも見学しましたが、外観のステンレスの美しい構造の建築物は見事。音響設備は有名な日本人が設計したそうで、一見の価値ありです。
エンゼルフライト乗り場
ディズニー・コンサートホール
午後は再びドジャースタジアムにてシカゴカブス戦の観戦です。この日はダッグアウトの上からの観戦。試合は負けてしまいましたが、ベッツ選手のホームランや鈴木選手のヒットを間近で見ることができ、大満足でした。ただ、この日は地ビールを飲み過ぎてしまい、なんと急性アルコール中毒になるというアクシデントが。目が覚めたら、試合の3回が始まっていました（笑）。試合終了後、メトロでの帰宅はやはり怖かったですが、無事にホテルへ戻りました。
最終日はロングビーチでリラックス
最終日は、メトロで1時間かけてロングビーチを訪れました。途中でアメリカで一番危険と言われるコンプトン駅を通過。窓に鉄格子、家の周りに鉄柵がある物々しい街並みに緊張しましたが、無事に到着したロングビーチは、ロサンゼルスとは全く違う雰囲気で、道路も広く、街並みもとても綺麗でした。最後にゆったりとした気分になれて良かったです。オススメの場所です。
LAとは全く違う穏やかな雰囲気のロングビーチ
街を散策し、20分ほどでヨットハーバーに到着。豪華なヨットが何百隻も停泊していて、白いヨットと青い海と空のコントラストが実に美しかったです。どんな人たちが船主なんだろう？と、優雅なヨットライフに憧れてしまいました。
ヨットハーバー
最後はメキシコ料理店で少し贅沢をして旅の終わりを祝い、リトルトーキョーへ。日本語が通じる安心感！瓦屋根など、見慣れた風景に懐かしさを感じ、早く帰国したい気持ちになりました。その後、Googleマップを頼りにホテルまで30分ほど歩き、途中で真っ白なロス市庁舎も見学。大満足の最終日となりました。
メキシコ料理店にて
リトルトーキョーにある二宮金次郎像
翌日は、昼過ぎの便で無事に帰国の途につきました。
担当の西塔さん、本当にありがとうございました！
担当の西塔さんには、出発前から帰国まで、本当にお世話になりました。80歳という年齢での海外旅行は不安でしたが、西塔さんの懇切丁寧な心遣いのおかげで、安心して楽しむことができました。今回のチャレンジ旅行は、とても楽しく、印象深く、意義深いものとなりました。健康で怪我もなく、無事に帰国できたこと、心より感謝申し上げます。また、旅に出たいという気持ちになれました。
