ケアンズ、エアーズロック(オーストラリア)旅行体験記・レビュー『ケアンズ&ウルル 空と大地の絶景を満喫 母娘で巡るオーストラリア旅』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのオーストラリア周遊旅行をお楽しみいただけます。
娘と二人、ケアンズとウルルへ
娘と2人で初めてのオーストラリア旅行を楽しんできました。娘が「コアラ抱っこ」と英語圏への旅を希望していたので、比較的治安の良いオーストラリアを選びました。ケアンズでは、セスナからグレートバリアリーフを眺め、念願のコアラ抱っこも体験。キュランダ高原鉄道のゴールドクラスで熱帯雨林を巡り、街歩きやアートギャラリー訪問、多彩な料理も堪能しました。ウルルではアボリジナル文化に触れ、赤く染まる夕暮れの絶景に感動しました。人生初のスカイダイビングにも挑戦し、日常を離れた充実感あふれる特別な旅となりました。現地のスーパーでの買い物も楽しく、様々な商品を購入。とても実り多い旅となり、またすぐに訪れたいと思うほど楽しかったです。
1、2日目 ケアンズに到着し、早速街歩きへ
成田を出発しブリスベン経由でカンタス航空にてケアンズへ。機材はやや古く機内ではあまり眠れませんでしたが、CAさんの対応やサービスは快適でした。到着後はUberで滞在先「プルマン リーフ ホテル カジノ」へ。建物の古さは否めないものの、とても清潔で明るく、お部屋がジュニアスイートだったため、とても快適に過ごせました。カジノ併設の館内で到着特典の5ドル無料チケットを軽く試したところ、結果は一瞬で消えましたが、非日常のワクワクも満喫できました(笑)

「プルマン リーフ ホテル カジノ」のジュニアスイート
ホテルにチェックイン後は、さっそくケアンズの街歩きへ。まずは、「ケアンズ・セントラル」というショッピングセンターでお買い物を楽しみました。紅茶が好きなので、楽しみにしていた「T2」という紅茶屋さんでどっさりとお買い物。スーパーの「ウールワース」はお買い物好きには天国のような品揃えで、ケアンズ滞在中毎日訪れるほどとても楽しかったです。ベジマイトやユーカリオイル、蜂蜜、クッキー、「コルゲート」の歯磨き粉(オーストラリア製ではないものの安価)などをお土産に、滞在中の朝食用にパン、チーズ、ハムなども購入。その後、海沿いのエスプラネードを散策し、夕方から開くナイトマーケットでは観光客向けの小さなショップや飲食店を覗き、夕食にはマーケット内のベトナム料理店でフォーを。旅初日の疲れに、さっぱりした味が優しく染みました。

ケアンズセンター内にある「T2」

地元の方々がのんびりと時間を過ごしていたエスプラネード
3日目 空からグレートバリアリーフ、念願のコアラ抱っこを満喫!
この日は、まずセスナでグレートバリアリーフ遊覧飛行を楽しみました。ケアンズですと海上アクティビティが定番ですが、娘が船酔いしやすいため「空から見よう」とチョイス。70年代製の6人乗り小型機で最初は怖さもありましたが、一面に広がるサンゴ礁のあまりの美しさに感動!コアラの形に見える「コアラリーフ」など、綺麗な写真がたくさん撮れました。

遊覧飛行で搭乗したセスナ

あまりの美しい景色にとても感動しました
フライト後の昼食は、「クロック バー」で12ドルのランプステーキ。ケアンズは食事が全体的に高めですが、柔らかく美味しいオージービーフをこの価格で楽しめて大満足の高コスパ! 大変おすすめです。

コスパ抜群の12ドルステーキ
午後は「シャングリ・ラ ザ・マリーナ ケアンズ」というホテルに隣接の「コアラズ&クリーチャーズ」で娘が希望していたコアラ抱っこを撮影。現在ケアンズで抱っこ写真が撮れるのはここだけとのこと。娘は念願叶って満面の笑みでした。
夕食はイタリアン「ラ フェットチーナ」へ。多国籍な人々が集まるケアンズは各国料理が本格派で、ここもカジュアルながら味は抜群。気軽に美味しく楽しめる良店でした。

可愛いコアラとご対面
4日目 キュランダ村へ、世界の車窓からの景観に感動
この日はキュランダ村を訪れました。行きはスカイレールに乗り、熱帯雨林やバロン渓谷を上から眺める空中散策。村では土産店をじっくり見て回り、小さな動物園「コアラガーデンズ」ではコアラの見学に加え、カンガルーやワラビーへの餌やり体験も楽しみました。帰りはキュランダ高原鉄道に乗車。テレビ番組「世界の車窓から」でも使われた素敵な車両です。行きはスカイレールから、帰りは鉄道側から、壮大なバロン滝を眺められ堪能できました。車内はゴールドクラスを予約。ゆったりした座席、ドリンクやチーズなどのおつまみ、アテンダントの丁寧な対応で特別感のあるひとときを楽しめました。奮発してよかったです。

行きのスカイレールから撮ったバロン滝

キュランダ村

キュランダ高原鉄道
夕食は人気店「ダンディーズ オン・ザ・ウォーターフロント」で名物のオーストラリアンサンプラープレートに挑戦。カンガルー串、バラマンディ、クロコダイルソーセージ、ザリガニ、タイガープローン、ステーキなどオーストラリア名物の“全部乗せ”プレートです。味の満足度は正直高くなかったですが(笑)、体験的には面白かったです。人気店で飛び込み不可のことも多いので、訪問時は事前予約が必須です。

オーストラリアンサンプラープレート
5日目 人生初のスカイダイビングとアートギャラリー巡り
この日の午前は、人生初のスカイダイビングに挑戦!一度は空を飛んでみたい!と楽しみにしていたのですが、 高度4,500mまで高度を上げたセスナのなかで、いざジャンプをする直前は後悔がよぎるほどの恐怖でした(笑)。そして、落下後も強烈な風圧など未体験の感覚に圧倒され、着地後は腰が抜けて立てないほど。顔も風で歪み、撮影した240枚の写真は“人様に見せられない”表情ばかりでしたが、恐怖を乗り越えた体験として深く記憶に残る一日になりました。

高度4,500mからの景色
午前の出来事で娘が心身ともにダメージを受け、昼前にはホテルへ戻って二人でしばし昼寝をし、休息を取りました。落ち着いたところで、遅い昼食へ。銀行を改装した素敵なカフェ「チャンバーズ」で、ずっと食べたかったアボカドのオープンサンドを注文。たっぷりアボカドペーストの上には、ポーチドエッグやフムスのコロッケが乗っており、ボリュームたっぷり! なのに味は軽やかで、体調が万全ではないと口にしながらも本当に美味しかったです。

アボカドのオープンサンド
夕方は「ケアンズ・セントラル」でケアンズ最後のお土産を買い、ホテルそばの無料のアートギャラリーへ。現地アーティストの展示は見応え十分で、とてもおすすめです。また、この周辺は他にも小さなギャラリーが集中している地域で、通りがかりにいくつかギャラリーを訪問。アボリジナルアートや現代アートを幅広く楽しめました。街の一角にはアボリジナルの方が多く、治安は良いものの、歴史と現在が交差する場所だと実感。ギャラリーで彼らの歩みを知る展示に触れ、胸がぎゅっとしました。
夕食はホテル近くの「ヘミングウェイズ・ブルワリー・ケアンズワーフ」へ。巨大な倉庫風の開放的なビアガーデンで、クラフトビール飲み比べが人気のようです。私たちはお酒を飲まないため、ソフトドリンクと軽食を。皆が楽しそうに過ごす雰囲気と料理の美味しさに満足してホテルへ戻りました。
6日目 ウルルに到着!麓巡りとサンセットを堪能
いよいよ楽しみにしていたエアーズロックへ、早朝に出発。定刻通り9時過ぎに到着し、空港から無料シャトルバスで、滞在先「エアーズロック・リゾート」へ向かいました。リゾート内はホテル群、ショップ、スーパー、アートギャラリーなどが広大な敷地に点在しており、無料の循環バスで気軽に移動できます。宿泊したホテルは、フロントから部屋まで距離があり移動が大変でしたが、部屋自体は広く快適でした。

「エアーズロック・リゾート」のお部屋
到着後はリゾート街を散策し、徒歩で「ルックアウト」へ向かい、ウルルを遠望しました。
夕方からは、予約していた「ウルル麓巡りとサンセットツアー」に参加。時間の都合で英語ガイドとなりましたが、事前にウルルやアボリジナル文化を予習していたので、内容は概ね理解できました。ツアーでは、まず「カルチュラルセンター」を訪れ、アボリジナルの歴史と文化を学びました。続いて「クニヤ・ウォーク」でへ。ウルルの麓を散策しながら、岩肌の質感を間近に感じながら、物語や伝承の解説を聞くことができました。
その後、サンセットの名所へ移動。シャンパンとチーズを楽しみながら、刻々と色を変えるウルルの姿を眺めました。太陽が傾くにつれてウルルが真っ赤に染まる光景は、とても感動的で、長い時間、言葉少なに眺めるだけで満たされる、忘れがたい夕暮れでした。ツアーの軽食で満腹になり、夕食は取らずに休みました。

美しい空とウルルの景色
7日目 無料イベントでアボリジナルの暮らしを体感し帰路へ
帰国日は、空港へ向かう無料シャトルバスが11時半頃出発だったため、それまでの時間で、リゾート内のアートギャラリー主催の無料イベントに参加。昔の火の起こし方など、アボリジナルの生活文化を実演解説で学びました。
帰路はシドニー経由でしたが、往路とは違い機材が新しかったため、ともて快適で、休息を取りながらあっという間に羽田に到着。最後までアクセスが良く、時間を余すことなく使えた旅でした。
久保田さん、柔軟にご対応いただき、ありがとうございました!
この度は丁寧な手配をありがとうございました。普段は個人手配が多いのですが、今回は時間が限られる中、フライトやホテルのコストと内容のバランスが良く、希望にぴったりのプランをご提案いただいたおかげで、到着から帰着まで終始スムーズ。担当の久保田さんには、直前申込みで出発日が見つからない状況でも、粘り強く候補を探していただきました。ケアンズで滞在を希望していたヒルトンホテルが満室のため、心残りではあったものの、滞在したプルマン リーフ ホテル カジノもジュニアスイートの大変良いお部屋で結果的には大満足でした。食事は全般に高価で二人で一食1万円近いこともありましたが、味と雰囲気はそれを上回る満足度でした。美味しいものと良い景色に出会え、大変実り多い旅となりました。




