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2019年パリで注目の観光スポット7選

2019年パリで注目の観光スポット7選

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歴史あるモニュメントに、最上のコレクションを揃える美術館、最新の流行を反映するブティックなど、訪れるべき場所の多いパリ。その中でも、特に2019年注目したい場所を7つ選んで紹介します。

◆目次◆
フォンダシオン ルイ・ヴィトン(Fondation Louis Vuitton)
アトリエ・デ・リュミエール(Atelier des Lumières)
フリュクチュアール(Fluctuart)
ラ・ヴィレット(La Villette, Grande Halle)
シテコ(CitÉco)
プランタン・オスマン(Printemps Haussmann)
ルーヴル美術館(Musée du Louvre)
当社のパリツアーはアレンジ自由自在!

フォンダシオン ルイ・ヴィトン(Fondation Louis Vuitton)

まず押さえておきたいのは、2014年秋にオープンしたLVMHによる文化複合施設である、フォンダシオン ルイ・ヴィトンです。パリ西方ブーローニュの森に突如として現れた船のような建物は、建築家フランク・ゲーリー(Frank Gehry)設計によるもの。見るだけで冒険心を掻き立てられる外観に、多様なアート展示に対応できるフレキシブルな屋内設計。テラスからはパリを一望できる建築も必見ですが、手掛ける展覧会の充実度も素晴らしいものばかり。
今年の注目は、2019年2月から始まる『La collection Courtauld:Le parti de l’impressionnisme(コートールド・ギャラリーコレクション:印象派への視点)』展です。イギリスの実業家、そしてアートのパトロンでもあったサミュエル・コートールドのコレクションの中から印象派の作品約110点を集めたもので、日本でも人気の高いマネ、スーラ、セザンヌ、ヴァン・ゴッホ、ゴーギャン、ルノワール、ターナーらの作品が並びます。会期は2月20日~6月17日。

また同時に「フォンダシオン ルイ・ヴィトン / ザ・コレクション: 絵画への視点 新たなセレクション」展も開催中です。フォンダシオン ルイ・ヴィトン所蔵のコレクションより、1960 年代から現代までの23 人の世界的アーティストによる、75作品が展示されています。
会期:2月20日~8月26日
アーティスト: ジョアン・ミッチェル、アレックス・カッツ、ゲハルト・リヒター、エットーレ・スパレッティ、草間彌生、ヘスス・ラファエル・ソトなど

フォンダシオン・ルイ・ヴィトン© Iwan Baan / Fondation Louis Vuitton

フォンダシオン・ルイ・ヴィトン© Iwan Baan / Fondation Louis Vuitton


エドゥアール・マネ『フォリー=ベルジェールのバー』(1882)© The Samuel Courtauld Trust, The Courtauld Gallery, London

エドゥアール・マネ『フォリー=ベルジェールのバー』(1882)© The Samuel Courtauld Trust, The Courtauld Gallery, London

https://www.fondationlouisvuitton.fr/fr.html

住所:8 Avenue du Mahatma Gandhi, Bois de Boulogne, 75116 Paris
最寄り駅:メトロ1番線Les Sablons駅から徒歩10~15分
開館時間:11:00~20:00(金~21:00、毎月第1金~23:00、土日10:00~)
※スクールホリデー期間中は10:00~20:00(毎月第1金曜日~23:00)、休館日なし
会期中の休館日:毎週火曜、5月1日
入場料:16ユーロ

アトリエ・デ・リュミエール(Atelier des Lumières)

これまでにないアート鑑賞法を提案するアトリエ・デ・リュミエールは、パリ初のデジタルアートセンターです。1835年に建造された旧鋳造所を改造し、2018年4月に誕生しました。高さ10メートルもある空間の壁と床をスクリーンとし、140のプロジェクターがテーマに沿って作成された音楽と映像を流します。2019年上映されるのは、『ファン・ゴッホ、星月夜(Van Gogh La nuit étoilée)』。観客は、南仏の太陽光溢れる絵画をはじめ、ゴッホの光と影にどっぷり浸かる体験ができるのです。会期は、2019年2月22日(金)~12月31日(火)。

Simulation Van Gogh, La nuit étoilée ©Culturespaces / Gianfranco Iannuzzi

Simulation Van Gogh, La nuit étoilée ©Culturespaces / Gianfranco Iannuzzi

http://www.atelier-lumieres.com/

住所:38, rue Saint-Maur, 75011 Paris FRANCE
最寄駅:メトロ9番線Voltaire(ヴォルテール)、Saint-Ambroise(サンタンブロワーズ)、3番線 Rue Saint-Maur(リュー サン・モール)、2番線Père Lachaise(ペール・ラシェーズ)
開館時間:月~木曜10:00~18:00、金・土曜10:00~22:00、日曜10:00~19:00
※週末のチケットはサイトからの購入のみ。切符売り場は平日でも16:00に閉まります
入館料:大人14.5ユーロ、5~25歳9.5ユーロ

フリュクチュアール(Fluctuart)

2019年春オープン予定のフリュクチュアール(fluctuart)は、世界初の水上に浮かぶアートセンター。そのテーマはずばりストリートアート。パイオニアから、いま現在、頭角を現しつつあるアーティストまで幅広く扱います。ガラス張りの三階建ての水上の建物には、常設展、企画展スペースのほか、ストリートフードやドリンクを楽しめるコーナーも備わっています。ストリートアートの精神そのままに、子ども、大人、専門家、大衆、観光客、みんなウェルカムの開かれたスペースを目指し、入場は無料。パリの新たなランドマークとなる予感がします。

フリュクチュアール全体図 © Seine Design

フリュクチュアール全体図 © Seine Design

https://fluctuart.fr/

住所:アンヴァリッド橋(Pont des Invalides)の左岸側、パリ7区
最寄り駅:メトロ8番線or13番線のInvalides駅、1番線or13番線のChams-Elysées-Clemenceau駅、1番線or9番線のFranklin D.Roosevelt駅、RER C線のInvalides駅
入場無料

ラ・ヴィレット(La Villette, Grande Halle)

パリ19区に広がる55ヘクタールのラ・ヴィレット公園には、ドームシアターや音楽ホール、科学博物館など、複数の大型施設があります。そのうちのひとつラ・グランド・アールでは、この春最も話題を呼ぶに違いない『ツタンカーメン、ファラオンの宝(Toutânkhamon, le trésor du Pharaon)』展を予定しています。 パリまで行ってエジプト展?ということなかれ。フランスには、18世紀末ナポレオンのエジプト遠征以来、長く深いエジプト研究の伝統があり、古代エジプト関係の企画は世界でもトップレベル。今回展示される150点の秘宝のうち約60点は、今回初めてエジプトを離れるものだとか。ちなみに、1922年のツタンカーメンの墓発掘から100年となる2022年には、エジプトのギゼーに大エジプト博物館が完成し、これらの秘宝はそこに納まることが決まっています。パリでの会期は3月23日から9月15日まで。

ツタンカーメンとアンケーゼナムンが描かれた木造のサンクチュアリ、部分© Laboratoriorosso, Viterbo/Italy

ツタンカーメンとアンケーゼナムンが描かれた木造のサンクチュアリ、部分© Laboratoriorosso, Viterbo/Italy

https://lavillette.com/programmation/toutankhamon_e185

チケット予約サイト▶https://expo-toutankhamon.fr/en/tickets/
住所:Grande Halle de la Villette, 211 avenue Jean Jaurès 75019 Paris
最寄り駅:メト5番線Porte de Pantin
開館時間:毎日10:00~20:00
入場料:22ユーロから

シテコ(CitÉco)

2019年6月パリ17区にオープンするのは、フランス初「経済」をテーマにした博物館です。「経済」を多様な側面から捉え、遊び心をプラスして分かりやすく紐解く展示は、マルチメディアを駆使したものとなっています。
展示内容に劣らず魅力的なのは、シテコ(CitÉco)の建物、ガイヤール邸です。19世紀に個人邸宅として建てられたネオルネサンス様式の建築は、外も中も美術品並みの美しさ。1999年にはフランスの歴史建造物指定を受けています。

CitÉco © Banque de France, Agence Confino

CitÉco © Banque de France, Agence Confino

https://www.citeco.fr/

住所:1 place du Général-Catroux, 75017 Paris
最寄り駅:メトロ2番線Monceau/Villiers駅、メトロ3番線Villiers/Malesherbes駅
開館時間:火曜~日曜の10:00~18:00(土曜は19時まで。また月に一度の木曜は22時まで)
閉館日:5月1日、12月25日、1月1日、月曜日(ただし、フランスCゾーンの夏休み以外の休暇時は、月曜も10:00~18:00開館)

プランタン・オスマン(Printemps Haussmann)

プランタン・オスマンは、言わずと知れたパリ右岸の老舗デパート。1865年創業当時、最初のエレベータや、電気照明を取り入れ、パリ市民をあっと言わせた魅力はいまもって健在ですが、これまでその大部分は一般には公開されていませんでした。それが今年の2月から見学可能となります!英語またはフランス語のガイド付きツアー『プランタンの舞台裏、地下からクーポールまで(Les coulisses du printemps, des souterrains à la coupole)』を企画するのは、一味違うパリ観光を提案するキュルティヴァル(Cultival)。アールデコの円天井など、パリのベルエポックの息吹を身近に感じることができるでしょう。

プランタンオスマンのクーポール©Printemps Haussmann

プランタンオスマンのクーポール©Printemps Haussmann

住所:64 boulevard Haussmann, 75009 Paris
最寄り駅:メトロ3,9番線のHavre Caumartin、7番線のChaussée d’Antin-Lafayette、12,13,14番線のSaint-Lazare、RER A線のAuber、RER E線のHaussmann-Saint-Lazare
予約サイト▶https://www.cultival.fr/visites/les-coulisses-du-printemps-des-souterrains-a-la-coupole
(月に4,5回の見学可能日を参照にサイトから要予約)
見学料:13.5ユーロ

ルーヴル美術館(Musée du Louvre)

ルーヴル美術館のガラスのピラミッドは、2019年3月で完成から30年を迎えます。建築家イオ・ミン・ペイ設計によるこのピラミッド、建設当時はルーヴル宮中庭にふさわしくないという批判も受けましたが、今ではパリのランドマークのひとつとなっています。 また、ルーヴルは、今年フランスで最も待たれる展覧会を企画します。それは、今年没500年となるレオナルド・ダ・ヴィンチ展!レオナルドは、イタリア生まれですが、亡くなったのは晩年を過ごしたフランスでした。それもあり、フランスは、今でもレオナルド・ダ・ヴィンチの作品を最も多く有している国なのです。天才レオナルドの作品を一気に複数見られる稀有な機会、今年一番の話題となること間違いなし。会期は、2019年10月24日~2020年2月24日。

ルーヴル美術館のピラミッド© Paris Tourist Office –写真: Marc Bertrand –建築家: Ieoh Ming Peï

ルーヴル美術館のピラミッド© Paris Tourist Office –写真: Marc Bertrand –建築家: Ieoh Ming Peï

https://www.louvre.fr/en/leonardo-da-vinci

最寄り駅:メトロ1、7番線のPalais-Royal Musée du Louvre、14番線Pyramides
開館時間:水曜~月曜の9:00~18:00(水・金は21:45まで)
休館日:火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
料金:17ユーロ(オンラインチケット)

ベルエポックの香り漂う建築から、斬新なアイデアによる新世代ミュージアムまで、2019年も目が離せないパリ。観光の際は、ぜひこれらのスポットのことを思い出してみてください。

(ライター:冠ゆき)

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