2024年ゴールデンウィーク海外旅行
オーストラリア・フレーザー島

美しい自然に恵まれた【オーストラリア・フレーザー島】 おぼえておきたい基本情報まとめ

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インド洋と太平洋に囲まれたオーストラリアには、8,000以上にもおよぶ島が点在しています。美しいサンゴ礁、数多くの野生動物、透き通ったコバルトブルーの海、原始の姿を残した豊かな自然などを有した数多くの魅力的な島がいっぱいです!今回は美しい自然に恵まれた島「フレーザー島」の概要やアクセス、観光などの基本情報をご紹介します。

フレーザー島とは?

フレーザー島は、オーストラリア東部のクイーンズランド州の沖合に浮かぶ島です。全長約120kmにもおよぶ縦長の島で、砂の島としては世界最大と言われています。砂地でありながら豊かな自然に恵まれ、熱帯雨林が生育する珍しい環境の島でもあり、1992年にはユネスコ世界遺産(自然遺産)にも登録されています。

オーストラリア・フレーザー島フレーザー島に生息している野生のディンゴ©Lauren Bath/Tourism and Events Queensland
オーストラリア・フレーザー島75マイルビーチ©Tourism and Events Queensland
オーストラリア・フレーザー島フレーザー島に生育する熱帯雨林©Tourism and Events Queensland
オーストラリア・フレーザー島
オーストラリア・フレーザー島
オーストラリア・フレーザー島

白砂でのロングビーチドライブ、世界最高峰の透明度を誇る湖、野生動物との出会い、熱帯雨林の散策など、この島ならではのアクティビティが充実しており、珍しい体験ができる魅力的な島です。

フレーザー島の基本情報

日本からフレーザー島へのアクセス

フレーザー島の最寄りの空港は、クイーンズランド州にあるハービーベイ空港になります。日本からの直行便はなく、オーストラリアの各都市を経由する必要があります。シドニーとブリスベンは、日本からの直行便もあり、ハービーベイ空港への国内線も出ているので、これらの都市を経由すると便利でしょう。

フライト情報(ハービーベイ空港着)

出発地

運行状況

所要時間

ブリスベン

毎日

50分

シドニー

毎日

1時間45

ハービーベイ空港からは、フェリーに乗り約1時間でフレーザー島に到着します。ほかにも、ハービーベイの南にあるレインボー・ビーチ北端にあるインスキップ・ポイント、またリバー・ヘッズからもフェリーが出ています。

フレーザー島の気候

広大な国土をもつオーストラリアは、地域によって気候が大きく異なります。フレーザー島のある東海岸エリアは、乾季と雨季の2つの季節に分かれる地域ですが、年間を通して寒暖差があまりないのでとても過ごしやすいのが特徴です。

フレーザー島の年間気温

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 30℃ 30℃ 28℃ 26℃ 24℃ 22℃ 21℃ 22℃ 24℃ 26℃ 28℃ 29℃
平均最低気温 21℃ 21℃ 20℃ 17℃ 14℃ 11℃ 9℃ 10℃ 13℃ 16℃ 18℃ 20℃

5月後半~10月前半(乾季・冬):冬であっても平均最高気温が23℃前後、平均最低気温は10℃前後と比較的温暖な気候です。日差しが強いので、日焼け止めやサングラスなど紫外線防止グッズを持っていくといいでしょう。迫力のホエール・ウォッチングのシーズンは810月です。

 10月後半~5月前半(雨季・夏):最も雨が多いのは1~3月です。雨季とはいっても一日中雨が降り続くことはあまりなく、短時間のスコールがある程度。1~2月は気温が最も高いので海水浴にピッタリのシーズンです。平均最高気温は30℃前後、平均最低気温は20℃前後です。

日本とフレーザー島の時差

日本とフレーザー島との時差は1時間で、日本が1時間遅れています。日本が正午の場合、フレーザー島は13:00となりますので、時差ボケの心配がほとんどありません。

フレーザー島で体験できるアクティビティ

マッケンジー湖(Lake McKenzie)で湖水浴と熱帯雨林ハイキング

フレーザー島には多くの湖が点在していますが、その中でも有名なのがマッケンジー湖です。「世界一美しい水」と称されるほど美しい湖で、あまりの透明度の高さに魚も生息できないと言われています。

真っ白なシリカサンド(ケイ砂)と水晶のようにクリアな水、そして周囲を囲む緑のコントラストは息をのむほど。また、島には熱帯雨林を散策できるコースがいくつもあり、日本では見られない木々やオーストラリア特有の野生動物などを見ることができます。熱帯雨林を散策しながらマッケンジー湖を目指すハイキングコースなども用意されているので、体力に自信のある方は試してみては。

オーストラリア・フレーザー島マッケンジー湖©Tourism and Events Queensland/Darren Jew
オーストラリア・フレーザー島[湖水浴を楽しむ人々©Tourism and Events Queensland
オーストラリア・フレーザー島熱帯雨林を散策©Tourism and Events Queensland
オーストラリア・フレーザー島
オーストラリア・フレーザー島
オーストラリア・フレーザー島

砂のハイウェイ、75マイルビーチをドライブ

島東側に位置する75マイルビーチは、その名のとおり約100㎞にわたって続く白砂のビーチ。コバルトブルーの海の美しさを一層際立たせる白い砂浜を4WDで走り抜けるアクティビティはとても人気があります。海を眺めながら一直線にのびたビーチを豪快に車で駆け抜ける爽快感をぜひ味わってみてください。

途中には、打ちあがったまま放置された難破船「マヘノ」があり、近くで見ることもできます。かつては客船として活躍していた船が朽ち果てた姿はもの悲しく、まるで映画のセットのようにも見えます。

オーストラリア・フレーザー島75マイル続くビーチ©Tourism and Events Queensland
オーストラリア・フレーザー島4WDで走行するオプショナルツアーは爽快©Tourism and Events Queensland/Darren Jew
オーストラリア・フレーザー島難破船「マヘノ」©Tourism and Events Queensland
オーストラリア・フレーザー島
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ホエール・ウォッチングを楽しむ

フレーザー島では、毎年8~10月にかけて、ホエール・ウォッチングツアーが実施されます。島と本土の間にあるハービーベイは、出産のために温かい熱帯の海へと移動していたザトウクジラが南極に戻る途中に立ち寄り、休む場所となっています。この期間は数千頭のクジラが回遊しているので、ホエール・ウォッチングの絶好のポイントと言えます。運が良ければ、仲良く泳ぐクジラの親子を見られるかもしれません。また、島付近には一年中を通してイルカも生息しているため、イルカと遭遇するチャンスも。

オーストラリア・フレーザー島フレーザー島付近で見られるザトウクジラ©Tourism and Events Queensland
オーストラリア・フレーザー島フレーザー島がザトウクジラ越しに見える©Darren Jew / Tourism and Events Queensland
オーストラリア・フレーザー島
オーストラリア・フレーザー島

フレーザー島のホテル情報「キングフィッシャー・ベイ・リゾート」

フレーザー島の西海岸にあるキングフィッシャー・ベイ・リゾート(Kingfisher Bay Resort)は、島随一のホテル。自然との共存を最優先に考えた大型エコリゾート施設で、敷地内は広大な森林や淡水湖などがそのままの姿で残されており、存分に森林浴を味わうことができます。

客室は、通常のゲストルーム、長期滞在向けのヴィラ、グループ利用に適したウィルドネスロッジの3タイプ。施設内には、レストランが3軒、バーは7軒もあるので、滞在中の食事も飽きることなく楽しめます。ほかにも屋外プールやテニスコート、お土産品などが買えるショッピングビレッジもあります。


出典:キングフィッシャー・ベイ・リゾート公式HP

キングフィッシャー・ベイ・リゾート(Kingfisher Bay Resort)★★★★

住所:PMB 1 Urangan, Hervey Bay, QLD 4655

電話:+61 7 4194 9300

HP(英語):https://www.kingfisherbay.com/

フレーザー島内の移動方法

フレーザー島は公共交通機関がないため、島内移動は4WD車のみとなります。フェリーの港からはツアーバスが出ています。個人で車をレンタルする場合は、本土でレンタルしてフェリーで車と共に島に渡る方法と、直接現地でレンタルする方法の2通り。本土でレンタルする場合は、レンタカー会社によってはフレーザー島での運転を認めていない場合があるので、事前に必ずチェックしてください。個人で運転する場合は州の許可証を取得する必要があり、申請料は約AU$45前後かかります。

フレーザー島のレストラン3選

フレーザー島は自然を優先とするリゾート地ということもあり、キャンプやロッジに宿泊して自炊をする観光客も多く、実は街にあるようなレストランはほとんどありません。でもご心配なく!先ほどご紹介したキングフィッシャー・ベイ・リゾート内にあるおすすめのレストラン3軒をご紹介します。

オーストラリア料理が味わえるシーベルレストラン(Seabelle Restaurant)

先住民族アボリジニが伝統的に食してきた「ブッシュタッカー」と呼ばれるオーストラリア固有のハーブや肉類を使用した料理を楽しめる高級レストラン。新鮮なシーフードや良質な肉を使った料理だけでなく、カンガルーやワニなどの珍しい料理が味わえるのもこのレストランの特徴です。

コース料理は、クイーンズランド州の公認観光団体クイーンズランドアンカバード(Queensland Uncovered)によって、2019年の「高級ダイニングエクスペリエンストップ7(Top 7 fine dining experiences in 2019)」のひとつに選ばれました。

Seabelle Restaurant

定休日:なし

営業時間:ディナータイムのみ(要予約)

海を見ながら食事を楽しめるサンドバー・アンド・ビストロ(Sand Bar and Bistro)

自家製ピザやハンバーガーなど気軽に食べられるメニューだけでなく、シーフードや肉料理も味わえるカジュアルなレストランです。ボリュームもあるので、ひと泳ぎした後のお腹も満たしてくれること間違いなしです。ビーチへもすぐに出られるため、夕暮れ時はまっすぐな水平線に沈んでいくサンセットを見ることができ、とてもロマンチック。また、熱帯雨林に囲まれたテーブルもあり、自然の中で開放感あふれる時間を過ごすこともできます。

Sand Bar and Bistro

定休日:なし

営業時間:ランチタイムおよびディナータイム

日替わりビュッフェが楽しめるマヘノレストラン(The Maheno Restaurant)

島東海岸にある難破船マヘノ号の名がついたレストラン。ホテルのメインプール近くにあり、緑に癒されながら食事ができます。ランチタイムは、デッキやプールサイドでパニーニやフィッシュ&チップスなどのアラカルトメニューが楽しめます。またディナータイムは、炭火焼ステーキやローストチキン、オーストラリア特有のバラマンディという白身魚などをメインとし、オードブルやデザートはビュッフェ形式でいただくことができます。

The Maheno Restaurant

定休日:なし

営業時間:ブレックファースト(ビュッフェ)6:3010:00

ランチ:11:0016:00

ディナー :18:0021:00

キングフィッシャー・ベイ・リゾート内のレストラン紹介動画


出典:キングフィッシャー・ベイ・リゾート公式HP

ご紹介したレストラン以外にもお酒を楽しめるバーも充実しています。ぜひお気に入りのお店でくつろいでお過ごしください。

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オーストラリア・フレーザー島

夕暮れも美しい「フレーザー島」©Tourism & Events Queensland

世界最大の砂の島、フレーザー島の基本情報をご紹介しました。先住民族アボリジニが、楽園という意のKgari(クガリ)と呼んでいたフレーザー島。実際に訪れたらその意味に納得することでしょう。クリアウォーターを湛える湖での湖水浴、マイナスイオンたっぷりの熱帯雨林ハイキング、白い砂浜を車で駆け抜ける体験、クジラやオーストラリア固有の野生動物との出会いなど、普段できない体験ができるフレーザー島を遊び尽くしましょう!

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