クアラルンプールで一番有名な「ブルーモスク」
クアラルンプールとその近郊には、無料で見学できる荘厳なモスク(イスラム教の礼拝所)が点在しています。日本ではなじみの薄いモスクですが、マレーシアでは観光客の見学を歓迎する場所が多く、女性向けにヒジャブやローブの貸し出しがあるのも特徴です。この記事では、クアラルンプール在住経験者の視点で、ブルーモスク・ピンクモスク・マスジッド ウィラーヤ ペルセクトゥアン・マラッカのストレイツモスクの4つを、行き方や見学の注意点とあわせて紹介します。
「マレーシア旅行は素晴らしかったです!ピンクモスク、ブルーモスク、バトゥ洞窟を観光しました」(お客様(30代男性・一人旅))

クアラルンプール近郊で一番有名と言っても過言ではないのが「ブルーモスク」です。正式名称は「スルタン サラディン アブドゥル アジズ シャー モスク(The Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah Mosque)」。青いドームが美しく、市内から少し離れたシャアラムというエリアにあります。

ブルーモスクでは、ボランティアのガイドさんが付いてくれます。ほとんどの方が英語で案内してくださいますが、日本語が少し話せる方もいらっしゃいます。女性は入り口でヒジャブ(かぶりもの)とローブを借りて中に入ります。土日は結婚式が行われていることも多く、運がよければ一緒に写真撮影ができることもありますよ。
ブルーモスクへの行き方
バスで行く
まずは電車で「パサールスニ(Pasar Seni)駅」まで向かい、バス乗り場Bから「750番のシャーアラム(Shah Alam)行き」を探します。片道3リンギット(約110円 ※1リンギット≒38円換算・レートは変動します)ほどです。帰りは「パサールスニ駅行き」に乗ります。バスの時刻はきっちり決まっていないことも多いので、バス停の案内や現地の人に確認しながら利用しましょう。
タクシー(Grab)で行く
配車アプリ「Grab」を使うと待ち時間なくスムーズに向かえます。中心地のKLセントラル周辺から20分ほどで、料金は約1,000〜1,500円程度が目安です(アプリで事前に料金を確認できます)。東南アジアでは配車サービスがGrabに統合されており、現地SIMを入れておけばどこにいても迎えに来てくれるのでとても便利です。ブルーモスク周辺はタクシーを拾いにくいので、帰りの足としてもGrabが安心です。
【見学の目安】平日(月〜木)8:00〜13:00/14:00〜17:00、土日祝は休業。金曜はイスラム教徒以外は入れないことがあります。礼拝が行われていない時間のみの見学となり、所要はおおむね1時間前後です。※営業時間は目安です。最新の情報は公式サイトや現地でご確認ください。
湖に浮かぶ「ピンクモスク」(プトラモスク)

ピンクモスクは「マスジット プトラ(Masjid Putra)」と呼ばれる有名なモスクです。行政都市プトラジャヤの新しく整備された地区にあり、周辺はきれいに整備されています。濃いピンク色のドームがとても可愛らしく、女性に人気の撮影スポットです。ガイドさんは付きませんが、モスク内にイスラムの説明の掲示があり、女性はローブを借りて中に入ります。

「プトラモスク(ピンクモスク)やバトゥ洞窟を訪れ……あっという間の最高の休日でした」(お客様(50代女性・ひとり旅))
プトラ湖クルーズについて

クアラルンプールのピンクモスクは、世界に3つしかないピンク色のモスクのうちの一つ。モスクが浮かぶプトラ湖の遊覧船に乗ると、湖上から美しい写真を撮ることができます。料金は通常、大人50リンギット(約1,900円)/子供35リンギット(約1,350円)ほど。午前中であれば半額(大人25リンギット=約950円/子供18リンギット=約690円)になります(※1リンギット≒38円換算・レートは変動します)。
インスタ映えスポット「プトラスクエア」

ピンクモスクのすぐ近くには、首相官邸のある「プトラスクエア(Putra Square)」があります。大きなロゴのモニュメントがあり、撮影スポットとして人気です。空港からのアクセスもよく、モスクとあわせて立ち寄りやすい場所です。
ピンクモスクへの行き方(電車+タクシー)
ピンクモスクへは、空港またはKLセントラル駅からそれぞれ約20分で行けます。電車は20〜30分間隔で比較的多く出ているので、長く待つ必要はありません。運賃の目安は次のとおりです(※1リンギット≒38円換算・レートは変動します)。
| 区間 | 料金(片道) | 目安(円) |
|---|---|---|
| KLセントラル駅〜プトラジャヤ駅 | 14リンギット | 約530円 |
| KLIA・KLIA2〜プトラジャヤ駅 | 9.4リンギット | 約360円 |
| プトラジャヤ駅〜プトラ広場(タクシー) | 10リンギット | 約380円 |
【見学の目安】月〜木10:00〜12:00/14:00〜16:00、金曜10:00〜12:00、土日祝は休業。入場無料。所要は30分前後(遊覧船や湖畔の散策は含みません)。ゆっくり観たい場合は、月〜木の午前中の時間帯がおすすめです。※営業時間は目安です。最新の情報は公式サイトや現地でご確認ください。
お祈りの様子を見学できる「マスジッド ウィラーヤ ペルセクトゥアン」

金曜の礼拝を見学できる貴重なモスク
「マスジッド ウィラーヤ ペルセクトゥアン(Masjid Wilayah Persekutuan Mosque)」は、筆者の一番のおすすめです。通常のモスクでは礼拝の様子を見学するどころか建物に入れないことも多いのですが、こちらでは「ここで座って見ていて」と、お祈りの場所の後方から見学させていただけることがあります。
あまり知られていないレアなモスク

ガイドブックにもまだあまり掲載がなく、観光客が比較的少ない穴場です。夜のライトアップは必見。ボランティアの英語ガイドさんが付いてくれます。見学を終えるとお水とちょっとしたお土産をいただけることもあります。近くには「パブリカ(Publika)」というモールがあるので、あわせて立ち寄るのもおすすめです。
「マスジッド ウィラーヤ ペルセクトゥアン」への行き方
電車で「パサールスニ(Pasar Seni)駅」まで向かい、バス乗り場7番(インフォメーションセンター)から「851番」のバスに乗ります。電車やバスの乗り換えが面倒に感じる場合は、前述の「Grab」タクシーの利用がスムーズでおすすめです。
【見学の目安】月〜木8:00〜13:00/14:00〜17:00、金曜15:00〜16:00・17:30〜18:00、土日祝は休業。所要は1時間前後。ゆっくり観たい場合は月〜木の午前中がおすすめです。※営業時間は目安です。最新の情報は公式サイトや現地でご確認ください。
夕焼けが美しすぎるマラッカの「ストレイツ モスク」

「マラッカ ストレイツモスク(Melaka Straits Mosque)」は、クアラルンプールから約4時間ほど移動した世界遺産の街「マラッカ」にある水上モスクです。マラッカの観光名所から車で20分ほど離れているためか、訪れる人がまだ少ない穴場。おすすめは、夕日が沈む頃に水上に浮かび上がるモスクの姿。言葉にできないほどの美しさです。
「クアラルンプールからマラッカに移動しながらピンクモスクに立ち寄り……その後は水上モスクに行き、ガイドさんに素敵な写真を撮って頂きました」(お客様(60代女性・夫婦旅行))
マラッカの「ストレイツ モスク」への行き方
クアラルンプール市内からマラッカへは、タクシーで向かうか、長距離高速バスを使う2つのルートがあります。タクシーの場合は約250リンギット(約9,500円 ※1リンギット≒38円換算・レートは変動します)、所要約1時間。バスの場合は、まず電車で「TBSバスターミナル」へ行き、長距離バスでマラッカへ。「マラッカセントラル」到着後はタクシーに乗り換えて約20分でストレイツモスクに着きます。
マレーシアのモスクに共通する見学の注意点

- 金曜日の午後は礼拝でモスクが混み合います。モスクによっては入れないこともあります。
- 男性のハーフパンツはNG。ボトムスはロングパンツを着用しましょう。
- 女性はヒジャブとローブを着用するとかなり暑くなります。熱中症対策をお忘れなく。
「イスラム教のモスクは、11時半から14時は礼拝で入場ができません。事前に調べて知っていましたが、早くついたので周辺を散策しました」(お客様(50代男性・夫婦旅行))
クアラルンプールのモスク巡りを楽しむツアーをチェック
紹介した4つのモスクは、いずれもクアラルンプールを拠点にすれば電車やGrabで巡ることができます。航空券とホテルがセットになったツアーなら、手配もまとめて安心。滞在日数やホテルはご希望に合わせてアレンジできます。まずはお近くの出発地からチェックしてみてください。
クアラルンプール市内に滞在すれば、ブルーモスクやピンクモスク、マラッカのストレイツモスクへも電車やGrabで足をのばせます。TSJのクアラルンプールツアーは航空券とホテルがセットで、滞在日数やホテルはご希望に合わせてアレンジ可能。マレーシア航空の直行便で行けるプランもあります。まずはお近くの出発地からチェックしてみてください。
成田発 クアラルンプール|マレーシア航空直行・自由アレンジ

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関空発 クアラルンプール|マレーシア航空直行・自由アレンジ

関空発・マレーシア航空指定の直行便。ホテルのグレードや滞在日数はご希望に合わせて選べます。モスク巡りやバトゥ洞窟など、クアラルンプール観光の拠点にぴったりです。
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バトゥ洞窟はクアラルンプール近郊にあるヒンドゥー教の聖地。高さ約43mの黄金像や272段のカラフルな階段、4億年前の鍾乳洞など見どころ満載で入場無料。見どころ・服装のルール・電車やGrabでの行き方を2026年最新情報で紹介します。

東南アジアの多民族国家マレーシアは、近代都市と伝統文化、美しい自然が調和した魅力的な旅行先です。日本から直行便で約7時間、時差はわずか1時間という好アクセスで、初めての海外旅行にもぴったり。現在、物価は日本の約3分の2程度とリーズナブルで、5つ星ホテルにも手が届きやすいのが魅力です。 11月から12月のマレーシアは、エリアによって気候が異なります。マレー半島西側のクアラルンプールやペナン島、ランカウイ島は乾季に入り、観光に最適な季節を迎えます。一方、東海岸のレダン島やティオマン島は雨季となり、一部リゾートが閉鎖される時期です。クリスマスシーズンには街中が華やかなイルミネーションで彩られ、年末年始にはペトロナスツインタワー周辺で盛大なカウントダウンイベントが開催されます。 この記事では、マレーシアの魅力あふれる観光スポット15選を、都市部から自然豊かなエリアまで幅広くご紹介します。
よくある質問
クアラルンプールのモスクは入場料がかかりますか?
この記事で紹介した4つのモスクは、いずれも無料で見学できます。募金箱(ドネーションBOX)が置かれていることが多いので、気持ちの分だけ寄付をすると良いでしょう。
モスク見学の服装のルールはありますか?
肌の露出の多い服装は男女とも避けます。女性はヒジャブとローブを着用します(多くのモスクで無料の貸し出しがあります)。男性もハーフパンツは避け、ロングパンツを着用しましょう。
予約は必要ですか?
事前予約は不要で、開いている時間に訪れれば見学できます。ただし金曜の礼拝時間や土日祝は見学できないモスクが多いので、訪れる時間帯には注意しましょう。
モスク見学のベストな時間帯は?
礼拝が行われていない平日の午前〜昼過ぎがおすすめです。マラッカのストレイツモスクは、夕日が水上に映える夕方が絶景です。
クアラルンプール市内から効率よく回るには?
配車アプリ「Grab」を使うと、電車やバスより待ち時間が少なく快適に移動できます。プトラジャヤ(ピンクモスク)やマラッカへの遠出にも便利です。
※掲載の料金・営業時間は2026年8月時点の目安です。円換算は1リンギット≒38円で計算しています(レートは変動します)。最新の情報・営業時間は各モスクの公式情報や現地でご確認ください。
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