聖なる扉とミケランジェロの墓所を訪ねて
2025年のジュビレオ(聖年)に際し、イタリアのローマにあるサン・ピエトロ大聖堂の「聖なる扉」が開けられるため、その扉をくぐることが最大の目的でした。同時に、フィレンツェのサンタ・クローチェ聖堂を訪れ、ミケランジェロのお墓参りをすることも旅の目的の一つでした。なお、ベネチアでは空港を間違えるという大きな失敗もありました。
前回から信頼できる担当者とスムーズなチーム対応
今回、トラベル・スタンダード・ジャパンさんにお願いしたのは、以前(2025年7月)のドバイ旅行での素晴らしい対応があったからです。
その際、担当の新井さんに旅程のアレンジをお願いしたところ、私の希望をすべて完璧に叶えてくださったことが強く印象に残っていました。また、新井さんが不在の折にも、他のスタッフの方が迅速かつ的確に引き継いで対応してくださり、全くストレスを感じることなく準備を進めることができました。
今回のイタリア旅行でも、ローマのホテルとして老舗の「ベットーヤ・マッシモ・ダツェリオ」を指定したり、フィレンツェ観光のための高速列車「Italo(イタロ)」のチケット追加手配を依頼したりと、こだわりたいポイントが多々ありましたが、新井さんはそれらを的確に手配してくださいました。
さらに、JALのマイレージ登録まで事前に完了していただくなど、細やかな気配りも大変ありがたかったです。
1日目 カタール航空ビジネスクラスとドーハでの乗り継ぎ
関西国際空港では、カタール航空のビジネスクラス搭乗者は「KIX Lounge Kansai」が利用できたため、飲み物とお菓子をいただきながら搭乗時刻まで過ごしました。カタール航空QR803便には日本人客室乗務員の方も乗務されており、日本語の機内放送もあったため安心いたしました。
関西からカタールのハマド国際空港までの機内では2回の食事が提供され、1回目は夕食としてボリュームのある内容、2回目は夜食として少し軽めのメニューでした。
また、着陸前にドーハの天気が「雨、砂漠の雨」と機内放送があり、少しほっこりした気持ちになりました。
ドーハのハマド国際空港に到着したのは真夜中でした。人の流れがない中で迷わず乗り継ぎができるか不安でしたが、意外にも空港内は多くの人でごった返していました。全く迷うことなく手荷物検査場に到着し、スタッフの方に次の便の搭乗券を見せると「ビジネスクラスはあっちです」と案内していただけたおかげで、非常にスムーズに検査を終えることができました。
エスカレーターを降りたところには有名な「ドーハの黄色の熊(ランプ・ベア)」がおり、その前では楽団の演奏を大勢の人が聴いていて大変な混雑でした。
案内板で次の便の搭乗口がなかなか見つけられなかったため、近くのスタッフに搭乗券を見せて「What is my boarding gate?」と尋ねると、バーコードを読み取って「C32だよ」と教えてくれました。ドーハのビジネスクラスラウンジの場所と移動用列車の存在は事前に知っていたため、列車でC搭乗口付近のラウンジへ移動しました。
ラウンジは空席待ちの状態でしたが、10分ほどで入室でき、ビュッフェのジュースやQRコードから注文したお寿司を楽しみました。
搭乗口C32ではビジネスクラス専用のバスがあるため、放送を注意深く聞く必要があります。ドーハからローマまでのQR115便ではスターリンクのWi-Fiが利用できたため、日本にいる友人にLINEで食事の画像などを送ることができました。食事は朝食として1回提供され、フィウミチーノ空港には定刻通りに到着しました。



2日目 ローマ到着!「聖なる扉」と古代遺構に感動
フィウミチーノ空港でのイタリア入国審査では、人の流れに従って進みましたが、指紋認証機で認証が完了しませんでした。そばにいたスタッフが「もういいから次へ行け」というジェスチャーをしたため進むと、また別の指紋認証機がありましたが、そこでも認証されず。結局、隣のスタッフが「もう行ってよし!」という仕草を見せてくれたので、無事に入国できました。
ローマ市内へは鉄道で移動する計画でしたので、表示に従って進みました。駅が別棟にあることは予習済みでしたので、不安なく到着できました。駅スタッフにクレジットカードを見せると、一番右の改札機だけがタッチ決済に対応していることを教えてくれました。7時10分に降機し、7時53分発の列車に乗車できました。
ローマのテルミニ駅からベットーヤ・ホテル・マッシモ・ダツェリオまでは、以前も歩いた道でしたので迷いませんでした。チェックインが12時と言われたので荷物を預けて、近くの「四大バシリカ」の一つ、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂へ向かいました。
驚くほど人が少なく、手荷物検査後すぐに「聖なる扉」をくぐることができました。
12時にチェックインを済ませた後、地下鉄B線でコロッセオ駅へ移動しました。地下鉄はクレジットカードのタッチ決済で乗れました。また、コロッセオ、フォロ・ロマーノ、真実の口の観光はベルトラ(Veltra)で予約しました。
真実の口からはiPhoneのマップに目的地を入力してナビゲートしてもらい、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂に行き、無料で上れるところまで上ってムッソリーニと同じ景色を見ることができました。
当日は気温が20℃ほどあり、汗をかきながらの観光となりましたが、ローマが幾多の戦火を乗り越えて残る遺跡群に深く感動しました。
ホテルマッシモのあるブロック周辺は治安が悪いと聞いて(ただ、マッシモの向かいのメディテラネオの方は安全という情報もありました)、夜遅くは出歩いていませんが、あまり危険は感じませんでした。念のため、夜は治安を考慮し、19時過ぎには就寝いたしました。



3日目 バチカン「聖なる扉」参拝とローマ市内徒歩観光
6時30分に朝食をいただきました。メニューも十分で、美味しく楽しめました。朝食後、ドライヤーの不調をフロントに伝えてから、地下鉄A線でチプロ駅へ向かいました。駅からバチカン美術館まではiPhoneナビを利用しましたが、出口の方向などで少々苦戦しました。最初の第一歩をどの方向に行くか、十分に調べる必要があったと反省しています。
バチカン美術館の観光は2回目です。今回もベルトラにお願いしており、集合場所も前回と同じだったので安心感がありました。システィーナ礼拝堂ではイヤホンガイドがあったので迷子になることもなく付いて行けました。
また、右手奥の特別通路を通ってサン・ピエトロ大聖堂に移動し、旅行の最大目的である「聖なる扉」をくぐって大聖堂に入りました。
バチカンの出口でカトリック教徒と思われる方から記念品の入ったナップサックをいただき、ジュビレオ観光の良い思い出になりました。
その後、ナヴォーナ広場、パンテオン、トレビの泉、スペイン広場、ラ・カルボナーラ、サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会をiPhoneナビに導かれて徒歩で観光しました。
途中、何カ所か教会に入りましたが、どこもクリスマスの飾りが綺麗でした。パンテオンでは現在入場が有料になっていて、左側の現金窓口で5ユーロの入場券を購入しました。内部のラファエロやヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のお墓は、ローマ訪問時の欠かせない場所です。
トレビの泉近くのジェラート店(Gelato Artigianali)もお気に入りで、今回もトイレをお借りしつつジェラートをいただきました。2026年からは泉へのコイン投げが有料化されるとのことです。
スペイン広場では初めて大階段の頂上まで上りましたが、意外な高さに驚きました。
遅めの昼食はラ・カルボナーラでカルボナーラとビールを楽しみ、サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会ではミケランジェロの「モーゼ像」を再確認しました。16時頃にホテルに戻り、夕食はテルミニ駅のフードコートで済ませる予定でしたが、試食を繰り返すうちにお腹が満たされてしまいました。






4日目 イタロで行くフィレンツェ、ミケランジェロが眠る教会へ
6時30分に朝食。会場には日本人ツアー客も多く見られました。この日はフィレンツェ日帰り観光です。TSJにお願いをしてイタロのビジネスクラスチケットを購入していました。ローマ出発時刻やフィレンツェ出発時刻を細かく調べていただき、滞りなく手配してくださったことに感謝しております。
フィレンツェでの目的はサンタ・クローチェ聖堂訪問です。入場券は公式サイトでの購入手順を解説しているサイトを参考に、ベネチアのドゥカーレ宮殿やサン・マルコ寺院のものと合わせて事前に公式サイトで購入しました。聖堂内にはミケランジェロやマキャヴェッリが眠っており、広大な中庭も含め見学には1時間ほど要しました。
ウフィッツィ美術館も予約して見学しましたが、2度目ということもあり前回ほどの感激はありませんでした。昼食は「アッカディ(Accadi)」でコースをいただきました。その後、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の外観を眺め、時間に余裕があったのでサンタ・マリア・ノヴェッラ教会を拝観しました。
帰りのイタロは、出発10分ほど前にホームが表示されました。ビジネスクラスでは飲み物とお菓子のサービスがあり、足元のUSBポートで充電もできたので快適でした。



5日目 水の都ベネチアへ。迷宮の街をiPhoneナビで攻略
6時30分に朝食を済ませた後、再度ローマのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂へ足を運び「聖なる扉」をくぐりました。8時55分テルミニ駅発、12時55分ベネチア・サンタ・ルチア駅着。
昼食は駅から徒歩数分の「トラットリア・イル・ヴァゴーネ」でイカ墨パスタを堪能しました。そこから数分で、TSJ指定のホテル・プリンチペに到着。ローマもベネチアも、スーツケースを持っての移動に非常に便利な立地でした。
ベネチア本島内はひたすら歩きましたが、iPhoneナビも正確に行き方を教えてくれたと思います。ドゥカーレ宮殿とサン・マルコ寺院は期待通りの素晴らしさで、特に「ため息橋」を渡る体験は格別でした。ベネチアの歴史的な繁栄を肌で感じることができ、大満足です。
最後の晩餐はホテル向かいのレストランでカルボナーラをいただきましたが、イタリアのパスタはどこで食べても本当に美味しいと再確認いたしました。



最終日、空港間違いの大ピンチ!でしたが間に合って無事帰国。次なる目標はレオナルド・ダ・ヴィンチ
朝8時、ホテルで朝食を美味しくいただきました。
ローマ広場で空港行きのバスチケットを買いましたが、チケット売り場で、私は「Airport」と言いました。そうしたら切符が出されて、10ユーロ(多分)支払いました。
バス乗り場で係の人がチケットを確認して、チケットを読み込んでからバスに乗りました。
30分以上経って空港に着いたのはトレヴィーゾ空港で、マルコ・ポーロ空港でなかったのです。
切符を買うときは、「マルコ・ポーロ空港」と言わなければならなかったのでしょう。2つの空港の距離はわかりませんが、タクシーでぶっ飛ばしてもらって30分くらいだったと思います。タクシー代が86ユーロでしたが、急いでもらったので90ユーロ支払いました。
マルコ・ポーロ空港は非常にわかりにくい空港でした。カタール航空のカウンターは空港ビルの右奥としか説明できません。また、ビジネスクラスラウンジはセキュリティーに行くまでにあって、セキュリティーを通過してしまうと戻れませんでした。
昼食をラウンジで食べようと考えていたので大失敗でした。
しかし、飛行機で十分な食事が提供されたので満足しています。今回の飛行機は、この便だけが昼便で、あとの3回の飛行機は夜便だったのでパジャマが3回提供されました。
ドーハのハマド国際空港に到着後、帰国便までは「ドーハの黄色の熊(ランプ・ベア)」近くのラウンジで過ごしました。機内食では西京焼きが提供され、以前利用したエミレーツ航空の帰国便でも西京焼きがありましたが、カタール航空の食事も総じて美味しく、特に果物が印象的でした。
また、ドバイ上空を飛行中に、左側の座席からパーム・ジュメイラを綺麗に眺めることができ感動しました。機内中央に頭上の荷物入れがない設計のため、空間が非常に広く感じられたことも良かったです。日本語を話す客室乗務員やWi-Fiサービスのおかげで、快適な空の旅を終え、無事に関西国際空港へ帰着しました。今回の旅行を支えてくださったTSJの新井さんに心から感謝いたします。
次は、フランスのレオナルド・ダ・ヴィンチのお墓を訪ねる旅行を計画中です。今後もTSJを利用したいと思います。


イタリア旅行の振り返り。信仰と芸術、そして空の旅
思い出:「聖なる扉」をくぐること、
そしてイタリアのフィレンツェにあるサンタ・クローチェ聖堂でミケランジェロのお墓参りをするという目的を達成できたこと。
トラブル: ベネチアで「マルコ・ポーロ空港」と伝え忘れて別ルートの切符を買ってしまったこと、空港ラウンジが保安検査前にあると知らなかったこと。
良かったこと:機内Wi-Fiで日本とLINEで連絡が取り合えたこと。
楽しかったこと:ドバイのパーム・ジュメイラを上空から視認できたこと。
満足度: 100点満点です!
これからローマ、フィレンツェ、ベネチアに行かれる方には、
ローマは各施設が有料化されている箇所が多いので注意が必要です。空港特急や地下鉄はクレジットカードのタッチ決済が可能です。
フィレンツェのサンタ・クローチェ聖堂は、ぜひ中庭まで含めて見学してください。
ベネチアでは、必ず「マルコ・ポーロ空港」と伝えること。ドゥカーレ宮殿も必見です。
担当者、トラベル・スタンダード・ジャパンに一言
新井様、前回のドバイに続き、今回のイタリア旅行でも大変お世話になりました。
新井さんの的確な手配のおかげで、ローマ、フィレンツェ、ベネチアという憧れの地を自分のペースで存分に楽しむことができました。特にイタロのチケットや駅近ホテルの選定など、細かな配慮が一人旅の大きな支えとなりました。
ミケランジェロへの墓参という長年の夢を叶えられたのも、新井さんのサポートあってのことです。次はフランス旅行を考えております。その際は、ぜひまたお力を貸してください。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。






























