母との数年ぶりの海外旅行で、大好きなミュージカルの舞台ウィーンへ
コロナ禍を経て数年ぶりとなる母との海外旅行で、年齢的にこれが母との最後の海外になるかもしれないと考え、行き先に選んだのはウィーンです。母は10年以上前に大好きなミュージカル「エリザベート」のツアーで2回訪れていますが、私は今回が初めて。
今回はツアーではなく、思いのままに自由な街歩きを楽しむことが目的でした。母の年齢を考え、長時間のフライトでも負担が少ないようにとビジネスクラスでのプランを探していたところ、目に止まったのが貴社のプランでした。圧倒的な価格の安さに最初は少し心配もありましたが(笑)、ほかの方の旅行記を読んで「ここなら大丈夫だ」と安心して手配をお願いしました。
移動の疲れを抑えられたことで初日から全力で観光でき、合間にはプラハ1泊弾丸旅行まで実現した、最高の親子旅となりました。
1~2日目 カタール航空ビジネスクラスで到着、初日から宮殿や大聖堂を満喫
成田からカタール航空のビジネスクラスを利用し、ドーハを経由してウィーンへ出発。座席も機内サービスも素晴らしく、寝るのがもったいないほどでしたが、しっかり睡眠も取れてとても快適な空の旅でした。到着前の早朝、周りが寝ている中でどうしても機内食のスープが飲みたくて、私だけ起きていただいたのは少し気まずかったですが、美味しかったです。

早朝ウィーンに着き、ホテル「カイザーリン エリザベート」に荷物を預け、体が驚くほど軽かったのでそのままシェーンブルン宮殿へ。久しぶりに目にするヨーロッパの豪華な宮殿に圧倒され、2時間ほど見入り、初日から母を2万歩も歩かせてしまったのは少し反省です(笑)。ショップでは母が「漆の間」モチーフのエコバッグを購入。私は後で「買えばよかった」と思うほど素敵でした。

その後、シュテファン大聖堂の展望台に登り、街の景色を一望しました。母が以前訪れた時に比べてとても綺麗な外観になったようで、屋根の模様などもしっかり見られました。

夕方からは予約していた個人ガイドさんに2時間ほどガイドをお願いしました。チップの習慣や街の歩き方など初日にしっかり教えていただけて助かりました。
ガイドさんに教えていただいた聖ペーター教会のコンサートへ行き、その後、シュテファン大聖堂でのコンサートも鑑賞しました。とても素晴らしい演奏でしたが、2万歩以上歩いた疲れと心地よいレクイエムの音色に、母と思わずうとうとしてしまうほど贅沢な時間を過ごしました。

3日目 憧れの豪華カフェとシシィミュージアム、名物のシュニッツェルを堪能
この日は母のたっての希望で、美術史美術館のカフェへ向かいました。以前ツアーで訪れた際、大行列でゆっくり中でお茶をすることができず、「今回はぜひ行きたい」とずっと楽しみにしていた場所です。行列必至のため開館前に到着し、開場と同時にカフェに直行。予約が多くても朝一のフリー席は確保でき、ケーキと飲み物で優雅な朝活に。建物自体が宮殿のように豪華で、中央の丸いドームと吹き抜けの美しい空間、そして名物の天井装飾を写真に収めて雰囲気を満喫しました。

その後は、母が以前訪れた時にはまだなかったシシィミュージアムへ。日本のミュージカルで親しんだエリザベートの生涯に触れられる展示は、史実との違いも感じられて非常に見応えがありました。
夕食はガイドブックでも有名な「フィグミュラー」を事前にネット予約しました。名物のシュニッツェルはもちろん、少し変わった味付けの付け合わせのポテトサラダが本当に美味しかったです。量が多かったのでお持ち帰りさせていただき、ホテルに戻ってからも楽しみました。

4日目 少年合唱団のミサと念願のザルツブルグパンケーキ
日曜日の朝は、事前に手配していた王宮礼拝堂でのウィーン少年合唱団のミサへ。少年だけと思いきや男性合唱も加わり、厚みのあるハーモニーに感動しました。席は「着席できれば良い」で安い席を選んだため姿がよく見えず、最後に合唱団の皆さんが下に降りてきてくれる演出が見えなかったのが残念で、もっと良い席を取ればよかったと少し後悔しました。

その後は電車で移動しつつ街をぶらぶら歩き。もう一度教会でパイプオルガンを聴くなど音楽の街を堪能したり、インペリアルホテルのカフェで名物のケーキを食べたりとゆっくり過ごしました。夕方からは別行動で、私はベルヴェデーレ宮殿を訪れ、クリムトの「接吻」を鑑賞。母はその間、街中の仕掛け時計アンカー時計などを見て回りました。
夜は合流し、予約していたレストランへ。翌日からはプラハへ行くため、「ウィーンでゆっくり外食できるのはこれが最後かも」と考え、注文から焼き上がるまで時間がかかるためツアーでは食べられないザルツブルグパンケーキを食べられるお店を探したところ、ホテルの近くでヒットしました。山のような形でメレンゲのようにふわふわと軽く、甘いですがペロッと完食しました。

5日目 鉄道に乗って、お隣の国チェコ・プラハへ弾丸旅行
ウィーンでの滞在に余裕があったため、1泊2日でプラハへ行く計画を立てており、早朝6時過ぎの列車で出発しました。大きなスーツケースはウィーンのホテルに預け、手荷物だけで身軽に出発。レイルジェットで約4時間の車窓を楽しみ、10時過ぎにプラハへ到着しました。宿泊先の「チャールズ ブリッジ パレス」はカレル橋のすぐ近くで、お部屋の準備がすでにできていたため、すぐに休憩できてラッキーでした
ホテルで少し休んだあと、まずは旧市街広場の時計台の塔に登り、プラハの赤い屋根の街並みを一望しました。その後、ミュシャの装飾が美しい「カヴァールナ・オベツニー・ドゥーム」でお茶をした後、トラムに乗ってプラハの街を巡りました。プラハのトラムはシニア無料で、母はパスポート提示で問題なく乗車でき、私は時間チケットで乗り放題とスムーズに巡ることができました。ウィーンが大都会なら、プラハは人との距離が近い“濃さ”が魅力で、観光スポットがギュッと集まり回りやすい街です。翌日の下見を兼ねてプラハ城へ向かうと、思いがけず美しいサンセットに出会え、静かな高台でのんびりと景色を楽しみました。



6日目 朝焼けのカレル橋と聖ヴィート大聖堂を満喫し、ウィーンへ
ホテルがカレル橋近くのため、日の出前の静けさを狙って早朝にカレル橋のお散歩へ。日中は激しく混雑する橋も朝は人が少なく、空が赤く染まる前から橋を往復し、朝日に照らされるプラハ城を眺めながら美しい空のグラデーションを堪能できました。

開館と同時に訪れた聖ヴィート大聖堂では、ミュシャのステンドグラスを通り抜けた低い位置からの太陽の光が石壁に美しい色彩を映し出し、忘れられないほどの絶景でした。「ここを見たい」という一点で訪れた甲斐がある、大満足の体験です。

お昼過ぎの電車でウィーンへ戻り、最終日の夜は外食続きから少しペースダウンして“持ち寄り晩餐”に。母が見つけたスタンドでソーセージをテイクアウトし、オープンサンド専門店ではトーストにペーストや具材を重ねたさっぱり系をいくつか買ってお部屋でいただきました。カレー味のソーセージがとっても美味しく、オープンサンドも味が濃すぎず、価格とサイズ感がつまみに最適でした。

最終日 旅の締めくくりは老舗カフェでの朝のひとときから帰国
最終日は、フライトまで時間があったため、朝から人気店の「カフェ・セントラル」へ。開店20分前から並び、パッサージュのような美しいアーケードや歴史ある建物を眺めながら、ウィーンの街の魅力を再発見する朝活を楽しみました。街中ではクリスマスマーケットの準備が進んでおり、シャンデリアのような飾りが吊り上げられる様子を見て「次はこのシーズンに来たいね」と母と話しました。


午後の便でウィーンを出発し、乗り換えのドーハでは行きと違って空いていたラウンジでゆっくり過ごし、母は以前ドーハで買い求めて美味しかったというデーツも購入できました。帰りもしっかり寝て食べて、あっという間に成田へ到着。機内でもしっかり睡眠を取れたおかげで、成田に到着してからの回復も驚くほど早かったです。

担当の内藤さん、急な変更にも快くご対応くださりありがとうございました!
最初はバルセロナの予定で申し込みましたが、急にウィーンに変更してからも丁寧に対応していただき、本当にありがとうございました。プラン以外のホテルが良いというお願いにも、様々なホテルを提案してくださり、希望通りのホテルを決めることができました。申し込みから出発まで期間が空きましたが、その間の細かい質問にも根気強くすぐに答えてくださったので、不安もなく安心して当日を迎えることができました。
旅行を振り返り、母は「本や画面で見ていた景色を実際に自分の目で見て、人の親切さや美しい光に触れ、普通では味わえない感動がありました。帰国した今、少年合唱団の歌声やあのカレー味のソーセージが恋しく感じます」と、心から大満足している様子です。私自身も、「母と最後に行くなら」と選んだウィーンでしたが、現地の方々が本当にみんな良い人で、一度も嫌な思いをすることなく心から楽しめました。食も街並みも、すべてが大満喫の旅だったと実感しています。母もビジネスクラスが快適で時差ボケもなく全く疲れなかったようで、「もしかしたら最後じゃないかも⁉」と言っています。その時はぜひまた内藤さんにご相談させてください。本当にありがとうございました!




























