まだ訪れたことのない南スペインを巡る旅
スペインを訪れるのは今回で3回目です。これまでは主に北部を旅していたので、今回はまだ行ったことのなかった南部、なかでもグラナダ方面を訪れてみたいと思っていました。夫婦では海外旅行によく出かけていて、だいたい毎年1回はヨーロッパ、1回はアジアへ旅行しています。
マラガはもともと特に希望していた都市ではありませんでしたが、実際に訪れてみると、コンパクトで歩きやすく、市場のシーフードや海辺のイワシ料理など食事もおいしく、行って良かったと思える街でした。
そして、今回の旅行で一番印象に残ったのがグラナダです。アルハンブラ宮殿やアルバイシン地区などの観光はもちろんですが、特に良かったのがバル巡りでした。ワインやビールを頼むとタパスが付いてくる店が多く、安くて料理もおいしく、何軒もバルを巡れたのが大きな魅力でした。
希望に合う周遊プランとQsuiteが決め手に
今回、トラベル・スタンダード・ジャパンを利用したのは初めてです。希望していたスペイン周遊の旅程に加え、好きなカタール航空のQsuiteを利用できるプランだったので、自分たちの希望にぴったりだと思いました。
一方で、以前、予約していた旅行会社が倒産した経験があり、初めて利用する旅行会社に申し込むことには少し抵抗もありましたが、旅行好きの友人からトラベル・スタンダード・ジャパンを何度も利用したことがあると聞き、それなら安心できそうだと思い、今回お願いすることにしました。航空券とホテルをまとめて手配できる点も、自分たちの旅行スタイルに合っていました。もともとは7月に出発する予定でしたが、利用予定だった航空便の関係で旅行時期を変更することになり、9月へ延期しました。その際も担当の湯本さんに変更や調整をしていただき、助かりました。
【1~2日目】お気に入りのQsuiteで出発!午後にマラガへ到着
夜、カタール航空のビジネスクラスで成田を出発しました。Qsuiteは以前にも利用していて今回で4回目くらいですが、今回も快適でした。翌朝ドーハに到着し、午前の便に乗り継いで午後にマラガへ到着しました。
ホテルまではどうやって行こうか考えましたが、夕方は道路が混む可能性もあると聞いていたので、空港から市内までは鉄道を利用しました。乗車時にはクレジットカードのタッチ決済が利用できます。今回の旅行では近郊線だけでなく、バスや地下鉄でもタッチ決済を利用する機会が多く、便利でした。
駅から「セルコテル トリブナ マラガ」まではGoogleマップを見ながら徒歩で移動しました。工事の影響で少し遠回りしましたが、10数分ほどでホテルへ到着。比較的小規模なホテルで、スタッフも親切でした。朝食も良く、旧市街の飲食店へ歩いて行ける立地も便利でした。夕方には事前にネットで調べていたバルへ。ホテルから10数分ほど歩いて向かい、スペイン最初の食事とお酒を楽しみました。料理もおいしかったです。


【3日目】メスキータと名物料理を楽しむコルドバの1日
この日は、メスキータ=カテドラルを見学するため、自分で予約していた日帰りツアーでコルドバへ向かいました。朝にマラガを出発し、昼前にコルドバへ到着。以前から行ってみたかったメスキータを見学しましたが、実際に訪れてみても良かったです。
この日はかなり暑く、日中は45度近くあったと思います。外を歩くのは大変でしたが、メスキータの内部は比較的涼しく過ごせました。コルドバはそれほど大きな街ではなく、徒歩で巡りやすい印象で、花の小径などにも立ち寄りながら散策。昼食には、事前にコルドバの名物として調べていた牛テールの煮込みを注文し、ワインと一緒に味わいました。夕方にはマラガへ戻り、夜はシーフードレストランでパエリアを食べました。ただ、こちらは自分の好みにはあまり合わず、少し残念でした。


【4日目】マラガ最後の夜は浜辺で焼くイワシ料理を満喫
この日は朝からマラガ市内を観光しました。午前中は高台にあるヒブラルファロ城へ。タクシーなどを利用する人も多いようでしたが、私たちは下から歩いて登ることにしました。坂道を20分ほど上ると、眼下にはマラガの街と海が広がり、闘牛場まで見渡すことができました。

その後はマラガ大聖堂を見学し、昼食は中央市場へ。市場内の立ち飲みスタイルのお店でシーフードを食べましたが、ここは今回の旅で食べたものの中でも特においしかったです。
午後はマラガ・ピカソ美術館へ行き、2~3時間ほどかけてじっくり鑑賞しました。バルセロナにもピカソ美術館がありますが、バルセロナでの滞在時間が短かったため、マラガで訪れることにしました。こちらは初期の作品が多かったように思います。
マラガ最後の夜は、海岸沿いのレストランへ。砂浜のすぐそばにあるようなお店で、浜辺の炭火で焼いたイワシの串焼きやタコ料理を食べました。妻はマラガワインを飲みましたが、甘口だったため「イワシにはあまり合わなかったかな」とのことでしたが、イワシの串焼きは値段も手頃で、マラガで食べた料理の中でも特においしかったです。

【5日目】グラナダへ移動!バル巡りと初めてのフラメンコ
この日はマラガからグラナダへ移動しました。ホテル近くのタクシー乗り場からタクシーでバスターミナルへ向かい、午前中のバスでグラナダへ。バスは満席でしたが、車内では快適に過ごせました。昼頃にグラナダへ到着し、バスターミナルからは市内バスを利用。ここでもクレジットカードのタッチ決済が使えました。
グラナダ大聖堂の前で降り、そこから「ホテル ナバス」までは徒歩数分。石畳の道でしたが比較的整っていて、キャリーケースを引いて歩くのにもそれほど苦労しませんでした。ホテルを出るとすぐにバルやレストランが並んでおり、食事やバル巡りには非常に便利な立地でした。到着後には近くの店でエビの揚げ物やイカ料理などを食べ、その後は夜に予約していたフラメンコの会場を確認しながら街を2時間ほど散策しました。


夕方からはバル巡りへ。グラナダで驚いたのが、ワインやビールを1杯頼むとタパスが付いてくる店が多いことでした。日本のお通しよりもしっかりした料理が出てくることもあり、2軒ほど回りましたが、お酒が好きな私たちにはとても楽しめる街でした。また、この旅行で初めて飲んだのが「ティント・デ・ベラーノ」。赤ワインを炭酸系の飲料で割ったもので、暑い日の街歩きの後に飲むとさっぱりしていておいしかったです。
夜は予約していたフラメンコショーへ。フラメンコを見るのは今回が初めてです。グラナダでは洞窟で行われるフラメンコも有名ですが、少し遠かったため、市街地にある会場を選びました。ダンサーとの距離は5mほどで、かなり近い位置から踊りを見ることができました。初めて見るフラメンコでしたが、近くで見ることができて良かったです。
【6日目】朝のアルバイシン散策と、待望のアルハンブラ宮殿
朝はアルバイシン地区へ向かいました。ホテル近くのバス停から乗車し、20分ほどで丘の上へ。ここでもタッチ決済を利用しました。高台からはアルハンブラ宮殿を一望でき、夕方の景色が美しいと聞いていましたが、朝に見る宮殿も十分きれいでした。
その後は、白い壁などが印象的なアラブ風の街並みを眺めながら、アルバイシン地区を徒歩で下りました。中心部とは雰囲気が異なり、「行って良かった、行く価値があった」と感じた場所です。昼はまた市内のバルへ。下調べしていた「Bodegas Castañeda」と「Entrebrasas」を訪れましたが、どちらの店も料理がおいしかったです。

午後は、この日のメインとなるアルハンブラ宮殿へ。入場券だけ自分で予約し、自由に見学しました。少し早めにホテルを出発したものの、想像していたより入口までの道のりが分かりにくく、「30分ほどあれば着くだろう」と思っていたのですが、最後は予約時間に間に合わせるため走ることになり、少し遅れてしまいましたが、無事に入場できました。宮殿は想像以上に広く、2~3時間近くかけて見学しました。「迷子になりそうなくらい広かった」と振り返りながらも、「見る価値があった。本当に素晴らしかった」と、今回の旅行でも特に印象に残る場所になりました。見学を終えた後は夜に再びバルへ。2~3軒を回り、グラナダ最後の夜までバル巡りを楽しみました。

【7日目】グラナダからバルセロナへ!空港バスに少し苦戦
この日はグラナダを離れ、バルセロナへ向かいました。出発前に最も心配していたのが、グラナダ市内から空港へ向かうバスです。ネットで調べても停留所の場所が分かりにくいという情報が多かったため、前日に自分たちでバス停を確認し、現地の人にも聞いてだいたいの場所を把握しておきました。当日はバス会社のスタッフも案内していたため、心配していたほど迷うことなく空港へ行くことができました。
グラナダ空港からは、午後のヴエリング航空でバルセロナへ。夕方前には到着しました。バルセロナ空港では、市内へ向かうバスのチケットを事前購入していたものの、今度は乗り場を見つけるのに一苦労。人に尋ねながらターミナルを移動して、最終的には乗ろうと思っていたバスを見つけることができました。
宿泊した「ホテル リアルト」は大聖堂の裏手にあり、今回泊まった3軒の中では最も立派な印象でした。部屋もきれいで、事前に「周辺がうるさい」という口コミも見ていましたが、実際に泊まった部屋では特に騒音は気になりませんでした。夕食は事前に調べていた人気のバルへ向かいましたが、店の前には長蛇の列ができていたため断念。代わりにホテル近くのレストランへ入り、パエリアを食べました。
【8日目】2度目のサグラダ・ファミリアへ!グエル公園とバルセロナグルメも満喫
この日は朝からバルセロナ観光へ。まずは、9時15分に予約していたサグラダ・ファミリアへ地下鉄で向かいました。サグラダ・ファミリアを訪れるのは今回で2回目。前回訪れた時と比べて建設も進んでおり、今回も改めてじっくり見学しました。マラガやグラナダでは日本人にほとんど会わなかったのですが、ここでは個人旅行の方だけでなく、日本人の団体ツアーもかなり見かけました。
昼食は、サグラダ・ファミリアから20~25分ほど歩いて「Cervecería Catalana(セルベセリア・カタラナ)」へ。妻がフォアグラを好きなので、牛ヒレとフォアグラを使った料理を目当てに訪れました。人気店らしく店内は賑わっていて、日本人のお客さんも見かけました。牛ヒレもフォアグラもおいしく、妻も楽しみにしていた料理を味わうことができました。

昼食後はいったんホテルに戻って休憩し、午後は予約していたグエル公園へ。こちらもツアーではなく自分たちでチケットを予約して、自由に見学しました。園内は思っていた以上に広く、すべてを歩いて回ったわけではありませんが、無理をせず自分たちのペースで散策しました。
バルセロナ最後の夜は、海に近い街ということでシーフードを食べることに。事前に調べていた「Perikete(ペリケテ)」へ向かいました。小さなバルのようなお店で、特に食べてみたかったのがマテ貝のグリルです。サングリアと一緒にシーフードを楽しみ、料理もおいしかったです。

【9~10日目】昼間中心のフライトで、ドーハ経由で帰国
帰国便が早かったため、早朝にホテルを出発しました。市内からバスで空港へ向かい、到着したターミナルと利用するターミナルが異なっていたため、空港内ではシャトルバスで移動しました。朝のカタール航空ビジネスクラスでバルセロナを出発し、ドーハで乗り継いで翌日、昼頃に成田へ帰国しました。
今回、帰りのフライトで良かったのは、昼間の時間帯が長かったことです。日本からヨーロッパへ向かう夜便では、「眠いのか、食べたいのか分からないような状態になることがある」と感じますが、帰路は昼間のフライトだったため、かなり楽でした。ビジネスクラスの食事もおいしく、最後まで快適に過ごすことができました。
食べたいものを決めて、お店は事前にチェック
食事をする店は、事前にネットである程度調べておくようにしています。「何を食べたいのか」を先に決め、その料理で評判の良い店を探しておくと、外れが少ないと思います。今回はバルを利用することが多く、予約なしで入れた店もありましたが、人気のレストランなどは予約しておいた方が安心です。
また、今回利用した電車・バス・地下鉄では、クレジットカードのタッチ決済を使える場面が多く、移動には便利でした。
一番印象に残ったのは、グラナダのバル文化
今回の旅行を振り返って、一番印象に残った街を挙げるならグラナダです。もちろんアルハンブラ宮殿やアルバイシン地区などの観光も楽しみましたが、私自身が特に楽しみにしていたのはバル巡りでした。
マラガやバルセロナでは、2人で飲み物を2~3杯飲み、料理を1~2品頼むと40~50ユーロほどになることもありました。それに対してグラナダでは、飲み物を頼むとタパスが付いてくる店が多く、比較的手頃な価格で何軒も回ることができます。妻は観光の方がメインだったかもしれませんが、私はバル巡りも今回の旅行の大きな楽しみでした。
日程変更にも対応していただき助かりました
もともとは7月に予定していた旅行を9月へ変更することになりましたが、その際には担当の湯本さんにいろいろと対応していただき、助かりました。友人から利用したことがあると聞いていたこともあり、今回初めてお願いしましたが、希望していた旅行を無事に楽しむことができました。また旅行する時には、トラベル・スタンダード・ジャパンを利用したいと思っています。































