2024 東京発 夏休み海外旅行特集

旅行会社社員が行く!マルタ旅行記・女子旅6人組【前編】

マルタ旅行に女子6人で行ってきました!「ヨーロッパに行きたいけれど、主要都市は物価が高いし、そもそものツアー料金が高い。だけどヨーロッパのロマンチックな雰囲気は味わいたい」そんな方にオススメなのが「マルタ」!今回は2月中旬に行ったマルタ旅行記をご紹介します。冬のマルタってどんな感じ?大所帯ならではの旅テクも必見!

Day1 21:20 成田空港からエミレーツ航空で出発!

今回は3泊6日間でマルタ旅行へ行きました。利用航空会社はエミレーツ航空。さすがはリッチな産油国・中東の航空会社、機体も大きく機内も広々しています。オイルマネーをひしひしと感じます。サービスも充実しており、機内食の量が多いです。成田~ドバイ間でまずは夕食と朝食が出てきます。

夕食は肉うどん、もしくはハンバーグでした。

肉うどんの量!

こちらは朝食です。

成田~ドバイ間の朝食

ドバイ~マルタ間でも計2食出てくるので、お腹がすくことはまずないです。

ちなみにドバイ~マルタ間で出てきた機内食で一番美味しかった料理はこれ!

野菜もお肉もフルーツも入っていてバランスが良い!

機内食では珍しい野菜がたっぷり入ったプレートにチキンとチーズが乗っています。

チーズは地中海地域でよく食べられるフェタチーズ。羊あるいはヤギのチーズでさっぱりとした味が特徴です。野菜もフルーツもモリモリ食べられ、地中海の食文化もみえるこの機内食、とてもよかったです!また食べたい!

また機内コンテンツ「ice」が充実していることもエミレーツ航空の特徴。4,500チャンネルを超える映画、ドラマ、音楽などさまざまなエンターテインメントが入っていて、何を見ようか考えるだけで疲れてきます…

エミレーツ航空の公式サイトから搭乗便で何が見られるかわかるので、出発前に何を見るか計画しておくことをオススメします!

タッチパネルの感度も良し!使いやすいです

ちなみにドバイからマルタへ移動する際、経由地があることをご存知ですか…?

 

…トルコの下、キプロスの「ラルナカ」に降りるのです!

わたしたち6人は何も知らず、どこに降りたんだ!?と一瞬不安になりました。

でも大丈夫、きちんと機内でラルナカで降りる人は降りるようアナウンスがありますし、CAさんも乗客に対して入念にチェックをしますのでご安心を。

わたしたちも「マルタ?ラルナカ?」とCAさんに聞かれました。

Day2 13:30 マルタに到着

さあ、20時間ほどかけてマルタに到着!空港はとても小さくわかりやすいです。マルタは公共交通機関がバスしかないため、市内まではバスかタクシーになります。

おすすめは送迎を予約しておくこと。以下のURLより往復の空港送迎乗り合いバスが予約できます。

https://www.maltatransfer.com/

またこのサイト以外にも、オプショナルツアーサイトで日本語アシスタント付の送迎を予約したり、弊社でご予約の場合は送迎車手配もできますのでご連絡ください!

わたしたちは出発前に先ほどのサイトから送迎車を予約しました。

Day2 14:30 スリーマ地区「ディプロマットホテル」へ

マルタではスリーマ地区にある4つ星ディプロマットホテルに宿泊しました。

比較的リーズナブルな4つ星ホテルで内装はシンプルです。立地はスリーマ地区の海沿いの道タワーロードに面しており、ホテルの目の前は地中海!

宿泊した部屋は残念ながらシービューではなかったのですが、部屋の窓から顔を出すと海が見えます!

隙間からだけど十分きれい!

部屋は3名1室を2部屋とりました。エキストラベッドを入れて3名部屋になっています。

スーツケースを広げるスペースも十分にありますよ。

3人分のスーツケースを広げても余裕があります

ホテルに荷物を置いて早速、一日目の観光スタートです!

Day2 15:30 スリーマから世界遺産の街バレッタへ行こう!

マルタの中心地であるバレッタやスリーマは入り組んだ湾にある街のため陸路で移動をするよりも、船で湾を渡ったほうがスムーズに移動ができます。

世界遺産のバレッタ地区へはわたしたちが今いるスリーマ地区からフェリーが出ています。

ホテルからスリーマ地区のフェリー乗り場へは徒歩で約15分ほど。気持ちのいい海風にあたりながら乗り場を目指します。

バレッタ地区へはフェリーで一人片道€1.50、往復€2.80。帰りもフェリーに乗るのであれば往復券がお得です。交通費も安くて最高ですね!

スリーマのフェリー乗り場

フェリーは二階建て。日差しが強くても二階の席がオススメです!

スリーマ地区からみる世界遺産バレッタの景色は、まさに圧巻。

青い空にそびえたつ、はちみつ色の城塞都市!

さてバレッタ地区のフェリー乗り場に着き、中心地を目指します。

さあ、おわかりいただけますでしょうか…残念ながら中心地への道は坂道です!!

というのも、バレッタは丘に作られた要塞都市だからです。あせらずゆっくり登っていきましょう…

ただ坂道でつらくても、きょろきょろ周りを見渡すとフォトジェニックな建物がたくさんありますよ。お見逃しのないように。

マルタの特徴的なはちみつ色の壁とカラフルなドアがかわいい!

モデル風にパシャリ

そして世界遺産バレッタの中心地にはお土産屋さんや飲食店など数多くあります。

お店屋さん巡りもいいですが…マルタに来たら見てほしいのが出窓のある建物!

出窓もカラフルでかわいいです

奥に見える海と坂道、ノスタルジックなバレッタの小道

バレッタを散策しながら素敵な光景を探してみてください!

この日は写真を撮って楽しみ、フェリーに乗ってスリーマ地区へ戻りました。

そしてスリーマ地区のレストランで夕食です。

ちなみに今回の旅行の食事は「マルタのグルメ・スイーツ食べ歩き!美味しいレストラン情報も【旅行会社社員おすすめ!】にまとめていますのでそちらをぜひご覧ください!

Day3 6:00 朝の散歩で割引をねらえ!!

こんなにも海が近くて、遊歩道もあるのだからせっかくなら朝日が見たい!

ということで日の出前にホテルを出発し朝の散歩へ行きました。

この日は波が高く、海沿いの遊歩道を歩いていると、前を歩いていたおじさんに大波がかかるほど!遊歩道を歩く際は十分に注意してください。

日の出の方角を気にしながら待っていると、朝日が昇ってきました。

きれい!!

そのあとスリーマ地区をぐるぐると歩き回り、フェリー乗り場でジェラートを食べながら休憩。すると近くにいたおじさんから「ゴゾ島とコミノ島へ行かない?」と声をかけられました。

ゴゾ島とコミノ島はマルタ島の北西に浮かぶ島。ちょうど行こうと思っていたので話を聞いていると、なかなか決めかねているわたしたちに、おじさんは「朝早いからハッピーアワーにするぞ!」と言い、なんだかんだと安くしてくれ、結果お得にオプショナルツアーを申し込むことができました。

早起きは三文の徳…とはよく言ったものですね!

※ゴゾ島・コミノ島のオプショナルツアーについて※

出発前にオプショナルツアーサイトで予約もできます。またマルタへ行ってからも、フェリー乗り場付近や海沿いの遊歩道にさまざまなツアー会社の露天が連なり、ツアーを売り込んでいるのでそこで予約も可能です。売り場のおじさんに話しかけられたら、ごねてみると割引をしてくれるかも。

朝のジェラート!お店には早起きのおじさんたちが集まっています…

左のおじさんがオプショナルツアーに誘ってくれたおじさん!朝食中です!

Day3 9:30 豪華絢爛!聖ヨハネ大聖堂に行こう!

マルタは昔から交通の要所となっており様々な支配者によって統治されてきた歴史があります。中でも16世紀にやってきた聖ヨハネ騎士団はマルタにとって外せない偉人たち。バレッタは聖ヨハネ騎士団によって整備された要塞都市なのです。今でもバレッタには騎士団にまつわる建物が数多く残っています。

特に有名な建物が、騎士団の祈りの場として作られた聖ヨハネ大聖堂。

外観は特徴のない真っ白な建物ですが…

中に入ると豪華絢爛!!

き、きらびやか~!

聖ヨハネ騎士団はヨーロッパ各地から集められた軍隊です。そのため出身地ごとに祈りのスペースが与えられていました。建物内では各地の信仰の対象や特徴などを見ることができます。

中央の祭壇を挟んで左右に各地域の祭壇があります

日本語の音声ガイドを使えばさらに理解が深まります。ぜひご利用ください。

Day3 13:00 マルタの最大の港町、マルサシュロックへ

聖ヨハネ大聖堂を観光後、カラフルな船が浮かぶ湾の写真が有名なマルサシュロックへ向かいます。バレッタにある中央バスターミナルからは各地域へ向かうバスが出ています。マルサシュロックも中央バスターミナルからバスでアクセス可能です。

※マルタのバスのチケットについて※

バスのチケットは1回券(10月中旬~6月中旬:€1,50、6月中旬~10月中旬:€2、深夜:€3)、12回券(€15)、7日間券(大人€21、10歳以下€15)に分かれています。

 

わたしたちは都市間の移動のみにバスを利用する予定だったため、12回券を1枚買って6人で使い回す方法をとりました。12回券は紙つづりのチケットではなく、ICカード1枚になっているため、まず乗車した1人が車内の機械にカードをタッチする→後ろの1人に渡す→カードをタッチ→後ろに渡す…と6回繰り返して乗りました。バスの運転手さんも感心していたので大人数の旅の際にはオススメです!

バスはマルサシュロックまで直通ではなく、さまざまな街を巡ります。車窓から景色を眺めながら、マルタの日常を垣間見ることができます。

マルサシュロックに到着!快晴!

カラフルな船と青い空と海がすてき!

マルサシュロックは港町のため、魚介類が美味しいです!ちょうどお昼時にここに到着するように計画するといいかもしれません。

また日曜日の午前中にはフィッシュマーケットが開かれ、非常ににぎわいます。わたしたちが訪れたのは日曜日ではなかったのですが、いくつかのお土産屋さんが露店を出していました。

マルサシュロックの美味しい魚介レストラン情報はこちらからどうぞ!

マルタのタクシー事情

美味しい魚介を堪能した後は、古都イムディーナを目指します。

バスでも行けるのですがどのバスに乗ればいいのかわかりにくいため、ここではタクシーを使いました。タクシーはレストランのお姉さんに呼んでもらいます。

 

マルタのタクシーは通常の個人タクシーと、観光客にオススメの定額制の黒タクシー(イーキャブ)があります。どちらも料金に変わりはありませんが、個人タクシーの料金はメーターではなく交渉制になるため、運転手とのやり取りの少ないイーキャブをおすすめします。

なお、イーキャブは街中で客待ちはしていないため、利用する際はインターネットか電話で呼ぶ、もしくはわたしたちのようにお店の人に頼むといいですよ。事前予約も可能です。

 

バスでマルサシュロックからイムディーナまで目指すと1時間程かかるのですが、タクシーの運転手さんが猛スピードで運転してくれたおかげか30分程で着きました。

Day3 16:00 静寂の街・イムディーナ

バレッタが首都になるまで、ここイムディーナに都が置かれていました。

もともとシチリアから渡ってきたアラブ人によって造られため、入り組んだ細い路地が特徴的です。またバレッタへ首都が移ったことにより住民が少なくなったことから、静寂の街と呼ばれています。

クリーム色の壁が夕やけ時の淡い雰囲気にマッチし、なんともいえない旅情にひたることができます。

バレッタとはまた違った落ち着いた雰囲気です

人も少ないので写真も撮りやすいですよ。

充実の3日目が終わり、バスで帰路に就きます。

マルタ女子旅 おすすめスポットマップ【前編】

費用をおさえて、ヨーロッパの魅力を味わう国「マルタ」!

物価が安く、地中海の美味しい食事やヨーロッパのロマンチックな雰囲気も楽しめるマルタ。実際に行ってみると、さまざまな国に支配された歴史から生まれる独特の文化を感じることが出来ます。ヨーロッパの街とはまた違った要素があってとっても面白い!

マルタは夏のバカンスのイメージもありますが、冬でもカラッとした日差しを感じられて気持ちがいいです。夜は冷え込みますが、日中は日本の春の陽気のような雰囲気。オールシーズンで楽しむことができますよ。

女子旅は残り現地滞在2日間。次はマルタの離島に行ってみることに…!

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