これまでの旅史上一番歩いて満喫した旅でした!
母と毎年恒例の海外旅行。今回はまだ行ったことがなく、ずっと興味があったポルトガルに決めました。旅の最大の目的は、その土地ならではの「食」と、気の向くままに歩く「街ブラ」を満喫することでした。当初、希望していたツアーが売り切れていて諦めかけていたのですが、担当の湯本さんが別の航空会社や日程を提案してくださり、結果的に当初より良い条件で旅が実現しました。フライトの時間帯も良く、現地での滞在時間もたっぷり取れたのは本当にありがたかったです。食については、ダシ文化で日本と似ていると聞いていましたが、実際は味の濃いものが多かったので、少し残念に感じることもありました。一方で、街ブラでは趣のある路地裏や眺めのいいスポットをたくさん発見でき、とても楽しかったです。坂道が多くてかなり歩きましたが、たくさん食べて、たくさん歩いたおかげで、帰国後は心も身体も健康的になっていて、最高の旅になりました。
1~2日目 ポルトに到着!世界一美しい本屋とアズレージョ巡りからスタート
羽田を夜に出発し、イスタンブールを経由してポルトへ向かいました。利用したターキッシュ・エアラインズは、後部座席だったせいかCAさんの話し声が騒々しく気になったものの、概ね快適なフライトでした。
2日目の午前中にポルトに到着。ホテルに荷物を置いたら、早速街の散策へ。まず向かったのは、「世界一美しい本屋」として知られるレロ書店。ハリーポッターの世界観に影響を与えた場所だそうで、ポルトで一番の観光名所です。事前予約をしていたのですが、指定時間に行っても20分待ちという長蛇の列。中に入っても多くの人で賑わっていましたが、美しいステンドグラスや本棚の趣ある内装は、一見の価値ありでした。

その後は、ポルトガルの伝統的な青い装飾タイル「アズレージョ」が美しいカルモ教会の外観を見学。続いて、シャンデリアが輝く豪華な内装で有名な「世界一美しいマクドナルド」へ。写真撮影を楽しみました。その後訪れたアルマス教会では、より青色が濃く美しいアズレージョを楽しめました。

この日の夕食は、ボリャン市場を検討していましたが、18時頃にはほとんどのお店が閉まっていて断念し、事前に調べていたレストランで、ポルト名物の「トリパス」(もつ煮の西洋版)にトライ。味は少ししょっぱめで、好き嫌いが分かれる味かもしれませんが、私は美味しくいただきました。ポルトで宿泊したベストウェスタンホテルインカは、中心地から離れており、しかも坂の上にあったので移動が少し大変でした。
3日目 絶景とB級グルメ!ドウロ川クルーズでポルトの街を満喫
3日目は、ポルトを代表する駅「サン・ベント駅」からスタート。駅構内の壁一面に広がる壮大なアズレージョは圧巻でした。次に、ドウロ川を見下ろす絶景スポット、モーロ庭園へ。丘の上で景色を眺めていると、ストリートミュージシャンの心地よい音楽も聞こえてきて、とてもいい雰囲気でした。
お昼には、ポルト名物のB級グルメ「フランセジーニャ」をいただきました。お肉やパンをチーズとクリーミーなソースで覆った、ボリューム満点のお料理で、まさに「カロリー爆弾」(笑)。母と2人でシェアしてちょうど良い量でした。
午後は、約1時間のドウロ川クルーズへ。船上からは、陸から見るのとはまた違った街の表情を楽しむことができて、すごく良かったです。クルーズの後はカフェで一息つき、夕食には有名店「Conga」で、これまたB級グルメ「ビファーナ」をテイクアウト。豚の生姜焼きをパンで挟んだような一品で、とても美味しかったです。

4日目 ポルトをさらに散策し、活気あるリベイラ地区へ
この日はまずフローレス通りを散策。活気あるストリートで、お土産屋さんなどが並び、多くの観光客で賑わっていました。続いて向かったのはポルト大聖堂。ここの回廊もまた見事なアズレージョを堪能できました。

お昼は、事前に調べていた眺めの良いカフェで軽くトーストを済ませ、ドウロ川の対岸にあるリベイラ地区へ。川沿いに飲食店やお土産屋がずらりと並び、週末ということもあって多くの露店で賑わっていました。

夜は、前日に訪れたレストランで、ポルトガル名物のタコのグリルを注文。ヨーロッパでは珍しくタコを食べるポルトガルですが、すごく柔らかく、ざっくりと大きくカットされた見た目も迫力満点でした。こちらも少し塩辛かったですが、美味しくいただきました。

5日目 列車でリスボンへ!CMのロケ地になった展望台からの絶景に感動
この日はリスボンへの移動に向けて、観光はせずに余裕を持って駅へ。ホテルが坂の上にあり、石畳の道をスーツケースで移動するのは大変そうだったので、早めに出発しましたが、ICカードのチャージに行列ができていたりと予想外に時間がかかり、なんとか出発10分前に列車に乗り込むことができました。
14時半頃にリスボンに到着し、ホテルにチェックイン。滞在したトゥリンヨーロッパは快適でしたが、ここも中心地から少し離れていたので、観光には少し時間がかかりました。
リスボンでまず向かったのはサン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台。ここは、かつて日本のCM(消臭力)のロケ地として使われた場所だそうで、展望台からはリスボンの美しい街並みが一望できます。YouTubeでCM映像を確認しながら「ここだね!」と母と盛り上がりました。ポルトよりも都会的な雰囲気のリスボンですが、一歩路地に入ると静かで趣のある点はポルトと共通していて、海のように広がるテージョ川の景色がよかったです。

夕食は、巨大なフードコート、タイムアウトマーケットへ。ここではポルトガルサラダやポークグリルのリゾット、サングリアを注文。活気ある雰囲気の中で、美味しい食事を楽しみました。

6日目 リスボンの丘を巡る。城跡と展望台、素朴な大聖堂を散策
まずは、トラムに乗ってリスボンで最も高い場所にあるサン・ジョルジェ城へ。現在は城壁が残るのみですが、リスボンの街並みを一望でき、とても平和な雰囲気でした。そこから坂道を10分ほど下ると、壁のアズレージョと美しい眺望が同時に楽しめるサンタ・ルジア展望台に到着。すぐ隣には太陽の門展望台もあり、セットで訪れる人も多いようです。さらに丘を下り、リスボン大聖堂へ。内部は他のヨーロッパの聖堂と比べて質素で、ステンドグラスも控えめですが、華美過ぎない素朴な雰囲気がポルトガルらしく好ましかったです。
お昼には、大聖堂近くのお店でポルトガル名物バカリャウをいただきました。干し鱈を使った料理ですが、こちらもボリューム満点で2人でシェアしてちょうど良い量。これは、これまでいただいたポルトガルでの料理とは違って塩辛くなく、塩を足して加減できるのがよかったです。
夜は、日本から予約していた人気店「UMA」でシーフードリゾットを堪能。ネットの評判で期待が高まっていた分、少し物足りなさも感じましたが、旅の思い出の一つとなりました。
夕食後にはエッフェル塔の設計者、アレクサンドル・ギュスターヴ・エッフェルの弟子が設計したというサンタ・ジュスタのエレベーターにも乗車。エレベーターで丘の上に上がると、リスボンの夜景を楽しめる展望台が。さらにその先にあるカルモ修道院は、大地震で天井が崩落したままの姿が保存されており、独特の趣がありとても印象に残っています。
7日目 発見のモニュメントと荘厳な修道院へ
7日目は、リスボン郊外のベレン地区へ。まずは大航海時代の偉人たちの船出を表現した発見のモニュメントを見学。川に面して立っており、迫力満点でした。

続いて、ポルトガル随一の観光名所ジェロニモス修道院へ。炎天下の長蛇の列に一度は諦めかけましたが、昼食後に列が短くなったのを見て並ぶことに。ただ、正直な感想としては「あれだけ並んで見る価値があったかな?」でした(笑)。むしろ、無料で観覧できる隣接のサンタ・マリア・デ・ベレン教会の方が心に残りました。探検家ヴァスコ・ダ・ガマの墓があり、全体的に静謐で荘厳な雰囲気が印象的でした。夕食は、母のリクエストで日本式のラーメンをいただきました。
最終日 名物のケーブルカーに乗ってリスボンの街並みを堪能し、帰国の途へ
いよいよポルトガル最終日。出発は夕方だったので、それまでリスボンの街をもう少し楽しむことに。まずは名物のケーブルカー「グロリア線」に乗車。初日に訪れた「消臭力」のロケ地である展望台へと続く急な坂を、黄色い可愛らしい車両がゆっくりと登っていきます。再び展望台からの景色を眺め、同じケーブルカーで坂を下りました。

その後は、ショッピング街が広がるレスタウラドーレス広場周辺をウィンドウショッピング。旅の最後の食事としてイカスミのパエリアをいただき、名残惜しさを感じつつも、16時半のフライトでリスボンを出発。イスタンブールでの乗り継ぎを経て、無事に帰国の途につきました。
担当の湯本さん、本当にありがとうございました!
ポルトもリスボンもそれぞれ3日間で十分楽しめ、たくさん歩いてたくさん食べて、街ブラもたくさんできて大満足の旅になりました!ポルトもリスボンも坂が多く、特に夏のリスボンはびっくりするほど暑く、日本から避暑目的で行ったはずが…と愕然としましたが(笑)、湿度がなかったのでなんとか持ち堪えました。でも、母も元気に全行程を楽しんでくれて、あれだけ食べたのに、帰国してみると体重は増えるどころか、むしろ少し減っていて、健康体になって戻ってきたようです(笑)。フリープランだったので全て自分たち次第、行きたい所に行って食べたいものを食べ、休みたい時に休んで、と自由気ままで最高の旅でした。私たちの希望を丁寧に汲み取って、素晴らしい旅を計画してくださった担当の湯本さん、本当にありがとうございました。




















