【2020年版】ベトナムのお祭り人気ランキングTOP7！旅行前に現地のイベントをチェックしよう
女子旅やひとり旅でも人気の観光地・ベトナム。ホーチミンやハノイ、フエなどのベトナムを代表する都市は観光スポットや名物グルメも多く、日本からも毎年多くの観光客が足を運んでいます。そんなベトナムには現地の人々に愛されるイベントや伝統的なお祭りも各地に根付いており、その数は大小合わせて8,000にも及ぶとか！今回はそのなかでも、日本人観光客も参加OKの人気のお祭りを7つ厳選して紹介していきます。
1位 夜を彩る色とりどりのランタンが絶景「ホイアン・ランタン祭り」
カラフルな提灯の明かりだけが街に灯る「ホイアン・ランタン祭り」
まず紹介するのがベトナム・ホイアンで開催されている「ホイアン・ランタン祭り」です。ホイアンと言えばベトナム中部の都市で、その街並みが世界遺産に登録されていることでも有名な人気の観光スポット。そのホイアンでは、毎月旧暦の14日になると、家々から電気が消え、カラフルな提灯の明かりだけが街に灯る「ホイアン・ランタン祭り」が催されます。
昼とはまた違った絶景
色とりどりの提灯だけがほのかに街を照らす光景は幻想的でとてもロマンチック！都会と違ってホイアンの街にはビルなどの高い建物が無いので、晴れた日なら夜空の暗さと満月の美しさが相まって何とも美しく幻想的な街並みが広がります。
お祭りの日は来遠橋（日本橋）もライトアップされるほか、橋の下を流れるトゥボン川には灯篭が浮かび、昼とはまた違った絶景が楽しめますよ。灯篭流しは観光客も参加できるので、旅の思い出にいかがでしょうか。
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2位 世界各国の美しい花火を楽しめる「ダナン国際花火大会」
アジア最大規模の花火大会
ベトナム随一のビーチリゾートとして人気が高いダナンでは、毎年6～7月の間「ダナン国際花火大会」が開催されています。アジア最大規模の花火大会でもあるこのイベントでは、ベトナムを含む世界各国が参加し、毎週土曜日にその年のテーマに合った花火を各々打ち上げます。
世界中から集まるレベルの高い大迫力の花火
2019年度はロシアやブラジル、フィンランド、イタリアなど世界8か国が参加し、花火の美しさを競いました。花火が良く見えるハン川橋近くのイベント会場では、花火の観覧席が設けられるほか、ストリートカーニバルフェスティバルも同時開催され、特に夜はたいへん賑わいます。花火の観覧席は日本からネットで事前予約も可能なので、大迫力の花火を間近でご覧になりたいかたはぜひ！世界中から集まるレベルの高い大迫力の花火を間近で楽しみましょう！
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3位 街中がお祝いムードに包まれる「テト正月（旧正月）」
一般的なお正月とされる新暦の元旦だけでなく、旧暦でも“旧正月”を祝います
ベトナムを含む東南アジア諸国では、一般的なお正月とされる新暦の元旦だけでなく、旧暦でも“旧正月”を祝います。この旧正月のことをベトナムでは“テト正月”と呼び、期間は1月下旬～2月中旬で毎年変動します。テト正月の間は企業は大きな休暇に入り、個人経営のレストランやショップも休業するところが多いので、この時期に旅行に行く際は注意が必要しましょう。
ちなみに2020年のテト正月は1月25日、大晦日となる1月24日位から多くの公的機関や企業は10日間位休暇を取ることが予測されます。
新暦の元旦よりも旧正月の方が盛り上がる!?
街中が色とりどりの花で溢れます
ベトナムではどちらかというと旧正月の方がお祝いムードは高まるので、ホーチミンやハノイなどの大都市では特に旧正月を迎える1週間前くらいになると、花のアーチやフラワーロードの準備が始まり、花市も開催されるようになります。
先ほども紹介したように個人商店や個人経営のレストランはテト正月の間、お休みに入ってしまうところが多いですが、街中が色とりどりの花で溢れ、何とも華やかなお祝いムードに包まれます。それに便乗して屋台なども出ますし、営業しているレストランでは珍しいベトナムの正月料理もふるまわれるので、いつもとは違うベトナム旅行を満喫できますよ。
お祭りやバーゲンセールが行われる
仏像など仏教関連のモニュメントも多く配置される
テト正月に合わせて、各地でお祝いの行事やバーゲンセールなども開催されます。なかでもホーチミンの一大テーマパークとして知られる「スイティエン公園」では、テト正月の間、大規模なお祭りが開催されます。園内には仏像など仏教関連のモニュメントも多く配置されていることから、テト正月の期間中は参拝に訪れる仏教徒も多いとか。お化け屋敷やジェットコースターなどの定番アトラクションをはじめ、ワニ釣り体験や4Dなど一風変わったものも多いので、ぜひこの機会に訪れてみてください。
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4位 ダナン近くの五行山で毎年開催される「観世音祭り」
五行山で毎年開催される「観世音祭り」
ベトナム中部の都市、ダナンの市街地から車で20分位の距離にある五行山では、毎年旧暦の2月19日、新暦で言うと3月末～4月初旬頃に「観世音祭り」が催されています。観世音祭りは五行山にあるホアギエムという洞窟に祀られている観世音菩薩のために行われる宗教的行事で、毎年現地住民を含め多くの人が足を運んでいる有名なお祭りです。
五行山は観光スポットとしても人気
観世音菩薩の説教や霊を迎えるための儀式といった宗教色が強いものだけでなく、民謡のライブや彫刻、絵画のコンテスト、イルミネーションなど様々な活動が開催されているので、仏教に深く造形がない人も楽しめますよ。五行山は観光スポットとしても人気ですし、観光がてらお祭りにも参加してみてはいかがでしょうか。
5位 色とりどりの花々が咲き誇るダラットの「フラワーフェスティバル」
緑や色とりどりの花々が美しい時期
ベトナム中部の都市で、避暑地として観光客からも人気の「ダラット」では、毎年12月中旬～下旬頃にフラワーフェスティバルが開催されています。ダラットはフランス風のヴィラが立ち並ぶリゾートとしてのイメージが強いかもしれませんが、1年中暖かい気候が続くこの地では花や野菜などの農作物の栽培も盛んで、イベントが開催される12月頃は特に緑や色とりどりの花々が美しい時期を迎えています。
美しい花々を脇目にぶらりと散策
フラワーフェスティバル自体は市内中心部に位置するスアフーン湖の隣のガーデンという大きな公園で開催されるので、美しい花々を脇目にぶらりと散策を楽しんでみるのはいかがでしょうか。花を使った大きなアレンジメントやイルミネーションのほかに、街のいたるところでグルメや観光フェスが開催されているので、ぜひ街全体を巡ってみてください。
6位 日本でも大人気！「カラーミーラン」
カラーパウダーを浴びたり人にかけたりするというイベント
「カラーミーラン」は日本では「カラーラン」と呼ばれているアメリカ発祥のユニークなランイベントです。ベトナムでもホーチミンやハノイ、ダナンで毎年4～5月頃に開催されており、若者を中心に高い人気を集めています。
そもそも「カラーミーラン」とは5kmのコースを走ったり歩いたりしながら、途中のポイントでカラーパウダーを浴びたり人にかけたりするというイベント。ゴールする頃には全身が色とりどりのカラーパウダーだらけになっていて、何とも言えぬ愉快な気持ちになります。知らない参加者にもカラーパウダーをかけられたりするので、現地の人と親睦を深めたいという方にもオススメです。
ランニングがあまり得意ではない人でも大丈夫！
ランイベントとは言っても、がっつりランニングするというよりも催しを楽しむ人が多いので、ランニングがあまり得意ではない人でも大丈夫！日本から事前予約も可能なので、ぜひ参加してみてください。
7位 日本・ベトナムの有名アーティストによるステージも！「ジャパンフェスティバル」
ベトナム最大級の日本とベトナムの交流イベント
「ジャパンフェスティバル」はホーチミンで毎年1～2月頃に開催されている、ベトナム最大級の日本とベトナムの交流イベントです。2020年度は2月22日（土）、23日（日）に毎年恒例の9月23日公園で開催が予定されています。
毎年ステージエリアでは日本・ベトナム両国の有名アーティストがライブを披露しているほか、キャラクターショーなども開催されている
2020年は「日越外交関係樹立50周年」を3年後に控えたカウントダウンが開始することもあり、前年以上の盛り上がりが期待されます。詳しい催しの情報は未定ですが、2019年は日本全国から集めた食材やお酒などの美味しいものを試飲・試食・購入できるコーナーや日本のスポーツ産業をベトナムで普及するための体験ブースなども設けられ、多くの人で賑わいました。
毎年ステージエリアでは日本・ベトナム両国の有名アーティストがライブを披露しているほか、キャラクターショーなども開催されているのでぜひ訪れてみてください。
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ベトナムならではのお祭りに参加しよう
ハロン湾やホイアンなどの世界遺産を巡ったり、ホーチミンやハノイの街巡りをしたり、フォーや生春巻きなどのグルメを味わったりと魅力が盛りだくさんなベトナム。楽しみ方は無限大ですが、よりベトナムを極めたいという方は今回紹介したような各地のお祭りにも参加してみてはいかがでしょうか。
観光地を巡ったり名物グルメを味わったりするだけでは気づけないような、ベトナムで暮らす人々の生活や文化、宗教との関係などをより深く知ることができますよ。ぜひベトナムを訪れる際は現地のお祭りもチェックしてみてくださいね。
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