ハネムーンは憧れのヨーロッパへ
私たち夫婦にとって、ヨーロッパは今まで一度も訪れたことのない憧れの場所でした。学生時代に海外へ行った経験はあったのですが、ヨーロッパだけは未踏のまま。だからこそ、ハネムーンの行き先には絶対にヨーロッパを選びたいと思っていました。
行き先を決めるとき、夫婦で「お互いに行ったことがなくて、本当に行きたい場所」を基準に話し合いました。私はもともと建築が大好きで、バルセロナのサグラダ・ファミリアをどうしても自分の目で見たいという強い思いがありました。
そこに、古代ローマの歴史に触れたい気持ちや、本場のパスタやピザを味わいたいという食への期待も重なって、最終的にスペインとイタリアを巡る旅に決めました。建築・歴史・食、この3つをバランスよく楽しめる旅程になったと思っています。
1日目:成田を発ち、ドーハ経由でいざヨーロッパへ
旅のスタートは、成田からの夜便でした。中東のドーハで乗り継いで、バルセロナへと向かいます。長いフライトでしたが、これからの旅を思うと気持ちが高まって、機内でもなかなか落ち着きませんでした。現地には翌日のお昼頃に到着する予定で、いよいよ憧れのヨーロッパに足を踏み入れるのだと思うと、わくわくが止まりませんでした。

2日目:バルセロナ到着!歩いてバルセロナの街並みを堪能
13:30頃、バルセロナに到着して、ホテルへ向かいました。チェックイン後、まずは交通カードを購入し、市内の移動に活用しました。これがあると本当に動きやすくて助かりました。
早速街へ繰り出すと、最初にガウディの家(ガウディ博物館)を見に行きました。ガウディが晩年実際に暮らしていた家です。そのあとは、のんびり歩きながら、バルセロナの街の空気を楽しみました。市場では食べ歩きのように軽食をつまんで、観光と食の両方を満喫。徒歩でバルセロナの街並みを眺める時間そのものが、何より贅沢に感じられました。
3日目:バルセロナの名所巡り、サグラダ・ファミリアに感動
いよいよ念願のサグラダ・ファミリアへ。中に入った瞬間、宗教的な厳粛さに包まれて、信仰を持っているわけではない私でも、思わず心を動かされました。ガウディが生涯をかけて取り組んだ設計思想や、その歴史の重みを感じ、まだ未完成のこの建築がいつか完成へと向かっていくのだと思うと、胸がいっぱいになりました。そのあとは、凱旋門やチョコレート博物館など、市内のランドマークを巡りながら、街の雰囲気をたっぷり味わいました。
楽しみにしていたグエル公園は、週末で時間の制限があり、残念ながら入園は叶わず外観だけの見学となりました。少し心残りではありましたが、それでもバルセロナという街そのものの魅力を肌で感じられて、満ち足りた気持ちでした。






4日目:イタリアへ、夜のバチカン美術館
旅の後半は、いよいよイタリアです。バルセロナから飛行機でローマへ。お昼過ぎにローマに到着しました。この日はバチカン市国を観光。夜にはバチカン美術館を訪れました。夜の静かな雰囲気のなかで芸術にふれる時間は、昼間とはまた違った特別な趣がありました。スペインからイタリアへと舞台が変わり、ここからまた新しい体験が始まるのだと、期待に胸が膨らみました。
5日目:現地ガイドと巡る、古代ローマの世界
この日は、日本人の現地ガイドさんを手配して、古代遺跡を効率よく巡りました。やはりプロに案内してもらえると、限られた時間でも見どころをしっかり押さえられて、本当にありがたかったです。
なかでも忘れられないのがコロッセオです。地震にも耐えてきた構造や、これほど長い年月をへてもなお保たれている姿に、ただただ驚かされました。かつてここで繰り広げられていた闘技や、古代ローマに生きた人々の営みに思いを馳せると、ヨーロッパの歴史への興味がいっそう深まっていくのを感じました。
そのほかにも、真実の口やカラカラ浴場など、市内のあちこちを徒歩で回遊しました。お昼はガイドさんおすすめのお店で本場のパスタを堪能し、ピザも買って楽しみました。日本へ送る絵葉書を買い求めたり、ジェラート店でデザートを味わったりと、こうした日常的な体験も旅のいい思い出になっています。



6日目:ベネチア方面へ、天候と遅延で計画変更
この日はローマからベネチアへ鉄道で移動しました。ところが、鉄道が1時間半ほど遅れてしまった上に、天候も悪く、楽しみにしていたゴンドラには間に合いませんでした。
少し残念ではありましたが、ここは無理をせず街歩きに切り替えることに。バスや電車で行ける範囲で観光を楽しみ、駅周辺の有名なスポットにも立ち寄りました。夜は安全を優先してホテルへ戻り、天候や交通の状況に合わせて柔軟に動くことを心がけました。思いどおりにいかないこともありましたが、そのなかでできる範囲を楽しむのも、旅の醍醐味だと感じました。
最終日:たくさんの感動を胸に、帰国の途へ
あっという間の旅も、いよいよ最終日。ベネチアからドーハを経由し、翌日の夕方、無事成田に到着しました。
サグラダ・ファミリアの荘厳さ、コロッセオの歴史の重み、本場のパスタやピザの味わい・・・どの瞬間も、夫婦ふたりの大切な思い出になりました。憧れだったヨーロッパを、新婚旅行という特別な形で巡ることができて、本当に幸せな時間でした。
ハネムーンで巡ったスペイン・イタリア、最高の思い出に!
初めてのヨーロッパ、そしてハネムーン。憧れていたサグラダ・ファミリアとコロッセオを、この目で見て、その場の空気を肌で感じられたことは、一生の宝物になりました。
鉄道の遅れや天候によって計画を変えた場面もありましたが、そのときどきで柔軟に動いたことで、かえって心に残る体験ができたように思います。
建築・歴史・食、そのすべてを夫婦で味わい尽くしたスペイン・イタリアのハネムーン。間違いなく、最高の思い出になりました。


























