歴史の奥深さに触れた、ポーランドの旅
年末年始の9連休を利用して、妹とポーランドを訪れました。昨年のチェコ旅行でトラベル・スタンダード・ジャパンさんにお世話になったので、今年もお願いしました。昨年もポーランドを検討していましたが、寒そうだったのでチェコにしました。今年はハンガリーも迷いましたが、物価面を考えてポーランドを旅先に選びました。
学校の歴史の授業では、ポーランドは周辺国に翻弄された国という印象が強く残っていました。しかし実際に訪れてみると、約800年の歴史を持つヴィエリチカ岩塩鉱や、クラクフとワルシャワに残る壮麗な王宮や教会など、想像以上に豊かな文化と歴史に触れることができ、改めて勉強したくなりました。
今回は残念ながらショパン博物館の中に入ることはできませんでしたが、ポーランドの風景を思い出しながら彼の曲を鑑賞したり演奏したくなりました。
1~2日目 ドーハ経由でポーランドへ!幻想的なクラクフ旧市街との出会い
関西空港から夕方発のカタール航空でドーハへ向かいました。ドーハには現地時間の真夜中に到着し、飛行機からターミナルまではバスで移動しました。ターミナル内をかなり歩き、ワルシャワ行きの搭乗口から飛行機まではさらにバス移動でした。しかし時間的には少し余裕があり、屋内植物園を少しだけ散策できました。
長時間のフライトの割には座席がゆったりめなのか、それほど疲れませんでした。機内食も朝食のメインに甘いアップルクランブルケーキを選べるのも海外の航空会社らしいなと思いました。


朝7時にワルシャワに到着後、まずはバスでワルシャワ中央駅へ。そして10時40分発の列車でクラクフへ向かいました。13時半頃にクラクフ駅へ到着し、宿泊先のホテル「ヴィスピアンスキー」までは徒歩10分弱でした。旧市街のすぐ近くなので観光に便利な立地です。部屋はやや狭く、洗面台も小さい印象がありますが、それ以外の使い勝手は悪くなく、朝食会場の雰囲気もよく、食事も美味しかったです。
チェックインした後は、早速旧市街へ向かいました。聖マリア教会を見学した後、地下博物館へ。地下博物館は、中央広場の地下に広がる中世都市跡に発掘品などが展示され、当時の街並を再現した映像が流れていたり、建物跡をガラス貼りの床から見れる場所があったり、面白かったです。地上に上がると、中央広場の幻想的なライトアップが待っていました。
長距離移動で疲れたので、夕食はホテル内のレストランRestauracja Tużurekでいただきました。ポークカツ&ポテト、ザワークラフト&ソーセージ炒め、クラクフ風煮込みを注文しました。チェックイン時にもらったサービス券でワインもいただき、ほろ酔い気分で部屋に戻りました。




3日目 シャンデリアも塩で!ヴィエリチカ岩塩鉱を見学
この日はまず列車でヴィエリチカ岩塩鉱へ。ホテルからは中央駅よりも1駅先のKraków Grzegórzki駅が近かったため、こちらから乗車しました。無人駅のため切符は巡回してくる車掌さんから購入。30分しない位で最寄駅に到着し、徒歩5分ほどで岩塩鉱に到着しました。
チケットを購入後、英語ツアーの列に並びました。屋外で待つので寒かったです。岩塩鉱へは、地下へ続く長い階段を下りながら見学がスタートし、目が回りそうでした。鉱内にはいくつもの広い空間があり、人形を使った昔の作業の様子の展示がありますが、一番の見どころは聖キンガ礼拝堂で、天井壁床だけでなく、シャンデリア、壁画、祭壇も塩でできているそう。帰りは地下135mからエレベーターで上がりました。


15時頃クラクフ市内に戻りました。旧市街のドミニカン修道院とフランシスコ修道院を見学しました。フランシスコ修道院はウィリアム風な装飾が好きで2日も通いました!その後、wiejskie jadloで夕食をいただきました。ザワークラウトとスペアリブのスープ、豚肉煮込ニョッキ&ビーツサラダ添えを楽しみました。美味しいのですが、すごいボリュームでした!店内は民謡が流れており、雰囲気も良かったです。





4日目 もう一度ポーランドの歴史を勉強したくなったヴァヴェル城
徒歩で旧市街の南端にあるヴァヴェル城へ向かいました。見学する場所ごとに細かく料金が分かれいたので迷いましたが、1階住居部分と2階執務室のセット券にしました。両フロアとも壮麗な室内に絵画、陶磁器、大型のタペストリーなどのコレクションの展示が中心でした。高校の歴史では、モンゴルからの襲撃、周辺国から支配の記憶しかなかったので、知らない一面に出会えました。今一度、ポーランドの歴史を勉強したいと思いました。城の見学だけで約3時間滞在しました。
続いて隣接するヴァヴェル大聖堂も見学。地下には王族の方々の墓があり、塔を登って鐘を間近で見ることもできました。旧市街に戻った頃には暗くなってきました。夕食は、気になっていたミルクバー トマシャが休みだったので、昨夜と同じお店に行きました。ソーセージとゆで卵の入ったライ麦スープ、チーズのサラダを注文しましたが、個人的には昨夜いただいたものの方が好みでした。少し物足りない気がしたので、キャベツときのこのヒエロギを追加注文。水餃子のような感じでした。



5日目 ユダヤ人地区を歩き、ワルシャワへ移動
この日はクラクフ最終日です。まず、ユダヤ人地区のストラシナゴーグが入場無料の日なので行ってみることにしました。シナゴーグの役目は終えてユダヤ博物館になっていました。昔のラビ(司祭)や街、戦前の人々の生活がわかる写真の展示も多くありました。旧市街と比べると、人が少なく寂しい印象でした。ユダヤ文化を感じる名前の店や現役と思われるシナゴーグもあり、確かに写真で見たような日常があったんだろうなと思いを馳せました。
旧市街北側のバルバカン(砦)や城壁を見た後、中央駅近くのショッピングモールで少しお土産を買い、残りの時間は、もう一度、旧市街を散策しました。


17時前の列車でワルシャワに向かい、19時半頃に到着しました。宿泊先の「メトロポール ホテル」にチェックイン後、Ceskaというチェコ料理店で夕食をいただきました。2人で豚肉のコンフィ、ザワークラウト&蒸しパン添えとチキンサラダをシェアしました。1年ぶりのチェコビールも美味しかったです。
ホテルの部屋はクラクフのホテルに比べると広く、さらに快適でした。こちらも3つ星ですが、朝食が豪華で毎朝食べすぎました。両ホテルともエレベーターホールにウォーターサーバーがあるのが助かりました。炭酸水もありました。



6日目 市民の力で蘇った世界遺産|王宮と旧市街地散策
ホテルから旧市街へは徒歩30分ほどでした。この日、まずは王宮の見学に行きました。ここはクラクフのヴァヴェル城のようにコレクションの展示が中心でしたが、少し時代が新しいので室内の雰囲気は違いました。見学の最後に、王宮の過去100年間の歩みをまとめた映像を見ました。第二次世界大戦で跡形もなく破壊されてしまったが、多額の寄付と市民の力で再建されたという内容でした。王宮だけでなく旧市街自体も戦後に再建され、その市民の熱意も評価された上で世界遺産に登録されたということを、後から調べて知りました。
その後、ショパン博物館に行きましたが、他の人が「しばらくは予約がいっぱい。」と言われ帰っていくのを見て、まさかと思いましたが本当に入れませんでした。建物の写真だけを撮り、再び旧市街へ。
途中、ショパンの心臓が収められている聖十字架教会にも立ち寄りました。暗くなり、明るい時間とは雰囲気の違う王旧前で写真を撮っていると、熊の着ぐるみがズルズル滑りながら登場!寒い中、少し心がほっこりしました。



その後はバルバカン(砦)にも行きたかったのですが、城壁沿いはクリスマスマーケットで賑わっていて通り抜けられなかったので諦め、中央駅近くのショッピングモールへ買い物に行きました。モール内のカルフールで我が家向けのパンとチーズを買いました。
夕方以降、吹雪いてきて歩くのが大変でしたが、夕食はミルクバーBambinoへ行きました。学食のようにカウンターで注文をして番号札をもらい、できたら取りに行くスタイルでした。閉店まで1時間もなかったので、売れ残った品から選択することに。ロールキャベツ、チキンソテー、トマトスープ(パスタ入りとライス入りを1つずつ)を注文しました。スープは熱々ではなく味は大雑把な印象もありましたが、こってりの食生活が続いていたため、調整には良かったです。
ホテルに戻ってテレビをつけると、大雪のニュースがずっと流れていました。街の電車バスは動いていますが、地方や高速道路では交通に影響が出ているようでした。翌日帰国のため、フライトが少し心配になりました。

最終日 雪景色の旧市街を最後に帰国
この日は朝食をいつもより早くいただき、旧市街散策に出ました。昨夜の吹雪のニュースを見て出かけられるか心配していましたが、歩道は除雪されており、安心して出かけることができました。まだ観光客がいない旧市街は、これまでとはまた雰囲気が違い、運よく風と雪が収まり晴れ間も出てきたので、昨日行かなかったエリアまで足を延ばすことに。そのためバルバカンにも行くことができました。昨日無理して行くよりも逆に良かったかもしれません。
フライトが14時40分のため、11時過ぎにホテルをチェックアウトして、バスで空港に向かいました。空港に着くと急に吹雪いてきて飛行機はなかなか離陸せず、出発は1時間以上遅れてしまいました。関西空港行で予定通り乗り継げるのか心配しました。ドーハ到着後は搭乗時刻まで1時間もなかった上に搭乗口も離れていたため、かなり走りました。ヒヤヒヤしましたが、無事に帰宅することができました。



平井さん、柔軟なアレンジと迅速なご対応をありがとうございました!
フィンランド航空とカタール航空のどちらにするか迷っていた際、残席が少なくなっている状況の中でも迅速に見積もりや情報提供をいただき、大変助かりました。ワルシャワだけのプランに比べてそこまで費用が高くなることもなく、クラクフとの2都市プランにアレンジしていただけました。また、手配していただいた列車の時間も最適なスケジュールでした。ありがとうございました!















