スペイン語専攻を考える大学1年生の娘と
大学1年生の娘と2人で旅行しました。娘は高校時代にカナダへ留学しており、家族で一緒に旅行する機会があまりありませんでした。大学2年生以降になると就職活動やインターンシップで忙しくなると思い、大学1〜2年のうちに海外旅行へ行こうと考えたのがきっかけです。
行き先としてスペインを選んだのは、私も娘も行ったことがなかったこと、そして娘がスペイン語を専攻するかどうか考えていたこともあり、一度実際に行ってみようと思ったからです。バルセロナの明るい雰囲気や、人の温かさにも魅力を感じていました。
初めてのヨーロッパ旅行!価格と信頼重視の会社選び
ネットで「マドリード」「バルセロナ」「羽田発着」といった条件で検索し、旅行会社を比較しました。初めてのヨーロッパ旅行だったので、口コミなども見ながら、安心できる会社かどうかをかなり慎重に確認しました。
その中で、トラベル・スタンダード・ジャパンはヨーロッパに強い印象があり、希望していた羽田発着で、マドリードとバルセロナを組み合わせた内容で、価格もとても魅力的でした。正直、最初は「大丈夫かな」と見ていましたが、内容と価格のバランスがよく、安心感もあったのでお願いしました。
一点、キャンセル待ちの仕組みがあればさらにありがたかったなとは思いましたが、その分価格がかなり抑えられていたので納得感はありました。
(注:キャンセル待ちに関しては、場合により、お受けできる時とできない時がございます。今回はご希望に添えず、大変申し訳ありません。 トラベル・スタンダード・ジャパン)
【1~2日目】 マドリード初日、バスで荷物の奮闘もありながら移動
羽田空港からドーハ経由でマドリードへ向かいました。私は長時間の直行便より、一度途中で降りて休める経由便の方が体が楽なので、その点も問題ありませんでした。フライトは到着が少し遅れた程度で、大きなトラブルはありませんでした。
マドリード到着後は、空港からバスと電車を使ってホテルへ向かいました。ここで少し焦ったのが、バスのスーツケース収納です。バスの側面にある荷物スペースを自分で開けて、自分で荷物を入れて、自分で閉めるスタイルだったのですが、すでに他の人の大きなスーツケースでいっぱいでした。しかも車内への荷物持ち込みは禁止で、運転手さんも手伝ってくれません。仕方なく他の人の荷物を横にずらしてスペースを作り、自分たちの荷物をなんとか押し込みました。女性2人だったのでかなり焦りました。
ホテルは中心部から少し離れていましたが、価格重視で選んだので納得していました。ホテルにチェックインして荷物を置いたあと、電車でマドリード中心部へ向かいました。
交通は10回券タイプのメトロカードを使いました。マドリードではこのカードを家族で共有でき、使い切ったらチャージもできるので便利でした。
初日は長旅であまりお腹が空いていなかったのですが、軽く食事をしました。タラのフリッターや、タラ入りのクリームコロッケのようなものを食べ、チュロスとチョコレートも楽しみました。プエルタ・デル・ソル(マドリード中心部の広場)周辺を少し歩き、ホテルへ戻りました。

【3日目】 古都トレドの街歩きとマドリード美術館巡り
朝から高速列車でトレドへ行きました。トレドはマドリード近郊にある世界遺産の古都です。スペインの鉄道は乗車前に荷物検査があり、空港のように荷物をスキャンするので、30分ほど前には駅に到着しておく必要があります。日本で事前にチケット予約をしていました。
トレドでは本当によく歩きました。娘が「この日は5万歩歩いた」と言っていたくらいです。展望台から街全体を見渡したくて歩いて向かったのですが、途中から観光バスに乗れると思っていたら、途中乗車はできず、結局ずっと歩くことになりました。でも、街並みを楽しみながら歩けたので、それはそれで良い思い出です。
高台から眺めるトレドの街並みは本当に美しく、とても印象に残っています。天気もよく、日本より5度くらい暖かく、上着なしでも大丈夫なくらい快適でした。
マドリードへ戻ってから昼食をとりましたが、ここでスペインらしい?不思議な体験がありました。ポテト料理のパタタス・ブラバス(スペインの定番ポテト料理)を注文したのに最後まで出てこず、お会計時に伝えると、レストランの片付け担当の方が「確かにお皿なかったわね」と確認して支払から引いてくれました。また、生ハムをハーフサイズで頼んだはずがフルサイズで来て、注文と違うことが何度かありました。英語が完全に通じていなかったのかもしれませんが、結果的には美味しかったので、これも旅の面白さかなと思いました。
夕方からはプラド美術館(スペインを代表する美術館)とソフィア王妃芸術センター(ピカソの「ゲルニカ」で有名な現代美術館)へ行きました。ソフィア王妃芸術センターは無料時間帯の予約を日本で事前に取っていましたが、プラド美術館は予約なしだったため、1時間ほど並びました。
教科書で見た作品を実際に見られたのは感動でした。特にピカソの「ゲルニカ」は印象的でした。ただ館内は広く、ホテル方面のバス本数も少なかったため、かなり駆け足での見学になりました。



【4日目】 バルセロナ到着!交通ルールに戸惑いましたが、海沿いレストランで食を堪能
この日はマドリードからバルセロナへ高速列車で移動しました。出発時、列車が約1時間遅れましたが、大きな混乱はありませんでした。
バルセロナ到着後はトラムや地下鉄を乗り継いでホテルへ向かいました。ここで交通チケットの仕組みがマドリードと違っていて少し戸惑いました。事前に調べていた情報では10回券を複数人で共有できると書かれていたのですが、制度変更で、2人で使うなら「ファミリア」という8回券を買う必要がありました。少し分かりづらかったので、現地でもよく確認して、損しないようにしてください。
バルセロナでは75分以内なら乗り換え自由の仕組みの、紙のQRチケットを使いました。また、無賃乗車の取り締まりがかなり厳しく、100ユーロの罰金という表示が至るところにありました。実際に係員による一斉チェックも見かけたので、交通ルールはしっかり確認した方がいいと感じました。
夕方は海沿いのレストランで食事をしました。フォアグラのステーキやパエリアをいただき、バルセロナで初めてパタタス・ブラバスも食べられました。パエリアは旅行中3回食べて、どれも美味しかったです。
その後、ボケリア市場(バルセロナの有名な市場)を少し見て、カタルーニャ広場周辺を歩いてホテルへ戻りました。




【5日目】 娘が行きたかったカンプ・ノウと圧巻のサグラダ・ファミリア
娘がサッカー好きなので、FCバルセロナの本拠地カンプ・ノウへ行きました。本当は試合観戦をしたかったのですが、試合日程の確定が直前で、チケットも1人4万円以上、直前だと7〜8万円ほどに高騰していて断念しました。
現在スタジアムの一部改修もあり、観客数制限で価格が上がっているようでした。結局スタジアム周辺の公式ショップへ行き、娘はボトルやグッズを買って楽しんでいました。
その後はサグラダ・ファミリアへ。こちらも日本で事前予約し、スマホのオーディオガイドを聞きながら見学しました。イヤホンだけ持参すればよく、とても便利でした。
建物は本当に唯一無二で圧倒されました。細部まで考え抜かれた設計や光の取り込み方など、本当にすごかったです。私たちは建築の専門家ではありませんが、それでも十分感動しました。見学は1時間ほどでした。




【6日目】 ガウディ建築、グエル公園、カサ・バトリョと地元グルメを堪能
朝からグエル公園(ガウディ設計のカラフルな公園)へ行きました。朝だったので比較的空いていて快適でした。カラフルなモザイクやトカゲのオブジェ、ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家のような建物がとても可愛く、景色も素晴らしかったです。
その後は、カサ・バトリョ(ガウディが設計した有名建築)を訪れました。海をイメージしたとされる幻想的なデザインがとても美しく、建物全体にガウディならではの独創的な世界観が感じられました。見学の最後には、壁や空間全体に映像が映し出されるイマーシブ(没入型)映像展示があり、不思議な体験で、とても印象に残りました。
この日はショッピングも楽しみました。カルフールやメルカドーナなどのスーパーで、アリオリソース、アホブランコ風のスープ、パプリカ調味料、生ハム味のポテトチップスなど、スーツケースに入るだけ買いました。今でも調味料は重宝しています。
有名なチーズケーキ店にも並び、ピスタチオやシンプルなバスクチーズケーキを買いました。グラム売りで好きな量を切ってもらえるスタイルでした。
夕方に立ち寄ったバルでは、またちょっとした面白い出来事がありました。アンチョビを試してみたくて「1ピースだけお願いできますか?」と頼んだところ、店員さんが「それでは少なすぎるよ」と実物を持ってきて説明してくれました。こちらが「味見してみたいだけなので、1ピースで大丈夫です」と伝えると、なんと最終的に4匹もサービスしてくれました。 また、生ハムのハーフサイズを頼んだのにまたフルサイズが来たのですが、オーナーが「作り直すのはもったいないから、値段はハーフでいいからこれを食べて」と対応してくれました。
注文ミスは本当に多かったですが、結果的に温かい対応ばかりで、文化の違いも人の好さも感じられて、楽しい思い出です。




【最終日】 スペイン最終日を満喫!空港での情勢変化もありつつ、無事帰国
飛行機が夜10時頃だったので、ホテルに荷物を預けて最終日もギリギリまで楽しみました。ショッピングをしたり、ZARAやロエベを見たりしました。チョコレートなどの免税手続きも行いました。
空港へは、行きのバスで荷物対応に苦労した経験があったので、帰りはUberを利用しました。結果的に正解だったと思います。
ちょうど中東情勢の影響の直前で、バルセロナ空港の出入り口が1か所に制限され、入る際にパスポート提示が必要な状況でした。少し飛行機も遅れましたが、無事帰国できて本当に良かったです。
再訪したいスペインの魅力と、お役立ち情報
スペインは、マドリードとバルセロナでかなり雰囲気が違いました。マドリードは美術や歴史をじっくり楽しめる街で、トレドも本当におすすめです。教科書で見た作品や風景を実際に見られる感動があります。
一方でバルセロナは観光インフラが整っていて、英語も比較的通じやすく、街全体が洗練されていました。もう一度行くならバルセロナに行きたいです。
交通ルールは現地で変更されることもあるので、最新情報をしっかり確認することをおすすめします。特にバルセロナの交通チケットや無賃乗車チェックは要注意です。
また、人気観光地のチケットはほぼ事前予約していきました。サグラダ・ファミリア、グエル公園、美術館などは事前予約しておくと安心です。
レストランでは注文ミスがかなり多かったですが、細かいことを気にしすぎず、文化の違いとして楽しむくらいの気持ちがあるとより楽しいと思います。

担当者・トラベル・スタンダード・ジャパンへ
本当にお世話になり、良い旅ができました。価格もとても良心的で、ホテルもコストを考えると十分満足できる内容でした。
またぜひお願いしたいと思います。ありがとうございました。



























