
【タイ ライオン エア搭乗記】LCCの常識をくつがえす設備と料金!成田~バンコク便エコノミー体験レポート
2018年12月に成田空港に就航した「タイ ライオン エア」。成田空港への就航を皮切りに、現在は関西国際空港、名古屋セントレア空港、福岡空港にバンコク直行便が発着しています。
今回は、バンコク行きの直行便で最も快適なLCC、また便利な運行スケジュールだと言われている「成田発のSL301/SL302便」の実体験をレポートとしよう思います。
これって本当にLCCのエコノミークラス⁉と思ってしまうほど、非常に充実したサービスを受けられます。それでは詳しくみていきましょう!
成田空港第1ターミナル北ウイングから出発!

タイ ライオン エア成田空港のチェックインカウンター

北ウイングのN3番口
通常のLCCは、成田空港第3ターミナルに集まりますが、タイ ライオン エアのSL301の午前発便は第1ターミナルとなります。チェックインカウンターは、北ウイングのN3番口付近。地下鉄で空港へ行く場合は、第1ターミナル駅で下車できるため、ターミナル間の連絡バスに乗る必要がなく便利だと感じます。
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受託手荷物は1kg単位で追加可能!

一般的なLCCであれば、20kg〜の追加が通常ですが、タイ ライオン エアでは、1kg単位での追加が可能となっています。20kgも荷物はないけれど、手荷物では機内へ持っていけな液体類などを、少し預けたいという場合にも非常に便利です。(※事前の申し込みが必要です。)手荷物は7kgまで無料。いつも日本で使っている日焼け止めやオイル、ボディクリームなどの肌ケア用品などを、必要なだけ持っていけるのは嬉しいですね。プレミアムエコノミークラスであれば30kgまでの預け入れが無料です。
・6kgまでは、1㎏あたり60バーツ(約210円)
・6kg以上20kgまでは、1㎏あたり45バーツ(約159円)
・20㎏以上は、1㎏あたり60バーツ(約210円)
+10kg=525バーツ(約1,854円)
+20kg=975バーツ(約3,443円)
+30kg=1,575バーツ(約5,563円)
+40kg=2,175バーツ(約7,682円)
快適な成田空港第1ターミナルを利用できる

今回利用した便は「SL301」。機材は「Airbus A330-300」となります。成田空港を10:40に出発し、バンコクのドンムアン空港に15:15に到着するフライトです。朝ゆっくりと移動できて、到着当日の夕方から観光できるのでオススメです!空港に出発時刻の2時間前に到着し、成田空港第1ターミナル北ウイングのチェックインカウンターへ。平日のためか、数分並んだだけですぐに終了しました。ハイシーズンや連休の場合は、並ぶことが予想されるので、2~3時間以上前には空港に着いておくと安心です。
帰国便について
バンコク発、成田行きの帰国便は「SL300」と「SL302」が「A330-300」の機材となります。こちらは深夜便となるため、帰国当日はギリギリまで観光を楽しむことができますよ。
・SL302(バンコク22:50発〜成田7:10着)
・SL300(バンコク00:50発〜成田9:10着)
税関から搭乗まで
成田空港では、パスポートを自分で機械にスキャンする「顔認証」だけで税関を通過することができるので、出国のスタンプを押す必要がありません。しかし筆者は、税関でのスタンプ集めが好きなので、職員さんに声をかけて、しっかりとスタンプを押してもらいました!

成田空港第1ターミナル北ウイングの充電ができるシート
第1ターミナルのシックな内装の出発ゲートでは、充電をしながらパソコンを広げて仕事をしたり、優雅にコーヒーを飲んだりして待機しました。ゲート付近にはカフェやレストランだけでなく、飛行機の離発着を眺めながら、足を伸ばして休めるシートなどもあります。エコノミークラスながらも、ラウンジ気分を味わえるような空間となっています。

タイ ライオン エアのボーディングブリッジ
出発時刻の20分前には、機内に乗り込みました。笑顔で迎えてくれるタイ ライオン エアのキャビンアテンダントは、上品で美しく、スマートな印象。成田空港は大雨でしたが、ボーディングブリッジがあるため濡れることはありません。出発の遅れはなく無事に離陸します。
SL301便の座席の広さや快適さ
コンフォートシートとノーマルシート

3-3-3配列の広々とした空間
機内へ入ると、天井が高く圧迫感のない空間が広がっていました。3-3-3の配列です。エコノミークラスには2種類あり、通常の「ライオン ノーマルシート」と、「ライオン コンフォートシート」があります。コンフォートシートは、ノーマルシートよりも少しゆとりがある作りになっています。コンフォートシートは機内前方(画像内の赤色部分)にあり、乗り降りに便利で、シートピッチ(座席と座席の間の幅)もノーマルシートよりも広くなっています。比較的ストレスの少ない空間で、快適です。
エコノミークラスで座席指定をする場合は、事前の予約が必要です。出発の4時間前までに、ウェブかチェックインカウンターにて追加料金で申し込みをします。チェックイン時に変更が可能です。

公式HPより
席指定料金は、プレミアムエコノミー運賃では無料となりますが、エコノミークラスで座席指定をする場合は料金がかかります。「ライオン コンフォートシート」と「ライオン ノーマルシート 」では、それぞれ料金が異なります。コンフォートシートは約2,300円、ノーマルシートは約880円です。※座席指定をしない場合は追加料金はありません。
机を出してみると

折りたたまれたテーブル(広げると倍の幅)
上空で機体が安定しはじめるとともに、前の席の人が無言でシートを全倒ししてきました。前の座席が最大に倒されると、若干の狭さは感じるものの、机を広げて食事をしたりパソコンをするなどの作業には、支障は無いと感じました。写真は、机を半分にした幅でちょうどパスポートサイズ。広げると、倍の幅にになります。
しかし体格が良い方は、少し狭いと感じるかもしれません。その場合はやはりシート幅や、座席感覚が充分に広い「プレミアムエコノミー」をオススメします。
プレミアムエコノミークラスの特徴

プレミアムエコノミークラスの座席

ほぼフラットになるシート
シートピッチ(座席と座席の間の幅)は約152cm、シートの幅も62cmなので、まるでビジネスクラスのような作りなんです。完全フラットではありませんが、下部の写真のように十分にシートを倒して休むこともできます。
・座席指定が無料
・優先チェックインカウンター
・受託手荷物(30kg)個まで無料
・ウェルカムドリンクやおしぼり
・無料の機内食(1回)
・ビジネスクラスのようなゆとりのあるシート
・手元でのリモコンで操作できるタッチスクリーン
・イヤホンやブランケットなどのアメニティ
・優先搭乗、降機
便利なタッチスクリーンモニターの機能

便利なタッチスクリーンモニター
タイ ライオン エアはエコノミークラスであっても、快適なタッチスクリーンを利用できます。映画やテレビだけでなく、20種類のゲームや、123種類の映画などを楽しめます。ハリウッド、ボリウッド、その他アジア圏の映画など、どれを見ようか迷ってしまうほど種類が豊富。テレビ番組も67種類あり、コメディやスポーツ、子供用のアニメなども揃っています。
動作はスムーズで、タイ語か英語を選び使用します。傾きを変えて、前の人がシートを倒しても、スクリーンの下側を手前に引っ張ると約2㎝ほど前に出せるので問題なく視聴できます。
嬉しい機能が他にも!USBポートが1基付いているので、携帯電話やカメラなどの電子機器を充電することができます。充電の速さにストレスはなく、携帯電話などであればフライト中に問題なくフル充電ができます。USBケーブルやイヤホンを忘れてしまっても大丈夫!1つ100バーツ(約300円)で購入できます。万が一、在庫が無い場合もあるかもしれませんので、ご自身でケーブルやイヤホンを持っておきましょう。
モニターでのフライトマップはとても分かりやすく、現在地や残り時間などが明確に分かるので便利です。また、Call Crewボタンというものがあり、手をあげてキャビンアテンダントを呼ぶ必要がありません。押してみると、一瞬で来てくれました。読書灯ボタンもモニターについています。今後、手元のリモコンで操作する旅客機はどんどん減っていきそうですね。
エコノミークラスでも食事が付いてくる

飛行機が離陸して約30分後、機内サービスとして軽食と飲み物が無料で配られます。今回は「サンドイッチ」と「カップに入った水」でした。サンドイッチは冷たく、味は「まあまあ」といったところ。SL301便でこの軽食が配られる時間はお昼頃なので、軽いランチとして嬉しいサービスです。パンの種類や飲み物は、ランダムに変わるそうです。パイやオレンジジュースの時もありますよ。
タイ ライオン エアのスタッフのレベルが高い!

日本語が話せるタイ人のキャビンアテンダント
話し方やサービスのスピード感は、LCCだとは全く感じませんでした。お腹が痛いので通路側に移動できますか?と聞くと「横になって休んでいいですよ」と3席空いているシートを案内してくれたんです。優しい・・・。また、日本語での機内アナウンスもあり、タイの方でしたが非常に聞き取りやすく、英語も分かりやすく、語学に長けているキャビンアテンダントばかりでした。質問をする際は、英語はもちろん簡単な日本語も理解できる方が多いので、安心できます。

レベルが高いタイ ライオン エアのスタッフ
女性のキャビンアテンダントが身にまとっている制服は「ケバヤ」と呼ばれるインドネシアの伝統的な衣装をモチーフにデザインされたものです。タイ ライオン エアのテーマカラーとなる赤色で、優雅なデザインですよね。制服に負けない美しさを兼ね備えるキャビンアテンダントさんも必見!髪型やメイクなど、とても洗練されている印象でした。

SL301/302便の機体の尾翼には、インドネシアの伝統模様「バティック」をモチーフにしたデザインが施されています
・エアコンが良く効いているので、ブランケットや上着が必要
・機内への飲み物、食べ物の持ち込みは基本的に禁止
・エコノミークラスは体格が良い方にとっては若干狭い
・当日の受託手荷物料金は1kgあたり約1,000円となる
バンコク旅行についてはお電話にてお気軽にお問い合わせください
以上、フルキャリアのサービスに引けを取らないLCC「タイ ライオンエア」のエコノミークラスでの体験記をご紹介しました。SL301便は成田発着に限られていますが、タイ ライオンエアのキャビンアテンダントの質はどの便でも変わりなくレベルが高いと感じます。
バンコクへは最低でも6時間はかかるので、できるだけ快適に過ごしたいですよね。ゆったりとした座席を希望する方は、「ライオン コンフォートシート」や「プレミアム エコノミークラス」を選ぶことをオススメします。
タイへ行くなら、フルキャリアの料金よりも格段と安く、質の良いサービスを受けられる「タイライオンエア」で、お得に快適に旅をしましょう!
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