
日本の入国制限緩和最新情報・ワクチン接種完了でPCR検査不要!2月12日最新情報
日本の水際対策は2月12日現在海外旅行が簡単にできるレベルです。3回以上のワクチン接種を終えていれば、帰国前のPCR検査と陰性の検査証明書取得義務が免除されます。また、渡航制限が全世界一律レベル1となったため、日本の入国後はワクチン接種の有無に関係なく、自宅などで行われていた自主待機などの行動制限はありません。海外旅行は可能です。 さあ、皆さん!2023年は海外旅行再開させましょう。
2月12日現在の日本の水際対策
2023年2月12日現在の日本の水際対策の最新情報をお届けします。
日本の渡航制限が全世界レベル1に
日本政府は2022年10月19日に新型コロナウィルス感染症拡大による海外渡航制限情報を引き下げ、全世界一律「レベル1」としました。
そのためどこの国へ行く場合も感染に対して「十分注意しましょう」と呼びかけるだけで、特に理由もなく海外へ渡航することが可能です。
渡航制限があると、海外旅行ができないのではないかと思っている人も多いのですが、「海外渡航制限レベル1」というのはコロナ禍前にもよく見かけました。
例えば火山の噴火や大規模デモなど、その国自体に行けないことはないものの、一部エリアで充分に注意しましょうというもので、渡航自体は制限されていにのです。
このことで何が起きたのかというと、渡航制限が「注意」だけとなったため、日本入国時の行動制限がなくなりました。それまでは日本は3色に色分けして感染危険度の高・低で行動制限を決めていました。
そして、コロナ禍以前同様に全世界一律で日本から海外への旅行が可能となり、激安ツアーや弾丸ツアーなど、コロナ禍前は当たり前だった価格帯の安い個人ツアーがどんどん催行されるようになり、海外旅行好きには嬉しい状況に。
3回目のワクチン接種完了で帰国前PCR検査と陰性証明書提示が免除!
2023年2月12日現在、入国時に必要とされている日本帰国72時間前の新型コロナウィルス検査と、陰性証明の提示は、3回以上のワクチン接種完了を条件に免除されています。
ワクチン接種完了は3回目または4回目以上のブースター接種種を完了していることが条件。首相官邸の公式サイトによれば、3回以上の接種を完了している人は2023年2月12日現在、総人口の約68.2%。
日本在住者の半数以上が、日本帰国時の新型コロナウィルス検査と陰性証明提示の義務を免除されていることになります。
ワクチン未接種・未完了者が帰国する場合
3回以上の接種が進んでいるのは、ご年配の層が多いので「えー?じゃあワクチン未接種・未完了の場合はどうなるの」という若い世代の方も多いことでしょう。
ワクチン3回未満・未接種の場合はこれまで通り日本帰国時72時間以内の検査と陰性証明の提示は必要。後述しますが、日本入国のために日本政府が推奨しているファストトラックの登録や申請の際、Visit Japan WebというWebサービス上で陰性の検査証明書を登録することになります。また、登録しない場合も日本帰国のためのチェックインカウンターで提示が必要です。
ただ、日本政府必要とする項目の内容の陰性検査証明書を発行してくれる検査機関は、ヨーロッパを中心に入国制限撤廃と共に減少傾向。国によっては検査機関を探すことが大変な場合もあり、料金もお高めです。
海外旅行をする場合はその分の費用が掛かることは、覚悟のうえで出かけましょう。
もう一つ、困ったことが。ワクチン未完了・未接種の場合、渡航先で陰性・陽性が判明します。万が一陽性の場合、日本帰国が大幅に遅れることを覚悟しなければなりません。
何と言っても新型コロナウィルスは一度陽性が出てしまうと陰性が出るまでに時間がかかります。治療費だけではなく延泊の宿泊費、代わりの航空機手配料金も網羅している旅行傷害保険などに加入し、英文の加入証明を準備して旅立つことを強くおすすめします。

5月8日から新型コロナウィルスが5類。水際対策解除の可能性も
既に皆さんもご存知の通り、2023年5月8日から新型コロナウィルスは季節性インフルエンザと同等の扱いである5類に変更されます。
また、マスクに関しても2023年3月13日から屋内・屋外を問わず個人の判断に着脱を委ねられるという「コロナ禍」の終焉を迎えようとしています。
そうなると気になるのは、入国制限などの水際対策です。現在政府は、新型コロナウイルス感染症の分類を水際対策はどのようにするかという検討に入ったばかり。
自民党内の会議では、5類感染症に新型コロナウィルスが位置付けられると、検疫法上の検疫感染症からも外れることで、5月8日以後は検疫法に基づく強制力を持った対応ができなくなるという説明があったとのこと。
ただし、今後コロナウイルスの変異等で状況が大きく変わった場合には、準用感染症に指定することで対応していくとの方針が示されているようです。
まだまだ政府内で検討されていくことではありますが、5類に移るということは、海外で入国制限を解除している国々の基準に近付くことになり、海外旅行にまだ高いハードルのあるワクチン接種3回以下の方には良い知らせが舞い込む可能性もあります。

3回未満接種・未接種者に朗報が舞い込む可能性も
コロナ5類移行で5月以降の海外旅行予約が凄いことに
そうなんです!このまま新型コロナウィルスが変異して面倒なことにならない限り、2023年は海外旅行に関してはもう希望しかない1年。
新型コロナウィルス五類移行のニュースを聞いてからと言うもの各旅行会社には問い合わせや予約が殺到しているのだそう。
だって、2023年のゴールデンウィーク 最大9連休ですよ!
GW旅行計画は「早め」がポイント!もちろんまだ予約できるツアーもあるので、今のうちに予約を済ませておくことを強くおすすめします。水際対策について正式に緩和や解除ということが決定した場合、海外旅行バブルとも言える大混雑が予想されます。
とはいえ見渡したところ、コロナ禍のツアーということと、燃油サーチャージの高騰で、海外ツアーの高いこと高いこと。
筆者は小市民でやっと暮らしていけている身。このニュースが飛び込んでから毎日のようにコロナ禍前のような料金で飛び立てる海外ツアーを探していましたが、見つけました!トラベルスタンダードジャパンのツアーです。
お好きな国のツアーを早速チェックしてみて!
ねらい目は、この時期でもまだ日本の方が物価が高く、海外でお得度を感じられる国や、入国制限を完全解除し、旅行の準備が日本帰国時に必要な物を揃えればいいだけの国。渡航の際はコロナ禍以前と同じなので、日本帰国時のファストトラックだけ気にしていれば大丈夫。
そうすることで、ワクチン3回以上接種を済ませている方は。ほぼコロナ禍以前の旅行が可能!
日本入国時に必要!日本政府が推奨するファストトラックとは?
ファストトラックとは、日本入国6時間前に、Visit Japan Web上で検疫・入国のための申請や登録を行うことで、QRコードを発行。
実際の入国時は検疫に問題なく、入国の許可が取れていることを示すQRコードや、税関への申請ありなしを示すQRコードを要所で見せるだけで、スムーズに手続きが終わり、空港到着から空港の外に出るまでの行程をスムーズに行うもの。
Visit Japan Web入力方法
用意するもの
・インターネットにアクセスできるPC・タブレット・スマホなど
・パスポート
・ワクチン接種証明書(日本政府公認もの)
・検査証明書(出国前72時間以内のもの)※ワクチン未接種・未完了者のみ

厚生労働省公式サイトより
入力手順
①まずはデジタル庁のVisit Japan Webにアクセス⇒Visit Japan Web新規アカウント作成、またはログイン画面🔽

Visit Japan Webログイン画面
②「Visit Japan Web」の画面で「検疫手続(ファストトラック)」をクリック
③画面の指示に従ってパスポートを撮影してアップロード。
④質問票WEBの入力
※フライト情報など詳しい情報入力が必要。便名などを聞かれるためチケット準備をお忘れなく
⑤ワクチンの接種状況に応じて以下を登録
・3回以上のワクチン接種を終えている
ワクチン接種証明書
・ワクチン未接種・未完了(3回未満)
出国前72時間以内のPCR検査証明書を登録
日本の空港に到着後は各要所でQRコードを提示しながら進んでいくことになります。
・接種証明書
・または陰性証明書の提示
・日本入国審査時、事前登録した内容をQRコードで提示
・税関申告時、事前登録した内容をQRコードで提示

デジタル庁Visit Japan Webより
Visit Japan Webのすごいところ
以前コロナ禍に海外旅行をしたことがある方は、「My SOS」というアプリで検疫・入国の申請を済ませたと思います。
日本の入国者上限撤廃のための入国効率化のために搭乗したVisit Japan Web。
ユーザーにとって「My SOS」より遥かに使いやすくなったポイントが2つあります!
①海外旅行前に入力できる
最長2週間前から入力できるVisit Japan Web。といことはそれ以内の旅行であれば日本出発前に入力も可能だということ。
ただし!ワクチン未接種・未完了者は帰国前72時間前の陰性証明書が必要なので、やはり渡航先での入力が必要。
②同行の家族分が1アカウントで申請できる
これはではひとり一人に必要だったファストトラックのための申請。Visit Japan Webは一つのアカウントで旅行に同行する家族全員分の登録が可能。
これが入国も検疫もこれまで以上にスムーズにできる秘密です。
ワクチン3回未満の未完了の方と未接種者の陰性証明書取得方法
ワクチン接種3回未満(2回目・1回目)場合と、未接種の場合は、残念ですが海外旅行はしばらく入国前検査と陰性証明書が必要ですので、しっかりと把握しておきましょう。
どんなものかというと、大変面倒です。泣きそうです。
渡航国の出国前72時間以内に新型コロナウィルス検査を行い、陰性の検査証明書をもらい、帰国時のチェックイン時と、検疫所へ提示する必要があります。
「なんだ簡単じゃない」と思うことなかれ。
陰性の検査証明書に厚生労働省が認める項目は書いていなければ帰国を認められません。そのため、厚生労働省公認の書式フォーマットを使った方が無難です。
検査内容
◎核酸増幅検査
・real time RT-PCR法
real time reverse transcription PCR
・LAMP法
Loop-mediated Isothermal Amplification
・TMA法
Transcription Mediated Amplification
・TRC法
Transcription Reverse-transcription
Concerted reaction
・Smart Amp法
Smart Amplification process
・NEAR法
Nicking Enzyme Amplification Reaction
◎その他
・次世代シーケンス法
Next Generation Sequence
・抗原定量検査
Quantitative Antigen Test※(CLEIA/ECLEIA)
※ 抗原定性検査ではない
厚生労働省指定の検査フォーマット使用
帰国時提出の陰性証明書のダウンロードはこちら⇒厚生労働省公式サイト
この証明書に有効な検体、検査方法等が記載された検査証明書のみ有効となるため、行く国の検査体制によっては、認められない場合も。
ただし、医療機関・医師名と印影については、必ずしも取得できない事情があるため検疫官の判断により、有効な証明とみなすことがあります。
また、渡航先で所定のフォーマットによる検査証明書を取得できない等の特別な事情がある場合には、渡航先にある日本国大使館や総領事館に渡航中に必ず相談してください。繰り返しますが特別な事情がなければ、例外は認められないのでご注意を。

出典:厚生労働省公式サイト
陰性証明書が提出できなければ入国拒否!
さて、この面倒な「有効な検査証明書」を提出できない場合、どうなってしまうのでしょうか。これだけ入国制限が緩和されたから、日本の空港に到着すれば何とか入国させてもらえる、なんて考えている人も多いでしょう。日本側は日本国籍者の帰国は拒否していないのですから。
甘い!
2023年2月12日現在も、ワクチン証明書が提示できない場合は日本政府が指定する有効な陰性証明書を搭乗する際のチェックインで提示できなければ、検疫法に基づき、日本への上陸が認められません。
入国制限が海外旅行ができる並みに緩和された今現在も、しっかりと厚生労働省のホームページには「上陸は認められない」という掲載が続いていますので気を付けてくださいね。
また、大部分の航空会社では帰国のための搭乗便のチェックイン時に、陰性証明書を提示するよう求めています。Visit Japan Webの画面を見せれば搭乗手続きが完了する航空会社もありますが、陰性証明書を別に提示するよう指示して来る航空会社もあります。
検査機関から送られてきた陰性証明をプリントアウトし、どちらも提示できるようにしておきましょう。

ワクチン未接種・未完了の場合、サーチの時点で挫ける
海外ツアー再開!旅行会社の安心ツアーから海外旅行を始めよう
2023年2月12日現在、ワクチン接種証明書と陰性証明書があれば、大部分の国に行けます。特にEU諸国は入国制限を完全に解除。
アジアもタイ、カンボジアが入国制限を完全に解除し、ベトナム、マレーシアもほぼ解除に近い状態。シンガポールへも簡単に入国できるようになりました。
ただしグアムやハワイを含むアメリカ合衆国は基本的にワクチン未接種者の旅行での入国は認めていません。ただ、入国のためのワクチン接種条件は2回目からなので、日本から入国できる人はかなり多いはず。
もう、海外旅行を諦める時代は終わりました。まだちょっと不安な人は個人旅行ではなくツアーを予約してはいかが?それが冒頭で紹介したトラベルスタンダードジャパンです。

ここなら安心して相談できる・・・(´;ω;`)
入国制限緩和中の人気国の状況
2023年2月12日現在、入国制限を緩和または解除する国が相次いでいます。旅行で人気のあの国の入国制限緩和や観光客受け入れに積極的な国や地域の情報を見てみましょう。帰国前のPCR検査など一旅行者としては厳しいことも、旅行会社の一部サポートを受ければ、簡単に旅行ができる場合もあるので、相談してみましょう!
アメリカ合衆国(ハワイ含む)
ハワイの入国に必要なワクチン接種証明は2回目の接種が完了し、14日以上が経過していることが必須。
3回目接種はハワイだけではなくアメリカ全土の入国においては、求められていません。
ただし1回しかワクチン接種を済ませていない場合や、未接種者は旅行での入国ができないので、もう少し待ちましょう。
詳細は以下の記事を合わせて確認すること!

タイ
タイは入国制限を完全に撤廃。コロナ禍同様の入国が可能です!詳細は以下の記事にまとめました。要チェックです!

プーケットの3つのビーチが見渡せるビューポイント
バリ島(インドネシア)
バリ島への渡航は、2回以上ワクチンを接種をしていない場合は、入国ができません。査証免除はまだ復活しておらずアライバルビザが必要です。
詳しくは以下の記事をチェック!

フィリピン
フィリピンは入国制限をほぼ撤廃しています。
・ワクチン接種完了者(フィリピンの入国完了条件は2回)は有効なワクチン接種証明書の取得・提示が必要。
・未接種者でも出発24時間以内または到着時の抗原検査を受ければ入国を認めています。

フィリピン セブ島の美しい海