
ポルトガル旅行いつから行ける?入国制限完全解除済みのポルトガル入国方法※6月24日更新
ポルトガル旅行はもうできる?ポルトガルは入国制限を完全に解除!コロナ禍以降の最新ポルトガル入国情報を解説します。6月24日現在、日本の水際対策も終了しており、海外旅行がとても簡単になりました。日本入国はワクチン接種証明や陰性証明は不要。コロナ禍前と同じ入国が可能です。また日本国籍者の帰国はコロナ禍前よりスムーズになりました。ポルトガル入国から出国、日本帰国まで詳しく解説します。またポルトガルは治安も良くインフレが激しいヨーロッパの中では、まだましな方。ポルトガル旅行を再開させましょう。
ポルトガルは入国制限解除済み
ポルトガルは他のEU諸国同様、新型コロナウィルス感染症のための入国制限はすべて解除しています。
ポルトガルの首都リスボンや古都ポルトはフランス人に「昔のパリがそのまま残っている」と言わしめるほど、ヨーロッパの古い町並みがそのまま残ります。数百年前の歴史的価値の高い建物がそのまま住居やレストランとして使われていたり、昔のままの加工されていない石畳の道が当たり前に人々の歩く道だったり・・・ノスタルジックな気分にさせてくれます。
実は「治安のよい国世界ランキング」で3位に輝いたこともあるポルトガル。EU諸国の中ではまだ物価も安く、現在インフレの影響で未だに物価が高いヨーロッパではありますが、フランス、イタリアなどに比較すると、ポルトガルはまだましだといえるでしょう。というのもコロナ禍前はポルトガルはEUの中でも飛びぬけて物価の安い国でもありました。
日本とのつながりも深く歴史的にも長く、カステラ・テンプラ・コンペイトウなど、日本に馴染みの深い食文化が、実はポルトガルからもたらされています。筆者も訪れた際、日本との関係を再認識し、とても感動しました。
新型コロナウィルス感染拡大直前まで、ポルトガルは日本からの旅行者が急増している最中でした。だからこそ、日本の入国制限解除や、ポルトガルの入国制限解除を待ちわびていたリピーターや、ずっと行きたかったという旅行者の皆さんも多いはずです。
2023年6月24日現在の最新ポルトガル入国情報をお伝えします。また、入国はできても帰国ができなければ旅行にならん!という皆さん。大丈夫です。日本の最新入国情報もお知らせします。

ノスタルジックでおしゃれな首都リスボン
日本の入国制限も解除!海外旅行はコロナ禍前と同様にできる!
EU諸国と比較すると、日本の入国制限解除は2023年4月29日と大変おそかったものの、新型コロナウィルス感染症の季節性インフルエンザと同じ5類への移行より少し前に前倒しし、ゴールデンウィークの空港混雑対策を行いました。かなり慌ただしい入国制限解除だったので「準備する前に言ってよー!」なんて人も多かったことでしょう。
入国制限解除後は何がどう変わったのでしょうか?コロナ禍前と同じ海外旅行ができるとはいえ、このコロナ禍に生まれた新しいシステムがあったり、入国自体がスムーズになっています。特に目立つトピックスをお知らせします。
ワクチン接種証明・陰性証明は不要
日本に入国する全ての人が4月29日から「3回以上のワクチン接種完了を証明する証明書」「出発72時間前に取得したPCR検査陰性証明書」のいずれの提示も不要となりました。
マイナンバーカードをお持ちの場合は、アプリで簡単にワクチン接種証明は発行してもらえたものの、ワクチン接種3回未満の未完了の方、そして未接種の方も、これで検査を受けずに日本に帰国できます。
また、例え簡単に行けても「制限がある間は嫌だなー」なんて思っていた人も多かったのではないでしょうか。これで安心して何の証明書も持たずポルトガル旅行ができ、日本への入国ができるようになりました。
感染症ゲノムサーベイランス始まる
入国制限が解除されたのはあくまでも新型コロナウィルス感染症の水際対策が不要となったから。
今は新たな感染症の流入を監視する「感染症ゲノムサーベイランス」が行われています。
筆者は海外に出かけ、日本に帰国したのですが、この「感染症ゲノムサーベイランス」が気になってしまい、きょろきょろしていたのですが、その大袈裟な名前と相反し、サーモカメラの前を通るだけでした。
もちろん発熱など症状がある場合は、任意で検査を受ける場合もあります。
Visit Japan Webは税関申請のために継続
日本の入国制限解除前に海外旅行をしたことがある人なら「Visit Japan Webは登録しなくていいの?」と思う人も多いことでしょう。初めて知ったという人のためにお教えしておくと「Visit Japan Web」は、もともとコロナ禍は入国より前に日本での検疫が終わらせられることで、混雑を防ぎ、感染防止をしつつ入国者を受け入れてきたものです。しかし検疫の必要がなくなったため、入国制限解除以降、運営をどうするのか?ということに注目が集まっていました。
結論を言いますと、2023年6月24日現在「Visit Japan Web」を登録しなくても海外旅行はできる上に、日本帰国も簡単です。主に訪日外国人観光客向けのツールとして残っていると思って良いでしょう。日本のパスポートを持っている日本国籍者や、日本居住の外国籍の方(日本に帰国する場合)は、税関申請のみしか使う部分がありません。
しかし、日本は現在円安な上に、入国制限を解除したレアな国。訪日外国人観光客がどっと増えています。税関の有人カウンターは、シーズンによっては長蛇の列。さらに夏休みや年末年始、ゴールデンウィークは笑い事ではない長蛇の列になります。
しかし「Visit Japan Web」に登録し、QRコードを取得。そのQRコードを税関申告のためのマシンにパスポートとともに読み込ませれば、自動ゲートから外に出られます。登録さえすれば有人の税関カウンターに並ぶ必要がなくなるのです。特に帰りの足が終電など公共交通機関がなくなりそうな時間だよ、なんて言う人は、登録しておいた方が無難です。

ポルトガルは世界遺産がいっぱい!
気になるポルトガル最新入国方法
ポルトガルはもう約1年前に入国制限済みです。新型コロナウィルス以前の状態に戻っているということ。
もちろん陰性の検査証明やワクチン接種証明が不要なだけではなく、これまで多くの国で必要とされていた入国申請なども必要ありません。
しかし、海外旅行が困難になってから久しぶりに海外旅行をするという場合、基本情報を忘れている場合もあるでしょう。と、パスポートの有効期限か切れていたのに、航空券を取った筆者が何かほざいておりますが、しっかりおさらいしておきましょう。

いつでもおいで!ポルトガル
ポルトガル入国にビザ申請は必要?
観光によるポルトガル渡航の場合、90日以内であれば、ビザは不要です。
これは、シェンゲン協定を結んでいるヨーロッパの国は同じ。
パスポートの残存期間
ポルトガル出国時に3か月以上の有効残存期間が必要。また、査証欄空白ページ(2ページ以上)も必要です。

パスポートの期限次第では、全てが終わってしまうことも
航空券を取る
日本からはポルトガル直行便が就航していません。
もちろん、ポルトガルには国際空港が首都リスボン、そして古都ポルトにもあります。
ヨーロッパの主要空港を経由しポルトガルへ渡航するか、中東経由で渡航するかがポピュラー。
お得に飛びたいのであれば断然中東経由。
・お得な上に経由地トルコで観光する?ターキッシュ航空
・お得な上に、乗り継ぎのドバイでプチバカンスする行程もなかなか良いエミレーツ航空
・安さ際立つエディハド航空
などなど、なかなか個性派ぞろいでヨーロッパ旅行好きの間では、中東経由でのヨーロッパ旅行はむしろあたりまえなんですよ!
特にヨーロッパ路線は搭乗する時間が長いので、少しでも快適に過ごしたいなんて言う人も多いかと思います。エミレーツ航空ビジネスクラス利用のツアーはレガシーキャリアではありえないお得さなので、海外旅行再開ということで少し贅沢してもいいかもしれません。
色々リサーチしてみたところ旅行会社「トラベル・スタンダード・ジャパン」のツアーが安い!ちなみにエミレーツ航空のビジネスクラスのラウンジではモエシャンドン飲み放題なので、乗り継ぎ便に乗り遅れないようにしてくださいね(笑)!
ワクチン接種証明書の準備は不要
ポルトガル入国時にはワクチン接種証明も陰性の検査証明書も不要です。そして日本帰国時にもワクチン接種証明及び陰性証明は不要となっています。
ポルトガル↔日本の旅行はもう新型コロナウィルス関連で必要な証明を提示する義務はありません。
チェックインはパスポートと航空券の提示のみ
日本の空港で行うポルトガル行きのチェックインカウンターでも、ポルトガルのイミグレーションでも、必要なのはパスポートと航空券の提示のみ。
海外旅行傷害保険には加入をおすすめ!
新型コロナウィルス感染症はポルトガルでも日本でも特別な感染症からひと段階落ち、感染したからと言って隔離義務などはありません。また日本への帰国へも陰性・陽性関係なく可能です。
ただ、新型コロナウィルス感染症は例え軽症の多いオミクロン株以降のものであれ、40℃の熱が出る場合もあります(これは20代の人でもあります)。
大人になってからの40℃の熱は、通常耐えられないものです。入院となった場合のために、やはり保険は役に立ちます。いずれにしても加入をおすすめします。
またロストバゲージや不慮の事故、盗難、予定の飛行機に乗れない場合など様々な旅のアクシデントに対応しているので、入っておいた方が断然安心です。
カード付帯の保険もかなりの物を網羅しています。ついでに新型コロナウィルス感染症なども補填できるのか、カード会社に問い合わせをしてから出かけると良いでしょう。

万が一、事故に遭った時も補填してもらえる海外傷害保険に加入しよう
日本帰国の準備と日本帰国
楽しいポルトガル旅行も終了!さて、日本帰国の準備を始めましょう。日本帰国の準備は推奨されているものしかなく、最悪何の帰国準備もしていなくても、入国は可能です。税関申請のみが空港の外に出られる条件になりますので、しっかり対応しておきましょう。
Visit Japan Web登録方法(推奨)
帰国前の準備はほぼコロナ禍前と同様になりましたが、日本政府は税関申告を「Visit Japan Web」で行うことを推奨しています。翌年の年末まで入力できるということもあり、何なら日本発の飛行機の待ち時間などに入力しておいても良いのです。
スマートフォンがない、入力し忘れた、という場合は、入力しなくても日本帰国は可能です。ただ登録を終えている方よりは有人の税関申告カウンターに並ぶ必要がありので、日本の空港を出て帰路につくまで少し時間がかかります。終電で帰ろうとしている方などは登録しておくに越したことはありません。

意外と簡単!
Visit Japan Web登録方法
用意するもの
・パスポート
・航空券
・WI‐FI接続可能なスマートフォンなど
①「Visit Japan Web」でアカウントを作成
アカウントの作成はこちらから⇒「Visit Japan Web」
筆者が登録してみたところ、一番面倒くさかったのが実はここのアカウント作成でした。
10文字の暗証番号は大文字小文字、数字、記号をいれなければならず、OKがなかなか出ません!
最終的に自動生成して、Googleに保存するというGoogleの指示にしたがいました。
初めての人は「新規アカウント作成」から入るようにしましょう。

まずはアカウントを作るところから
②利用者情報の登録
・画面の指示に従ってパスポートを撮影してアップロード。
こちらはアカウント作成時のみ登録すればOK!
③帰国便など質問に対する入力
※フライト情報などを必要。便名が必要なのでチケット準備をお忘れなく
④必要な手続きの情報登録
※現在日本国籍者の場合は、税関申請の登録のみ。税関をクリックして、日本に持ち帰る荷物の情報、別そうで送るものについて「はい」「いいえ」で答えていきます。
⑤④が終わったら、必要な手続き項目下にある「QRコードを取得」をプッシュし、QRコードを取得
※日本入国者は税関のみのQRコードを取得。
「Visit Japan Web」は翌年の年末まで登録可能。
直前に登録をしなくても良いため、日本出発時に入力を済ませることも可能。渡航後の入力が面倒であれば日本で入力して飛び立ちましょう。
以下はデジタル庁の公式サイトの図を引用していますが、入国審査のQRコードは日本国籍のパスポートを持っている場合は提示する必要はありません。

デジタル庁公式サイトより
日本の空港に到着後では各要所でQRコードを提示しながら進んでいくことになりますが、2023年6月24日現在は、日本では税関審査迄不要。
日本国籍者の入国は2023年6月24日現在、自動ゲートにパスポートを読ませ、カメラで顔を確認するだけで、有人カウンターに並ぶ必要は一切ありません。コロナ禍中の空港整備でとても便利になっていたのです。
後はバゲージテーブルで荷物を受け取りますが、荷物が出てくる前にVisit Japan Webの税関からQRコードを取得し、QR読み込み機でパスポートとQRコードを読み込ませます。
羽田空港国際線ターミナルはバゲージテーブルのすぐ近くに読み込み機があり、係員の方が説明してくれるのでとてもわかりやすかったですよ。
荷物を受け取った後は、自動ゲートへ。
デジタル庁の公式サイトには「Visit Japan Web」のマニュアルが掲載されてます。
Visit Japan Webの入力説明はこちら⇒Visit Japan Web 操作説明書
Visit Japan Webを登録しない場合
コロナ禍の日本帰国はVisit Japan Webは強い推奨の元、登録していないと空港での審査が長くかかるということがありましたが、実のところVisit Japan Webはもう入力しなくても日本帰国は可能な上に、コロナ禍以前と同じ入国が可能となります。
Visit Japan Webを入力した方がスムーズに空港の外に出れるものの、オフシーズンやすいている時間帯であれば、そこまで入力した、しないに差はないのですが、日本人が海外旅行に出かけられるシーズンは割と限られてきてしまうもの。 もしゴールデンウィークや、夏休み、年末年始に旅行する人はやはり入力しておいた方が時間短縮になります。
その場合は日本帰国の機内で配布される税関申告書を必ず記入する事。機内でもらい忘れた場合は、手荷物受取所にカウンターがあり記入できます。記入したら有人カウンターに並びましょう。
ポルトガル旅行に飛び立とう!
日本の入国制限が解除された今、ポルトガルを始め入国制限が解除されている国への旅行はとっても簡単になりました。
2023年の夏休み、年末年始と海外旅行の予約がコロナ禍以降、久々に爆発的に増えています。遅くなると出遅れてしまうので、今から年末年始の旅行予約をするもよし、夏休みの旅行が間に合うようなら相談にのってもらいましょう。
先ほど紹介したEU諸国への渡航がお得な上に非常にサービス評価が高い中東系のエアラインとのコネクションが強い旅行会社「トラベル・スタンダード・ジャパン」は非常に安心。オンライン旅行予約サイトと異なり担当者がきちんと対応してくれるので、とても安心です。それなのに、この値段ですよ!
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