満足度大！ビジネスクラスで行くハワイ
ハワイ旅行は様々なアクティビティや観光スポットがあって多くの人に人気ですが、日本から行く場合は片道8時間前後かかるため、移動で疲れてしまいがちです。そんな時は、様々な特典があるビジネスクラスの飛行機での移動はいかがでしょうか。こちらでは、各航空会社のビジネスクラスのサービスがどのようなものなのかを見ていきます。
航空会社別ビジネスクラスの特徴は？ワンランク上のハワイ旅行
日本からオアフ島のホノルル空港までは、乗継便のアクセスが悪いので直行便で行くのがおすすめです。偏西風によって往路と復路に時間差が生じますし、季節によっても所要時間は異なりますが、片道だいたい7時間30分～9時間弱かかります。移動にかかる時間としては長い部類に入りますので、少しでも飛行機で過ごす時間を快適に過ごしたいなら、多少費用は高くなりますがビジネスクラスの利用がおすすめです。
サービス内容で航空会社を選ぶ
日本からホノルルまでの直行便は複数の航空会社が運航しています。航空会社によって国内のどこの空港を利用するのか、ビジネスクラスでどのようなサービスがあるかなどの違いが見られますので、いくつか航空会社の選択肢がある場合には、自分に合ったところを探すのが良いでしょう。
ビジネスクラス専用チェックインカウンター（※写真はイメージです）機内食（※写真はイメージです）機内エンターテイメント（※写真はイメージです）日本航空（JAL)
日本の航空会社は元々サービスが充実していると言われますが、ビジネスクラスになるとさらに様々な特典がついてくるので快適です。JALの成田発着のホノルル便では、空間を有効活用できるJAL SKY SUITE 3のシートが利用できます。ベッドポジションでも広々とした座席は一人用と二人用になっており、プライバシーを確保してゆったり過ごせます。ノイズキャンセリングヘッドホンが標準装備されており、大きめのモニターで映画やビデオ、オーディオ、ゲームなどを臨場感のある音質で楽しめるシートです。アライアンスはワンワールドで、ビジネスクラスの特典として自由なタイミングでレストランのシェフが手掛けた機内食を食べることができ、厳選したワインや日本酒のサービスも利用可能です。歯磨きセット、モイスチャーマスク、耳栓、アイマスクなどのアメニティが配布されるほか、ワンワールド加盟航空会社のラウンジの利用、手荷物宅配サービス、専用のチェックインカウンターの利用、ファーストクラスに続く手荷物の迅速な引き渡しなどのサービスを受けることができます。
＜その他サービス＞
・カーディガン貸し出しサービス：日本が世界に誇るデザインオフィス「nendo」とのコラボレーションデザイン。保温効果の高い「カーディガン」が用意されています。
・新聞、雑誌、機内誌：新聞、雑誌、機内誌、機内ショッピング通信販売誌、機内エンターテインメント情報誌、外国語新聞、外国語雑誌が用意されています。
・JALオリジナルの香り：お食事前のおしぼりにJALオリジナルの香りを施し、提供しています。
＜ラウンジ＞
・成田空港国際線：JAL SAKURA Lounge
https://www.jal.co.jp/inter/service/lounge/nrt/sakura/#top
・羽田空港国際線：JAL SAKURA Lounge
https://www.jal.co.jp/inter/service/lounge/hnd/sakura/
・関西国際空港：Sakura Lounge
https://www.jal.co.jp/inter/service/lounge/kix/sakura/
・中部国際空港：Sakura Lounge
https://www.jal.co.jp/inter/service/lounge/ngo/sakura/
日本航空（JAL）URL：https://www.jal.co.jp/jp/ja/
全日空（ANA)
足を伸ばしてゆっくり休める全席通路側スタイルのフルフラットシートが採用されており、ハワイまでのフライト中、のんびりくつろげる環境です。大型のモニターでは国内だけでなく日本では公開されていない海外の映画やオーディオ、ゲーム、衛星テレビ、eライブラリなどを利用できるほか、有料でEメールやSNSを利用できるWi-Fiサービスもあります。機内食はシェフが手掛けたこだわりの和洋食から選ぶことができ、ワインや日本酒などのサービスも受けられます。また、アメニティとして歯ブラシセットやマウスリフレッシュ、アイマスク、イヤープラグ、クリーム、マスク、くしなどのリラックスや就寝に役立つセットが配られるほか、寝具や寝間着、カーディガン、スリッパなどのレンタルも可能です。空港ではスターアライアンス加盟航空会社のラウンジを利用できるほか、ビジネスクラス専用のチェックインカウンターでのスピーディーな手続き、優先的な乗降や手荷物の受け取りといったサービスがあります。
＜その他サービス＞
・スリッパ、靴べら
・ANAオリジナル アロマカード
・絵葉書等
・足ふみローラー
＜ラウンジ＞
羽田空港第3ターミナル：ANA SUITE LOUNGE/ANA LOUNGE
成田空港第5サテライト：ANA SUITE LOUNGE/ANA LOUNGE
https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/international/inflight/guide/lounge/promotions/
全日空（ANA)URL：https://www.ana.co.jp/
大韓航空
成田発着の大韓航空では180度リクライニングができるプレステージスイートシートを採用しています。周辺に仕切りがあるのでプライバシーを確保することができ、通路に面しているので移動も簡単です。液晶モニターは17インチあり、映画や音楽を臨場感のある画面で楽しめるサイズです。機内食は冷麺やビビンバ、ケジャンなどの良く知られている韓国料理を幅広い種類取り揃えており、さらにドリンクとしてシャンパンやプレミアムワインも提供されます。フランスのラグジュアリーブランドの化粧品や歯ブラシ、アイマスクなどをセットにしたトラベルポーチがつくなど、アメニティも充実。アライアンスは最もシェアが大きいといわれているスカイチームで、成田空港ではKALラウンジまたはスカイチームラウンジ内で軽食やドリンクの提供を受けられます。ビジネスクラス専用のチェックインや優先搭乗、手荷物の受け取りなどのサービスも利用可能です。
＜ラウンジ＞
・仁川空港：KALラウンジ
・成田空港：KALラウンジ
大韓航空URL：https://www.koreanair.com/jp/ja
ハワイアン航空
飛行機の中で既にハワイらしさを満喫できるハワイアン航空のプレミアムキャビンは、天然素材を使って自然を意識した内装になっており、機内での時間を心地よいものにしてくれます。フルフラットシートはシートピッチが広く、一人旅でも二人以上の旅行でもプライバシーを確保できるスクリーンがついているので快適です。映画や音楽は角度調整が可能な大型タブレットを使うため、シートの形状に関係なく見やすいです。アライアンスには加盟していませんが、ANAマイレージと提携しているほか、ホノルル空港ではプルメリアラウンジ、成田及び羽田空港ではJAL桜ラウンジ、大阪空港ではANAラウンジ、札幌空港ではロイヤルラウンジがそれぞれ利用できるようになっています。機内食はハワイのトップシェフによるハワイらしさを感じさせるワールドクラスの料理に加え、ワインやビール、カクテルなどの豊富なドリンクも楽しめます。アメニティはハワイのデザイナーが手掛けた靴下や耳栓、リップクリーム及びハンドクリーム、くし、ボールペン、歯ブラシセット、化粧水などがポーチに入ったオリジナルセットです。
＜ラウンジ＞
ホノルル国際空港：プルメリア ラウンジ (The Plumeria Lounge)
ハワイアン航空URL：https://www.hawaiianairlines.co.jp/
デルタ航空
デルタ航空のビジネスクラス用シートは幅広いピッチで180度フルフラットになるデルタワンを採用しており、就寝中も寛いで過ごせます。大きめの荷物も置ける空間があり、タッチスクリーンで映画や番組、音楽、ゲームなどを楽しめます。就寝時にはウェスティンホテルの大きめサイズで作られた機内用寝具があるので、寝つきが悪い人でも安心です。機内食は本格的な和食・洋食から選ぶことができ、ワインや淹れたてのコーヒーなどが提供されます。さらに、Kiehl’sのスキンケアを含むTUMIアメニティキットも配られます。アライアンスはスカイチームで、関西空港では飛鳥ラウンジ、ホノルル空港ではデルタスカイクラブが利用可能です。
＜ラウンジ＞
・羽田空港：デルタ・スカイラウンジ
・関西国際空港：飛鳥ラウンジ
・中部国際空港：セントレアグローバルラウンジ
・福岡空港：ラウンジ福岡
デルタ航空URL：https://ja.delta.com/
ユナイテッド航空
フルフラットのシートでしっかり休めるフラットベッドシートを搭載しており、消灯後もシート調整がしやすいようにコントロールパネルは発光シートがついています。就寝時には枕と上掛けを使うことができるため、疲れを残すこともありません。15.4インチの大型モニターで150時間以上のオンデマンドから好みのエンターテイメントが楽しめます。ウェルカムドリンクが提供されるほか、機内食は和食も選択可能ですし、前菜、サラダ、選択式のメイン料理のコースにビールやワイン、カクテルなどの食後酒やデザートがつきます。また、靴下や歯ブラシセット、ペン、アイマスクなどがポーチに収納されたアメニティキットも充実の内容です。スターアライアンス加盟航空会社のメンバーラウンジとユナイテッドクラブのラウンジが利用できるほか、ビジネスクラス専用のチェックインカウンター、ファーストクラスに次ぐ優先的な搭乗や手荷物の受け取りなどのサービスも利用可能です。
＜ラウンジ＞
成田空港：United Club
ホノルル国際空港：United Club
ユナイテッド航空URL：https://www.united.com/ja/jp/
コストパフォーマンスの高いビジネスクラスの旅行
このように、ビジネスクラスは金額だけ見ると割高に見えるかもしれませんが、サービスが非常に充実しているのでトータルで見ると費用対効果が高いグレードです。ラウンジでくつろいだり、飛行機の中で快適に過ごしたりすることで、疲れを残さずにハワイに行けるので現地での時間を有効に使えます。ぜひ検討してみましょう。
