
アメリカ入国制限解除・最新入国方法徹底解説※5月13日更新
アメリカの最新入国方法をわかりやすく説明!アメリカは2023年5月11日に新型コロナウィルス感染症による入国制限を解除しました。アメリカ入国にワクチン接種証明書提示は不要。これまで必要だった宣誓書も不要です。日本も水際対策を終了。いよいよ海外旅行が本格的に復帰します。アメリカの最新入国方法を徹底解説します。
アメリカ政府が国家非常事態宣言を解除
アメリカ政府は新型コロナウィルス感染症拡大が始まった2020年3月に発令した「国家非常事態宣言」を前倒しで2023年4月10日に解除しました。
ただし、アメリカ国民及び永住者以外の入国制限は2023年5月11日まで継続。
さらに2023年5月12日午前12時01分(米国東部標準時間)以降、非米国市民・非米国移民に対する ワクチン接種義務が撤廃されました。 これにより米国入国はワクチン接種証明書の提示義務が廃止されました。
晴れて旅行者のアメリカの入国制限が解除されたのです!

約3年ぶりの開放感!
日本の水際対策も終了・誰でも帰国可能に!
2023年4月29日、日本は本来5月8日に終了予定だった水際対策を、ゴールデンウィークの空港混雑対策のために前倒しで入国制限を解除。
5月8日からは新たな感染症の流入を監視する「感染症ゲノムサーベイランス」が開始されました。
発熱など症状がある場合は、任意で検査を受ける場合もあります。
日本入国は接種証明書・陰性証明書の提示は不要に!
日本入国は有効なワクチン接種証明書もしくは陰性証明書の提示が不要となりました。
Visit Japan Webは継続
とはいえ、水際対策制限後の日本帰国は、コロナ禍前と全く同じわけではありません。「Visit Japan Web」の登録が必要です。
水際対策終了前までは、帰国時に「ファストトラック(検疫)」をメインに、入国申請、税関申請を日本帰国前に済ませることができる物でした。
しかし、水際対策終了後の「Visit Japan Web」は検疫ボタンが削除され、日本国民であれば旅行者の情報と旅行の情報登録、税関申請のみで良くなりました。
義務ではありませんが登録を済ませておくと、空港でチェックするべきものが全ておわっているため、QRコードをかざすだけでスムーズに空港の外に出ることが可能です。
特に空港から自宅への交通手段が公共交通機関で、終電・終バスが気になる時間の到着の場合、登録しておいた方が良さそう。
新たなウィルス流入監視始まる
五類に移行するとはいえ新型コロナウィルス感染症がなくなったわけではないのに、大丈夫?また凄まじいウィルスが日本に流れ込んでこないの?なんて心配になりますよね。
2023年5月8日から、主な国際空港で、新たな感染症の流入を監視するための「感染症ゲノムサーベイランス」が開始となります。新型コロナウィルス感染症は、季節性インフルエンザと同等の扱いになりますが、更なるウィルスの流入を防ぐ監視は行うという体制になります。そのため、発熱や咳など症状がある場合は対象となる可能性も。
アメリカ旅行がアツい!夏休み・年末年始の予約はマスト!
日本の水際対策が終了、そして、アメリカの水際対策が終了した今、アメリカ旅行の予約は急がないと取れない可能性も出てきました。
次の長期休みと言えば夏休みです。そして年末年始も久々のアメリカ旅行の予約を入れている人も増えているんですよ。
出遅れてしまうとコロナ禍前以上に飛行機の座席争いになるかも。それもそのはず。日本の水際対策が終了したことを喜んでいるのは日本人だけにあらず。世界中の人が日本旅行にやってきます。アメリカもしかり。日本人だけで座席を争うわけではありませんからね!
アメリカは物価も高いし、燃油サーチャージもまだ安くはない、そのうえ円安…。アメリカ旅行なんて無理だと諦めていませんか?航空券自体がコロナ禍前より高い上に、大手旅行会社のツアーも高い。
でも見つけてしまったんです。これコロナ禍前に近い料金じゃない?こんな料金で今ツアー出している旅行会社ってあるの?と驚いてしまう、その旅行会社の名は…トラベル・スタンダード・ジャパン。
WBCの熱も冷めやらぬ皆さんは、本拠地のオータニさんを見たい、と血沸き肉躍っているでしょう。本拠地のアナハイムのツアーも13万円台♪
ほかにも行きたいツアーだらけです。

もう日本から誰もが見に行けるようになりました!
アメリカ最新入国方法
それでは、気になる最新のアメリカ入国方法を見ていきましょう!まずは入国準備編です!
①航空券を取る
◆広大なアメリカへのエアライン状況は、減便していてもカオス!
アメリカへの各大都市への旅客機は、かなり便が復活しています。
ロサンゼルス・サンフランシスコ・ニューヨーク・シカゴに関してはビジネス客も往来もあり、毎日飛んでおり、その他の州も通常便に戻りつつあります。
日本とアメリカの水際対策が終了した場合、さらに再就航が増えることでしょう。
アメリカに就航している航空会社は多く、各都市への便は、直行便・経由便と無限にあるため、まだ一部通常の状態に戻っていない状況では、世界中の旅客情報が集まる旅行会社に相談した方が、予算に合った航空券を手に入れることができそうです。
アメリカ路線ならLCCが復活していたり予想外のコースで希望の都市へ行くことも可能。
もちろんコツコツとマイルを貯めているという方は、スターアライアンスやワンワールドのエアライングループを調べましょう。
◆自己都合のキャンセルの返金はありません
コロナ禍は、搭乗する人が少なく融通を利かせてくれた航空会社もありますが、もうアメリカは国家非常事態宣言を解除しています。定期便が復活している今、航空券は自己都合のキャンセルができない料金体系もあるので気を付けて。
②ESTAの取得
日本からアメリカの渡航は、条件を満たしていればビザ免除プログラム(VWP)を利用して渡米が可能です!
これはアメリカへの旅行者として適格か否かを判断する電子システム。2009年以降にアメリカやハワイ旅行を体験している人は、体験済みのシステム。そのため2009年以前に旅行した人は「なにそれ?アメリカってコロナ禍前はビザ免除でパスポートと航空券だけでいけなかった?」という人もいることでしょう。
90日以下の短期商用・観光の目的で渡米するビザ免除プログラム参加国の国籍(日本含む)の方は「ESTA」の取得が必要です。
航空機搭乗前に、電子渡航認証があり、取得していなければ飛行機に乗ることができません。
「ESTA」の取得は以下の「アメリカ国土安全保障省公式サイト」から申請します。サイトの言語バーで日本語に切り替えると、違和感のない日本語で申請でき、英語に自信のない方でも比較的簡単に申請ができます。
申請はこちら➔ESTA公式サイト
中には公式サイトを知らせず、手数料を取る代行業者もいるため「アメリカ国土安全保障省公式サイト」から取ることを強くおすすめします。
◆申請時期
アメリカ出発前の72時間以上前には申請を完了しておくこと。航空券の予約のタイミングで「ESTA」を申請すると、忘れることがないのでおすすめです。
出発日当日に申請しても、搭乗前に渡航認証を取得できない可能性があります。承認済みの「ESTA」を持っていないと、チェックイン時に搭乗手続きさせてもらえません。アメリカ旅行そのものを諦めなければならないのでご注意を
◆申請料金
US$21。申請料金は米国政府運営のESTA公式サイトからクレジットカードで支払いが可能。
◆有効期限
ESTAは一度認証されると2年間有効です。
2年間で何度でもアメリカ旅行が可能ですが、パスポートの有効期限日をもって無効になるという、なかなか冷たい(笑)制度でもあります。また、パスポートの新規取得や婚姻などで名前・性別・国籍が変わった場合も再申請が必要です。
「私何度もアメリカに行ってたから大丈夫」というあなた!コロナ禍で2年以上行けていない人が多いことを忘れないでくださいね!

代行業者に気を付けて!公式サイトでも日本語に変換できます!
③パスポートの有効期限を確認
なんと!日本国籍者は、米国入国日から日本に帰国するまでの間、パスポートが有効であればOKという、特別扱いをしてもらえます!
これは日本が国別協定(Six-Month Club)で定められている「6ヵ月ルール」が免除されているから。
本来アメリカはパスポートの有効期限がアメリカ到着時6ヵ月以上ないと入国できないことを思えば、ありがたいですよね!

円安だけど、安い旅行方法だってあるよ!と言いたい模様です
④新型コロナウィルス感染時の保険対応の海外旅行保険に加入!
もう陰性陽性が条件で帰国できないということはありませんが、新型コロナウィルス感染症がなくなったわけではありません。万が一感染してしまい症状が出た場合、熱が40度近く出た、という話は非常によく聞く話です。アメリカはアメリカ国民でさえ医療費が高く、滅多なことでは病院に行かない人が多い状況。そこにきてインフレ、円安が重なり、日本人旅行者の医療費はアメリカ国民よりも大変高額に感じるはずです。そんな国で新型コロナウィルス、またはほかの病気やケガで病院に入院、病院に通院となったらどうなるのか?
海外旅行保険加入は義務ではありません。
でも加入しておくだけで随分と心の不安が解消されます。
また、一部旅行傷害保険の付帯があるクレジットカードは問い合わせてみて。いつのまにか新型コロナウィルス補填の保険が入っている場合があります。筆者のカード会社付帯の旅行傷害保険はまさにそれでした。
傷害保険であれば盗難・スーツケース紛失などにも対応できます。旅の安全のためにも加入しておきましょうね。

日本よりは感染リスクが高いアメリカ。保険に入って安心を
⑤宣誓書は不要
これまで必要だったアメリカ疾病対策センターへの、宣誓書提示はありません。
⑥コンタクトトレーシングフォームをチェックイン時に提出
アメリカ疾病対策センターに提供していた旅行者の情報(コンタクトトレーシングフォーム)は不要となりました。
ESTA提示は日本の空港のチェックインカウンターで
日本の搭乗便チェックインカウンターでがESTAとパスポート、航空券の提示だけでOK!
そう、もうコロナ禍前と同じなんです。
アメリカから日本への帰国
日本の帰国もとても簡単になりました!
帰国時はVisit Japan Web登録を
日本帰国が近付いたら、あたりまえのことですが帰国の準備を。
Visit Japan Webは義務でありませんが、日本帰国から空港の外に出るまでがとてもスムーズになります。
入力内容もファストトラック(検疫)ばなくなったのでとても簡単になりました。
Visit Japan Web登録方法
「Visit Japan Web」の登録方法を解説します。
用意するもの
・パスポート
・航空券
・WI‐FI接続可能なスマホ
①「Visit Japan Web」でアカウントを作成
アカウントの作成はこちらから⇒「Visit Japan Web」
②利用者情報の登録
③旅行スケジュールの登録
④必要な手続きの情報登録(現在はここで税関申請の登録が必要)
⑤税関のみのQRコードを取得。
Visit Japan Webで得たQRコードの日本入国後の提示が税関のみに簡略化されています。
「Visit Japan Web」は直前に登録をしなくても良いため(日本帰国目安14日前から入力可能)、短期の旅行でワクチン接種完了者であれば、日本出発時に入力を済ませることも可能。面倒なら済ませて飛び立つこともスマート!
2023年夏休みの予約は急いで!年末年始のツアーのリサーチを始めよう
2023年の夏休み、年末年始の旅行は急いで予約しないと間に合いません。
大手旅行会社のハワイやアメリカのツアーをチェックしているものの、泣きたくなるくらい高額。
もちろん今は燃油サーチャージが跳ね上がり、超円安も手伝って航空券自体が高額なので、仕方がないのですが…。
でも、コスパの高い、面倒を簡単にしてくれるツアーを企画する旅行会社だってあるんです。筆者のおすすめ、トラベル・スタンダード・ジャパンで、アメリカ旅行再開させましょう!
アメリカは今物価がとても高い!ツアー料金は安い方が良いに決まってますよね!