2024 東京発 夏休み海外旅行特集
エトワール凱旋門

フランス・パリの象徴「凱旋門」観光&徹底攻略法!

凱旋門はフランス・パリのシャンゼリゼ通りにあるシャルル・ド・ゴール広場に堂々と建っています。ナポレオン率いるフランス軍の勝利を讃える世界的観光名所ですが「見えたからいいや」で終わる人が多い場所としても知られています。それはダメっ!せっかくのパリです。「凱旋門」のすべてを見つくしましょう!

意外と知らない?パリの象徴的存在凱旋門

凱旋門はだれが作ったの?

写真を見ただけで「パリの凱旋門でしょう?」とわかってしまうほど、パリでは象徴的な存在である凱旋門ですが、それだけ有名なビジュアルとは裏腹に「何の門?」という疑問を持つ人も多い、意外と知らない人も多い場所です。凱旋門は1805年にナポレオン率いるフランス軍が、ロシア・オーストリア連合軍に勝利した記念に、ナポレオン自らの指示によって建設されました。完成は1836年。しかし・・・その時すでに、ナポレオンは亡くなっていました。自分の勝利の記念なのに、見ることができなかったとは、さぞや無念でしたでしょうね。

パリ凱旋門

パリの街で圧倒的な存在感を放つ凱旋門

凱旋門を遠くから見るだけ?もったいない!

凱旋門は実は略称。凱旋門のあるシャルル・ド・ゴール広場を中心にシャンデリゼ通りなど12本の道路が、星の光のように伸びている姿から、正式名称は「エトワール凱旋門」と言います。フランス語でエトワールとは星を意味。とてもロマンティックなネーミングですね。

そんな交通の要所であるがゆえに、パリの街でタクシーに乗ると、凱旋門の前を何度も通ることも珍しくありません。パリから帰国した旅行者が「凱旋門?あー、見た見た。車の中からだったけど」「凱旋門?シャンゼリゼ通りに行った時見たよ」で終わっていることが多いのは、パリの車窓の風景のひとつに溶け込んでいるからかもしれません。

凱旋門はそれ自体が見どころであり、パリの歴史、街の美しさを感じさせてくれる場所でもあります。せっかくのパリに行くのなら、凱旋門を楽しみつくしましょう!

凱旋門直下に立ち、アーチ部分を探れ!

高さ50メートルの凱旋門。日本人としてはつい「なーんだ、東京タワーよりはるかに小さいから、たいして大きくないんじゃないの?」なんて思いがちですが、間近で見るとあまりの大きさにびっくり。東京や大阪の中心地と異なり、高いビルが周囲にないせいでしょうか?もの凄い存在感です。この建物が200年以上前に建てられたというから驚きですね!

凱旋門

シャルル・ド・ゴール広場に到着してその巨大さにびっくり!!

凱旋門の真下へは地下道を使って行こう!

12もの通りが集中している凱旋門周辺の車量は想像以上に多く、車道を通って凱旋門に近付くことは危険です。シャンゼリゼ通り近くに、凱旋門の真下に出る地下道への入口があるのでそちらを利用すること。また、凱旋門の最寄り駅「シャルルドゴールエトワール駅(Charles de Gaulle Etoile)」から凱旋門に向かう場合は、地上に出ることなく地下道から凱旋門直下に出ることができます。まずは天井を見上げましょう。200年前に、これだけ高い場所のアーチ形の天井に細かい細工ができるとは・・・フランス・パリの職人の力や建築家のレベルの高さを思い知らされますね。

凱旋門の真下

アーチ型の天井の裏には細かな細工が!200年前にどうやって描いたの?

凱旋門の真下に眠る無名兵士とは?

凱旋門のアーチの下には「無名戦士の墓」があります。彼は第一次世界大戦で命を落とした身元のわからない兵士たちのうちのひとり。彼らを追悼するための代表者として、ここにいるのです。フランス軍の勝利を記念して作らせた門の下に、現在のフランスの繁栄のために命を落とした人が眠っている・・・そう思うと手を合わせずにはいられません。

凱旋門 無名戦士の墓

パリの街を見守るように静かに眠る無名戦士

ナポレオンを探せ!パリ凱旋門に刻まれた彫刻を観察

凱旋門の壁面には、美しいレリーフが飾られています。有名な彫刻家の手によるもので、すべてのモチーフは、凱旋門を作るように命じたナポレオン本人の偉業の数々です。シャンゼリゼ通り側にある勝利の女神がフランス軍を導くレリーフはリュード作「出陣」。この彫刻は「ラ・マルセイエーズ」とも呼ばれ、現在のフランス国歌のタイトルでもあります。

凱旋門彫刻

女神に導かれ出陣するフランス軍兵士たち

「出陣」と対になっているレリーフはコルトー作の「勝利」。中央で誇らしげに剣を持っているのはナポレオンその人です。そして勝利の女神がナポレオンに月桂樹を授けています。ちなみに凱旋門のレリーフの中にはナポレオンが刻まれているものが多いので、「ナポレオンを探せ!」という見方をすると、なかなか面白いゲームができます。

パリ 凱旋門 彫刻

レリーフの中から何人のナポレオンを見つけられるかな?

凱旋門の展望台からパリの街の美しさを堪能

意外と知られていないのですが、凱旋門には展望台があり登れます!エッフェル塔ほど展望台の存在が知られていないため、当日窓口でチケットを購入する場合も、早くて5分、長くても15分程度で購入できるのがうれしいポイント!登り口からはグルグルとひたすら続く螺旋階段を登ります。一瞬、永遠に続いてるのではないかという不安もわきますが、5~6分ほどで登れるのでご安心を。体力に自信のない人は途中に休憩スペースがありベンチも用意されているので、休憩を挟みながらゆっくり登りましょう!

凱旋門 展望台階段

事実、目が回る構造の螺旋階段

螺旋階段を登り切れば、視界がぱっと開けます。展望台からはエッフェル塔の姿も見え、絶好の撮影スポット!

凱旋門 展望台 エッフェル塔

これぞパリ的光景!

ここで堪能してほしいのは、エッフェル塔だけではなく、凱旋門を中心に放射状に延びる道路。これは上から見ないとわからない景色です。まるでパリの中心がここであるかのような印象的な光景を目に焼き付けましょう。

凱旋門 展望台眺め

足元から放射状に延びていく道路をひとつひとつ見ていくのも楽しい

こんな奇跡の光景も!凱旋門のアーチに挟まる夕日

いつ見ても堂々たる姿を見せてくれる凱旋門。1年に2シーズンのみ「パリヘンジ」と呼ばれる幻想的な光景で、パリジャンを喜ばせます。それは凱旋門のアーチのど真ん中を、夕日が沈んでいく光景。例年5月と8月のほんの数日しか見られない光景です。この光景を見たい人は、旅行の計画を立てる前に相当調べる必要があります。なにせ天気にも左右されるので、見られる可能性はかなり低め。それでも奇跡の夕日に出会えたら、もう、それだけでパリに祝福されているような気持ちになりますね!

凱旋門 夕陽

この光景は一生もの!

知っているようで知らない凱旋門!パリでじっくり楽しもう

「パリだけではなく、フランスに行ったら少しでも多くの都市をまわりたい」という人もいれば「1か所をじっくり楽しみたい」という人もいるでしょう。

あまりにも有名な場所でも行ってみたら実は知らない部分が多かった、なんていうことはよくあります。次の休暇は、パリを拠点にじっくりと過ごしてみてはいかがでしょう?

名所をささっとみてまわるだけでは、上辺のことしかわかりません。その美しい街の歴史を、じっくり知ることも旅のひとつのスタイルです。

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