オーストリア いつ行ける

オーストリア旅行いつから行ける?オーストリア入国制限解除!※1月15日

オーストリア旅行いつから行ける?オーストリアが入国制限解除済み。EU諸国も入国制限を解除済みなので周遊旅行もコロナ禍以前同様にできます。日本も3回以上のワクチン接種証明書があれば入国はとても簡単!オーストリア旅行は可能です!ウィーン少年合唱団で知られるウィーンを首都に持つオーストリアはモーツァルトの出身国、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台など音楽的な知名度が高く、ハプスブルク家が600年以上拠点とした国だけに当時の街並みが残ります。華やかな都市と美しい自然が織りなす魅力がいっぱい!

オーストリアは入国制限解除済み

2023年1月15日現在、オーストリアは入国制限自体を完全に撤廃しています。

この記事ではオーストリア2023年1月15日現在の入国方法や帰国のための日本の入国方法、今オーストリア旅行をすると、準備や入国、帰国はどうなるのか細かく見ていきます。
おおっと、その前に「オーストリア?コアラのいる所?」と未だに間違っている人の多い「オーストリアってどんな国?」から解消していきましょう。

オーストリア いつ行ける

オーストラリアと勘違いしてしまう人もいる

オーストリアってどんな国?オーストリアの有名な物

ザッハトルテ

オーストリアで最も有名なものは、あの濃厚チョコレートがたまらない「ザッハトルテ」!チョコレート味の生地に、つやつやのチョコレートのコーティング、そして生クリームが添えてあるあのケーキです。日本でも人気で各ケーキ屋さんや、カフェでお店ごとのアレンジがされています。生クリームの甘さは控えめだったり、チョコレートがビターだったり・・・日本では日本人向けの味わいに変えられていることが多いですが、元々はフランツ・ザッハーという料理人が当時栄華を極めていたハプスブルク家を始めとしたウィーン在住の貴族たちのために作ったケーキなのです。 中でもハプツブルク家御用達と言われる「DEMEL」は日本にも多く出店しているのでご存知の方も多いでしょう。

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チョコレート好きにはたまらん~

ウィンナーコーヒー

オーストリア発祥の飲み物として知られるのが「ウィンナーコーヒー」。ウィーンのコーヒーというモロその名前のコーヒーですが、オーストリアの首都・ウィーンには「ウインナーコーヒー」と呼ばれるものはなく、コーヒーと同等のホイップクリームを乗せた「アインシュペナー」や別の器に砂糖をかけたホイップクリームを添えた「カフェー・ミット・シュラークオーバース」がその原型と言われています。

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スタバがやっているようなことを昔からやっていた!

スワロフスキー(Swarovski)

宝石よりも価値があると言われるスワロフスキーのクリスタルガラス。実はスワロフスキーもオーストリアの企業なのです。あまりにも有名なので「どこの国のものだろう?」と考えることもなかったのですが・・・女性なら誰もが憧れるクリスタル・カットは日々スワロフスキーの職人が、クリスタルの限界に挑む勢いで切磋琢磨しているからこそ生まれる芸術品。もちろんオーストリアでは日本よりも安く購入できるので、憧れのスワロフスキーのアクセサリーを自分用のお土産にしてみては?

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スワロフスキーのクリスタルガラスアクセサリー

きよしこの夜(Stille Nacht)

日本では「さーいでんなぁ、ほーでんなぁ」と大阪弁の替え歌のように歌われることで知られる(知られてねぇわ!)「きよしこの夜」。英語では「Silent night」、オーストリアでは「Stille Nacht」という曲名です。この曲はオーストリアのザルツブルク郊外の小さい町、オーベルンドルフで生まれました。本場のその場所で聴いてみたいですね。

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オーストリア・ザルツブルクにあるオーベルンドルフの町

凄すぎる!モーツァルトとシューベルトもオーストリア出身

ウィーン少年合唱団でも知られるオーストリア。実は誰もが知っている音楽家もオーストリア出身のため「音楽の都」という別名を持ちます。「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や、あの「きらきら星」まで作曲したモーツァルトや、音楽の授業で聴かされてなんだかトラウマになる「くら~い森、はしぃる馬ぁ♪」でお馴染みの「魔王」の作曲家シューベルトもオーストリア出身なのです! 彼らを生んだオーストリアという国の背景をどこまでも知りたくなりますね。

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謎の死、破天荒な生活から映画化されることも多いモーツァルト

マリー・アントワネットはオーストリア・ウィーン生まれ

後に触れますが、オーストリアに600年以上拠点を置き、政略結婚を重ねヨーロッパで権力を築いたハプスブルク家からフランス・ブルボン王朝に嫁いだ女性こそ、かのマリー・アントワネット。彼女もオーストリアのウィーンで生まれ!

14歳でルイ16世の嫁ぎ、37歳の若さでフランス革命で断頭台に登ることとなった、華やかかつ壮絶な人生を歩んだ女性です。 日本では「ベルサイユのばら」の影響もあり、とても人気のある歴史上の人物でもありますが、いかにオーストリアが世界的に知られる人物を生み出しているかを考えると、凄いとしか言いようがありません。

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華麗かつ悲劇の人生を終えたマリー・アントワネット

他にも沢山あるのですが・・・ここには紹介し尽くせないほど、オーストリアで生まれたもの、人、グルメ・・・たくさんあります!

オーストリアってどこ?

オーストリアはドイツ、チェコ、ハンガリー、スロバキア、スイス、リヒテンシュタイン、イタリア、スロベニアと国境を接する小さな国。これだけの有名人を輩出し、素晴らしい文化を持ちながら想像以上に小さい国。スイスとも国境を接しているというと想像ができるかもしれませんが国土の6割がアルプス山脈の中にあり、中世の美しい町並みが残る華やかな都市と、スケールの大きな山岳リゾートが一度に楽しめる国です。

首都ウィーン、ブルゲンランド、ケルンテン、ニーダーエステライヒ、オーバーエステライヒ、ザルツブルク、シュタイヤマルク、チロル、フォアアールベルクと、これだけ狭い国家だというのに、9つの州から成る連邦国家です。

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凄い国なのに、びっくりするほど小さい!

公用語はドイツ語

オーストリアは 公用語はドイツ語。ただし、ドイツで使われている言葉とは微妙に違う言葉もあります。ドイツ語の「こんにちは」は「グーテンターク」。オーストリアでは「グリュースゴット」。

えっ?そんなに難しいの?そもそもドイツ語話せないし・・・と落胆しないでください。ウィーンやザルツブルクなど大きな都市では英語が通じます。日本も同じですが比較的若い年齢層の方が英語は得意。また、小さな町に行くと急に英語表記がなくなるので注意が必要。

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同じドイツ語なのに挨拶が違うって・・・フクザツ

オーストリアの歴史に外せないハプスブルク家!

オーストリアは今でこそ小さな国土ですが、紀元前5000年も前には存在したと言われる「湖上住居遺跡群」が発見されるなど、気の遠くなるような歴史を誇ります。

元々はケルト人が居住していましたが紀元前15年から約500年にも渡り、ローマ帝国の支配下に。 オーストリアという土地名が登場するのは996年。しかしその後も多くの民族の侵入、支配がありました。ウィーンが「都」となったのはバーベンベルク家が領主となり、ハインリヒ2世の時代となった1156年のこと

しかしオーストリアの歴史を語るのに絶対に外せないのはハプスブルク家。

始まりはルドルフ一世が1273年に神聖ローマ帝国皇帝に選出されたことから始まります。その後、中世ヨーロッパの皇族や名門貴族と自分の子どもや親族を政略結婚させ、領地を広げていきます。

最も有名な皇帝は「中世最後の騎士」と讃えられるマキシミリアン一世。なんとドイツの王と神聖ローマ帝国皇帝を一度に兼任するという実力の持ち主。子供2人をスペインの王子、王女と結婚させ、孫の2人はハンガリーの王子、王女と結婚させ、領土を広げます。

またマリー・アントワネットの実母にして22歳で女帝として即位したマリア・テレジアは今もオーストリア人に愛される存在。神聖ローマ皇帝フランツ一世と結婚し、16人もの子供を産んだ(!!!)「祖国の母」と言われています。 一時は東・北ヨーロッパをほぼわが手中に収めたハプスブルク家の拠点がオーストリアのウィーンということで、中世の贅沢を全て集めたかのような華やかな宮殿や寺院が残り、またハプスブルク家の人々を満足させる音楽・芸術などのトップレベルが、ウィーンに集中したのです。

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ウィーンにある「祖国の母」マリア・テレジア像

政略結婚を重ねるうちに、すでに多くの大国の王族に親族を持つようになってしまったハプスブルク家。いずれの大国にも自分の娘、息子、近しい親族の子どもがいて、血縁の濃すぎる近親結婚が重なります。そのレベルは今の医療では「絶対ダメ」と言われるほど。そのため末期のハプスブルク家は、跡を継がせるはずの王子の多くは病弱で幼い頃に亡くなります。ならば女帝に、と思っていた女性も多くが若いうちに亡くなり、隠されてはいたものの、心身に障がいがあった皇帝もいたのだそう。

ハプスブルク家が終焉を迎えるきっかけとなった皇帝、フランツ・ヨーゼフ一世は晩年、一族の死が重なり、失意の中で亡くなります。

日本から入国できる オーストリア

マリー・アントワネットも幼少期を過ごしたシェーンブルン宮殿

オーストリアで行くべき場所

中世ヨーロッパを代表する華やかな貴族文化の都市!首都・ウィーン

オーストリアで絶対に外せない場所と言えばまず首都ウィーンでしょう。

中世を貴族のトップが600年以上も栄華を誇った本拠地ならではの、当時の技術の粋を集めた宮廷や歴史的建造物が残り、現在も町は華麗で美しく、音楽と芸術に触れられる都市です。世界遺産に登録されているシェーンブルン宮殿や、当時の王宮ホーフブルク王宮、世界三大オペラ座のひとつウィーン国立オペラ座、あのクリムトの名画『接吻』が飾られているベルべデーレ宮殿など、見逃せない場所はもちろん、町を歩くだけでもかつてヨーロッパの中心ともいえる地位を誇ったオーストリアの魅力に触れることができます。

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優雅すぎる!ホーフブルク王宮

モーツァルトの生まれた音楽の都・ザルツブルク

モーツァルトが生まれた世界的に有名な音楽の都、ザルツブルク。旧市街には、モーツァルトの生家もあり、映画『サウンド・オブ・ミュージック』のロケ地として知られるミラベル宮殿、レオポルドスクロン宮殿、ホーエンザルツブルク城塞などの小高い丘の上にある素晴らしいお城など見どころだらけ。

町自体が世界遺産に登録されている旧市街を散策するだけでも、古き良き中世にタイムスリップしたような気持ちになります。毎年夏には「ザルツブルク音楽祭」が開催され、世界中の有名オーケストラがザルツブルクに集まり、無料コンサートも開催。この時期を狙って旅行するのもアリです。きっとモーツァルトも喜んでいる事でしょう。

コロナ収束後 いつから

丘の上の要塞からは世界遺産ザルツブルクの町を一望

世界遺産登録の美しい湖!ハルシュタット

オーストリアの有名な写真といえば、華やかなウィーンと共にハルシュタット湖とハルシュタット村の美しい光景が挙げられるほど、美しい景観の町。その景色は世界遺産にも登録されていて、多くの観光客が訪れます。木造の建物が多く、素朴な雰囲気も人気。ハルシュタット湖の遊覧船に乗れば、爽やかな湖上の風と共に、美しい景色が一望できます。

世界最古の岩塩坑も見どころの一つ。なんと古代ローマ時代よりも前から存在したという驚きの岩塩坑です。中世時代には、塩はとても貴重で高価だったことから、ハプスブルク家からもとても大切にされていた歴史があります。

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オーストリアと言えば!のハルシュタットの美観

アルプスの山々に感動!チロル地方

てっきり「チロル」ってスイスだと思っていた!という人も多いチロル地方。日本では「チロルチョコ」でお馴染み(?)ですが、もちろん「チロルチョコ」はチロル地方の名物ではありません。標高3000mのアルプスの山々と大自然に癒されに行きましょう。夏はハイキングやロッククライミング、冬は、スキーやクロスカントリーなど楽しみ方もそれぞれ。

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山小屋風のホテルも多い!泊まりたーい

チロル州の州都、インスブルックは「山の都」と呼ばれる町。王宮、アンブラス城など、歴史ある建物を見てまわるも良し、マリア・テレジア通りでショッピングを楽しむのもいいですね!王宮はハプスブルク皇帝マクシミリアン1世によって建設され、1754~1773年にはマリア・テレジアに改装された素晴らしい建物。この可愛らしい都市も、ハプスブルク家によって栄えた都の一つなのです。

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カラフルで可愛らしい家々がアルプスを背景に並ぶインスブルック

日本入国は大丈夫?日本の最新水際対策をチェック

はいはい、わかりました。
オーストリアが入国制限を解除していることも、素晴らしい国であり、行くべきであるといことも十分わかりました!

でも日本入国は緩和されてはいるけど未だに厳しいんでしょう?というあなた!

確かに「渡航制限がある」という言葉は外務省の公式サイトでも見ることができますが実はこれ、レベル1という「渡航を禁じるもの」ではないことをご存知?

海外旅行はもうできるのです。

それを証拠に2022年から2023年の年末年始にかけては、多くの日本人が久しぶりに海外旅行に出かけました…が!円安と海外の物価高騰で、コロナ禍前の年末年始の半分程度だったのだとか。

くぅうう、もったいない。確かに円安でヨーロッパの物価は日本の物価上昇とは比較にならないほど上がっているとは聞きますが、外食は特別な日にするなどして、スーパーで総菜をゲットしたり、お酒をゲットしてホテルでいただいたりするなど工夫すれば、なんとか乗り切れるのにぃ・・・。

それに、燃料サーチャージが高いって言うのも問題が。航空券やツアー自体が安ければなんとか行けるのにぃ・・・。

と、本当は海外旅行したいけど諦めている人も多いのではないでしょうか?

というわけで、ヨーロッパに行きたくて泣き暮らしている筆者。日々のリサーチの成果で海外旅行のツアーが「これ今の価格?ウソでしょ?」というほどお得な旅行会社を発見!

トラベル・スタンダード・ジャパンです!ちょっとこの下のボタン押して料金確認してみて!

16万円台からオーストリアのウィーンとチェコのプラハを巡るツアーがあるってびっくり。

旅行代金が安ければ、現地でのお財布も少しは楽ではないですか?

え?日本の入国がやはり心配?・・・それが安心させてあげられる日本の水際対策の最新トピックスをご紹介しましょう。

渡航制限レベル1は「海外旅行は可能」のサイン!

2022年10月19日から、日本政府は新型コロナウィルス感染症による渡航制限を全世界一律「レベル1」に引き下げました。。

これは新型コロナウィルス感染症に対して「海外への渡航は十分注意してください」というレベル。つまり海外旅行するな、という意味ではなく「特別な理由なく海外旅行ができますが、感染には十分注意してくださいね」という意味のレベルになるため、海外旅行はしていいよ、のサインなのです。

そのため、それまでは日本政府が各国を三色に色分けして行っていた日本入国時の行動制限が実施されなくなりました。もうどこの国か帰国しても、自宅やホテル等で自主待機を行う必要はありません。

レベル2の場合は旅行会社もコロナ禍に対応したツアー商品を販売するなど、責任が持てる範囲の旅行商品しか販売できなかったのですが、コロナ禍以前普通に販売されていた個人で自由に行ける航空券とホテルのみのツアーを企画することも可能で、レベル1の声を聞いたと同時に多くの旅行会社が海外旅行のツアーを企画・催行しています。

3回以上のワクチン接種で日本入国前のPCR検査免除

2023年1月15日現在、日本入国は3回以上のワクチン接種を条件に渡航国で受けねばならない帰国前PCR検査が免除されます。2022年9月6日までは日本入国者全員が、日本入国前(つまり旅行中の現地で)帰国前72時間以内に渡航国の検査機関でPCR検査を受けるという、ストレスの伴う行程がありました。
それでもいいじゃん!と海外旅行を決行したツワモノたちが、現地で羽を伸ばした結果、渡航国で検査を受け陽性が判明。日本に帰国できない「帰国難民」という言葉も生まれました。

今はもうそんな苦労はもう必要ないんです!

デジタル庁の統計によれば、1月15日現在、3回以上のワクチン接種率は全人口の67.8%。
このことで「帰国できないかもしれない海外旅行」にビクビクしながら旅立つことをしなくて良くなった人は日本の人口の半数以上を超えました。つまり日本の半数以上の人が、とてもスムーズに海外旅行ができるのです。

ただし、2回目、1回目のワクチン接種で終っている未完了の方、未接種の方は、帰国前のPCR検査が必要です。これまで通り「帰って来れないかもしれない海外旅行」になってしまうことは覚えておきましょう。

3回以上のワクチン接種完了者は検査証明書が不要!

3回以上のワクチン接種完了で、帰国前72時間以内の検査が不要になったということは、日本政府が指定する項目の書かれた陰性の検査証明書の提示です。
一時期は日本入国者が全員提出しなければならず、厳格な内容から世界中の日本に入国したい人たちにも大変評判の悪いものでした。
以前は日本への帰国便の搭乗前に、渡航国の空港のチェックインカウンターで陰性の検査証明書を提示する義務があり、やれ原本でなければ帰国させられないとか、一つでも項目が抜けていると帰国させられないとか、国や航空会社によって対応が異なり、チェックインカウンターも混乱。
本当は必要項目が入っていれば現地の検査証明書でも良い、とか、後述するファストトラックで入国の許可が出ている画面を見せれば良いとまで緩和されていたものの、それが各国の航空会社のチェックインカウンターまで伝わり切らす(海外エアラインあるある)搭乗拒否されたという人もいるのです。

また、新型コロナウィルスの面倒なところは一度陽性が出てしまうと、陰性が出るまで1ヶ月以上かかる場合もあり、陽性が分かった途端、その旅行が最悪の物となることでも知られていました。
もう3回以上のワクチン接種証明を提示できれば、陰性の検査証明書は不要です!

こちらもワクチン接種3回未満または未接種の場合は帰国前検査の陰性の検査証明提示が帰国の義務となっています。

ファストトラック(入国・検疫・税関の事前申請)が必要

3回以上のワクチン接種を終えていれば、もう日本入国はコロナ禍前と同じで、パスポートだけで良いの?と考えがちですが、実はコロナ禍以降、入国の際にファストトラックと言う検疫・入国・税関を済ませる申請を事前に行う帰国方法を日本政府は強く推奨しています。
日本への入国は、コロナ禍以前同様パスポートだけで「お帰りなさい!」という状態にはもどっていません。ヨーロッパや一部東南アジアのように「入国制限撤廃」をしている訳ではなく、これが日本にはまだ「入国制限」がある、という意味にもなりますね。

「ファストトラック」はこれは強制でも義務でもないのですが、これをしなければ、帰国時に長時間拘束され、入国のための審査を一つひとつ行うこととなり、空港を出るのは数時間後、という状態になります。とくにピーク時の旅行はどうなってしまうのでしょう。

「ファストトラック」はこれから説明する入国から帰国の項目で詳しく説明しますが「Visit Japan Web」というWeb上でアカウントを作り、記入や申請、登録をすることで、日本到着後スムーズに検疫・入国・税関を通過し、空港の外に出られるものです。

気になるオーストリア旅行・入国から出国まで

日本の最新の水際対策が分かった所で、最新のオーストリア旅行の行程を見ていきましょう。まずは入国準備から入国まで。

オーストリア入国前に必要なもの

前述通り、オーストリアは入国制限を解除しています(特定の感染高リスク国以外)。

しかしビジネスなど理由がなければ渡航が困難だった我ら。コロナ禍前の入国って何が必要だっけ?と思っていませんか?

事実、筆者はあと1年くらい残っているだろうと思っていたパスポートの期限が切れてて、ひとしきり爆笑しました。笑っている場合ではありません。切れていたら、パスポート申請を。受け取りにいかなければならなかったり2週間ほど待たされたりと、時間が必要なので、旅行の計画を立てている時点で確認した方が無難。

まずは基本情報を確認しましょう。パスポートのチェックもお忘れなく!

ビザ…日本国籍者の観光目的での渡航は 最長90日以内の滞在であれば不要。

パスポート残存期間:オーストリアを含むシェンゲン協定国を出国する日から3か月以上の残存有効期間が必要

*シェンゲン協定 2022年1月現在、26ヶ国
ドイツ・イタリア・オランダ・ギリシア・スイス・スペイン・チェコ・フランス・ベルギー・ポーランド・ポルトガル・マルタ他、ヨーロッパの多くの主要国が加盟。
日本から入国する場合、最初に到着した協定加盟国の空港で入国審査を受け、シェンゲン協定内の国に、6か月以内に観光や短期留学で滞在する場合は、査証免除協定に基きビザ申請が免除されています。

オーストリア行きの航空券やツアーを予約する

2023年1月現在、オーストリア航空は運休中で、ルフトハンザ航空が成田⇔ウィーン間の直行便を運航。

そもそもオーストリアはドイツやチェコと合わせて周遊したりする旅行者が多く、直行便は少なくとも経由便での渡航がポピュラー。

また経由便は中東経由のカタール航空・エミレーツ航空・ターキッシュエアラインズや、ヨーロッパ経由など多くの選択肢があります。

今はコロナ禍以前とは異なる運行状況で、予算内の航空券を見逃しがち。そんな時は旅行会社に問い合わせて見ましょう。

この燃油サーチャージの高騰で、燃油サーチャージのないカタール航空が大注目を浴びています。カタール航空や中東経由便に強い旅行会社がトラベル・スタンダード・ジャパン。

これらの航空会社を使ったツアーも、他社と比較すると笑ってしまう(失礼な!)くらい安いので、ぜひツアー検索してみて。

ワクチン接種証明も陰性証明も不要

オーストリアは入国制限を完全に撤廃しているので、入国には事前の検査や陰性証明、ワクチン接種証明も必要ありません。

ごくまれに、搭乗する航空会社の搭乗条件に陰性証明やワクチン接種証明が必要とされる場合があるので、かならず航空会社や旅行会社に確認をしておきましょう。

オーストリア いつ行ける

EU諸国はコロナ禍前と同じ条件で入国できる!

もちろん隔離なんてもの、存在すらしません!

オーストリア いつ行ける

もうこんな目に遭わなくてイイ!

帰国のためにワクチン接種証明書を取得

オーストリア入国には航空券とパスポートだけで良いのですが、日本帰国の準備が必要です。

ワクチン接種を3回以上終えている場合は、必ずワクチン接種証明書を取得していきましょう。

取得方法はマイナンバーカードを持っているか、いないかによって大幅にかわります。結論から言うと、マイナンバーカードを持っている方が、ワクチン接種証明書は簡単に無料で取得できます。しかし、マイナンバーカードをワクチン接種証明書の取得のためだけに取得した筆者の体験から行くと、マイナンバーカード取得には申請から1ヶ月以上かかるので、海外旅行の計画の前に、何もなくても手配しておいた方が良いでしょう。

マイナンバーカードを持っている人

①デジタル庁の新型コロナワクチン接種アプリから取得⇒無料
マイナンバーと、接種記録が結びついているため、とても簡単に取得できます。
日本政府が公式に提供する、新型コロナワクチン接種証明書取得アプリで取得しましょう。

取得はコチラ➔デジタル庁「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」

ただし2回目の接種証明書を一度取得した人で、3回目の接種証明を取得したい場合、アプリ内で再操作の必要があります。

②コンビニエンスストアの端末から取得⇒手数料120円
住んでいる市区町村がコンビニエンスストアと提携していれば、コンビニエンスストアでの端末で申請が可能です。まずは市区町村にお問い合わせを。
代表的なコンビニエンスストアではセブンイレブンが全国展開しています。

マイナンバーカードを持っていない人

住んでいる市区町村に申請⇒往復の郵送料申請者負担
各市区町村により申請の仕方が異なります。数少ないですがネット受付可能という発展的な市区町村(!!)や、窓口申請もOKという市区町村(こちらも稀少)があるものの、大部分の市区町村は必要書類を郵送するという、古典的な紙大好き役所形式です。
そのため、出発直前に申し込むなんて行為は絶対にやめてください。
筆者の友人は必要書類投函から自宅に送られてくるまでに10日かかったと言うので、最低でもオーストリア旅行の計画が決まったころには申請しましょう。一度もらっておけばどこでも使えます。

新型コロナウィルス感染症補填の旅行保険に加入

日本政府は海外渡航を止めてはいませんが、渡航の際は新型コロナウィルス関連の治療やそのための飛行機の手配などを補填する海外旅行保険に加入することをつよく推奨しています。

海外では、日本の保険証は使えません。医療費は高額な上、万が一新型コロナウィルスに感染したら、予定していた飛行機に搭乗できません。ホテルでの延泊も高額!

筆者も加入していますが、入院や治療費だけではなく、万が一陽性になってしまった際の、ホテル延泊の料金や、予定通りに帰れなかった飛行機の代わりの飛行機代まで保証してくれてとても心強いです。旅行前にこれだけ補填してもらえると思うと、安心して旅立てますね!

オーストリアへのチェックイン&オーストリア入国審査は簡単

日本の空港でのオーストリア行きの便のチェックインは、コロナ禍前同様、パスポートと航空券の提示だけでOK。とっても簡単です。

また、オーストリア到着後の入国審査もコロナ禍前同様。航空券とパスポートだけです。

オーストリアはマスクは必要?オーストリア2023年1月の様子

オーストリアには入国時の新型コロナウィルスはもちろん、国内でも規制はありませんが、マスク着用派病院・介護施設で着用義務があるのみ。
旅行者も従う必要があるマスク着用義務は以下です。

①オーストリアのウィーン州では冬季のみ、交通機関(屋内の駅・プラットフォームなどを含みます)薬局・病院・介護施設で現在も着用が義務となっています。
②マスクとは医療用FFP2マスクを指します
③14歳以上はFFP2マスク・6~13歳は通常のマスク・6歳未満は不要です。
④ウィーン以外の州では、公共交通機関でもマスク着用義務はありません。

日本への帰国

日本入国の条件は、以下のうちのいずれか一つ。

①3回以上の新型コロナウィルスワクチン接種完了を証明できる日本政府承認のワクチン接種証明書
②帰国前72時間以内に取得した陰性の検査証明書

帰国時には①が提示できない場合、②を提示する必要があり、いずれも提示できない場合は原則として帰国はできません。
どうしても提示できない理由がある場合は、あくまでも特例であれば、在オーストリア日本国大使館にレターを申請することになりますが、申請書類の提出はもちろん、日数がかかる上に、陽性になったなどの緊急かつ特別な事情がなければ対応してもらえない場合があります。
単に面倒だから取れません、みたいなことで在オーストリア日本国大使館に連絡しても、対応してもらえません。

オーストリアいつから行ける?

オーストリアには関係ない。日本の事情なんだ!

ワクチン接種3回未満は72時間以内の検査と陰性の検査証明を取得

現地での検査機関での検査は、日本政府が指定した検査で、指定する項目が明記されていなければ無効です。項目漏れが心配なので、厚生労働省から参照のフォームをダウンロードすることを強くおすすめします。

ダウンロードはこちらから!⇒厚生労働省🔽

オーストリアで日本政府が指定する検査を受け日本政府が指定する項目が書かれた陰性の検査証明を取得しなければなりませんが、オーストリアを含め、入国制限を撤廃した国がたくさんあります。そのため、多くの国で陰性の検査証明が不要に。検査機関はどこの国も縮小傾向で特にオーストリアでも検査機関を探すのは大変です。

ワクチン接種3回未満でオーストリア旅行を計画している人は、しっかりとリサーチして自己責任で検査を受けましょう。

ファストトラック「Visit Japan Web」の登録

日本帰国が近付いたら、政府が推奨している「ファストトラック」の登録をしましょう。

前述通り、必須ではありませんが日本到着前に検疫を済ませてくれる上に、日本での入国をスムーズにしてくれます。ただし登録しないと、日本到着時に数時間入国手前で止められ、入国のための申請や確認をしなければならないため、なかなか空港の外に出られないのでご注意を。

また「ファストトラック」を登録しなくても「質問票WEB」での登録は必須のため、質問票も一度に登録できる「ファストトラック」の方が便利であることは言うまでもありません。

「ファストトラック」は入国検疫や入国、税関で必要なものの登録や質問への回答を、デジタル庁のVisit Japan Web上で行います。

カンボジア旅行いつから行ける?カンボジア最新入国情報と安心ツアー情報

Visit Japan Web登録方法

用意するもの
・パスポート
・3回以上のワクチン接種完了者:ワクチン接種証明書 日本政府が認めたもの
・ワクチン3回未満・未接種者:出国前72時間以内に取得した陰性証明書

※2022年12月18日現在の海外旅行には、ファストトラックを行うために、必ず渡航先のホテルのWi-Fiでアクセスできるパソコンやタブレット、Wi-FiもしくはSIMカードで海外利用可能なスマートフォンを持って行くこと。

①「Visit Japan Web」でアカウントを作成
アカウントの作成はこちらから⇒「Visit Japan Web

まずはアカウントの制作から

②「Visit Japan Web」の画面で「検疫手続(ファストトラック)」をクリック

③画面の指示に従ってパスポートを撮影してアップロード。

④質問票WEBの入力
※フライト情報など詳しい情報入力が必要。チケット準備をお忘れなく

⑤ワクチンの接種状況に応じて以下を登録
・3回以上のワクチン接種を終えている
ワクチン接種証明書
・ワクチン未接種・未完了(3回未満)
出国前72時間以内のPCR検査証明書を登録

日本の空港に到着後は各要所でQRコードを提示しながら進んでいくことになります。

・接種証明書
・または陰性証明書の提示
・日本入国審査時、事前登録した内容をQRコードで提示
・税関申告時、事前登録した内容をQRコードで提示

日本の空港では要所でQRコードを見せていく

ファストトラックのためにオーストリアでの貴重な時間を削りたくないなあ、なんて思っている人もいるのではないでしょうか?そんな皆さんのために、ウラワザをお教えしましょう。

「Visit Japan Web」は日本帰国目安14日前から入力可能なんです!
そのための短期旅行でワクチン3回接種完了者であれば、日本出発時に入力を済ませることも可能。面倒なら済ませて飛び立つこともスマート!

ただしワクチン未接種・未完了の場合は、陰性の検査証明書に関しては、72時間前以内の検査となるため、ドバイでの入力が必要です。

デジタル庁の公式サイトには「Visit Japan Web」のマニュアルが掲載されてます。

Visit Japan Webの入力説明はこちら⇒Visit Japan Web 操作説明書

ツアー予約で不安をふっとばせ!

日本の入国制限が旅行ができるレベルで緩和されている事、おわかりいただけましたか?

それでもちょっとコロナ禍以降の初めての海外旅行は心配と言う人も多いことでしょう。しかも個人手配だと、オーストリアへの旅行は決してお安くありません。
だったらツアーにしてみましょう。ツアーだったら相談窓口もあり、困った時のサポートもしてくれる上に、先ほど紹介したトラベル・スタンダード・ジャパンならオーストリアの旅行が信じられないほど安い!
このコスパ、他ではなかなか真似できなさそうですよ!

オーストリア いつ行ける

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