
サイパン入国制限解除・最新入国方法徹底解説※5月16日更新
サイパンの最新入国方法をわかりやすく解説!北マリアナ諸島サイパンはアメリカの自治領。そのためアメリカの入国方法に従う部分もあり、少し違う点もあり。アメリカが入国制限を解除したため、サイパン入国もワクチン接種証明の提示が不要になりました。日本の入国制限も解除。日本の帰国にワクチン接種証明は不要、帰国前の検査や陰性証明書提示義務はなくなりました。いよいよ南国リゾートサイパン旅行完全復活です!チャーター便の直行便なら4時間かからず行けるサイパン。チャーター便以外は経由便になるので、6,7時間ほど。
サイパン含む北マリアナ諸島の入国制限が解除!
アメリカ政府は、国外からの渡航者に対して入国の際に義務付けていた2回以上の新型コロナウイルスワクチン接種証明書の提示を撤廃しました。
このことでサイパンを含む北マリアナ諸島へ旅行する際も入国制限は撤廃されました。
サイパンとグァムって何が違うの?
サイパンと聞いて何を思い浮かべますか?
恐らく誰もが「グアムとサイパンってどう違うの?」という壁にぶつかったことがあるでしょう。サイパンは北マリアナ諸島、対してグアムはマリアナ諸島の南端にあり、日本からの距離はあまり変わりません。 サイパンは以前は日本領だったのですが、第二次世界大戦後、アメリカの自治領になりました。
グアムはアメリカの準州ですが、もともとはスペインは統治。そのあとアメリカの統治下となります。その後、太平洋戦争で約2年7ヶ月間日本の領土に。しかし終戦後、アメリカ領に戻りました。
サイパンはグアムと比べると小さく、115平方キロ。

皆がぶつかる「サイパンとグアムの何が違うかわからない」問題
バブル期に日本の開発が入り、日本資本のホテルがどっと参入。日系ホテルが沢山建ったことから大サイパンブームが来たこともあります。
あのレジェンド(なんの?)森高千里の「私がおばさんになっても」と言う曲にもしっかりと「夏休みには二人してサイパンに行ったわ」なんて歌詞があります。「知らない…」という人は、その頃のサイパンフィーバー(もうフィーバーってね)をお父さんやお母さんに聞いてみるのもいいでしょう。
コロナ禍以前はお休みが長く取れない方々に人気だったサイパン。サイパンの入国制限が解除されたことで、気軽に行けるツアーもどんどん催行されていますよぉ!
色々リサーチしたところ、この旅行会社のツアー安い!じゃーん!トラベル・スタンダード・ジャパンです。何も言わずにとにかく見て!
コロナ禍以降、燃料サーチャージが上がり、航空券も高い中、ツアーだったらこんな料金でいけるの?と驚いてしまう価格です。これ今だとアジアの人気国より安いですよね。
海外のビーチリゾートは物価が高くて「今はアジアしか行けない」と思っているアナタ。この料金見たら考えが変わるはず。

日本から近いのにこの海の色!泳ぎたぁーい!
ひとつだけ気を付けたいこと
サイパンの澄み切った美しい海ではリゾートしまくりましょう。ただ、一つだけ心にとめておきたいことがあります。
サイパンには有名な「バンザイクリフ」という場所があります。
ここは1944年6月に、アメリカ軍に追い詰められた日本兵や民間人が「天皇陛下バンザイ」と叫びながら海に実を投げた場所です。自殺者の数はなんと1万人とも言われているとても悲しい歴史がある場所なのです。
しかし、多くの旅行会社の紹介者品や、ガイドブックに、バンザイクリフでバンザイをして撮影した画像が多く見られ、意味が分からない、または意味が分かっていても不謹慎であるということが分からない方もいるようです。
以前それを目撃したアメリカ人から「何で日本人は日本兵がなくなった場所でみんなバンザイするんだろう」と言われたことがあります。
日本を命がけで守ろうとした多くの方々が自殺しかできなかった場所。間違ってもバンザイはせず、亡くなった方たちに祈りを捧げてくださいね。

サイパン観光では必ず立ち寄る名所「banzai cliff」
日本も入国制限を解除!日本帰国はどう変わった?
サイパンはアジアより安いツアーを催行している旅行会社もあるんだー!それはよくわかった。
所で日本帰国って今制限あるんだっけ?という皆さん。あれだけ水際対策終了とニュースで騒がれたにもかかわらず「日本ってもう海外無制限にいけるんですか?」とよく聞かれる筆者。
みなさーん、もう日本帰国に何の条件もいらないんですよ!
ここでは入国制限解除後の日本入国最新トピックを抑えておきましょう。
ワクチン接種証明・陰性証明書提示義務は撤廃
日本帰国にこれまで必要だったワクチン接種証明・陰性証明書提示義務は撤廃されました!もう何の準備も不要。コロナ禍前同様に旅行ができ、帰国できます。
コロナ禍の日本の入国制限は世界でも屈指の厳しさを誇っていました。
日本帰国(海外からの入国も同様)には3回以上のワクチン接種証明書もしくは日本帰国前72時間以内に渡航国で新型コロナウィルスの検査を受けた陰性の証明書のいずれかが提示できなければ、原則日本帰国および入国はできなかったのです。
それを考えれば雲泥の差ですね!
「Visit Japan Web」を登録。税関が自動ゲートで通過できる
コロナ禍前の帰国と異なる点はたった一つ。「Visit Japan Web」の登録です。
コロナ禍は検疫を入国前に済ませられるファストトラックの手段としても活用されてきたWebサービス「Visit Japan Web」ですが、入国制限解除後も継続して利用されることになりました。
日本国民が帰国のために登録するのは旅行者の情報と、税関申請のみ。帰国6時間前までに済ませておきましょう。旅行者情報は今後、海外旅行に行く際に応用できるので、面倒なのは初回の登録だけ。
パスポートの更新の際にもパスポート登録をし直す必要があります。
登録を済ませたら日本国民は税関申請のみのQRコードを取得し、QRコードリーダーにかざせば自動ゲートを通過できます。
登録方法などは後ほど日本入国の項目で詳しくお知らせします。
なぜサイパン旅行がおすすめなの?
ごりごりサイパン旅行をおしてくるけど、なに?何なの?と、この記事を読みながら考えている皆さん。
なぜ、今サイパンがおすすめなのか、お教えしましょう!
サイパンツアーはアジアツアーより安い!
やはり、成田や関西空港からだと最短約3時間半で行ける最も近い海外のビーチリゾートの一つであるということ。また、金曜日に飛んで、日曜日の便で帰国できるという、沖縄旅行感覚で行けるとというのもお勧めのポイント。
でもこの際、いつもより長く行くのもアリかもしれませんけどね・・・。
安・近・短はコロナ禍前までアジアの特権でしたが、まだ完全にLCCが復活していないアジア路線。2023年5月現在は「あれー?昔はもっと安かったのに!?」と思うツアーや航空券に悲しくなります。
さきほどおすすめしたトラベル・スタンダード・ジャパンのサイパンツアーはなんと4万円台からあるんです!
東南アジア路線は往復8万円でも安い方。LCC完全復活までは、サイパンツアーの方がお得。
これだけ安いツアーがあれば断然サイパンがおすすめだと思います。
サイパンはESTA(エスタ)の申請が不要
後述しますが、45日以内の観光であればサイパンはアメリカ合衆国で必要なESTA(エスタ)の申請が不要なんです!
日本から一番近いアメリカ!燃油サーチャージも安い
今問題になっている燃料サーチャージの高騰。燃料サーチャージは距離で料金が決まるので、日本から近いサイパンは燃料サーチャージの設定が比較的お安め。遠くのリゾートで旅行に関係ない出費するなら、近くのリゾートで食事やショッピングに使った方が良いよね♪っていうことで、筆者はサイパン推し!

なるほどぉ!
という訳で、今こそサイパンへ!
入国制限解除後のサイパン旅行準備から日本帰国まで見ていきましょう。
サイパン入国について理解しておきたいこと
前述通りサイパンはアメリカの自治領です。ただしミクロネシアのリゾート地ということで、アメリカ本土やハワイと違う側面もあり、実はアメリカ本土やハワイより入国がしやすい点も!
サイパンはESTA(エスタ)が不要
サイパン入国は日本国籍者で、45日以内の観光・商用の滞在であれば、アメリカ本土やハワイで必要なESTA(エスタ)の申請が必要ないのです。
その代わり、機内で配られる入国申請書の用紙に英語で必要事項を記入して、サイパンの空港の入管に提出しなければなりません。
サイパン最新入国方法
①パスポートの有効期限を確認
日本国籍者は、米国入国日から日本に帰国するまでの間、パスポートが有効であればOKという、特別扱いをしてもらえます!
これは日本が国別協定(Six-Month Club)で定められている「6ヵ月ルール」が免除されているから。
本来アメリカはパスポートの有効期限がアメリカ到着時6ヵ月以上ないと入国できないことを思えば、ありがたいですよね!
ただし、しばらく海外旅行をしてなかった人も多いのでは?帰国するまでの間のパスポートの残存期間がないことが旅行当日にわかったら大変です。まずは旅行を予約する前にパスポートをチェックしましょう。
②航空券を取る
サイパン行きの直行便は3時間半で到着するありがたい存在。ただ、そんなに多く飛んでいません。コロナ禍前はチャーター便を多くの旅行会社が出していましたが、現状以前の現状には戻っていません。
経由便の方がお得で安い場合が多いですが、6時間以上かかります。
◆自己都合のキャンセルの返金はありません
コロナ禍は、搭乗する人が少なく融通を利かせてくれた航空会社もありますが、コロナもだいぶ落ちつき定期便が徐々に復活している今、航空券は自己都合のキャンセルができない料金体系もあるので気を付けて。
◆2023年5月16日現在の予約時の注意
コロナ禍以前はチャーター便や経由便も、もっとたくさんあったはず…。日本とサイパンの入国制限解除で今後再就航やチャーター便が増える可能性大とはいえ、調べにくいですよね?
他空港まで他の手段で行き、飛ばなければいけない場合も多いです。
そんな時は旅行会社で聞いてみるのが一番。
海外旅行に強いトラベル・スタンダード・ジャパンなら、ありとあらゆる方法を知っているのでおすすめ。なぜかというと、面倒になったらツアーの相談もできるし、大手旅行会社では絶対にやってくれない、ツアーのカスタマイズもやってくれるんです。
といことで筆者は海外に行く前にトラベル・スタンダード・ジャパンに相談。これ基本です。
③海外旅行傷害保険に加入!
これはあくまでも任意ですが、入国制限が解除されても、新型コロナウィルス感染症が季節性インフルエンザと同じ5類に移行しても、なくなるわけではないのです。インフルエンザと同じって言いますが、インフルエンザに感染したら会社を最低でも7日間休みませんでしたか?そしてもの凄く辛かったです。
新型コロナウィルス感染症もオミクロン株以降は無症状の方が多いですが、軽症と言われる人たちと発熱の高さはよく聞きました。40度近くですって!
サイパンはアメリカの自治領。アメリカ人は口をそろえて「アメリカは医療費が高い!」と言い、滅多なことでは病院に行きません。会社や個人の保険証が使えない、医療費の高額な国で新型コロナウィルスに感染したらどうなるのぉ?
クレジットカードに付帯されている海外旅行保険でいいや!と思っている場合も、新型コロナウイルス感染症に対応しているのか、対応している場合も補償額などを合わせて確認しておきましょう。
万が一高熱が出た場合、動けず予定してた飛行機に乗れなかった、という場合でも旅行の病気やケガが原因でくれた場合の飛行機手配をしてくれる海外旅行傷害保険は加入しておけば安心度が違います。

サイパン旅行で入院なんて考えただけで恐い
④宣誓書不要!
コロナ禍はアメリカ疾病対策センターへ、宣誓書を書く必要がありました。しかしこれは入国制限解除と共に撤廃!
⑤コンタクトトレーシング不要!
渡航者の情報の提供であるコンタクトトレーシングも入国制限解除で不要に!
⑥45日以内の滞在であればビザ不要!
サイパンは観光・商用目的での45日以内の滞在であれば、査証(ビザ)は不要です。
⑦機内で入国申請の用紙を記入
前述通り、45日以内のサイパン滞在は、日本国籍者はESTA(エスタ)の申請を免除されます。その代わり、機内で配られる入国申請の用紙を記入。係員に提出します。
⑨サイパン入国!
サイパンの空港では、コロナ禍前同様の入国審査と税関のみで入国可能。
サイパンから日本への帰国
日本の入国制限は解除されています。それでも登録が必要なものがあります。詳しく見ていきましょう!
Visit Japan Webへ旅行情報と税関申請を登録
日本政府は「Visit Japan Web」の登録を勧めています。日本帰国6時間以上前にこの申請をすませておくと、日本入国から空港を出るまでがとてもスムーズ。
義務ではありませんが、登録しておかないと、日本到着後空港の外に出るまで時間がかかります。
Visit Japan Web登録方法
「Visit Japan Web」の登録方法を解説します。
用意するもの
・パスポート
・航空券
・WI‐FI接続可能なスマホ
①「Visit Japan Web」でアカウントを作成
アカウントの作成はこちらから⇒「Visit Japan Web」
②利用者情報の登録
③旅行スケジュールの登録
④必要な手続きの情報登録(現在はここで税関申請の登録が必要)
⑤税関のみのQRコードを取得。
「Visit Japan Web」は直前に登録をしなくても良いため(日本帰国目安14日前から入力可能)、短期の旅行でワクチン接種完了者であれば、日本出発時に入力を済ませることも可能。面倒なら済ませて飛び立つこともスマート!

※Visit Japan Webより

※Visit Japan Webより
2週間以内の旅行なら「Visit Japan Web」は日本で登録可能
旅行中にファストトラックの登録をするのって面倒だなあと思った方。
実は旅行が14日以内で、3回以上のワクチン接種証明書が手元にある場合、「Visit Japan Web」を日本で入力できるって知っていました?
それって意味ないじゃんと思ってしまいますが(笑)実は「Visit Japan Web」は日本帰国目安14日前から入力可能です!
ただしワクチン接種が3回未満で、陰性証明書を取得して日本に入国する場合は、陰性証明書の有効期間が72時間前以内となるため、サイパンでの入力が必要です。
デジタル庁の公式サイトには「Visit Japan Web」のマニュアルが掲載されてます。
Visit Japan Webの入力説明はこちら⇒Visit Japan Web 操作説明書
日本到着後は?
日本到着後はまず入国審査。
パスポートを見せるコロナ禍前の入国と同じです。
税関まではとくに「Visit Japan Web」の提示は不要。税関前の読み取り機にQRコードを読み込ませると、申請は終了しているため自動ゲートから出ることができます。
2023年サイパン旅行再開はお得すぎるツアーから!
日本とアメリカの入国制限解除で、サイパン旅行はコロナ禍前同様に活気づくことでしょう。
2023年5月現在、航空券はコロナ禍前より1.5~2倍ほど高い印象です。一人の場合は航空券を抑え、好きなホテルに宿泊した方が安い場合が多いですが、2人以上ならツアーがお得!
筆者のおすすめ、トラベル・スタンダード・ジャパンのツアーは、なんと、どのツアーもカスタマイズも可能なので「ツアーは決められた行程やホテルがイヤ」と思っている人も、安心です。
更にお好みのホテルにツアーをカスタマイズすることも可能なのです。
大きな声じゃ言えませんが、カスタマイズ代も大手の旅行会社だとこの料金は無理。
ずっと我慢していた海外旅行!サイパンから始めましょう!